(初めにご報告と感謝を。
無料メルマガ『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』PC用と携帯用とを2011年8月29日より、「まぐまぐ」から配信してきました。
PC用と携帯用をあわせて3千を越える読者に支持されてきました。読者の皆さまには深く感謝しております。
2016年11月6日、PC用だけでついに3千超えを達成し、「まぐまぐ」の「殿堂入り」を果たしました。
5年ほどかかりました。テレビにでも出ていたら、桁が違っていたでしょうが、出なかったおかげでほんとうのことを書き続けてこれました。
わたしのようにどの組織にも属さず、辛口の政治評論が中心で、どの政党も遠慮せずに批判し、既得権益支配層を批判するばかりか、だらしのない国民をも叱咤し続けて、3千部達成というのは、珍しいのです。
たまにお便りで読者を知ることがあるのですが、わたしの読者は粒よりで、一騎当千のつわものばかりです。これが何よりのわたしの誇りです。
なにぶん歳なので、いつまで書けるかわかりません。それ以上に、狙われているので、ネットから追放される可能性もあります。皆さんのなかにもわたしのツイートをリツイートして、妨害された方がおられるでしょう。共産党からネトウヨまで、幅広い妨害に遭っております。つまり公認左翼と右翼とに怖がられております。
毒にも薬にもならない言葉ではないわけで、妨害はわたしの栄光だと思っております。
いくら妨害に遭っても、明察の支持者がいて、11月8日にはツイッターのフォロワーが3万人を超えました。深く感謝しております。
PC用だけで「まぐまぐ」の殿堂入りという、ひとつの区切りを迎えました。ご報告と感謝を述べておきます)
安倍晋三がこども食堂にこんな酷いメッセージを送りつけた。ご存知のように、こども食堂は、安倍晋三の失政のために生まれた多くの貧困家庭の子供のために、冷酷な政治が何もしないものだから、民間のボランティアが始めたものだ。
「日本の未来を担うみなさんへ
あなたは決してひとりではありません。
こども食堂でともにテーブルを囲んでくれるおじさん、おばさん。
学校で分からなかった勉強を助けてくれるお兄さん、お姉さん。
あなたが助けを求めて一歩ふみだせば、そばで支え、その手を導いてくれる人が必ずいます。
あなたの未来を決めるのはあなた自身です。
あなたが興味をもったこと、好きなことに思い切りチャレンジしてください。
あなたが夢をかなえ、活躍することを、応援しています。
平成28年11月8日
内閣総理大臣安倍晋三」
国のトップからこういう幼稚で他人事のような言葉を聞かされると暗くなる。「「こども食堂」の善意を横取りして恩を売る最っ低のクズ野郎。安倍晋三」、「簡潔に要約しますと、「僕は何もしないので勝手に頑張ってね」という事」というツイートを見たが、これが多くの国民の気持ちだろう。
「あなたの未来を決めるのはあなた自身」などと、よくもいえたものだ。子どもたちの未来は、安倍晋三によって日々閉ざされていっている。福島第1原発由来の放射能汚染と天文学的な廃炉費用負担。戦争法による軍事国家への道。特定秘密保護法による警察国家の道。
子どもに手を差し伸べ、救うのは、政治の仕事だ。それを放棄し、民間に押し付ける。家族や他の子供に押し付ける。そして政治は米日の富裕層にばかり税金をばらまく。
安倍晋三の言動の特徴は、いつも矛盾していることだ。雨の日に晴れと言い放つようなものだ。不景気なのに好景気と強弁し、危機を高めながら安全を名目にする。国民に増税しながら福祉をいう。最近では「わが党においては結党以来、強行採決をしようと考えたことはない」と口走ってTPPを強行採決した。
今度は子供の夢を奪った者が、子供に希望を語っているのを、わたしたちは見ているのである。
要は幼稚で嘘吐きなのだ。放射能汚染列島にしながら安全を口にする。それがとうとう東京オリンピックにまで突き進んでしまった。日本を墓場にしておいて、花火を打ち上げ続けるのである。
米国では大統領選挙の余震が続いている。日本のテレビは、国内のデモはほとんど無視するくせに、米国の反トランプデモは熱心に報道し続ける。1%の利権に仕えるヒラリーが敗北したので、トランプが憎いのである。
おそらくタヴィストック人間関係研究所の指示が、世界の巨大メディアに降りているのだろう。トランプバッシングも米日同時に始まったが、やめるのも同時だろう。
米大統領選に新党から出るか、それとも共和党から出るか。
トランプには、この問題に関して相当な葛藤があったと思われる。結論は既成の共和党を利用するというものだった。
トランプが共和党ではなく、新党を作って登場していたら、米国にもポピュリズムが登場した意味がわかりやすかったのである。しかし、トランプは既成のエリート政党を利用して、そのなかから登場した。
しかし、その政治思想は、あまりにも共和党の政治思想とは違っている。これからトランプを待ち受ける、もっとも深刻な問題はここにある。
保守政治と折り合いをつければ、投票してくれた米国の、NAFTAなどのグローバル大企業の犠牲者である貧困層を裏切ることになる。
トランプよ、お前もか、となるだろう。これは事情は民主党も同じである。敗北したのは、NAFTAなどのグローバル大企業の犠牲者を無視して救わなかったからである。ここにヒラリー敗因のひとつがオバマの無策にあることがわかる。したがって民主党もTPP賛成に回ることは、もうない。
しかし、トランプが米国の貧困層に寄り添えば、「300人委員会」(フリーメイソン・イルミナティの核)という、世界最大の権力とぶつかる。
実は、共和党もまだトランプ現象の意味がわかっていない。共和党主流派は米国1%の一員であって、トランプが共和党から登場した意味をわかっていない。或る意味でトランプは、共和党の救世主だった。しかし、共和党主流派がトランプを理解し、感謝することはないだろう。
米国の貧困白人層・マイノリティは、結論を早く出してほしい。そうでなければ、言葉だけだったオバマの再現として、4年後にはトランプを見切るだろう。そして真のポピュリズム政党が生まれるだろう。
これからトランプを取り巻く政治環境は以下のものになる。
1 トランプもまた、一度権力を握ると、かれを米大統領に押し立てた貧困層・マイノリティの要望に応えていかなければならない。もし、共和党主流派の1%政治に取り込まれると、4年後にはすぐに大統領から降ろされるだろう。
2 これからトランプは、ブッシュ家、クリントン家を中心に、「300人委員会」(米国の裏権力)の反撃に遭う。その究極は暗殺になるだろう。かれらはトランプ現象をオバマ現象と同じものとして失敗させようとするだろう。
3 しかし、貧困が根底にあるので、米国・欧州のポピュリズムは消えない。トランプを葬っても、あるいは体制に取り込んでも、米国には第二のトランプが現れる可能性が高い。
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