死のメディア

メディアへの批判がネットに載らない日はない。地上波メディアはネットの厳しい監視にさらされている。

落合洋司がこんなツイートをしていた。

NHKというのはBBCのパロディ。受信料は税金の一種。公共放送という羊の皮を被った国営放送という狼。視線は常に政府、政権党を向いている。たまに内部で抵抗勢力が出ることもあるが、多勢に無勢。田中角栄が保釈になった時、目白にお見舞いに駆けつけたのはNHK会長だったんだから。そういう醜い存在。

重要な情報を地上波メディアが報道しなくなった。テレビとりわけ犬HKはスポーツと芸能が中心だ。報道も、政権にとってまずいテーマは隠蔽する。採り上げないのだ。

こうなると外国メディアとネットが以前もまして重要になってくる。ツイッターでも外国人で、親切に外国メディアの日本政権批判を紹介してくれる存在が貴重だ。

米国メディアについては、トランプを批判していることで評価する人々がいる。その反対に、米国メディアの背後にはディープ・ステートがいることから、批判あるいは否定する人たちもいる。

前者の人たちは、日本のメディアがあまりにもひどいので、それとの比較からトランプを批判する米メディアは凄いということになっている場合が多い。たしかに日本のメディアの腐敗は凄いことになっている。いまや犬HKの受信料は、暴力団の資金源のようなものだ。払ってはいけないものになっている。受信料によってかれらは贅沢三昧を繰り返し、国民いじめの広報機関に腐敗している。

米国のメディアは確かにトランプを批判している。しかし、米国には3つの権力の頭があり、これが熾烈な権力闘争をやっている。トランプはそのひとつに過ぎない。米国メディアは、ディープ・ステート支配下にあって、当然、プロパガンダ機関としてトランプ批判を繰り返しているのである。別に正義感や愛国心や反権力があって、国民の側に立っているわけではない。

米国メディアは、先の米大統領選で、ヒラリーを応援していたのである。そのヒラリーは、ウオール街、イスラエル、ネオコン、軍産複合体の利権代弁者であり、ディープ・ステートの中央の赤い歯車だった。

選挙期間中の、トランプと米国メディアとの権力闘争はまだ続いている。そこに正義や愛国心などの価値観が介在しているわけではない。

Paul Craig Roberts が「アメリカ・マスコミはいかに破壊されたか」(2018年10月1日)を書いていた。

テキサス州兵航空隊はベトナム戦争の徴兵を逃れるためにエリート連中が息子を入れておく場所だった。ジョージ・W・ブッシュが、戦争から逃れるのを狙って、入隊待ちの長いリストを飛び越え入隊できたことや、州兵航空隊の要求事項違反や、無許可で他州に転属したことについて、ジェリー・B・キリアン中佐書いた書類の写しをCBSが入手した。CBSチームは、書類を、本物か、そうでないか判断するために何カ月も作業した。書類中の情報は、テキサス州兵パイロットの時代にジョージ・W・ブッシュと知り合った人々のインタビューと辻褄が合うことが分かった」

これは入念に準備された報道で、やっつけ仕事ではなく、ブッシュの義務不履行に関して、現在我々が知っているあらゆる情報と一致している。

CBSニュース・チームにとっての問題は、当時彼らは気づいていなかったのかも知れないが、その書類が専門家が疑問の余地ない本物だと確認できる原本でなく、コピーだったことだ。そのため書類は他の人々の証言と首尾一貫していたが、原本ならできていたはずの、書類が本物だという確認が、専門家たちはできなかったのだ。

共和党はこの弱点に付けこみ、CBSの『60ミニッツ』報道が真実かどうかから、写しが偽物かどうかへと話題をそらせた。

CBSには他にも二つ問題があった。一つは同社オーナー、ヴァイアコムが報道事業ではなく、法的特権や規制上の許可で儲けようとして、ワシントンでロビー事業をしている会社だったことだ。ブッシュ政権が否定する鼻先で、アメリカによる拷問を暴露し、ブッシュに強い特権があり、テキサス州防衛隊から罪を問われなかったことを示すCBSの本当のニュース報道は、大金をかけたヴァイアコム・ロビー活動の邪魔だった。

極右ブロガー連中がCBSを追求すると、ヴァイアコム幹部は厄介なCBSニュース・チームを処分する方法に気がついた。ヴァイアコム経営幹部は、同社の記者たちを支持するのを拒否し、ブッシュがテキサス州防衛隊の任務を遵守し損ねたことに関する『60ミニッツ』報道に対し、共和党支持者で構成される、つるし上げ用“調査委員会”を雇ったのだ。

ヴァイアコムが、自社のロビー活動の邪魔になる自立したニュースを片づけたいと望んでいたのに、メアリー・メイプスと彼女の弁護士は、真実に何か意味があり、最後は勝利すると思い込んでいた。そこで、彼女は自分の経歴と品位が組織的に破壊されてゆくのを見守る破壊過程にさらされることになったのだ」(「アメリカ・マスコミはいかに破壊されたか」

「テキサス州兵航空隊はベトナム戦争の徴兵を逃れるためにエリート連中が息子を入れておく場所だった」。米国を民主主義の手本のように勘違いしていると、富裕層には徴兵を逃れる抜け穴が用意してある。これは、もし日本に徴兵制が敷かれても、同様な現実が起きると思って間違いない。戦場で戦うのは常に99%の若者たちなのだ。

将来、米国のデフォルトの原因を作ることになる、若き日のジョージ・W・ブッシュは、「戦争から逃れるのを狙って、入隊待ちの長いリストを飛び越え入隊できた」。富裕層のなかでも特別の計らいをされたわけだ。

