リベラル粛清の深層

1 誰がリベラル派を粛清したか

へどを吐きそうな政治状況が続いている。

その状況も愚劣さと醜悪とがブレンドされていて、いかにも日本的なところが特徴だ。
日本的というのは、実質的な植民地日本の政治状況という意味だ。

今回の衆議院選挙で確実に定着したのは、ネットが、とりわけツイッターが強力な武器になってきたことだ。

いま世界の有力な政治家は、ドナルド・トランプをはじめツイッターで情報を発信する。

だからツイッターをみれば、状況の推移が地上波メディアよりも早く、正確にわかる。
肉声であって編集されていないところが魅力だ。

たとえば10月6日に、都民ファーストへ離党届を提出したあとに、禁じられていたSNSでの情報発信を取り戻し、次の投稿をした音喜多の呟きは状況そのものだ。

おときた駿(東京都議会議員 /北区選出)

自由に発言し、気に入った投稿に「いいね!」を押し、共感したものを好きにRTできる。

素晴らしいことだ。素晴らしいことだ。

独裁者は、すなわち99%の敵は、この恣意的な表現の自由を、もっとも恐れるのだ。

現在の政治状況の中心にいるのは小池百合子であり、前原誠司であり、小沢一郎である。
それから自己犠牲を厭わず野党共闘に邁進する共産党の志位和夫がいる。
さらに立憲民主党を作った枝野幸男がいる。
深刻な状況が必ず作り出すトリックスターが原口一博といったところだろう。

小沢一郎は、素人目にはかすんだ小さな存在になっているのであるが、小沢信者がツイッターのTLを「前原マンセー」「小池マンセー」と派手に叫び回ることで、皮肉なことに、小沢こそすべてのストーリーを書いた隠れ主役ではないかという疑いが多くの人から消えていないようだ。

それに加えて、前原誠司と小沢一郎の、党の壊し方が、瓜二つになっている。
前原が民進党を(1)立憲民主党、(2)希望の党、(3)無所属に壊したとする。
すると自由党も(1)「立憲民主党」、(2)希望の党、(3)無所属に壊している。
両者とも自党からは立候補させない。

代表が無所属で出馬する形も同じだ。
少なくとも小沢は民進党の代表戦に深く関わった。
その支持した前原誠司が代表になり、今回、小池と組んで民進党潰しとリベラル狩りをやったのだから、小沢が、「自分が思っていた形とは違うものになっている」「自分は自民党とは組まない」「小池と前原会談に自分は関わっていない」といっても、これをそのまま信じる人は少ないだろう。

小沢を追放して首相の芽を最終的に摘んだ民進党(旧民主党)への、最後の復讐だったと捉えると、悲劇の壊し屋としての面目躍如である。
そう解釈する人は少なくない。

ただ、わたしは、今日のメルマガで違った見方を提案したい。

小池と前原による、民進党内リベラル狩り、モリカケ潰しは、たんに政治的犯罪であるというだけでなく、歴史に残る政治的犯罪である。
このことを肝腎のリベラル派議員があまり理解していない。

もっとも怒らなければならないのは、民進党のリベラル派議員なのだが、意外に冷ややかである。

今回の小池と前原による、民進党内リベラル狩り、モリカケ潰しの背後には米国戦争屋がいる。
そして米国のエージェントたる小池百合子と前原誠司を使った、日本を戦争のできる国に構造改革する、その一環だとわたしはみている。

ドナルド・トランプは、政権をとってから、すっかり変わってしまった。
わたしがトランプを評価したのは、スティーブン・バノンが側にいて指南していたからである。
そのバノンを元陸軍司令官マクマスターが国家安全保障会議(NSC)から追い出し、トランプがバノンを更迭したあと、トランプは終わったのである。

トランプは米国戦争屋に囲まれてしまった。
しかも軍人政治家が実権を握っている。

米国戦争屋がもっとも破壊の対象として狙うのは、戦争に反対する平和勢力としてのリベラリズムなのである。

G・ジョン・アイケンベリー プリンストン大学教授(国際関係論)が「トランプから国際秩序を守るには――リベラルな国際主義と日独の役割」を書いている。
この論文を手がかりに、今日は日本における極右のリベラル狩りを深掘りしよう。

(G・ジョン・アイケンベリー は、米国の政治学者で、現在はプリンストン大学教授(政治学、国際関係論)。
ジョージタウン大学、国務省、ブルッキングス研究所を経て現職。
戦後秩序に関する論文を数多く発表している)

