Syntax が10月24日に、こんなツイートをしていた。

グーグルの「日本」の検索結果。
右上の地図で東京が無くなって大阪だけになってたり、目的地の都市から汚染が確定してるエリア(東京から仙台くらいまで)が消えてたり、だいぶ変わって来てる。まだ皇居と東京ディズニーランドが残ってるけど。

グーグルのイメージサーチも、東京とか関東のものが無くなって来てるね。
検索上位では関東周辺のものゼロかな。

やっぱ呟いとくわ。
東京の人、頭冷やした方がいいわ。
アメリカのグーグルマップから東京消えてるよ」

地図を見ると、都市名がない北朝鮮と同じ扱いだ。グーグルからバカにされたと思ってはならない。外国の怒りに気付くべきなのだ。

福島第1原発事件について、ある意味で日本が一番のんきなのではないか。無責任の隠蔽文化で、これまでは国内のことだったので、多くのことはそれですんできた。しかし、福島第1原発事件はそういうわけにはゆかない。

福島第1原発から、1日24時間、365日にわたって放射性物質が排出されている。それが世界中を、日々、汚染し続けている。

radioactivity pollution (6)

Chernobyl 2

radioactivity Tokyo

もっともよくないのは、政治が前面に出てこの問題と格闘しているといった懸命さが、外国に伝わっていないことだ。国内ばかりでなく、外国に向けても、政府は嘘ばかりついている。この、正直でないこと、誠実さがないこと、これが政治の世界では、もっともよくない。

いくら嘘をついても、外国は真実に沿って動く。アメリカのグーグルマップから、福島とともに東京も消えた。危険地帯はマップに載せないのだ。それが1300万人が活動している首都である。オリンピックを開催する都市である。

わたしは、日本政治が狂っているとしか思えない。おそらく東京オリンピックは、グーグルマップに載っていない首都での、世界で初めての開催になるのである。今後も、もうないだろう。

放射能に汚染された都市は、立候補しないからだ。それが外国人に対するマナーというものである。自分のことしか考えずにカミカゼ精神で立候補したのだろうが、外国人のことも考えたらどうだろう。

東京の大手メディアを相手にしているとわからないが、日本の国際的な地位が、急速に落ちていっている。安倍は、もはや公式の招待でなければオバマにも会ってもらえない。安倍は、せいぜい副大統領が相手にするほどの首相に成り下がっている。

隣国の中国、韓国とも首脳会談がもたれない。その理由として領土問題と歴史問題がクローズアップされる。しかし、それに加えて日本の国力の低下も、原因としてあるように思われる。

どうしても会わなければならない重要な隣国なら、好き嫌いは別にして習近平も朴槿恵も会った筈だ。もはや会う必要はない、どうでもいい相手に安倍晋三はなっているのである。

それを、米国の戦略としての戦争の変化に見てみると、傭兵としての自衛隊の使い方として顕在化する。

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以前のメルマガで採り上げた、ジョン・パーキンスの『エコノミック・ヒットマン 途上国を食い物にするアメリカ』を思い出してほしい。そこで展開した内容こそ、「タルムード」(ユダヤ商人に伝わる、門外不出の秘伝)を生きる国際金融資本(米金融ユダヤ)の世界だった。

ここでさらに考えを深化させる。その深化のモチーフを語るのには、以前の内容をもう一度思い返す必要がある。

1 米国のEHM(エコノミック・ヒットマン)が、世銀やIMFなどの国際金融機関の資金を外国に貸し付ける。

発注した仕事は米国系企業のものだ。借金を膨らませて、その国を実質的な植民地にするのである。

あるいはCIAなどの謀略で、その国を最初から暴力的に内乱状態にもってゆく。

2 その国の指導者が米国から自立しようとすると、最初はEHM(あるいはCIA)がやめるように警告する。植民地のリーダーが傑物で、それでも自立をやり遂げようとすると、「ジャッカル」が暗殺に出てくる。

3 「ジャッカル」も手に負えなくなったら、イラクやアフガニスタンに見られる米軍の登場である。フセイン、カダフィとも、IMFのドル支配を否定して殺害された。

以上は以前にも紹介したジョン・パーキンスの『エコノミック・ヒットマン―途上国を食い物にするアメリカ』で展開された、米国の侵略の骨格として、わたしがまとめたものである。

しかし、サブタイトルに「途上国を食い物にするアメリカ」とあるように、大国の中国やロシアに対してこの戦略は不適当である。そこで今回のメルマガでは、これをさらに大国向けに深化してみることにした。

1 まず米国の世界戦略がある。それはたいへんスケールの大きなものである。中心にあるのは、中露の分断である。あるいは中露を対立させる戦略だ。

2 さしあたって米国に狙われているのはロシアである。ロシアを構造改革し、米国に対立しない国に変える。

それについては、Andrew Korybko の「カラー革命: 戦争の新手法」が参考になる。

Andrew Korybko は次のように述べている。

「ユーラシア大陸中の社会の戦略的‘バルカン化’は、全大陸を不安定化させる上で、中枢的な手段なのだ。必然的な結末まで考える、ロシア、中国やイランといった、様々な文明と衝突し、それを寸断しかねない、民族的、宗教的、政治的無政府状態のうねりを生み出すことも想定されている。

いくつかの点で、アメリカのアフガニスタンとイラクでの戦争と、その混沌とした余波は、この原理の哲学的指令に従ったものと見なすことができる。

アメリカは、大陸の不安定化を進め、欧米権力をユーラシアの奥深く押し込む手法として、歴史的に、政権転覆作戦も実施してきた」

ロシアは歴史のある国である。すでに衰退過程に入っている米国の、お好みの国に変えられるとも思えない。

もちろん米国のこの戦略をロシアは掌握している。ロシアのBRICSへの加入はそれへのひとつの回答だろう。

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