ブッシュ(息子)の不正や違反について、ジェリー・B・キリアン中佐の書いた書類のコピーを、CBSが入手した。それは以下の内容だった。

1 戦争から逃れるのを狙って、入隊待ちの長いリストを飛び越え入隊した違反

2 州兵航空隊の要求事項違反

3 州兵航空隊の要求事項違反

4 無許可で他州に転属した違反

CBSチームは、慎重に何か月にもわたって調べ上げた。ブッシュと知り合った人々のインタビューもとり、間違いなく真実だという判断にたどり着いた。

しかし、ここから異様な展開を辿る。

1 その書類は、原本でなく、コピーだった。ブッシュの属する共和党は、コピーが偽物かどうかへと話題をそらせた。

2 CBSは、現在、メディア巨大複合企業であるヴァイアコム(Viacom)の傘下企業だった。ヴァイアコムが報道事業ではなかった。規制上の許可などで儲けようとして、ワシントンでロビー事業をしていた。そこで利害がぶつかったのである。その結果、驚いたことに、ヴァイアコム幹部はCBSニュース・チームを処分するために、「共和党支持者で構成される、つるし上げ用“調査委員会”を雇った」。

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「一帯一路」と中ロの勝利

1 国民を敵に回す犬HK

12月6日、最高裁は犬HKの受信料制度を合憲とした。

この判決ほど現実認識が空っぽの判決も珍しい。
犬HKは受信料の意義を「特定の利益や視聴率に左右されず、公平公正・不偏不党の役割を果たせる」と説明しているが、このとんでもない詐欺的説明を鵜呑みにし、追認した判決だった。

誰も、犬HK職員でさえも、いまどき犬HKが「特定の利益や視聴率に左右されず、公平公正・不偏不党の役割を果たせる」公共放送などとは思っていない。

いまや犬HKは政権の広報・広告機関に堕落している。
現在の森友・加計・山口敬之の「準強姦」もみ消し疑惑といった、状況の中心的テーマに対して、真実の隠蔽に努めている。

犬HKは、なぜ未払いの国民を裁判に訴えてまで強制的な徴収に務めるのか。
なぜ未払いの国民に対して、受信を止める、スクランブルをかけるなどの方法で受信をとめないのか。

それは職員平均年収1750万の維持と、国民の愚民化・洗脳のためである。

このミッションのために、何が何でも国民に視聴させ続けねばならないのだ。

最高裁判決に対して、ツイッターにはこんな怒りの声が渦巻いた。

清水潔

NHKの受信料問題に対して、むしろ怒りの狼煙が上がるきっかけになったといえる最高裁判決。
テレビをもってる奴は全部課金とは、なんたる旧態依然でヤクザのシノギではないか。
デジタル時代ならまず画面にスクランブルをかけて見たい人が契約して解除するのが筋だろう。

そもそもNHKは、放送にスクランブルをかけて契約世帯だけ解除すべしだろう。
有料他局はみなそうだ。

今のやり方を新聞で言えば「ポストのある家」には片っ端から新聞をねじ込んで読もうが捨てようが無差別に集金する状態。

青木俊

食っていない飯代を払う必要はない。
法律以前の当たり前の道理だ。
同様に見てもいないテレビ局にカネを払う必要はない。
食っていない飯代も払う義務があるという判決は道理に反する。
どうしても払わせたいのなら国営放送化して税金で運営すればいい。
その場合、NHKの職員は公務員並み給与となる。

鮫島浩

NHKを見ない人からも法律を振りかざして受信料を強制徴収するのなら、NHKと国民は信頼に基づく対等な契約関係とは言えず、国家権力と国民の関係に近い。
報道機関の名を返上し、政府広報機関として主権者の国民が監視できるよう、番組制作過程や一切の経費を公表すべきだ。

だるま

世帯ごととはいえ、まず国民から受信料を集めていて、その国民が移動しているだけの場所(事業所やホテルや病院)にあるテレビ(設置者)からも徴収する事自体がおかしなシステムだと思います。

その法律を変えられるのは国会だけなのに、議員は触れようともしない。

犬HKは権力となれ合っている。
互助組織の関係だ。
犬HKは政権を助け、政権も超高給の給与体系を保障する。
お互いに、持ちつ持たれつで国民を支配していく。

この腐敗した関係を断ち切るには、犬HK会長、副会長らの人選に決定権を持つ経営委員会を、総理が任命するシステムを解体する必要がある。
つまり犬HKの御用メディアの体質が生まれる構造、総理 — 経営委員会 — 犬HK会長・副会長の構造を解体する。
そのために、(1)経営委員会を解消する、あるいは(2)経営委員会の任命を第三者委員会で行う、ことが必要だろう。

ときの最高権力者が、世界最大のメディアトップの人選を決める構造を解体しなければ、犬HKの御用メディアの体質はなくせないだろう。

2 凋落の米国と、「一帯一路」の中ロ

『マスコミに載らない海外記事』(2017年12月 6日)にThe Sakerの「アメリカ−ロシア戦争中間報告」が載っていた。

世界の状況を見るときには、米ロ戦争を基軸に見るのがよい。
もちろんまだ直接の軍事的衝突には至っていないのだが、その前哨戦としての外交での戦争である。
これは以前からずっと続いている。

この戦争の帰趨は明白である。
ロシアが勝ち、米国は敗北する。
その理由は米国が凋落の帝国であるからだ。
先にゆくほど米国の力は衰え、ロシアの力は、中国の加勢もあって増していく。

アメリカとロシアは戦争をするだろうかという質問をよく受ける。
両国は既に戦争していますと、私はいつも答えている。
第二次世界大戦のような戦争ではないが、それでも、戦争であることに変わりはない。
この戦争は、少なくとも当面、約80%が情報上で、15%が経済的で、5%が動力学的だ。

しかし政治的な意味で、この戦争の敗戦国にとっての結果は、ドイツにとっての第二次世界大戦の結果に劣らないほど劇的なものとなろう。
敗戦国は、少なくとも現在の形のままで生き延びることはできない。
ロシアが再度アメリカの植民地になるか、それともアングロ・シオニスト帝国が崩壊するかのいずれかだ。

(中略)