2 リベラル派としての安倍晋三

<リベラルな秩序の内なる崩壊>

米主導のリベラルな秩序は死滅しつつあるのか。
そうだとしても、本来、このような形で終わりを迎えるはずではなかった。
戦後秩序を脅かす最大の脅威を作り出すとすれば、それは敵対的なリビジョニスト国家であり、米欧はこれに対抗して過去70年の成果を守るために連帯すると考えられてきた。

だが、世界でもっとパワフルな国が、自ら構築した秩序を破壊するような行動をとり始めている。
敵対的なリビジョニスト国家は確かに登場した。
だが、自由世界を驚かせる行動をとり続けているこの国を率いる人物は、ホワイトハウスのオーバルオフィスにいる。

古代より近代まで、大国が築き上げた秩序が誕生しては消えていった。
しかし、通常なら、秩序は外部勢力に粉砕されることでその役目を終える。
自死を選ぶことはない。

しかし、ドナルド・トランプ米大統領のあらゆる直感は、戦後の国際システムを支えてきた理念と相反するようだ。
貿易、同盟関係、国際法、多国間主義、環境保護、拷問、人権と、これら中核課題のすべてについて、彼がこれまでに主張してきたことを実行すれば、リベラルな国際秩序の擁護者としてのアメリカの役割は終わる。

(中略)

アメリカ社会でリベラルな民主主義の価値と規範が軽視されつつあるだけに、トランプのリベラルな秩序に対する挑戦はさらに危険に満ちたものになっている。
大統領は連邦裁判所判事の正統性に疑問を投げかけ、メディアを攻撃し、憲法と法の支配さえほとんど気に懸けていない。
民主的政治に不可欠な、事実、エビデンス、科学的知識、適正評価、合理的な議論が日ごとに軽視されていく。

トランプの主張になかに、この国の政治的伝統の美徳、建国の父たちの叡知、リベラルな民主主義のこれまでの困難な試みとその成果への認識(や評価)を見出すのは難しい。
これらの側面に大統領が触れないことが多くを物語っている。

「なぜ殺人者であるロシアのウラジーミル・プーチン大統領を尊敬しているのか」。
2017年2月にフォックスニュースのインタビューでこう聞かれたトランプは、「何だって、われわれの国が無実だとでも思っているのか」と反論し、250年の歴史をもつこの国の理念と、数世代のアメリカ人が試みてきたモラル上の優位という成果を否定した。

リベラルな民主世界全体が危機のなかにあるだけに、このようなアメリカの政治的展開はさらに深刻な意味合いを伴う。
戦後秩序を構築してきた中道・革新勢力による連立政権の時代は終わりつつある。
リベラルな民主主義そのものが力を失い、極右のポピュリズム勢力の攻勢にさらされている。

こうした問題の元凶を、経済格差を広げ、先進諸国の社会不満を高めた2008年のグローバル金融危機に求める人もいる。
実際、戦後秩序を擁護し、そこから恩恵を引き出してきたのは先進諸国だった。

近年では、欧米の大衆は、リベラルな国際秩序のことを、安定や似たような考えを抱く諸国間の連帯の源としてではなく、豊かでパワフルな特権層のためのグローバルな活動の場と次第にみなすようになった。
この意味では、トランプ現象は、リベラルな民主主義を衰退させた原因ではなく、むしろ、民主体制が衰退した結果とみなすこともできる。

しかし、すでに権力ポストにある以上、トランプがそのアジェンダに取り組んでいくにつれて、リベラルな民主主義はさらに衰退していくだろう。

リベラルな国際秩序を存続させるには、この秩序をいまも支持する世界の指導者と有権者たちがその試みを強化する必要があり、その多くは、日本の安倍晋三とドイツのアンゲラ・メルケルという、戦後秩序を支持する2人の指導者の肩にかかっている。
トランプは、アメリカが構築してきた世界でワシントンが果たすべき責任を放棄しており、彼が戦後秩序に与えるダメージは、時とともにその全貌が明らかになっていくだろう」(『Foreign Affairs Report』2017 NO.5)

多くの読者は、リベラルな国際秩序の存続者として、ドイツのアンゲラ・メルケルとともに安倍晋三の名前が出てきたことで、興ざめされたにちがいない。
しかし、ここがとても興味あるところなのだ。

『Foreign Affairs Report』は、世界の指導者たちに決定的な影響を与え続けている。
同一テーマに関しても異なった角度からの論文が掲載されており、表現の自由の幅はけっして狭くはない。
リベラリズムに関しては擁護の論文が多いように思われる。

そこでなぜ安倍晋三がリベラルな国際秩序の存続者なのか。
その最大の根拠は、トランプが本質的には反ワン・ワールド主義者であるのに対して、安倍晋三が新自由主義のグローバリストであり、ワン・ワールドのなかに生きていることにあろう。
だから、トランプが離脱を宣言したTPPを、安倍晋三は継続する。

