加計学園の水増し請求疑惑の深層

このページは、2017年7月1日に更新しました。

『兵頭に訊こう』は、現在の国内外の重要問題について、最新の情報と考え方(批評)を、見やすく、わかりやすいことに注力して発信しています。

・・・・・・・・・━━━━━━☆

[char no=”1″ char=”漱石”]現在の自民党の腐敗・無法・暴力の向こうには、警察国家が待ち構えています。その後には腐敗・無法・暴力の真打ちが待ち構えています。軍事国家の到来です。日本人は、そのことに殆どの人が気付いていませんね。[/char]

このページの要旨

豊田真由子には、複数の秘書、運転手が同じ被害に遭っていた。
こうなる前に、年配の議員から、こんこんと説諭すべきだった。
徳がないので、安倍晋三と同じく権力をもつと、極端に威張り始めるのである。
夫に対しても口汚く罵っていたようで、夫は、小学生の2人の子供のために“これ以上こんな母親の姿を見せられない”と子供とともに家を出ていた。

安倍政権の腐敗を可能にしているのは、スシ友メディアの腐敗である。
都議選で自民党は惨敗するが、しかし、それはあくまでも現象である。
本質は、小池百合子の「都民ファースト」を使った自民党の偽旗作戦が勝利するのである。
自民党の偽旗作戦とは、小池百合子の「都民ファースト」+公明+維新+自民・民進の離脱組といった自民党の補完勢力で、自民党政権の永続化を謀るものだ。
小池は次の衆議院選挙では国政への進出を狙うことになろう。
自民、民進などからの離脱組を加えて、国政での自民党補完政党、第二の維新を作ることになる。
ただ、これでますます日本政治は劣化し、米国の植民地化、国民の奴隷化が進むことになる。

建設中の加計学園獣医学部の建設費の見積書では、「鉄骨造り」で建設費は約148億円である。
しかし、6月21日に、今治市議会に提出された獣医学部の施設面積は約9840坪で、坪単価は約150万円である。
一般的な「鉄骨造り」なら55万~65万円だから、加計の獣医学部は約3倍の坪単価である。
補助金を出そうとしている今治市は「算定根拠はわからない、答えられない」という。
今治市の建築営繕課は「図面と見積書が手元に来たばかりで、今チェックしている」と、すでに着工している建築物に対して、いい加減な答えしかいわない。
加計学園も「設置審査の手続き中」を理由に回答しなかった。

[char no=”2″ char=”芥川”]「軍人の誇りとするものは、小児の玩具に似ている。
なぜ軍人は酒にも酔わずに、勲章を下げて歩かれるのであろう」(『侏儒の言葉』)[/char]

・・・・・・・・・━━━━━━☆

1 夫から見限られていた豊田真由子

あの豊田真由子の生活の実態が知られてきた。
彼女は選挙で選ばれた国会議員であり、世界一の歳費を税金からもらっている。
それにふさわしい仕事をしてもらわねば困るのだ。

現在、自民党政治家の暴言、不祥事が後を絶たない。
それも、議員になって高給生活に慣れて、国民を見下しているのではないか、といった暴言であり、不祥事だ。

国会議員には世間一般より厳しい規律が求められるのだが、逆に世間より甘い、世間ではけっして通用しないことが、自民党政治家には許されている。

『週刊新潮』(6月29日号)で、豊田議員が車を運転している政策秘書の男性に向かって、「このハゲーーーーー!」「違うだろーーーーーーっ!!」と絶叫し、連日にわたって殴る蹴るの暴行を加えていたことが報じられた。
さらには、
「お前の娘が交通事故に遭ってひき殺されて死んでさ、ひくつもりはなかったんですって言われたら腹立たない?」
と人間性を疑うような発言を繰り返す音声データがネット上に公開された。

日本一偏差値が高い女子校・桜蔭高校、東大卒で厚労省の官僚に。
2012年12月に選挙に当選したという“エリート”プロフィールからは想像できない横暴ぶり。
豊田議員の厚労省官僚時代の元同僚が語る。

