(ツイッターの件について

22日(火)よりログインできなくなり、ひとつの投稿もしていないのに、フォロワーが増え続けており、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

今回、ツイッター社の不親切な対応に遭遇し、驚いています。

凍結されたわけではなく、パスワード変更に伴う、技術的なトラブルです。ログインしようとすると、必ず「6桁のコードをメールで送ったので、それを記入してログインしてください」という案内に突き当たります。つまり解決したも同じなのです。

ところがそのメールが来ないのです。念のため迷惑メール等のボックスも見ますが、どこにもメールは届いていません。

その旨、サポートに連絡しても、機械的に即座に一般的な解決策を記したメールが届くだけです。まったく同じ文面です。おそらくわたしのメールは読まれていないのではないかと思います。一対一の具体的なサポートが何もないのです。

いずれ復帰することになると思いますので、フォロワーの皆さん、待っていてくださいね)

 

米朝首脳会談、それに米朝交渉については、国内の浮かれムードに逆行して、わたしは厳しい分析を加えてきた。

それはひとえに米国の権力構造からくるものであった。ディープ・ステートと米軍産学・イスラエル複合体が、そんなに簡単に朝鮮半島の平和を許容するか、という疑念が根底で払拭できなかったからである。

俗な言い方をすると、朝鮮半島の平和は、ディープ・ステートと米軍産学・イスラエル複合体に富をもたらさないのだ。

事態は最悪の形を取りつつある。やはり米国の裏権力、戦争屋たちは、米朝首脳会談そのものを中止させることに成功したようだ。

『Sputnik日本』(5月25日)は、「トランプ氏、シンガポールで予定の米朝首脳会談中止の書簡を金正恩氏に=ホワイトハウス」と題して、次のように報じている。

トランプ米大統領は北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長に、6月12日にシンガポールで予定していた米朝首脳会談の中止を伝える書簡を送った。

「遺憾ながら、貴殿の直近の発表に示された大きな怒りとむき出しの敵意に基づいて、現時点では長らく予定していた会談を行うことは不適切であると感じています」とホワイトハウスが公開した親書にはある。

どの発表にトランプ氏が言及しているかは明らかではないが、北朝鮮の崔善姫外務次官の談話を受けたものだと見られる。

崔善姫外務次官は24日、談話を発表し、「朝米首脳会談を再考慮する問題を最高指導部に提起する」可能性を示唆した。さらにペンス副米大統領が21日、北朝鮮が非核化に応じなければ「リビアのように終わるだろう」とけん制したことに対し、「われわれは米国に対話を哀願しない」と反発した。

トランプ氏は親書で「あなたと私の間で素晴らしい対話が構築されていたと感じていました。そして最終的には、その対話こそが重要です。いつかお会い出来ることを非常に心待ちにしています。また、人質解放に対してあなたに感謝したいと思います。彼らは今、家で家族とともにいます。これは素晴らしい行為で、高く評価しています」と書いた。

「世界、そして北朝鮮は特に、長い平和と偉大な繁栄と富の偉大な機会を失った。この失われた可能性は歴史上の本当に悲しい瞬間だ」とトランプ氏は指摘した。

同時に、トランプ氏は書簡で、正恩氏が会談について考えを変えた場合は「遠慮なく電話をかけるか書簡を書いてください」としている。

トランプ氏はまた「貴国の核戦力についてあなたは話していますが、私たちの能力は非常に大きく強大であるため、それを永遠に使う必要がないことを神に祈っています」とけん制した」(「トランプ氏、シンガポールで予定の米朝首脳会談中止の書簡を金正恩氏に=ホワイトハウス」

北朝鮮の「大きな怒りとむき出しの敵意に基づいて、現時点では長らく予定していた会談を行うことは不適切である」というのは、あまりにも身勝手な言い分である。金正恩はあくまでも本気で首脳会談をやろうとしていた。その先に南北統一を見据えて。

それを潰したのは、やはり米国の、「CVID」(完全(Complete)、検証可能(Verifiable)、不可逆的(Irreversible)な核廃棄Dismantlement))だったと思われる。米国は「CVIDが先で見返りは後」である。北朝鮮は非核化の(部分的)履行と見返りを段階的に繰り返す、という戦略を立てていた。

米国戦略の裏の意図をむき出しに語って、最終的に米朝交渉を潰したのは、国家安全保障問題担当のボルトン米大統領補佐官による、北朝鮮の非核化がリビア・シナリオに沿って行われなければならない、との発言だった。もちろんこれは、北朝鮮を激怒させることを狙った計算された冷静な発言だったのである。

