第三世界へと向かうアメリカ」で、Paul Craig Roberts が「全国TV放送された会議で、雇用の海外移転の結果、20年後に、アメリカは第三世界になるだろうと私は断言した。11年前のことだったが、私の予言の残り9年間が満了する前に、アメリカは第三世界状態へと落ちぶれる途上にある」(『マスコミに載らない海外記事』)と書いている。

「アメリカは第三世界状態へと落ちぶれる途上にある」とは思い切った予測である。しかし、これまでも経済学者の予測よりも、ジャーナリストや思想家、文明評論家の予測の方が、よほど将来を正確に予測してきた。

首輪をつけた学者が、既得権益支配層の飼い犬化している。これは、全共闘世代にとっては自明のことである。また、3.11以降の日本国民の多くも、原発安全神話の崩壊によって知ったであろう。

ノーベル賞に大騒ぎしている。しかし、受賞者の殆どは専門バカである。新聞記者のひとりでも「福島第1原発の現状についてどう思うか」「戦争法についてコメントを聞かせてほしい」と訊いたら、何も考えていない冷酷さに唖然とするだろう、外国人は。

日本人は、そんな質問をした記者を非難するのかもしれない。そんなことは難しすぎるというのなら、「安倍晋三の大学改革について感想を聞かせてほしい」でもよい。これなら足元のことだから自分の問題になっているだろう。ところが、間違いなく感想はいわない。こんなことは全共闘世代にとっては自明のことだ。

もっとも東京の大手(「記者クラブ」)メディアの、そんな質問をしない冷酷さも、たいしたものだが。

国際社会では、日本人は他人(弱者)にもっとも冷たいサルと揶揄されている。しかし、メディアがいっさい真実の情報を閉ざしているので、日本国民は自分を知らないのである。

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「上丸洋一

ラムズフェルドに勲章をおくった日本政府は、ラムズフェルドが命じた空爆で家族を失ったイラクの子どもや若者、老人、父、母にそれをどう説明するのだろうか。どんな言葉がありうるのだろうか。私には全く想像できない」

元国防長官に、旭日大綬章。わたしが思い出したのは、米空軍参謀総長カーチス・エマーソン・ルメイ(Curtis Emerson LeMay)に対して、昭和天皇裕仁が勲一等旭日大綬章を与えたことだ。

このルメイこそ、「鬼畜ルメイ」・「皆殺しのルメイ」と日本国民の怨嗟の的になっていた人物である。原爆投下を行った部隊の指揮官だった。また、日本都市の無差別戦略爆撃を立案した張本人だった。

この同じ褒章を与えるところに、日本人の異様なまでの、からっぽの冷たさ、考えない冷たさを感じるのは、わたしひとりではあるまい。自民党の「今だけ、金だけ、自分だけ」の冷たい政治は、過去と通底しているのである。

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続けてPaul Craig Roberts は書いている。

「そうではなく、経済が生み出しているのは、ウエイトレス、バーテンダー、小売店員や、救急医療サービス等の低賃金の非正規雇用しかなく、雇用全体に対する比率として、給付をもらえる常勤雇用は減少し続けている。

こうした非正規雇用では、世帯を形成するのに十分を所得は得られない。結果的に、連邦準備金制度理事会の調査が報じている通り、“全国的に、2012-2013年には、25歳の人々の約半数が両親と同居しており、1999年のわずか25%からは激増だ。

25歳の人々の半数が世帯を形成できなければ、住宅や家具の市場は崩壊する。

(中略)

家族そのものや、法の支配、政府の説明責任を含め、経済・社会インフラは崩壊しつつある。

雇用が海外移転されたため、あるいは労働ビザを持つ外国人に与えられたために、大学卒業生が職につけないと、大学教育に対する需要は減少する。借金を背負った上に、学資ローン返済もできない仕事にしかつけないことになるのは、まずい経済的意思決定だ。

(中略)

ソ連崩壊は、アメリカ合州国に対して起きたことの中で最悪だった。ソ連崩壊の二つの結果は壊滅的だった。一つの結果は、アメリカ世界覇権というネオコンの傲慢さの勃興で、これが経費は6兆ドルの14年間の戦争をもたらした。

もう一つの結果は、社会主義インドと共産主義中国の考え方の変化で、両大国は、活用されていない膨大な労働力を、欧米資本に開放することで“歴史の終わり”に対応し、この記事が説明しているアメリカの経済的衰退という結果をもたらし、悪戦苦闘中の経済に膨大な戦債を背負いこませている

一読してわかるのは、米国と日本との相似性である。

1 非正規雇用の増加(正規雇用の減少)

2 若者の、年金生活の両親との同居

3 家族、法の支配、政府の説明責任、経済・社会インフラの崩壊

4 大学生が借金を背負った上に、学資ローン返済もできない

これらはそのまま日本の状況だ。

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もっとも、米国の状況で敷衍しておけば、「4」に経済的徴兵制(米軍は志願制だが、米国の貧困層にとっては事実上の徴兵制になっている)を挙げておいてほしかった。

また、驚きのこの写真を見て欲しい。「第三世界へと向かうアメリカ」とは、国家の品格がなくなっていくということでもある。覆面をしたISIS兵士の右腕に、「UNITED STATES ARMY」の入れ墨がある。ISISが米軍の傭兵であるばかりか、米軍がISISの一部になって戦っている真実を暴露するものだ。

さらに、「米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は2日、JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカ(BOA)、シティグループなど8つの米大手銀行持ち株会社の格付けを引き下げ方向で見直すと発表した。米政府が危機時に銀行を救済する可能性が低くなったことが理由」(『ブルームバーグ』)と報道されるなど、米国の退潮は止めようがなくなっている。

宗主国による、日本構造改革の凄まじさによって、米国の退潮はそのまま日本の退潮につながっているのである。

日本の場合は、放射能汚染があるので、退潮(第三世界化)は、より確実であり、必至である。

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