彼女は官僚時代からアクの強い人でしたが、代議士になると、ますますエスカレート。
何の恨みがあるのかわかりませんが、厚労省時代の先輩たちをアゴで使い出したんです。
彼女が厚労省の職員を呼び出した時、来たのが課長補佐クラスだと“課長連れてこい!”と怒鳴り散らすので、職員は辟易としていましたよ。

国交省で働く夫に対しても口汚く罵るようで、最初はじっと耐えていた彼も、小学生の2人の子供のために“これ以上こんな母親の姿を見せられない”と家を出て、今は別居状態。
子供たちのことは豊田議員の母親が実家で面倒を見ていると聞いています」

豊田議員は報道後、自民党に離党届を提出。
現在は「心身症」により入院中だという。(豊田議員の夫「子供にこんな母親は見せられない」と出ていく『女性セブン2017年7月13日号』)

複数の秘書、運転手が同じ被害に遭っていた。
これが他の公務員や民間人だったら、即座にクビだ。
こうなる前に、年配の議員から、こんこんと説諭すべきだった。
周りへの態度を改めなければ次の選挙での推薦はない、といえば、少しは自重したかもしれない。こういう空気が自民党自体にないのだ。この方が、よほど問題であるし、深刻なのだが、そのことすら自民党は気付いていない。

政治家になってから厚労省時代の先輩たちをアゴで使い出すというのは、性格的なものである。
頭はいいのだが、非常に薄っぺら。
そういう人間をたくさん見てきた。
徳がないので、安倍晋三と同じく権力をもつと、極端に威張り始めるのである。

夫に対しても口汚く罵っていたようで、夫は「小学生の2人の子供のために“これ以上こんな母親の姿を見せられない”と家を出」たというのは理解できる。

子供に見せられない母親(あるいは父親)というのが、この世には存在する。
そういう場合、子供は両親から離れていく。一番の犠牲者は子供だということがわかる。

2 自民党の偽旗作戦としての「都民ファースト」

都議選の投開票が迫ってきた。

今度の都議選は、嘘が政策の安倍晋三、「加計でなきゃダメよ」の萩生田光一、「極道の妻たち 赤い殺意」の豊田真由子、「自衛隊としても自民党候補にお願いしたい」の稲田朋美、銭ゲバ下村博文と、自民党に逆風を吹かせまくったこともあり、ただでさえ安倍の悪政で惨敗のところが、歴史的な惨敗になりそうである。

本来なら、数人の大臣辞任を出している政権である。
しかし、第一次安倍内閣で、不祥事の大臣を辞めさせた結果、政権の崩壊に至ったので、安倍晋三は、自分のためにけっして首を切らない。
実に愚かな教訓を実践しているのだ。

第一次安倍内閣時代の2007年でも現在のような要人の不祥事や失言・暴言があったが、その結果、自民党は、夏の参院選で惨敗した。

そっくりの状況になってきた。

この安倍政権の腐敗を可能にしているのは、スシ友メディアの腐敗である。
いまは政治家のみならず、強姦魔でも、それが官邸お抱えであれば、無罪放免になる。
それを東京の大手(「記者クラブ」)寿司友メディアが問題にしない。
ここから、政権の驕りと緩みと腐敗が起きている。

都議選で自民党は惨敗するが、しかし、それはあくまでも現象である。
都議選の本質とは何か。それは、小池百合子の「都民ファースト」を使った自民党の偽旗作戦が勝利するのである。

自民党の偽旗作戦とは、小池百合子の「都民ファースト」+公明+維新+自民・民進の離脱組といった自民党の補完勢力で、自民党政権の永続化を謀るものだ。

都民はそこまで見破ってはおらず、小池の見せかけの反自民に簡単にだまされている。
もともと都民はテレビに出ている有名人がとても好きだ。
有名人で格好良くさえあれば、都庁に出てこなくても、失政続きでも何年でも支持し続けてきた。
そのことはすでに慎太郎で証明済みだ。