あるいはトランプの本音が親ロシアの多極化推進であるのに対して、安倍晋三は、米国が築いてきた戦後秩序、一極支配の推進者であるから、トランプにとっては非常に面白くない政治家なのだ。

リベラル派: 安倍晋三

反リベラル派(極右のポピュリズム): トランプ(米ネオコン)―小池百合子―前原誠司

こう考えると、小池、前原が、一貫して安倍打倒といい、同時に民進党のリベラル派に転向の踏み絵を踏ませ、粛清したのも整合性をもってくる。
ふたりの米ネオコンのエージェントのなかでは、安倍こそリベラルの頭目なのだ。

米国はドナルド・トランプによって自死のなかにある。
それはリベラルな国際秩序の擁護者としての、米国の終焉を意味していた。

米国でのリベラルな民主主義の価値と規範は軽視され、「トランプのリベラルな秩序に対する挑戦はさらに危険に満ちたものになっている」。
それがネオコンと一体となって、日本の安倍攻撃になったのかもしれない。

「リベラルな民主世界全体が危機のなかにあるだけに、このようなアメリカの政治的展開はさらに深刻な意味合いを伴う。
戦後秩序を構築してきた中道・革新勢力による連立政権の時代は終わりつつある。
リベラルな民主主義そのものが力を失い、極右のポピュリズム勢力の攻勢にさらされている」。
これはまさに日本の状況そのものだ。
極右のポピュリズムとは小池、前原であり、ふたりはリベラルな民主主義の破壊に乗り出したのである。

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わたしは若い頃に吉本隆明の『試行』に作品を発表していました。
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小池の政党が示す日本の将来

1 ポンコツ・ガラクタだらけの希望の党

今年のノーベル文学賞を英国人が受賞した。

バカな日本のテレビが日本出身とか故郷は長崎だとか、とにかく日本に結びつけるのに必死だ。
これも「日本スゲー系」の、1%への同調圧力が起動しているのである。

こういった洗脳でもしなければ、日本はもたない国に腐敗してしまっている。

日本はどこまで堕ちていくのだろうか。
まるで際限がないようだ。

「問題ないおじさん」の菅義偉が、「答えない権利」を振りかざすなか、望月衣塑子の懸命の闘いが続いている。

わたしは日本国民の不幸の元凶に東京の大手(「記者クラブ」)寿司友メディアがあると書いてきた。
真実を伝えないメディア、権力の広報機関としてのメディアが、戦後70年余たって、極右によるリベラル狩りという、異様な事件を現出するまでに日本を腐敗させてしまった。

世の中はミドリのタヌキ一色だ。
小池は10月5日の前原誠司との会見で国政に出ないことになった。
しかし、これはあくまでも5日の段階での発言だ。
あくまでも選挙の結果を見て最終的な結論はだすことになる。

つまりミドリのタヌキは、現在の希望の党に対する支持率の低下からして、過半数は無理だと判断したのだろう。
つまり総選挙後の首班指名では自民党の石破茂を指名する可能性がある。
その後には、自・公・希・維の翼賛体制ができるだろう。

二大政党制、政権交代というのはミドリのタヌキの誘蛾灯、毛針だった。
これがまだわかっていない人たちがいる。

前原誠司という無能で冷酷な詐欺師が、「どんなに批判されても結構だ。わたしは、とにかく安倍政権を終わらせる」とダマシを続けている。

しかし、冷酷な詐欺師の発言を行動が裏切っている。
安倍政権を終わらせるために、もっとも熱心な立憲民主党の枝野幸男らに刺客を立てるのはなぜなのか。
逆に隠れ自民党の野田佳彦らに刺客を立てないのはなぜなのか。
前原には説明ができないだろう。

小池と前原による、民進党内リベラル狩り、モリカケ潰しは、前代未聞の政治事件である。

ミドリのタヌキの正体も次第に暴かれはじめてきた。
都民ファーストを脱会した音喜多駿の暴露によると、「少なくともわたしに関しては、メディア出演は厳しく規制され、事実上出られない状態だった。また新人議員とご飯を食べに行こうとしたら、それは派閥作りの行動だということで、厳しく呼び出され叱責された」ということだ。

これが希望の党が過半数をとり、ミドリのタヌキが総理になったときの、国民の姿だ。

よくミドリのタヌキの判断基準、選択基準がわからないという声を聞く。

なぜなら、たとえば希望の党東京7区候補の荒木章博は、こんな人物だからだ。

〔事実の概要]バドミントン協会役員・熊本市議会議員で妻子あるx男(39)は、実業団バドミントン選手A女(23)に酒を飲ませ抵抗を抑圧してホテルで強姦し、その後も「結婚を前提に付き合いたい」等の甘言を弄して関係を強要した。

