このページの要旨

小野寺防衛相は、オスプレイ事故直後には、常識的に米軍への飛行停止要請を口走った。
しかし、すぐに対米隷属の家業を思い出し、オスプレイの飛行を容認してしまった。
自民党の売国奴政治家たちは、日本の国民のことなど考えてもいず、保身と米国のご機嫌取りを最優先していることを、世界にさらけ出してしまった。
トランプ政権と北朝鮮とが、秘密裏の交渉を続けていたことは、すでに『兵頭正俊の優しさ出前』では紹介していた。
秘密裏の交渉それ自体に意味があるのではない。
どのような成果を上げたかが問題なのだが、成果は上がらなかったようだ。

平時でも生産し続ける米国の膨大な兵器は、そのはけ口を戦争に求める。
極東で第三次世界大戦を起こすために、もっとも必要なことは、日韓の指導者が、米国の北朝鮮への先制攻撃を承認することだ。
その点、日本のトップが愚かな戦争屋・安倍晋三であることは、米国戦争屋にとってまたとない機会なのである。
米国の軍事政権内部で、トランプの位置が少数派に転落し、きわどくなっている。
もし政権内部のネオコンが開戦で圧力をかければ抗しきれない可能性がある。
トランプ自身に終末思想が根強くあり、政権内の孤立した状況からディスペラートになり、400万人以上が死ぬハルマゲドンに突き進む可能性がある。

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1 成果無き米朝秘密交渉

米海軍安全センターが、オーストラリア沖で8月5日に起きたオスプレイの事故について、事故の深刻度をもっとも重大な「クラスA」と発表した。

小野寺防衛相は、オスプレイ事故直後には、常識的に米軍への飛行停止要請を口走った。
それが世界の常識であり、日本人なら誰でも考えることだ。
しかし、すぐに対米隷属の家業を思い出し、オスプレイの飛行を容認してしまった。

その直後に米海兵隊が安全のために全世界飛行停止点検を宣言した。
何とも日本政治家のレベルの低さを示す、ばつの悪いことになってしまった。

自民党の売国奴政治家たちは、日本の国民のことなど考えてもいず、保身と米国のご機嫌取りを最優先していることを、世界にさらけ出してしまった。

防衛大臣がこの体たらくである。
いまや日本にとって、もっとも危険なのは、金正恩でもなく、かれが打ち飛ばすミサイルでもない。
日本の安倍晋三であり、いつ事故をおこすかわからない「未亡人製造機」「空飛ぶ棺桶」の異名をもつオスプレイである。

それを、もっとも切実に感じているのは沖縄である。
沖縄では、「オール沖縄会議」の呼びかけた集会に約4万5000人が参加した。
辺野古の米軍基地建設中止や、普天間基地の閉鎖・撤去、オスプレイ撤収を訴えた。

トランプ政権と北朝鮮とが、秘密裏の交渉を続けていたことは、すでに『兵頭正俊の優しさ出前』では紹介していた。
秘密裏の交渉それ自体に意味があるのではない。
どのような成果を上げたかが問題なのだ。

『Sputnik日本』(2017年8月12日)は次のように報じている。

トランプ政権は外交チャンネルを通じ、朝鮮民主主義人民共和国と数か月にわたる交渉を行ってきた。
交渉では北朝鮮に拘束されている米国市民の運命と双方向のコンタクトに主たる注意が払われていた。
11日、AP通信が報じた。

消息筋によれば、トランプ政権は北朝鮮との間の緊張を取り除くことができなかった。
秘密裏のコンタクトは「より深刻な交渉」を開始する土台になりうるという。

朝鮮半島情勢は北朝鮮が自国の核ミサイルプログラムを活発に伸長していることを背景に依然として極めて緊張した状態にある。
7月、北朝鮮は弾道ミサイルの発射実験を2度行っており、これが日韓米の厳しい反応を呼んだ。
米国は北朝鮮問題に対しては軍事行動を含め、あらゆるパターンの行動がとられうることを数度にわたって指摘している。