ある意味、アメリカ帝国主義指導者連中は正しく、ロシアは、国家としてのアメリカ合州国、あるいはアメリカ国民にとってではなく、アングロ・シオニスト帝国にとって実存的脅威なのだ。
丁度、アングロ・シオニスト帝国が、ロシアにとって、実存的脅威であるように。

更に、帝国のキリスト教後の(そして付け加えたいが、露骨に反イスラムでもある)価値観をロシアは公然と否定しており、ロシアは、通常“欧米”と呼ばれているものに対して根本的に文明上の挑戦をしてもいるのだ。
それが、双方ともに、この戦いで優位に立とうと大変な努力を払っている理由だ。

先週、反帝国陣営が、ソチでプーチン大統領とロウハニ大統領とエルドアン大統領とで会談し、大きな勝利を収めた。
彼らは、自分たちは、シリア国民に対する戦争(決して、そうではなかったが、いわゆる“内戦”) を終わらせる和平計画の保証人だと宣言したが、アメリカを交渉に参加するよう招くことさえせずに、そうしたのだ。

更に悪いことに、彼らの最終声明は一度たりともアメリカに触れることはなかった。
“必要欠くべからざる国”は、言及されないほど、全く重要でないと見なされているのだ。

こうしたこと全てがどれほど攻撃的であるかを、しっかり認識するには、いくつかの点を強調する必要がある。

第一に、オバマに率いられ、欧米のあらゆる指導者連中は、アサドに未来はない、彼は辞任せねばならない、彼は政治的に既に死に体で、シリアの未来で、彼が演じるべき役割は皆無だと、帝都と属領に、多大な確信を持って、宣言した。

第二に、帝国は全く何も達成できなかった59 (!)か国の“連合”を作り出した。
CENTCOMとNATOに率いられた、巨大な数十億ドルもの金をかけた“銃の撃ち方も知らないギャング”は最も悲惨な無能さを証明しただけだった。
対照的に、どの時点においても、シリアに35機以上の戦闘機を決して配備していなかったロシアが(イランとヒズボラによる多大な地上軍の支援を得て)戦争の流れを変えた。(「アメリカ−ロシア戦争中間報告」)

戦争というのは何も軍事的に戦火を交える状態をいうのではない。
多くの2国間の戦争は外交を舞台に繰り広げられる。

戦火なき米ロの戦争はすでに長きにわたっている。この戦争の敗戦国は、「ロシアが再度アメリカの植民地になるか、それともアングロ・シオニスト帝国が崩壊するかのいずれかだ」という。
これはわたしがこれまで述べてきた、プーチンを中心とする反ワン・ワールド勢力と、米国のディープステイト(アングロ・シオニスト帝国)との戦争といっても同じことだ。

最近、米国は、ロシアの情報セキュリティー会社「カスペルスキー研究所」のウイルス対策ソフトを使用しないよう政府機関に通達した。
また、英語放送を行う露政府系テレビ局の「RT」が米政府から外国代理人登録法に基づいて登録させられた。
さらにソウル・オリンピックにおいてロシア国旗と国歌を禁じようとしている。

これらは外交における対ロシア戦争の一環だ。
これの効果は、もちろんロシアに打撃を与えることを狙ったものだが、それ以上に各国のロシア離れを狙ったものだ。
しかし、これはほとんど効果をあげていないとみていい。

世界での米国の凋落が著しい。
いまや大きな国際会議は中ロを中心に回っている。
必要がないと思えば、米国は招かれず、また、声明で触れられることさえなくなった。
「ソチでプーチン大統領とロウハニ大統領とエルドアン大統領とで会談し、大きな勝利を収めた。
彼らは、自分たちは、シリア国民に対する戦争(決して、そうではなかったが、いわゆる“内戦”) を終わらせる和平計画の保証人だと宣言したが、アメリカを交渉に参加するよう招くことさえせずに、そうしたのだ」。

こういった米国無視は、10年前はなかったし、考える者もいなかった。

シリア分割策も、イラクとシリアにクルド小国を樹立しようとした策謀も、米国は失敗した。
シリアで、現在、テロリストを打ち破り、実権を握るのは、ロシア、イラン、ヒズボラとトルコということになる。
ロシア、イラン、トルコの背後には中国が存在し、「一帯一路」構想が存在している。

今年の5月14日、15日に行われた国際政治イベント・一帯一路(シルクロード経済圏構想)国際協力サミットには、驚くべき参加国があった。
米国と北朝鮮が代表団を派遣したのだ。

わたしはこれで世界の多極化が決まったのみならず、中ロの米国に対する勝利が決まったのだと思った。
米国のアジア・リバランシング戦略、その中核をなすTPPへの対抗策として構想された「一帯一路」に、TPPを捨てた米国が参加の姿勢を見せたのだ。しかも北朝鮮と一緒に。

これほど中ロの勝利と、世界のこれからの流れを明確に現した国際会議はない。

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「日米同盟」という名の1%利権

最近のネットの様々な表現を読んでいても、誰もが疲れ切った感じで、売国を利権化した安倍奴隷政権との闘いの消耗を感じる。

次から次へと邪悪な事件、不正が出てくる。安倍奴隷政権は、メディアと野党と国民が、もっとまともなら、とっくに退陣させられていた内閣である。それが続いている一番の責任はメディアにある。

犬HKがときどき「権力の監視」という。最初は笑って聞き流していたが、最近は侮辱されていることに気付いた。かれらは国民を見くびっているのだ。

『東京新聞』(2017年2月10日)が、「小保方氏「影響は一生消えない」人権侵害認定受けコメント」と題して、次のように報じた。

放送倫理・番組向上機構(BPO)が「NHKスペシャル」の人権侵害を認めたのを受け、小保方晴子氏は10日、代理人の三木秀夫弁護士を通じ、「放送が私の人生に及ぼした影響は一生消えるものではありません」とのコメントを出した。

小保方氏はコメントで「人権侵害や放送倫理上の問題点を正当に認定してもらい感謝している」とし、「国を代表する放送機関であるNHKから人権侵害にあたる番組を放送され、このような申し立てが必要となったことは非常に残念なことだった」と振り返った。