「都民ファースト」が勝った場合、総体的に日本政界での小池百合子の発言力が高まる。
小池は次の衆議院選挙では国政への進出を狙うことになろう。
自民、民進などからの離脱組を加えて、国政での自民党補完政党、第二の維新を作ることになる。

ただ、これでますます日本政治は劣化し、米国の植民地化、国民の奴隷化が進むことになる。

小池はジャパンハンドラーとの結びつきが深く、米軍産学複合体としても小池首相に反対する理由はない。

小池も、小泉純一郎を通じて、植民地の富の献上こそ長期政権のコツだと知っており、日本はさらに破壊されていくだろう。

3 加計学園に水増し請求疑惑

『日刊ゲンダイ』(2017年6月28日)に「加計学園に建設費“水増し”疑惑 96億円補助金の怪しい根拠」が載っている。

加計学園による水増し請求疑惑は、構造的には森友学園と同じである。

「総理のご意向」が働いた加計学園問題で、新たな動きだ。

21日、今治市議会に提出された獣医学部の建設費の見積書によると、獣医学部は「鉄骨造り」で建設費は約148億円。
施設面積は約9840坪で、坪単価は約150万円
ネットメディアを中心に「高過ぎる」「水増しじゃないか」と大騒ぎになっているのだ。

一般的に「鉄筋コンクリート造り」のビルの坪単価は70万~80万円。
「鉄骨造り」なら55万~65万円である。

「今治加計獣医学部問題を考える会」の黒川敦彦共同代表が、公共建築の査定を行う「建築営繕課」に聞いたところ、市内の小学校の建設費は坪単価90万円だったという。
建築業界関係者によると、「鉄筋コンクリート造り」なら、一般的な理系大学は120万~130万円、高級ホテルは140万円程度だそうだ。

「鉄骨造り」なら坪単価は、「鉄筋コンクリート造り」より「2割程度安く済む」(建築業界関係者)という。
つまり、一般的な理系大を「鉄骨造り」で建築した場合、坪単価は96万~104万円になる計算である。

ところが、加計学園の獣医学部は150万円となっている。
獣医学部は特殊な設備が必要となり、坪単価を押し上げた可能性もあるが、やはり高級ホテルを優に超えるのは、おかしいとの疑問の声が上がっているのだ。

■今治市は「算定根拠わからない」

問題なのは、加計学園が高額建設費を基に、今治市や愛媛県から、税金を原資とした補助金を得ようとしていることだ。

今年3月、市と県は最大96億円の補助金を加計学園に拠出する議案を可決している。
補助金は国民の血税である。
もし、本来、坪単価104万円程度のところを150万円に“水増し”し、過大な補助金を得ようとしたのならトンデモナイことだ。
黒川氏はこう言う。

「26日に市企画課に坪単価150万円の算定根拠を問いただすと『わからない』『答えられない』との回答でした。
一方、建築営繕課は『図面と見積書が手元に来たばかりで、今チェックしている』と驚きの回答。
とっくに建物は着工済みなのにです。

普通は発注前に見積もりをチェックするものではないかと問うと、『普通ではないんです』とポツリ。
根拠が不明確な建築費を基に補助金額を算定するなど、あり得ないでしょう。
しかも、補助金は96億円ですよ。
まさに『普通ではない』行政手続きが踏まれているのです」

加計学園に問い合わせたが、「設置審査の手続き中なので回答は差し控えさせていただきます」。
疑惑は深まるばかり。
96億円の補助金はまだ支払われていない。
今治市は徹底調査すべきだ。加計学園に建設費“水増し”疑惑 96億円補助金の怪しい根拠

