(最初にご連絡
無料メルマガ『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』についてのご連絡ですが、
12月23日は配信する予定です。
12月30日と1月6日は休刊です。
新年は、1月13日より配信開始の予定です)
12月である。
今年もあと1回配信するのみになった。いろいろとあった2018年であった。年末の第197回の国会は、覚醒した多くの知識人が国会で行われている政治に見切りを付けた国会として記憶されるだろう。
それで今日のメルマガでは、国会について考えてみたい。
政治に期待するものがなくなり、自分のことは自分で守らねばならなくなった。ただ、終わった国での終わった国会、政府が国民を守らないばかりか、国民を攻撃し、貧困に追いやる現実に、国民が気付くのはまだだいぶ先のことになるだろうが。
日本の国会は、仮装の独立国家での、仮装の民主主義機関である。日本権力の実態は米軍にあり、米軍の許可なくして日本は戦争もできなければ、はじめた戦争をやめることもできない。こんな独立国家はあり得ない。
しかし、表向きは独立国家にしなければ徴税ができない。それを宗主国に吸い上げることができない。それで仮装の独立国家の国会が存在している。
日本の大きな問題は、米軍と日本官僚が出席した日米合同委員会で決める。それを仮装独立国家の国会におろして、国民の代表が決めたかのように粉飾する。
この仮装の独立、仮装の民主主義の化けの皮を、飛びっきりのバカが出てきて引っ剥がしはじめた。もちろんアホぼん三世こと安倍晋三は、そんな意味があるなどと知ってやったわけではない。ただ、国会など面倒くさいし、議論をするのは苦手だし、逃げ回るために壊したのである。それでこの国の仮装の秘密が露出してしまった。国会などなくてもこの国は米軍と官僚で回るのだ。
この国会破壊、日本破壊を見たら、誰しも次の(衆)参議院選挙は野党の圧勝を予測する。しかし、そうとも素直にいえなくなった。
その一番の理由は、最大野党の立民のふがいなさにある。いったい政権交代の意欲があるのだろうか。
こんなツイートが目についた。
落合洋司Yoji Ochiai 熟慮断行
国会見ていると、国が滅ぶ時はこんな感じという印象。与党も野党も馬鹿ばかり。合掌。
Thoton Akimoto ソトン秋元
野党は人数が少ないんだから、一人ひとりがもっと頑張らないと与党に対抗できません。政治というものは、身体を張り、人生を賭けてやるもの。洋の東西を問わず、歴史を変えた偉大な政治家は皆、そうした。私は自公政権だけでなく、シールズ野党にも絶望しつつある。彼らの中にも、希望を見い出せません。
国会内、身体を張った野党議員は森ゆうこと山本太郎の2人だけ。国会外、身体を張ったデモ隊はゼロ人。
このツイートは、ほぼ国民の気持ちを代弁するものだ。いわなかった人たちも、黙って国会から、政治から、野党から去っていったと思ったらよい。
いまの状況で一番くだらないのは、「野党はよく闘った、野党を批判するのは敵を利する行為。団結すべきだ」というツイートだ。おそろしく間抜けな建前だ。これだと「団結」の協調圧力で、野党には永遠に何もいえなくなる。調べてみると、フォロワー数が極端に少なく、にわかづくりのアカウントらしい。おそらくこのためにのみ担ぎ出されたのであろう。
また、立民の同伴知識人などから、「議会は最後は多数決。野党が負けるのは仕方がない」という声を聞く。そうだろうか。自民党は旧民主党に政権を奪われたとき、少数野党でありながら、必死の反撃に打って出て、野田佳彦などを自民党野田派と呼ばれるまでに、そして自爆解散にまで追い込み、政権を奪還した。いま、誰がアホぼん三世を、立民安倍派などと揶揄するだろうか。
アホぼん三世が、何かあると立民を見て、ヘラヘラと笑うのは、ほんとうになめきっているのだ。
自民党のような政党は下野したとき、何もいわなくても自然と権力のDNAが騒ぎだす。火が付いたように政権奪還に走り出す。しかし、旧民主党系は、のほほんとしており、よほど叱り続けないと発憤しないのである。同じ負け方を何度も繰り返している。戦術を変えようとしない。それでも昔の仲間がバラバラと入ってきて増え続けるから、余計、何もしない。
国会に見切りを付けた国民はどこにいくのだろうか。
・・・・・・・・・━━━━━━☆
メルマガの一部の紹介はここまでです。
申し訳ありません。ぜひ有料メルマガ『兵頭正俊の優しさ出前』の購読をご検討ください。
※メルマガのご案内
こんにちは!
有料メルマガ『兵頭正俊の優しさ出前』を配信している兵頭と申します。
2011年10月1日より『兵頭正俊の優しさ出前』(月額:864円(税込)/配信サイト:まぐまぐ)を配信開始しました。
月・水・金・それに、ほぼ週に1回の号外を配信しております。
実質、週に4回の配信になります。
わたしの強みは、商業ジャーナリズム、「記者クラブ」メディアから自立していることから、政権にも企業にも遠慮なく真実を語る位置を確保していることです。
わたしは若い頃に吉本隆明の『試行』に作品を発表していました。
この『試行』自体が、そのような問題意識に貫かれた同人誌でした。
位置のとり方の大切さはわかっております。
また、教師をやっていたことから、わかりやすく表現することには通じており、多くの読者の方からわかりやすいという声を聞いています。
優れた情報と、新しい状況の分析・とらえ方を提供します。
そして、「記者クラブ」メディアの情報操作と国民洗脳を対象化し、あなたを現在とは違うステージに招待します。
確かに、わたしはテレビなど晴れがましい舞台には出ておりません。
しかし、わたしの書いた文章は、グーグルの検索でもあちこちで上位に出ております。
ツイッターでは3万を超えるフォロワーに支持されており、無料メルマガ『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』は殿堂入りを果たしております。
価格以上の価値があると自信があります。
ぜひ購読のご検討をお願い申し上げる次第です。
なお、別に無料メルマガ『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』PC用と、内容は同じ 携帯用 を2011年8月29日より、「まぐまぐ」から配信しております。
無料で、ほぼ週刊です。
(体調を崩したとき、それに正月や5月の連休、お盆には、お休みをいただきます)
携帯の送受信の制限を考慮して、分割して送信するように改善しました。
ご登録をよろしくお願いします。
・・・・・・・・・━━━━━━