先ほど、トランプ米大統領は11日、ニュージャージー州で記者団に対して、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が「露骨な威嚇を行い、グアムや米国の領土、同盟国に何かすれば、すぐに後悔することになるだろう」と語り、北朝鮮をけん制した。
北朝鮮への追加制裁を検討しているとも述べた」(「トランプ政権 北朝鮮と秘密裏の交渉を続けていた」

2 米国戦争屋に利用される安倍晋三

つまり交渉は何ら成果を上げなかったばかりか、双方に話し合ってもムダだというマイナスの結論しかもたらさなかった。

米朝を取り巻く状況を考えるうえで、5つの重要なポイントがある。

(1)米国軍産複合体(実際は、軍事・技術・議会の複合体)は、1776年の建国以来、239年中、222年間を戦争で、1805年から248の軍事介入で経済を回してきた。

つまり平時でも生産し続ける膨大な兵器は、年とともに在庫が膨れあがり、そのはけ口を戦争に求めるということである。
これは米国の宿命であり、世界中で米国が嫌われる最大の原因になっている。

(2)トランプ政権は軍事政権である。
それは、かれがワシントンDCの攻撃から自らを守るために仕方なく選んだ方針でもあった。

米国での権力闘争にはCIA、NSA、FBIやペンタゴン、それに民主党と共和党両党の指導部、メディアが係わっている。

トランプは、多数派を自分と同じ思想の人間で固める組織の原則を知らなかった。

そのため、いまは政権のなかで少数派になり、孤立を深めている。
もっとも深刻なのは、政権にワン・ワールドを志向する勢力の影響が忍び寄ってきていることだ。

(3)極東で第三次世界大戦を起こすために、もっとも必要なことは、日韓の指導者が、米国の北朝鮮への先制攻撃を承認することだ。
その点、日本のトップが愚かな戦争屋・安倍晋三であることは、米国戦争屋にとってまたとない機会なのである。

安倍晋三は、米国ディープステート(国家の中の国家)の中核である外交問題評議会(CFR)と、その下部組織で、マイケル・グリーンとリチャード・アーミテージの戦略国際問題研究所(CSIS)のパシリなので、その指示通りに動く。

(4)米国の軍事政権内部で、トランプの位置が少数派に転落し、きわどくなっている。
もし政権内部のネオコンが開戦で圧力をかければ抗しきれない可能性がある。

(5)トランプ自身に終末思想が根強くあり、政権内の孤立した状況からディスペラートになり、400万人以上が死ぬハルマゲドンに突き進む可能性がある。

以上の5点を常に考えておく必要がある。

現在の日本の状況は、安倍晋三が森友・加計学園事件と日報問題で追い詰められていることから、北朝鮮の危機をことさらに煽っているとする見方がある。
確かにその見方は大切である。

しかし、この見方の限界は、そこで思考が停止してしまうことだ。
どんなに状況が危機的になっても、こと北朝鮮に関しては、スピン報道になってしまう。
ここは、複眼的に考察し、判断せねばならない状況になってきた。

これまで何度も指摘してきたが、米国には3つの顔がある。

ひとつの顔は、トランプ大統領と国務省を中心とした顔である。

ふたつ目の顔は、「米国軍産複合体・イスラエル・米議会・国際金融資本(米金融ユダヤ)・メディア」を中心とした顔である。
ジャパンハンドラーはこの顔の日本における手足である。
日本では安倍晋三がこのふたつ目の顔に隷属している。

みっつ目の顔は、米国を陰で支配し、操っている国際金融資本である。
具体的には、ロスチャイルドやロックフェラー、ジョージソロスら、シオニズムのグローバリスト、ワン・ワールド主義者、世界統一政府の樹立を志向する顔である。

このふたつ目の顔とみっつ目の顔が、北朝鮮への先制攻撃を目論んでいる。

ここにきて、世界からトランプと金正恩に自制を求める声が強くなった。表向きは両者への自制を求めているが、北朝鮮には米国を本気で攻撃する力はないので、トランプへの自制を求めたものであろう。

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