米中戦争の火種は残っている(2)

昨日は夕方から外出していて、帰ったのは遅かった。ほんとうに久しぶりに夜の三宮を見た。おそらくすれ違う人々のなかには多くの外国人がいたのだろう。しかし、母国語で話さないかぎり外見からはわからない。

移民には原則としてわたしは賛成だ。一番の理由は日本人もこれから移民を受け入れてもらわなくてはならない国になったからだ。こればかりは相互に織りなす必要がある。こちらからはそちらに出てゆく。しかし、そちらは来るな、というわけにはいかない。

しかし、現在の移民には反対だ。民族の興亡を決めるこれほど重要な問題を、国民的な議論と合意なしに、勝手に、イルミナティとCIA、反日カルトの統一教会、日本会議、清和会、創価学会などで決めている。アホぼん三世こと安倍晋三は李氏朝鮮型の奴隷の島を目指している。その日本民族解体の究極が移民によって果たされつつある。

ネイティブの数は多くても、実権は移民の少数派が握った国は存在する。おとなしい、人の良い、政治に無関心なネイティブが抑え込まれ、駆逐される。政治、官僚、経済、メディアの頭をとってしまえば、少数派でも国は乗っ取れる。そういうことを日本人は知らない。

ほんとうにわかっていない。

この日本を、何十年か先に自分たちのものにしようという気合いの移民と、移民をなるべく低賃金の奴隷として使おうという、のほほんとした日本人とでは、最初から勝負はついているのだ。何十年か先には日本人が奴隷にされているだろう。

繰り返すが数など問題ではないのだ。いまも自民党は、合法的に少数支配を実現しているではないか。それがいずれ異民族少数支配の国に、この国は形を変える。

わたしがいっているようなことは、ほんとうは保守や右翼の政治家がいわねばならないことなのだ。しかし、かれらは売国に忙しく、現在、日本の愛国精神は左翼リベラルや左翼のなかに辛うじて生き延びている。

いまは、「日本スゲー系」の同調圧力も、反日の異民族から流されている。テレビで、ユーチューブで、ツイッターで、フェイスブックで。それを真顔で喜んでいるネイティブの日本人がいる。もう勝負はついているのだ。時間が必要なだけだ。

ほんとうに日本人は政治に弱い。

ひとつは島国で、国境を接する隣国との外交、隣国からの侵略を止める、常に汗水流す経験がないからだろう。朝鮮半島にも現在の価値で何十兆円の金を注いできた。李氏朝鮮の奴隷制度を改めさせたのも日本だ。外国の識者にも、欧米と違って、日本はほんとうに朝鮮のために働いている、と呆れたように賞賛している人たちがいた。しかし、感謝されるどころか、最後は「出て行け」であり、見下されて幕を引かれている。

朝鮮半島は日本にとっては鬼門である。朝鮮半島には、米中露の利害が絡んでおり、この三国が日本に要求するのは「金を出せ」しかない。あとは全部自分たちがやるということだ。声がかかれば、劣化した日本政治は、嬉しそうに金を運びはじめるだろう。金を貢ぐだけが取り柄のバカ国家なのだ。

いまは幸い米中露に韓国、北朝鮮の5か国から蚊帳の外におかれている。これを僥倖として朝鮮半島には関わらないようにすべきだ。大枠として、日本は米中露、それにインド、オーストラリア、欧州などと仲良くする道を模索すべきである。とくに政治的には欧州から学ぶべきものはまだ多い。

朝鮮半島にはまだ第三次世界大戦の火種が残っている。それが優れた世界の政治家・識者の見方だ。これも忘れるべきではない。

今日は、元オーストラリア首相ケビン・ラッドの書いた「米中戦争を回避するには―― アメリカの新中国戦略に対する10の疑問」を採り上げる。じつは『兵頭正俊の優しさ出前』の購読者にとっては前回に続く第2回の配信になる。それで今日がはじめての『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』の読者にもわかるように書くのでご安心いただきたい。

(ケビン・ラッドは、第26代オーストラリア首相。現在はアジアソサエティ政策研究所の会長)

この論文は『Foreign Affairs Report』2018年12月号の、先行公開された論文である。

簡単に前回のメルマガを振り返る。トランプの政策は「戦略的競争」と呼ぶべきものである。この戦略には危険な要素がある。

それは戦略的競争が、米中関係の打ち切り、対立に発展し、新冷戦下の封じ込めに逆戻りする要素であり、それが武力紛争へ急速にエスカレーションしていく要素であるからだ。

これまで米国は、常に米国を追い越しそうなナンバー2を、叩いて潰してきた。しかし、これまでのソ連、日本といったナンバー2と違って、中国を叩く米国は明確な凋落のなかにある。その点、中国は冷静に時の経過を待つだろう。無理をして戦争などする必要はないのである。

ケビン・ラッドは、ここで米国の「戦略的競争に対する疑問」として10点を指摘する。

以下は、その10点の骨子だけを、兵頭の方でまとめたものであるが、前回の骨子(1〜5)をさらに短くして、紹介する。

1 米中貿易戦争にはふたつの可能性がある。ひとつは、北京が譲歩して、米国の求めに応じた行動をとるようになる可能性。ふたつめは、中国が危険な賭けに出て、現在の路線をとり続ける可能性だ。

2 米中の戦略的競争下で、米中は軍事的な偶発的接触・衝突、それに中国による米国債の購入をどのように管理していくのか。

3 米中は、ともに共有できる概念的枠組みを作らなければ、新冷戦、そして熱い戦争への道を回避できない。

4 米国による中国の全面的な封じ込め、包括的な経済関係の切り離し政策は失敗する可能性が高い。

5 かつてのソ連と違って現在の中国は、自国の経済的影響力を利用して有志連合の類を築き、ソ連とは質的に異なる路線を試みている。

以上の5点を前回のメルマガで紹介した。

今回のメルマガはこの続き(6〜10)である。兵頭の方で骨子を紹介する。

ケビン・ラッドは書いていた。

6 一帯一路構想など、中国のスケールの大きい戦略に対抗できる戦略は米国にはない。逆に米国は、今後も対外援助予算を減らし、外交インフラを削減していくのか。このままでは中国との戦略的競争に勝利することはできない。

7 中国が世界で築き上げている経済関係と、米国はどのように競争していくつもりなのか。すでに、アジア、アフリカで、中国は米国以上に大きなパートナーだ。欧州と南米もこれに続くだろう。

8 米国の同盟国の多くは、米国の戦略シフトが成功するかどうか、様子見をするために、保険策をとるかもしれない。

9 中国の地域的・グローバルな支配状況への代替策として、米国は新戦略をどのような概念として世界に訴えていくのか。

10 米中経済が大きく切り離されていけば、二国間貿易は崩壊するか、大幅に縮小する。この衝撃は2019年の米国に相当にネガティブな衝撃を与える。世界規模のリセッションを引き起こす恐れもある。

以上の10点をケビン・ラッドは米国の「戦略的競争に対する疑問」として挙げていた。

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