三木弁護士によると、小保方氏は現在も療養中で、BPO側からNHKに対する勧告について直接説明を受けた」(『東京新聞』(2017年2月10日)

2014年8月5日、理研の笹井芳樹副センター長が自殺した。これは、7月27日夜に、犬HKがSTAP細胞問題を追及した「調査報告 STAP細胞 不正の深層」における、違法な個人メールの公開報道などが、自殺の引き金になった、というのが、大方の見方だ。

ネットも荷担した、小沢一郎にも仕掛けられたメディアバッシング、メディアリンチ、メディアテロが、笹井芳樹・小保方晴子にも繰り返され、笹井芳樹を殺してしまったのである。

「日米同盟」という名の1%利権を毀損する都合の悪い人物あるいは革命的発明・発見が現れると、メディアがスクラムを組んで、バッシングを加える。するともう魔女狩りの大好きな共産党も加わって、真っ黒な人物に貶められた挙げ句、葬られる。

犬HKは、違法な個人メールの公開報道にまで及んだ。「小保方さん 本日なのですが、東京は雪で、寒々しております」「小保方さんとこうして論文準備ができるのを、とても嬉しく楽しく思っており、感謝しています」(笹井のメール)というものだ。

視聴者の個人情報を盗み読みし、しかも全国放送で流す。この情念はどこから吹き上がってくるのだろう。上から指示が降りてこない限り、普通はやらないことだ。呆れた公共放送である。犬HKは、米日1%の利権のためならここまでするのだ。

笹井のような、ノーベル賞候補にまでなった誇り高いエリートには耐えられない屈辱だったのである。この屈辱感が死を呼び寄せた。

また、犬HKは、この報道で、学者としての笹井の真価を否定した。笹井を「企業のニーズを聞いて予算を取るマルチタレント」と悪意のある第三者の意見を交えて番組のなかで貶めたのである。

さらに、小保方論文がネイチャーに掲載された理由として、「論文執筆の天才」といわれた笹井の協力が大きかったと指摘した。笹井は事前に実験の不備を知っていた可能性を番組で示唆し、いかがわしい人物として描いた。

こういうことを、犬HKは、与党政治家に対してはけっしてやらない。材料は幾らでもあるのに、官邸からの圧力を恐れて、権力に対してはわが身の保全を図る。しかし、その危険がない個人に対しては、死に追い込むまでに叩き続ける。

ハーバード大は、その筋から頼まれた頭の空っぽな連中による小保方晴子バッシングをよそに、粛々と特許の申請を進めていた。日本の場合、「日米同盟」という名の1%利権に従って、上が負けるように取り引きするので、外国から見ると、日本人はバカのようなことをやらされる。

ハーバード大の特許が認定されると、出願後20年間の工業的独占権が決定する。先にSTAP細胞を発見していた日本は、笹井芳樹を自殺に追い込み、小保方晴子から研究生活を奪った。そして、外国に特許料を払い続けねばならない。日本の1%にとって、99%は、中国・北朝鮮と同じ「他者」なのだ。沖縄・福島を見ると、それがよくわかる。

大切なのは、政府は知っていたことを見抜くことだ。それをなぜ黙っていたかというと、米国への莫大な知財提供のためだった、とわたしは見ている。うつけ者が国の舵取りをやっている。宗主国に貢いで、政権の延命を図ることしか考えていない。

現在の安倍晋三の朝貢外交にもそれが見られる。

世界の白痴ATMが外国に行く。今度は国富をいくらばらまくのかが、覚醒した国民の常識にまでなった。その金はほとんど米日のグローバル大企業に還流する仕掛けになっている。発展途上国に残されるのは、不必要なメモリアルが殆どだ。

しかし、今度ばかりは、殆どは米国に日本の国富は献上される。他国の国富を奪うことでは、米国に勝る国はない。

米国は、建国以来、戦争と介入で自国経済を回してきた。それをトランプがやめさせようとしている。それはワン・ワールド・グローバリズム・ワシントンDCとの、食うか食われるかの死闘になる。わたしにいわせれば、今もトランプが生きているのが不思議なほどだ。

宗主国に植民地総督が呼ばれる。そして植民地収奪の富を献上する。それが51兆円という。まだ正式には発表されていないが、十分、宗主国で発表するのがためらわれる数字だ。これは、目を剥く巨額というより、日本人として気恥ずかしくなる数値だ。これほど卑屈な、売国を利権化した政党が、世界に存在しただろうか。

トランプが「米軍を受け入れてくださり感謝」とまで述べた。この発言は、どれほどトランプをも驚かせる「献上品」だったかを物語る。

世界の白痴ATMとトランプは、10日昼にホワイトハウスで会談し、その後、共同記者会見に臨んだ。

現在分かっていることは、次のようなことだ。

1 日本は近い将来に米国経済へ大規模な投資を行う。(51兆円のことだろう)

2 日米同盟が重要で、アジア太平洋地域の安定の礎になるという認識で一致。辺野古の米軍基地移転は唯一の解決策。

3 尖閣諸島が米国の日本防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用範囲であると確認。

4 北朝鮮による核・ミサイル開発や中国の南シナ海、東シナ海への海洋進出などに連携して取り組むことで一致。

5 経済関係強化(日本国富の献上と読め 注 : 兵頭)の具体策を検討するため、麻生太郎とペンス副大統領をトップとする枠組みを作る。

6 自動車の現地生産をさらに増やし、米国雇用の増大に努める。(必然的に日本の雇用が減る)