驚きの内容だ。

それにしても、今治市役所が、ぼうっとしていて頼りない感じだ。
ポイントを纏めると、次の6点である。

(1)建設中の加計学園獣医学部の建設費の見積書では、「鉄骨造り」で建設費は約148億円である。

(2)6月21日に、今治市議会に提出された獣医学部の施設面積は約9840坪で、坪単価は約150万円である。

(3)一般的な「鉄骨造り」なら55万~65万円だから、加計の獣医学部は約3倍の坪単価である。
市内の小学校の建設費は坪単価90万円。
一般的な「鉄骨造り」の理系大で、坪単価は96万~104万円。
加計学園の獣医学部は、そのどれよりも高い。

(4)補助金を出そうとしている今治市は「算定根拠はわからない、答えられない」という。

(5)今治市の建築営繕課は「図面と見積書が手元に来たばかりで、今チェックしている」と、すでに着工している建築物に対して、いい加減な答えしかいわない。

(6)加計学園も「設置審査の手続き中」を理由に回答しなかった。

・・・・・・・・・━━━━━━☆

(メルマガの公開はここまでです。申し訳ありません)

※メルマガのご案内

こんにちは!

有料メルマガ『兵頭正俊の優しさ出前』を配信している兵頭と申します。

2011年10月1日より『兵頭正俊の優しさ出前』(月額:864円(税込)/配信サイト:まぐまぐ)を配信開始しました。

月・水・金・それに、ほぼ週に1回の号外を配信しております。
実質、週に4回の配信になります。

わたしの強みは、商業ジャーナリズム、「記者クラブ」メディアから自立していることから、政権にも企業にも遠慮なく真実を語る位置を確保していることです。

わたしは若い頃に吉本隆明の『試行』に作品を発表していました。
この『試行』自体が、そのような問題意識に貫かれた同人誌でした。
位置のとり方の大切さはわかっております。

[char no=”10″ char=”与謝野晶子”]そうです。
何を書くか、よりも、誰が書くか、ですね。
どんな位置にいる、誰が書くか、が大切なのです。
それは、ほんとうのことを言えるかどうかの違いになってきます。
この位置は、競合する表現者には同じステージで真似できない強みになるのですね。
「こんにちは! 有料メルマガ『兵頭正俊の優しさ出前』を配信している兵頭と申します」って、それだけ? あいかわらずぶっきらぼうですね。
若い人たちは、あなたのことを何も知らないのだから、もっときちんと自己紹介しなくちゃ。
せっかく「プロフィール」を書いているのだから、リンクを張っておきますね。[/char]

また、教師をやっていたことから、わかりやすく表現することには通じており、多くの読者の方からわかりやすいという声を聞いています。

[char no=”9″ char=”太宰”]わかりやすいというのは、論理的ということね。
その論理も、説得する論理ではなく、納得させる論理でなければいけないのだろう。
それでどうしてもある程度の長さが必要になる。
ぼくが長編を書いたのも、そのためさ。
[/char]

優れた情報と、新しい状況の分析・とらえ方を提供します。
そして、「記者クラブ」メディアの情報操作と国民洗脳を対象化し、あなたを現在とは違うステージに招待します。

確かに、わたしはテレビなど晴れがましい舞台には出ておりません。

しかし、わたしの書いた文章は、グーグルの検索でもあちこちで上位に出ております。

ツイッターでは3万を超えるフォロワーに支持されており、無料メルマガ『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』は殿堂入りを果たしております。

価格以上の価値があると自信があります。
ぜひ購読のご検討をお願い申し上げる次第です。

なお、別に無料メルマガ『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』PC用と、内容は同じ 携帯用 を2011年8月29日より、「まぐまぐ」から配信しております。

無料で、ほぼ週刊です。
(体調を崩したとき、それに正月や5月の連休、お盆には、お休みをいただきます)