A女は、単なる暴力的な性の捌け口として強姦された場合よりは救いがあると考えて被告の言葉を信じようとしたり、恥ずかしさなどから被害を認めたくないとの思いや、選手生命を奪われるのではないかとの驚愕・動揺から、半年ほど関係を続けた。

[判決の概要](中略)

「被告の行為は、刑法上の強姦又はこれに準じる行為というべきものである。

原告との性関係は「被告が意識するとしないとにかかわらず、原告に対し、結婚したい等と甘言を弄し、あるいは自らの社会的地位と影響力を背景とし、原告の意向に逆らえば選手生命を絶たれるかもしれないと思わせる関係の中において、形成され維持されたものであるから、結局、原告は、被告から強姦又はこれに準じる行為によって辱められた上、その後も継続的に性関係を強要されたのであり、被告によって性的な自由を奪われたということができ、しかも、これが原因で恋人と別れた上、バドミントン部を辞め、会社も退職するに至ったのであり、多大の精神的苦痛を被ったといわなければならない

「被告は、原告に性関係の強要を続けたことの自覚がなく、これに対する反省の情が窺われないといわざるを得ない」(熊本市議バドミントン協会事件

2 都ファこそ明日の日本の姿か

つまり、小池百合子は優れた政治家を集めようとはしていないのだ。
小池の支配に従い、文句ひとついわない奴隷が求められているのである。

この奴隷としての「都民ファースト」について、離党した音喜多はこう述べている。

さらに、現在の都民ファとの類似点として、希望の党が民進党からの合流候補者に提出を求めた「政策協定書」と絡めた。

我々も基本方針や誓約書などにサインさせられた。
党の方針に従うようになどと書いてあるが、では党の方針や規約は何かというと、ない、見せられない、でもサインしなさいという。
希望の党の報道などをみていると、党の公約に逆らわない、遵守するようにとされている一方、その公約がない。

しかし今サインしないと公認は出さないとしている。
これは『白紙委任状』を出すことになる。
こういう点は都民ファーストの会と似ていると思う」」(音喜多氏がぶちまけた小池知事批判 「忖度政治を批判していた我々が忖度だらけ」『J-CASTニュース』(10月5日)

党の方針に従うようサインを求められて、党の方針や規約を尋ねると、「ない、見せられない、でもサインしなさいという」。
都民ファーストの政治家たちは、すべてこれにサインしたのだろう。

このていたらくの政治家たちに都民を幸せになどできるはずがない。

音喜多は別のインタビューでこうも答えている。

──都議会のドンと呼ばれた、内田茂氏が牛耳っていた自民党時代の都議会も、情報公開は遅れていました。
そこから改善していないのですか。

かねてから、内田茂さんが所属する委員会では質問ができなかったので、それを変えるべきだと言っていました。

しかし、警察消防委員会などの委員会では、基本的に質問をしないという方針のままだと聞いています。

さらに議員は文書質問もできず、資料要求もやってはいけないという通達がされています。
議員の権限を奪い取っているわけです。
「自民党以下」の状況です。

イエスマンしかほしくない

──小池さんは発信はうまいけれども、組織のマネジメント能力に乏しいという声があります。

小池さんは人を信頼せず、信頼できなくなると、どんどん人を切ってしまうというか遠ざけてしまう。
その結果、お友達内閣のような形になって、似たような能力と思考回路の人ばかりが集まって組織運営をするから、こういうことになるんだろうと思います」(【音喜多駿】小池政治に失望。希望の党は崩壊する(2017年10月6日))

「議員は文書質問もできず、資料要求もやってはいけないという通達」ということになると、小池が盛んにいっていた情報公開と真逆の世界である。
小池は愚民観の持ち主であり、それがパフォーマーとして、受けそうなキーワードを羅列する政治として実現するのだろう。

ミドリのタヌキの銭ゲバぶりも凄い。
都ファは、毎月21万円を議員から徴収していた。
55人で1150万円強である。
ほかにパーティー券のノルマもあった。
これで喋るな、集まるな、意見はいうな、決まり事はどこか上の方の知らないところで決まり、ただ降ろされてくるだけ。
これだったら政治家になった意味がない。

10月6日、音喜多は都ファを離党した。その直後のかれのツイート。

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素晴らしいことだ。

何だか切なくなってくる。
まるで刑務所から娑婆に出てきた囚人の呟きのようだ。
しかし、これは現実であり、これが現在の日本なのだ。

いずれ外国に移住した日本人は、同じ感慨をもつことになるだろう。

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