7 二国間交渉を開始する。

8 トランプの年内訪日。

9 トランプが在日米軍について、「米軍を受け入れてくださり、(日本に)感謝している」と述べた。

以上であるが、TPPへの復帰を粘り強く説得するといっていたのに、どこにもTPPなどはない。安倍奴隷政権の正体などこの程度のものだ。大言壮語は国内だけのことだ。

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支配ツールとしてのメディア

安倍さまの犬HKの公式ホームページに、現在の犬HKばかりか、状況そのものを象徴するような画像と言葉が載って、ネットの反発を買っている。

プロレスラーの長州力の大きな画像を貼り付け、「受信料長州力(ジュシンリョウチョウシュウリキ)」と大きな文字が躍る。その下に、「2016・03・14長州力がパワーホール全開でNHKのド真ん中に立つぞ!」という恫喝の文言。犬HKも落ちたものだ。

数あるプロレスラーのなかから、よりもよって長州力を選んだのは、安倍晋三の長州(山口)と「受信料徴収」とを絡めたかったからである。権力を監視するどころか、受信料を「徴収」できると勘違いして、権力の虎の威を借るところに、犬HKの退廃と堕落が露出している。

(3月4日の午前中までは犬HK公式ホームページに確かに記事はあったのだが、午後6時頃にクリックすると、削除され「お知らせ」に変わっていた。しかし、すでに魚拓は拡散しているので、このサイトを紹介しておく。

なおメルマガはすでに書き終わっている。犬HK批判は、状況とタヴィストックのテーマに沿って、ひとつの材料として採り上げただけなので、このままメルマガを配信する。刻々と変わる状況、そして1%側に立つ犬HKの劣化を知るのに、いい展開になってきた。メルマガの醍醐味である)

2月29日のNHK公式ツイッター「NHK広報局」にはこうある。

「【受信料長州力】本日ティザーサイト公開!

NHKの受信契約はお済みですか? なに? まだだって? お前の新生活、いいスタート、キレてないですよ!? はやく「受信料長州力」で、アレしなきゃダメだ! コラ!
(↑光ってる)

さきほどのツイート、長州さんの「SNSでアレしろ!」という指令をそのまま引用したものです。
ちなみに「光ってる」のはサイトなので、ぜひご覧いただき、みなさんも「アレして」下さい。
本サイトは3月14日公開です」

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念のためにこのツイートも確かめてみたが、まだ削除していないようだ。(3月4日午後6時30分現在)

ふたつのツイートには、冒頭に紹介したのと同じ犬HK公式ホームページへのリンクが張られている。しかし、コンテンツは削除され、「お知らせ」に変わっているので割愛した。

「アレしなきゃダメだ! コラ!」「キレてない」は長州力のセリフであり、「パワーホール」はかれの入場テーマ曲だ。一見してサイト運営者とツイッター投稿者の、未熟と頭の悪さがわかる。プロレス好きの小学生のブログではないのだ。これで総務省が所管する特殊法人のブログなのである。顰蹙を買うことが、この者たちにはわかっていないのである。

このサイトが語っている受信料払えには、法的根拠などない。

情報は、ネットから、それも外国メディアを選別する時代になっている。犬HKは、権力の広報・広告機関にすぎない。現代のメディアリテラシーとは、犬HKを頭目とする東京の大手(「記者クラブ」)メディアにだまされないことだ。この者たちにはそこまでこの国のメディアを退廃・堕落させた自覚もなければ責任感も皆無である。

最近は嘘を刷り込むどころか、情報自体を知らせなくなった。外国のメディアで、日本国内で起きたことを知ることが増えてきた。これは驚くべきことである。

3月3日、民主党の大塚耕平が「自民党改憲草案の「知る権利」について質問していた。自公は、とっくに改憲草案を先取りしていて、バカな国民に情報など与える必要はないと思っている。

実際、自民党の改憲草案を載せたサイトには、「これらの人権は、まだ個人の法律上の権利として主張するには熟していない」とある。端的にいうと、未熟でバカな国民であるから、「知る権利」など与える必要はない、民は知らしむべからず、よらしむべしだ、といっているのと同じである。

(以下、長いのでメルマガの一部だけ公開します。

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社会心理学的に見ると、時代は元プロレスラーが大臣になるご時世であるから、総じて体育系の跋扈する時代になっている。

いずれ、「戦争に行ったか、フクイチに行ったか、なに? まだだって? はやくアレしなきゃダメだ! コラ!」という時代になるのだろう。

世の中が右傾化し、戦争に向かう時代は、知的なもの、文化的なものが後退し、恫喝や暴力が幅を利かす時代である。現在の安倍内閣を見るとそれがよくわかる。

鈴木貴子が変節の口実に共産党をもってくる。また野田佳彦が小沢一郎排除にはしゃぐ。これらは、ともに知的なものに対する恫喝や暴力の類いなのである。共産党や小沢一郎は、裏切りや保身の口実に使われている。そうすることで、鈴木貴子も野田佳彦も次の選挙での当選が自公によって保証されるのだ。

「戸谷真理子

NHKの受信料を力ずくで徴収(長州)力、あと長州藩とかけてるって指摘も見たけど、これを考えた広告代理店、コピーライターは、その先、炎上することまで狙ったのだろうか。それとも、言われるままに作ったのだろうか。

三宅雪子(野党共闘!)

TPP反対、反原発、消費増税反対、特定秘密保護法反対、安保法制反対・・・ただ、「共産党と一緒にやれない」というだけで、鈴木貴子さんは、今まで反対だったものを全て賛成に転じるのか?