つまりトランプ政権内には、トランプの意図とは異なって、米朝首脳会談そのものに反対する強力な勢力が存在していたのである。

ここでも遠因はトランプの人事下手にある。どうして米朝交渉といった、デリケートで、最高に発言に気をつけなければならないような局面で、よりもよってネオコンのボルトンなどを補佐官に登用したのだろう。

トランプは、自分が任用した者は、過去の信念を捨てて、自分に従うものだと勘違いしているところがある。

しかもペンス副米大統領までもが、21日に、「金党委員長が非核化に応じない場合には、リビアのように終わるだろう」と語ってしまった。これでは、崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官が5月24日に、「われわれは米国に対話を哀願しない」と反発するのは当然である。

傲慢な米国であるが、これが白人国家との交渉では、自制されることにわたしたちは気付かなければならない。黄色人種との交渉だから、相手が大国でないから、一方的な譲歩と屈服とが要求されるのだ。

『マスコミに載らない海外記事』(2018年5月24日)にアーキディ・サビツキーの「朝鮮半島における和平の可能性を、つぼみのうちに摘み取ろうとしているアメリカ」が載っている。米国による一方的な交渉中止宣告の前に書かれた評論だが、今日の惨状を見通しているところがある。また、多くの認識が、わたしがこれまで書いてきたことと一致している。

人は公平な見方をするべきだ。平壌は自分の役目を果たし、大規模な譲歩をした。トランプ-金サミットに先立ち、わずか数日前、実験をやめるという約束を守って、平壌は、核実験場を解体する意図を発表した。観測・研究施設も撤去される。その過程に立ち会うため、外国ジャーナリストが招待されている。ミサイル実験は中止された。マイク・ポンペオ国務長官の最近の平壌訪問は画期的な出来事だった。

これまでの所、二つの朝鮮間で再開された対話は、将来への大きな希望を支える成功だ。差し迫った安全保障問題に解決策を見いだすための困難な道のりの上で、多くの進展があった。生まれつつある緊張緩和を、まさに挫折させようとする、ぶち壊し屋として、アメリカが行動するまで、未来は明るく見えた。

アメリカと韓国が半島で共同軍事演習を行っているので、大いに待ち望まれている6月12日、シンガポールでのトランプ-金サミットを、今や平壌は疑問視している。二週間にわたる年次マックス・サンダー演習が、5月11日に開始され、5月25日まで行われる。演習には、グアムからの8機のF-22ステルス戦闘機とB-52爆撃機を含む飛行機約100機が参加する。3月と4月にも共同演習が行われたが、マックス・サンダーの規模と爆撃機参加ゆえに、平壌は、それを挑発と見なしたのだ。

これに対応して、平壌は、板門店の非武装地帯の南側で、5月16日に実施が予定されていた韓国側との高官会談をキャンセルした。シンガポール会談がキャンセルされる可能性は見え見えの威嚇に見える。

外交を優先して、戦争を避ける見通しを切り開くことを考慮すれば、アメリカは演習を中止するか、延期することができたはずなのだ。もう一つの選択肢は、規模を縮小し、爆撃機を遠ざけておくことだった。実に長年の無駄な努力の後、本当の進歩がおぼろげに姿を見せる今、この演習を行うことは本当に非常に重要なのだろうか?」(「朝鮮半島における和平の可能性を、つぼみのうちに摘み取ろうとしているアメリカ」

「人は公平な見方をするべきだ」。その通りだ。米国は確かに超大国だが、だからといって、交渉の始まる前から脅され、屈辱的な譲歩を迫られることはない。そんな手法が通じるのは、世界で安倍の日本だけだ。

日本の対米隷属ぶりたるや、米国の要求を事前に掴んで、みずから譲歩案を提案として出し、日本の案でまとめたことを装うほど卑屈である。

米朝首脳会談直前の米韓合同軍事演習の実施。米国に、ほんとうに米朝首脳会談と交渉をまとめる気があるのなら、こんな無神経なことはしない。なめられている。北朝鮮ならずとも、普通の国家ならそう解釈する。

北朝鮮はこれに抗議して、韓国との高官会談をキャンセルした。これが独立国家の矜持というものである。ながらく日本が見失ってきたものだ。

いまとなっては、米朝首脳会談とそれに続く米朝交渉という枠組み事態が無理だったことがわかる。米国の傲慢で独善的な交渉姿勢を知れば、最初から、米朝に、中露、それから韓国を加えた5か国交渉にすべきだった。そうすれば米国の一方的な無理難題の押しつけは自制されるだろうし、今回のような一方的な交渉中止はなかっただろう。

双方に、中露と韓国の情報・アドバイスが入り、譲歩の気運が生まれ、交渉は成功した可能性が高い。

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