携帯の送受信の制限を考慮して、分割して送信するように改善しました。

ご登録をよろしくお願いします。

なお、メルマガはテキストファイルであり、このブログ掲載の画像などはありません。

また、このブログ掲載の文章は、メルマガの一部であり、ブログ用に編集してあります。
© GIHYO

前川喜平の語る権力とメディア

このページは、2017年6月26日に更新しました。

・・・・・・・・・━━━━━━☆

[char no=”1″ char=”漱石”]政治はとても大切です。しかし、日本のメディアは、国民を政治から遠ざけていますね。真実を知らせないようにしています。国家戦略特区も、新しい独裁の装置であって、総理に指名された民間議員が、国会議員よりも力をもって、身内への利益誘導を謀っています。こういうことを、日本のメディアは国民に隠していますね。[/char]

このページの要旨

豊田真由子の件を、「魔の2回生」というのは「ずらし」である。
この手の人間は幼少時代に萌芽があり、それが現在に開花している場合が多い。
若いときから、弱肉強食、優勝劣敗、他人を蹴落としても金儲けのためにだけ生きる者たちはいるのだ。
カメラの前の顔は選挙用で、正体は極妻が国会でしのぎをしていたのである。
国民にとっては、「魔の自民党」「魔の与党」になっている。

メディアが権力の用心棒のように振る舞う。
権力を批判する、あるいは従わない個人にメディアリンチを加える。
これは恐ろしいことだ。
なぜなら、大手新聞の記事を真に受ける国民が大半だからである。
出会い系バーに通うような文科省事務次官のいうことを信じるな。
つまり国民の劣情を組織して、権力の犯罪を隠蔽しようとしたのである。
前川喜平は読売の記事には官邸の関与があったと判断している。
日本メディアの自浄作用も大切だが、政治の側からのメディア改革も重要である。

国の最高権力とメディアが繋がり、権力の思うとおりに動かない人間を、メディアを使って叩く。
社会的に葬る。
その現場にわたしたちは立ち会うことになった。
安倍晋三ほどメディアの支配と堕落に力を注いだ総理はいない。
それはこの政権が、アホノミクスに見られるように、ただことばだけの、実体を伴わない政治であるからだ。
作られた官製相場、支持率はその象徴だ。
これが共謀罪によって庶民のレベルにまで降りてくることになっている。

[char no=”2″ char=”芥川”]メディアが国民に真実を知らせない。そればかりか、権力に盾突いた個人を、メディアが叩くようになりました。それをやった読売への批判がメディアの内部から出てきませんね。自民党とメディアの両方で浄化力が失われたまま、日本は警察国家を強化しつつあります。[/char]

・・・・・・・・・━━━━━━☆

1 「魔の2回生」ではなく「魔の与党」

「戦後最低最悪の時代と政権」。
そう呟きながら歩いていると、向こうから豊田真由子そっくりの女性が歩いてきて、ぎょっとする。
えっ、東京にいたのじゃなかったのか、と思うほど似ていた。
あの手の顔は割と多いので、全国で嫌な思いをしている人もいるのではないかと思う。

豊田真由子を紹介したこんなツイートが目にとまった。

しべりや

この人と同じ小学校で同じ学年。
小学校の頃から同級生の男子を家に集めて、自宅の玄関口で100円玉やら10円玉をバラマキ同級生の男子達に拾わせてたもの。
このニュース聞いても全く驚かないよ。
知ってたよこんな感じの性格なのは。
豊田真由子元議員さん。
流石桜蔭出身。

いつから人が変わったのか、例外的な政治家、とテレビがいっているが、これは「魔の2回生」と同じ「ずらし」である。
この手の人間は幼少時代に萌芽があり、それが現在に開花している場合が多いのだ。

若いということは、純粋ということではない。
若いときから、弱肉強食、優勝劣敗、他人を蹴落としても権力や金儲けのためにだけ生きる者たちはいるのだ。

麻生太郎が、24日に、豊田真由子について、「豊田氏が議員になる前に勤めていた厚生労働省の関係者の話として「どこかで引き取ってくれないかと思ったら永田町で引き取ってもらったんですよと(言われた)」と語った。
もとからあの調子だったのだ。(豊田氏を「あれ女性です」麻生氏、講演で