ネコには都合が多い

野田佳彦は、生活の党の小沢共同代表の新党参加を容認しない考えだそうだが、私はそんな野田佳彦の新党参加を「容認」しないよ。安倍政権生みの親が何を偉そうにしているのかね。⇒民主:野田前首相、野党結集は「小沢元代表抜きで」毎日新聞」

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鈴木貴子、野田佳彦らの背後には、自公とともに電通やタヴィストック人間関係研究所が控えている。

タヴィストックの基本的姿勢は、ワン・ワールドに向けての日本破壊工作である。したがって自公に近いほど支援の対象になるわけだ。選挙民との公約を捨て自民党に入る鈴木貴子、野党共闘を妨害する野田佳彦は、好ましい政治家なのだ。

野田佳彦にもっとも欠けているもの。それは存在(生き方)としての政治である。だから、米国・官僚・自公の圧力の前に、あっさりとマニフェストを裏切って消費税増税に踏み切った。また、尖閣の国有化に踏み切ったのも、この存在(生き方)としての政治がないからだ。そのときどきで自分にメリットがある選択がなされていく。

国民の生活を守るためには消費税増税をしてはならない、とか、自分は消費税増税に反対だと国民に語ってきたから、その政治信条を守ろうというのが、ないのである。

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奴隷国家における餓死者の急増

『埼玉新聞』(4月11日付)が伝えるところによると、ひとりの50代の女性教師が、長男が合格した別の高校の入学式に出席した。つまり自分が勤める県立高校で、その日に年休をとった。これに対して、教育長が異例の注意をした。

こういうのはわかりやすい。この国では、下級奴隷のあるべき姿は、命をかけた滅私奉公であるから、まず袋叩きに遭う。

注目すべきは、関係のない、何の迷惑も受けていない下級奴隷も、こんなときは、必ずバッシングに同調することだ。

『埼玉新聞』も、保護者の声として「今の教員は教え子より息子の入学式が大切なのか」と困惑している、と煽る。

media

この場合、この教師には、保護者としての立場と、担任としての立場の両方があった。担任としての立場は、代替可能である。こういうときのために学年主任や副主任、学年係がいる。さらに体育館での式の後には仕事がなくなり、手の空いた教師が何十人もいる。

体育館では、入学式の後に学年主任の話があり、体育館から教室に入った後の、担任の仕事は、事務連絡が殆どで、それはすべてプリントあるいは冊子として準備され、配布される。

新入生の担任もそれを配ったら、もうお役目御免なのだ。別に生徒や保護者に顔をお披露目しなくても、困るような機会ではない。すぐに三者面談が入ってくるし、プライベートなことはそこで話せばいい。

2、3か月うちには保護者会が開かれる。すでに出身中学を訪問して情報を得た担任は、親より子どものことを知っているケースがほとんどだ。担任の教育方針なりが聞かれるのはこのときだ。

もうひとつのこの教師の立場を考えてみよう。それは息子の入学式への出席である。これは代替不可能だったのだと思われる。もし彼女が出席しなかったら、替わりのいない事情があったのである。

ここは心の問題が介入するところだ。息子に対する「お母さんは来ましたよ」という精神的な意味合いと、校庭や正門で写真を撮ったりする場面で、わが子を孤独にしたくなかったのだと思われる。これは母親(父親)でなければ、代替不可能な行為だ。

『埼玉新聞』は「県教育局によると、県内の県立高校では、ほかに男女3人の担任教諭が子息の入学式出席を理由に休暇届を提出し、勤務先の入学式を欠席した」と書いている。全国でもこのようなケースはあったと思われる。

上級奴隷(官僚・経営者・政治家・報道人・学者)のなかには、これとは比較にならない重要な仕事を休んで、税金を使って、外国を遊び回っている者もいる。『埼玉新聞』は県内の天下り・渡りは扱わないのか。マスメディアの仕事は、それらの上級奴隷を監視することだ。しかし、監視の目は下級奴隷に向かう。ほんとうに息苦しい、人間が小さな奴隷国家である。

とはいっても上級奴隷としてのマスメディアが、お友だちの政治家・官僚などを監視する筈がない。あまりにマスメディアの生活レベルが豊かすぎて、かれらがお友だちの権力の監視などする筈がないのである。

administration committee

ちなみに「女子アナたちの推定年収ランキング・2013年最新版」によると、女子アナの年間収入は、1位の高島彩が推定2億円。「お・く・や・み」で合掌した、いや「お・も・て・な・し」で両手を合わせた滝川クリステルが2位で、推定年収1億4000万円。3位が膳場貴子で、推定年収6000万円。4位の中野美奈子が推定年収5000万円。5位の赤江珠緒が推定年収5000万円。 http://bit.ly/Q2FwGf

偏向報道王大越健介のいる犬HKは、2012年時点で、給料に住宅補助手当や通勤交通費、出張日当、カフェテリアプラン(会社も拠出する会員制福利厚生サービス)、退職積立金などを含めると、職員の一人あたりの人件費は、年間総額、1,700万円を超える。

これだったら年間1,000万円の貯金も可能だ。辞めるまでに、退職金の他に何億かの金を貯めるのも可能である。これで年収100万円、200万円の下級奴隷に対して受信料を払えと裁判まで起こす。鬼である。こういうメディアが、メディアをしばる安倍晋三、あるいは経営委員会、犬HK会長の下で、さらに大本営発表に努めるのは必然である。

本人たちにとっては、ジャーナリズムというより、職場は打ち出の小槌に実感が近いのだろう。

国民の立場に立つはずがなく、まして食べるのに困った国民の側に立つのも、よほどの人物でない限り、ないのである。

worst wage

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安倍晋三は、東京五輪が開かれる2020年度までの時限措置として、外国人実習生が日本で働ける期間を、現在の3年から5年にのばす。4月4日の経済財政諮問会議・産業競争力会議の合同会議で、決めたものだ。

ところが外国人実習生の過労死発生率が、日本人の5倍超になっている。

国際研修協力機構(JITCO)が公表している「外国人研修生・技能実習生の死亡者数と死因」によると、1992年度から2012年度の間で、304人が死亡している。

foreigner worker death rate

29人が自殺である。87人が過労死の疑いが濃厚と考えられる脳・心臓疾患で亡くなっている。しかし、この種の政府に都合の悪いデータの実数は、大幅に上回るものと考えなくてはならない。

奴隷が奴隷である所以は、主人としては生きないし、生きられないところにある。奴隷の精神では、世界には奴隷しか存在しないのだ。

したがって日本の奴隷は、わが国にきた外国人研修生・技能実習生を、自分より下位の家畜として扱うのである。

『すくらむ』が、「安倍政権が現代の奴隷労働=外国人実習制度を拡大 ― 外国人実習生の過労死発生率は日本人の5倍超」という記事を載せている。衝撃の事実が語られているので、長くなって恐縮だが、引用する。

