たまたま出会った知人と放射能汚染食材に話題が及ぶ。

避けるべき危険な食材。福島周辺の川魚、高線量地域の路地キノコ、高線量地域のハーブ類、関東地方の川魚全般、太平洋産の底魚全般。

それに関東地方の柑橘類・梅・タケノコ・ブルーベリー・玄米・手作り糠漬け・原木菌床しいたけ・福島県高線量地域の桃、それにコンビニやスーパーの弁当・冷凍食品も恐いね、と話す。

結局、西日本の安全な食材を求めて、手料理で食する。そういう時代になったのだと思う。

もっとも呼吸による内部被曝については、ほとんどの人が無警戒である。これが一番危険な落とし穴になっている。困ったことに、住んでいる土地の空気の選択など誰にもできないのである。マスクを付けるしか仕方がないが、福島でもほとんど見かけないということだ。

なるほど、いっそ国民全部を被曝させてしまえば、責任を問われることも裁判で訴えられることもない。

賠償や補償を国家破綻に結びつけて防ぐこと。そこで放射能汚染がれきの全国拡散、「食べて応援」が起きた。その結果は、この国の既得権益支配層(政治家・官僚・経済人・原子力村・マスメディア)が考えたとおりに進行している。

確かにかれらが考えたように、日本民族はお人好しである。かれらの執拗で徹底的な愚民化政策の効果があって、政治的民度は世界でも最低なのだと思う。

陰謀や謀略にこれほど引っかかりやすい民族はない。それは皮肉なことに、「陰謀論」なる言葉が、批判者の洞察を打ち消すキーワードとして立派に通用している現実が正確に物語っている。

卑近なところでは「オレオレ詐欺」がある。これは永遠であろう。最近は、ネーミングが「母さん助けて詐欺」に変わったらしい。いずれにしても国民のこのお人好しこそ、既得権益支配層にとっては、たまらない福音なのである。

消費税増税はやらない、シロアリ退治、対米自立、官僚に代わる政治主導の政治、と約束して政権を握る。

続いて、実際に約束を履行しそうな小沢一郎を排除する。

菅直人や野田佳彦に、消費税実施、官僚の天下り・渡りの容認、対米隷属、官僚隷属の政治をやらせる。選挙前にいったことの真逆だ。

民主党を第二自民党に変質させる。それをやって、民主党のA級戦犯たちはほぼ生き残っているのだから、この国の民度の低さは折り紙つきである。

誤解はないと思うが、わたしは政治家も含めて民度が低いといっている。だまされる国民も悪いが、だます政治家の政治的民度の低さは、首相が街頭で騒ぐ聴衆に対して「あれは左翼だ」といい、政権与党の幹事長が、将来に言及して、徴兵制や出撃に反対する国民は死刑だ、とうそぶき、副総理が、改憲はナチスの手口に学べ、というのだから、筋金入りである。

これはまだ三番叟なのかもしれない。既得権益支配層の笑いが止まらないのはこれからで、今度の参議院選挙で禊を終えた後、民主党は蘇生するかもしれない。それがあってもおかしくないほど、この国の政治的民度は低いのである。

ところで、今回の参議院選挙の真の争点は以下の5点である。

1 TPP

2 原発

3 消費税

4 憲法

5 沖縄(普天間基地)

政権を担っている「自・公」と「民主党A級戦犯・維新・みんな」は、選挙後に、TPP参加、原発再稼働、消費税増税、憲法改悪、辺野古基地建設へと突き進む。

どのひとつとして国民を幸せにはしない。それを堂々と突き出す政治がどれほどの愚民観に基づくかは、考えるのも恐ろしいほどだ。まともに国民を人間としては見ていないのである。

7月4日に日本維新の会の石原慎太郎が、早速次のような争点隠しを始めたのだった。

「下手をするとこの国はシナの属国になる、チベットになる。そのためにも憲法を変えなきゃダメなんだ」

かつて慎太郎は、「シナ(中国)になめられ、アメリカの妾(めかけ)で甘んじてきたこの日本」と煽動したものだ。

所詮、「属国」も「妾」も、慎太郎の本気の慨嘆ではないのである。こういう話を面白がり、ついて来るバカがいることを、経験的に知っているのだ。

慎太郎の暴走のせいで、すでに日本は何兆円もの経済的損失を出している。晋三と慎太郎が組んだら日本は終わるのであって、米国や中国の「属国」「妾」にならないためにも、かれらをこれ以上勝たせてはならなかったのだが、現実は逆になった。

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ところで、この世には2種類の人間がいる。

ひとつは自分の利得・幸せのみを考えて生きていく人間である。

もうひとつは他人や社会の利得・幸福を考えて生きていく人間である。

アサンジやスノーデンは、明らかに他人や社会の利得・幸福を考えて生きる人間である。だから自分個人には何の利得・幸福ももたらさない、おそらく自分に災いをもたらす政治の悪・犯罪をあばいたのだ。

7月2日(2013年)にエドワード・スノーデンの声明を、内部告発サイト「ウィキリークス」が公表した。

スノーデンは、現在、米国の情報機関による世界的な盗聴活動を暴露したとして、国防関連情報漏洩などの容疑で、米検察当局に訴追されている。

まだロシアに亡命を申請したまま、モスクワにとどまっている。

スノーデンは、現在の日本や米国を考えるうえで、非常に興味深いことを語っている。

「私は1週間前に、真実を明らかにしたことで、自分の自由と安全が脅威にさらされているのが明確になったため香港を離れた。

私が引き続き自由でいられるのは、新旧の友人や家族、さらには私がまだ会ったことがなく、おそらく今後も会うことはないと思われる人々の努力のおかげである。私は、かれらを信頼し自分の生命を委ねており、かれらは私の信頼に対し私への信頼で応えており、私は感謝の気持ちを決して忘れないだろう。

オバマ大統領は木曜日(6月27日)に、私の事案について外交的な『策を弄する』ことは許さないと世界に向けて宣言した。ところがそう約束した後に副大統領に対し、私が保護を要請した各国の首脳に対し、私の亡命申請を拒否するよう圧力を掛けることを指示したと報じられている。

世界的なリーダーがこうしたごまかしをするのは正義ではない。亡命を超法規的に罰することも正義ではない。これらは、古く拙劣な政治的攻撃の手法である。かれらの狙いは、私ではなく、私に続く人々を怯えさせることである。

米国は何十年にもわたって、政治亡命の申請に対しては人権を最も強く擁護する国の一つとして対応してきた。残念なことに、米国が提示し採択した世界人権宣言第14条にうたわれたこの権利は、今や私の国の現政権により拒否されている。

オバマ政権は、市民権を武器として利用する戦略を採用した。私は何の有罪判決も受けていないのに、一方的に旅券を無効にされ、無国籍の状態に置かれている。オバマ政権は、司法による何の命令もないのに、誰もが持っている基本的な権利、すなわち政治亡命を求める権利を私が行使するのを阻止しようとしている。

結局のところ、オバマ政権は私やブラッドリー・マニング、トーマス・ドレークのような告発者を恐れているのではない。私たちは国籍がなくなったり、収監されたり、無力な状態に置かれたりしている。

オバマ政権は、あなた方を恐れているのだ。オバマ政権は、情報に通じた怒れる国民が、約束された―そして約束されていることが当然の―憲法に基づく統治を要求するのを恐れているのだ。

私は信念を曲げるつもりはない。多くの人が払っている努力に勇気付けられている。
エドワード・ジョゼフ・スノーデン」
(引用終わり)

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