カメラの前の顔は選挙用で、正体は極妻が国会で、しのぎをしていたのである。

ただ、麻生が「魔の2回生」に対して「全国に数多くおります。(2012年衆院選で)119人もの新人が通りましたから、こりゃいろいろいるんです」というのは、ずらしである。

これに関しては、同じ自民党の河村建夫元官房長官が「あれはたまたま彼女が女性だから、あんな男の代議士なんかいっぱいいる。あんなもんじゃすまない」と語ったのが、実態としては正しい。

いずれにしても国民にとっては、「魔の自民党」「魔の与党」になっている。

「魔の2回生」などと、はぐらかしている限りは、自公政権に明日はないだろう。

6月23日は前川喜平が日本記者クラブで会見をやっていた。
誰が考えても非常に重要な記者会見だったが、テレビは海老蔵の会見をスピンとして使った。

2 政権交代によるメディア改革を

どこか前川喜平を採り上げる局があるかと探したが、どこも報道しない。
こうして日本では、国民を愚民化する装置が敗戦以来、延々と続いている。
仕方なくネットで見ることにした。

今回のメルマガでは、この会見を採り上げる。
首相や官房長官の、平成の日本の大人がいかにバカであるかを実証するような、嘘にまみれた、なれ合いの「ゆるふわ系」記者会見とは違って、実に内容の充実した会見だった。

それで一回でそのすべてを採り上げることはできない。
今回は、前川喜平が語った権力とメディアの問題に絞って、採り上げることにする。

獣医学部を巡る問題で、私としての発言を1か月前に行った。
そして、全く別の問題として認識を新たにしたのは「国家権力とメディア」の関係だ。
ここには日本を代表するメディアが集まっている。

一つは私に対する個人攻撃と思われる記事が、5月22日の読売新聞に掲載されました。
私としては不愉快な話だったが、その背後に何があったのか。
それはきっちりとメディアの中で検証される問題だと思う。
私ははっきりと官邸の関与があったと思っている。

また、文書の存在や官邸からの働きかけについて、私に最初にインタビューを行ったのはNHKだった。
しかし、その映像はいまだに放送されず、報じられていない。

また、真相を示す内部文書の中でも非常に決定的なものに、9月26日の日付のものがある。
「官邸の最高レベルが言っていること」という文言を含むものだ。
これは朝日新聞が報じる前夜に、NHKは報じていた。
しかし核心の部分は黒塗りされていた。
NHKを責めているわけではないが、これはなぜなのだろうか?

また、報道番組のコメンテーターの中には、いかなる状況証拠が出てきても、官邸の擁護しかしない方がいた。
その方の名前は差し控えるが、森友学園のときも官邸を繰り返し行われていた。
名前を出すことは控えるが、森友問題で官邸を擁護し続けた中には、ご本人の性犯罪が検察、警察にもみ消されたという疑惑を受けている方もいる。

こういったことを踏まえて考えると、私は今の日本での「国家権力とメディアの関係」に非常に不安を覚える。
国家権力と「第4の権力」とまで言われるメディアの関係を国民の視点から問い直す必要性、またメディアの方々の中で自浄作用が生じることを強く期待したい。(「前川前文科次官会見詳報」

メディアが国民に対して権力の用心棒のように振る舞う。
権力を批判する、あるいは従わない個人にメディアリンチを加える。
これは恐ろしいことだ。
なぜなら、大手新聞の記事を真に受ける国民が大半だからである。
出会い系バーに通うような文科省事務次官のいうことを信じるな。
つまり国民の劣情を組織して、権力の犯罪を隠蔽しようとしたのである。