「私が取材した外国人研修生・技能実習生の実態の一部を紹介します。

時給は1年目が200円、2年目が300円で、勤務時間は午前7時から午後10時までが定時。しかし実際は深夜12時過ぎまで続き、なんと深夜12時以降は時給でなくボタン1個をつくるごとに5円などという完全ノルマ制になっているところがありました。

休日は月に1度のみで、彼女たちはパスポートを取り上げられ、自由な外出も許されず、真冬に取材したのですが、住まいはあばら家ですきま風が吹き放題なのに、ストーブもエアコンもなく、お湯もでないので、彼女たちはダウンジャケットを着て部屋の中にいて、私が帰ろうとしたら、お湯を沸かし出して、どうするのか見ていたら、沸かしたお湯を2リットルのペットボトルに詰めて、それを抱えて湯たんぽ替わりにして布団の中にもぐりました。どうりで部屋の中に空のペットボトルが置いてあったなと思っていたのですが、そういう尋常でない状況があったわけです。

外国人研修生・技能実習生の雇用契約書の中に、とんでもないことが書かれているところもありました。その雇用契約書には、「会社の言うことは絶対に守らなくてはいけない」「定められた休日以外は休んではいけない」、そして、「男女交際をしてはいけない」「妊娠してはいけない」という文言までありました。ここで働いているのは、20代、30代の大人です。恋愛も妊娠もなぜ会社に否定されなければならないのでしょうか。

工場の壁に表が貼ってあって、外国人研修生・技能実習生の名前が一人ひとり書いてありました。その表には、1日に何回トイレに行ったかを書き込んでいるのです。1回トイレに行ったら1分間で70円の罰金と書いてある。

後で調べてみたら実際には罰金は徴収されていなかったのですが、現場の外国人研修生・技能実習生に対して脅しとしてトイレの回数と時間まで拘束することで、1分でも長く働かせようとしていたわけです。

深刻なのがパワハラ、セクハラです。工場の敷地に外国人研修生・技能実習生がズラリと並べられていて、この工場の専務が右から順番にビンタしていくのです。パンパンッとかなり大きなビンタの音が工場に響いていて、私が駆けつけたので途中でやめましたけど、なぜビンタをしているのか?と聞くと、「こいつらが生意気なんだよ。日本人と同じ給料にしろと迫ってきたんだ」と言うのです。

そして、セクハラはより一層深刻なものがあります。20代の女性のケースを取材したことがあります。そこの経営者が「君は工場で働かなくていいから、うちの手伝いをしろ」と言って、経営者の家の掃除や犬の散歩などをその女性に押しつけました。

そして、夜になるとその経営者がやってきて、彼女は抵抗したのですが無理やりレイプされてしまったわけです。それから彼女はお金を稼いで帰国しなければならないために経営者にさからえず、そうした行為が続いたわけです。

経営者は行為を終えると枕元に1万円を置いたそうです。彼女はその1万円を受け取るかどうか迷ったそうです。

迷った末に受け取る道を選びました。彼女はお金を稼いで帰国する必要があったからです」 http://amba.to/1kiGaKS

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誤解はないと思うが、わたしは、この国を愛するが故に、書いているのだ。奴隷国家からの決別こそがわたしの真意である。奴隷国家とはけしからん、というのは、実はもっとも奴隷的な怒りである。なぜならそれは「ほんとうのことをいうな」という奴隷の心情から出てくるものだからだ。

時給は1年目が200円、2年目が300円で、勤務時間は午前7時から始まって、実際は深夜12時過ぎまで続く。

恋愛も妊娠も否定。作業中のトイレの回数も拘束。給料に文句をいうと殴られる。女性はレイプされる。

これを奴隷といわずに、どこに奴隷がいるだろう。女性への売春の強制は従軍慰安婦どころではない。現在の日本に、形を変えて実在していたのである。強いている権力者が、軍服を着ているか、ネクタイを締めているかの差だけだ。

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「あまちゃん」総括

今日はいつもの趣向とは変わって犬HKの連続テレビ小説「あまちゃん」を取り上げる。

もともとこのメルマガは政治状況論を中心に、教育やメディア、文学、ITに至るまで幅広く取り上げる方針なので、ご了解願いたい。

多くのテレビドラマのなかで、「あまちゃん」を取り上げるのは、それだけの意味があるからだ。

世のなかは「あまちゃん」賛歌で溢れている。作品が面白い、という評価の一部にはわたしも賛成する。しかしこの作品には、笑ってばかりもおれないものを感じる。日本人は熱しやすく冷めやすい。東京オリンピック開催でもそうだが、その熱しているところに、人より早く警鐘を鳴らすと、猛烈な反発を招く。

これは困ったものだ。文学の世界で村上春樹、脱原発の世界で小出裕章などは、すでに批判がタブーの神々である。

いちど小出裕章の「汚染食品R指定(10禁~60禁)論」を批判したところ、ツイッター上で猛烈な「返信」の山に見舞われた。それで小出がすでに神になっていて、多くの信者は小出に関して思考停止に陥っていることをわたしは知った。

「返信」のなかには「デマを流して恥ずかしくないのですか」というお叱りもあって、小出の「汚染食品R指定(10禁~60禁)論」をご存じない信者もいたようだ。

小出裕章をわたしも好きである。評価もし、ブログでもかれの動画を取り上げている。

しかしわたしは信者ではないので、「ここは、お前さん、おかしいよ」というのだが、信者にとってはそれも許されないことらしい。

村上春樹にいたっては、信者は世界的に広がっている。新作が出れば「作品の内容抜きに、みんなが買うので、とりあえず」購入する、といった馬鹿げた現象を生んでいる。

あんなB層向けの、くだらない作品の何処がいいのか、と笑っている物書きは多いのだが、誰もが保身に走って本当のことをいわないのだ。

今年もノーベル賞は逃したが、これが7回目らしい。かれの場合は、少しでもまともな作家が対抗馬にいたらもらえない。かれが受賞するのは、世界中がよほど不作の年で、選者に目利きがいなくなったときだ。