この恐るべき不祥事を、日本のメディアは検証しなければならない。
前川喜平は読売の記事には官邸の関与があったと判断している。

9月26日の日付の内部文書に、「官邸の最高レベルが言っていること」という文言を含むものがあるが、朝日のスクープの前夜に、犬HKは核心部分を黒塗りにして報道した。

前川喜平は、これがなぜなのか、と本質的な問いかけをしている。

さらに、報道番組のコメンテーターに、どんな状況証拠が出てきても、安倍政権の擁護しかしない者たちがいる。
それはたとえば政府御用達田崎スシ楼や官邸お抱え小僧寿司のレイプ山口敬之などのことだ。

前川喜平は、このような現実を前にして「今の日本での「国家権力とメディアの関係」に非常に不安を覚える」という。
これはすでに外国からその声が上がっている。

前川は、日本メディアの自浄作用というが、わたしはなかなか困難であると思う。
自浄作用も大切だが、政治の側からの改革も重要である。

次の政権交代が起きたら、メディア改革を最優先課題とすべきだ。
東京の大手(「記者クラブ」)メディアこそ、日本国民の不幸の元凶であり、メディア改革を成し遂げただけでも、その政権は歴史に残るだろう。

2009年8月の旧民主党による政権交代は、次の争点の、左側の理念を、本来政策理念としてもつものであった。

(1)対米自立か、対米隷属か

(2)共生社会か、市場経済原理主義か

(3)この国の統治機構、官僚支配の中央集権体制を根本的に変えるか、それとも現状維持か

(4)既得権益支配層の権益廃絶か、現状維持か

このすべてを旧民主党は裏切り、右側の理念に走った。

さらにも以上の政治理念を状況的に対象化すると、次のテーマが存在し、政権交代後の民主党は、左側に立つはずであった。

(1)消費税増税に反対か、賛成か

(2)TPPに反対か、賛成か

(3)東京電力の一時国有化(法的な破綻処理)か、実質国有化(政府の公的資金投入による救済)か

(4)反(脱)原発か、原発維持(推進)か

(5)国会議員の削減、公務員改革(とりわけ司法改革、天下り・渡りの根絶)、メディア改革などの改革か、現状維持か

(6)普天間基地の県外あるいは国外移転で米国と交渉するか、従来通り沖縄に押しつけるか

旧民主党は、この左側の理念を掲げて政権交代を果たしながら、完全に右側の、既得権益支配層、エスタブリッシュメントの利益追求に奉仕する政党に転落していった。

いま本メルマガのテーマに沿っていうと、理念としては、政治の側からするメディア改革としては、既得権益支配層の権益廃絶である。

前川喜平の発言をさらに聞いてみよう。

3 権力とメディア

--5月22日付の読売報道について「官邸の関与があった」とおっしゃられた。その根拠は何か。

もともと私がそういうバーに出入りしていることについて、官邸は承知していた。
杉田和博副長官からご注意を受けたことがあるので、まず官邸で知っていた情報だ。
それがまず一つ。
それから読売新聞の記事が出たのは5月22日だが、20、21日の両日にわたって読売新聞の記者からアプローチがあった。

私の私的な行為、活動について「報道するつもりがあるんだ。ついては私のコメントが欲しい」とアプローチがあった。
私は答えなかった。
ま、正直申し上げて、読売新聞がそんな記事を書くとは思わなかった。

同じ21日だが、一方で、和泉首相補佐官(加計学園事件の、官邸のキーパーソン 注 : 兵頭)から文科省の某幹部を通じて「和泉さんが話をしたいと言ったならば応じるつもりがあるか?」と打診があった。5月21日の日曜日。
私は「ちょっと考えさせてほしい」とそのままにしておいた。
私は何か報道が出てもかまわないというつもりだった。

報道が出ることについて、何かそれを抑えてほしいとか官邸に頼もうということは思っていなかったので、私はこの読売新聞からのアプローチと官邸のアプローチは連動していると感じた。
それは一つの根拠だが、もしこういうことが、私以外の人にも起きているとするならば、それは大変なことだと思う。