ほんとうは、こんなくだらない賞、と受賞を拒否したらいいのだが、若いときに、そのために日本を逃げ出して米国に渡ったので、飛びつくだろう。

さて、本題の「あまちゃん」に入ろう。

「あまちゃん」は面白い。演出とカメラも素晴らしかった。

脚本の宮藤官九郎は才能がある。たまにナレーターに間違ったことを喋らせていたが(ナレーターが登場人物の未来を語るのは、視聴者の想像力を奪う、19世紀の古い手法である)、それを除けば実によく考えられた脚本だった。

これは方法的に面白い、と思ったことのひとつに、天野春子(小泉今日子)の若き日(有村架純)が、繰り返し登場し、回想だけではなく、作品の現在に重要な役割を演じたことだ。

また、「あまちゃん」には、1話のなかにもいくつもの伏線が張ってあり、それがかなりの鮮やかさだった。ただ、量的な観点からいうと、もう少し刈り込んだ方がいいかもしれない。いまはもう限界で、これ以上多用すると、イ・ビョンフン監督並のB層向けの説明になってしまう。

小説やドラマの主人公は、作品の展開を読まれないようにするために賢い人間であることが原則である。しかし、「あまちゃん」の主人公はバカでかわいい女の子だった。

したがって「あまちゃん」のあらすじはほとんど先を読めるものになっていた。あれも中途半端、これも中途半端。しかし、本人はそれを自覚することができずに先に進んでいく。それでも面白い。

この面白さの一斑の理由は、宮藤官九郎の会話の上手さにあるようだ。

それと宮藤官九郎自身がバカを描かせたら当代一流の脚本家であるということもある。舌を巻くほどうまい。

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ところで、世界にはたくさんの、物語(脚本)の作り方についての名著がある。クリストファー・ボグラーの『神話の法則』やジョゼフ・キャンベルの『千の顔を持つ英雄』、リンダ・シガーの『ハリウッド・リライティング・バイブル』。

実作に基づいたものでは、リンダ・シーガーの『アカデミー賞を獲る脚本術』、シド・フィールドの『映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと~シド・フィールドの脚本術』、ウェンデル・ウェルマンの『映画ライターズ・ロードマップ』なども面白い。

それらの脚本術が共通して指摘するセオリー通りに、「あまちゃん」は、人の集まる<水飲み場>を2か所設定した。

ひとつは天野夏(通称「夏ばっぱ」)が経営する喫茶「リアス」(夜はスナック「梨明日」)、ふたつ目が梅頭(うめず)が経営する東京の寿司屋「無頼鮨(ぶらいずし)」である。

本来なら、この<水飲み場>に人は集まり、ここが人生の屠殺場となるのだが、宮藤官九郎は、そうしなかった。<水飲み場>はすべて幸せのたまり場になっている。これは「あまちゃん」を考えるときに、極めて象徴的な設定なのだ。

3.11前後の北三陸を舞台にしながら、ドラマには一片の暗さもない。不思議なことに3.11後に人が<水飲み場>に集まっても暗い話は何もない。

笑いだけで描く。こういう描き方でいいのだろうか、こういった北三陸の描き方は、亡くなった方々への、そして現在も仮設住宅で苦しむ方々への侮辱ではないのか、といった思いがいつも頭をよぎった。

「あまちゃん」の罪作りなことは、そのメディア的な成功によって、今後、3.11後の世界は、文学も映画もドラマも、「あまちゃん」を下敷きにする可能性が強いことだ。

つまり3.11を扱っているのに、原発や放射能汚染がない作品である。

このことは、『あまちゃん』の登場人物がすべて善人であって、敵役(悪役)が登場しなかったところにも象徴的に現れている。

この敵役というのはドラマ(小説)のなかで非常に重要な役割を持つのである。ある意味では主人公よりも魅力的で強大な敵役を作ったとき、その作品は成功するのだ。強大で魅力的な敵役の不在が、『あまちゃん』から深みを奪っている。

無理して探せばプロダクションの社長太巻(古田新太)ということになる。

しかし、太巻は小心者の小物で、主人公の母(小泉今日子)で十分にやっつけることが可能だった。

この敵役は憎めない敵役であって、魅力的な人物ではない。しかも作品の結末ではいい人になってしまう。

ところで演出の井上剛が、宮藤官九郎に脚本を頼むにあたって「朝ドラで東北の話をやりたかった」というモチーフが最初からあったのだという。逆にいうと宮藤官九郎の頭にはそれはなかったわけだ。

犬HKが朝ドラで東北を撮りたいといえば、そのモチーフはひとつしかない。「何も起きなかったんだよ。笑っておれば放射能など怖くない」という既得権益支配層の思想を、笑いのうちにドラマ化すること。

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宗主国のメディア犬HK

わが国の不幸の原因、国民がいくら懸命に働いても幸せになれない元凶は、不断に国民を洗脳し、既得権益支配層の権益確保に仕える、16社体制の御用情報空間が存在するからだ。

したがってわが国ではマスメディアの問題は情報の問題ではない。優れて政治の問題なのである。

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メディアが誘導する国民の不幸

小沢一郎なき民主党というのは、その存在理由自体をなくした政党であるといっていい。

現在、野党に下っているが、非自民の姿勢をとるかと思えば、政策ではほとんど自民党に協調する。

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死神としての原発考

3月22日のツイッターで「怒れる不動明王」が次のツイートをしていた。

「本日のお笑い報道「大都市地価、上向く」、本当に狂った国だ。自民党に代わって2か月少ししか経ってないのに、あらゆる価格が上昇? これは明らかに選挙前から官僚になる壮大な仕掛けがあったのではないのか。やはり衆院選には壮大な不正があったのだ。あまりにも増税のためだけの仕掛けがされすぎてる」
(引用終わり)

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