監視社会化とか、あるいは警察国家化とか言われるようなことが進行していく危険性があるのではないかと。
あるいはさらに権力が私物化されて、「第4の権力」と言われているメディアまで私物化されることになれば、これは日本の民主主義が死んでしまう、その入り口に我々は立っているのではないかという危機意識を私自身が持った。
そのことがこの問題の大きなインパクトだと思っている。

5月22日付の読売による人物破壊について「官邸の関与があった」根拠として、前川喜平は次の3点を挙げている。
国の最高権力とメディアが繋がり、権力の思うとおりに動かない人間を、メディアを使って叩く。
社会的に葬る。
その現場にわたしたちは立ち会うことになった。
実に貴重で興味深い証言だ。

(1)前川が出会い系バーに出入りしていることについて、すでに官邸は知っていた。
杉田和博副長官から注意を受けたという。

(2)読売の記事が出たのは5月22日。
その直前の20、21日の両日に読売の記者から前川にアプローチがあり、前川の私的な行為、活動について「報道するつもりがあるが前川のコメントが欲しい」といってきた。
読売がそんな記事を書くとは思わず、前川はノーコメント。

(3)すると同じ21日(日曜日)に、和泉首相補佐官から文科省の某幹部を介して「和泉さんが話をしたいと言ったならば応じるつもりがあるか?」と打診があった。
前川は「ちょっと考えさせてほしい」とそのままにしておいた。
前川は、「この読売新聞からのアプローチと官邸のアプローチは連動していると感じた」。

以上の3点であるが、官邸と読売が連動しているとの前川の判断は正しいだろう。
安倍晋三ほどメディアの支配と堕落に力を注いだ総理はいない。
それはこの政権が、アホノミクスに見られるように、ただことばだけの、実体を伴わない政治であるからだ。
作られた官製相場、支持率はその象徴だ。

だから同じタイミングでメディアと官邸とから、降伏と服従の促しがあったのだ。
これを前川喜平という前事務次官に起きた特殊な事件と思ってはならない。

これが共謀罪によって庶民のレベルにまで降りてくることになっている。
具体的には、公安・警察とメディアが、権力の思うままにならない個人、政権を批判する個人を社会的に葬る仕組みがすでに出来上がっている。

前川は、「「第4の権力」と言われているメディアまで私物化されることになれば、これは日本の民主主義が死んでしまう、その入り口に我々は立っているのではないか」と訴える。
この危機意識は鋭く、かつ正当である。

・・・・・・・・・━━━━━━☆

(メルマガの公開はここまでです。申し訳ありません)

※メルマガのご案内

こんにちは!

有料メルマガ『兵頭正俊の優しさ出前』を配信している兵頭と申します。

2011年10月1日より『兵頭正俊の優しさ出前』(月額:864円(税込)/配信サイト:まぐまぐ)を配信開始しました。

月・水・金・それに、ほぼ週に1回の号外を配信しております。
実質、週に4回の配信になります。

わたしの強みは、商業ジャーナリズム、「記者クラブ」メディアから自立していることから、政権にも企業にも遠慮なく真実を語る位置を確保していることです。

わたしは若い頃に吉本隆明の『試行』に作品を発表していました。
この『試行』自体が、そのような問題意識に貫かれた同人誌でした。
位置のとり方の大切さはわかっております。

[char no=”10″ char=”与謝野晶子”]そうです。
何を書くか、よりも、誰が書くか、ですね。
どんな位置にいる、誰が書くか、が大切なのです。
それは、ほんとうのことを言えるかどうかの違いになってきます。
この位置は、競合する表現者には同じステージで真似できない強みになるのですね。
「こんにちは! 有料メルマガ『兵頭正俊の優しさ出前』を配信している兵頭と申します」って、それだけ? あいかわらずぶっきらぼうですね。
若い人たちは、あなたのことを何も知らないのだから、もっときちんと自己紹介しなくちゃ。
せっかく「プロフィール」を書いているのだから、リンクを張っておきますね。[/char]

また、教師をやっていたことから、わかりやすく表現することには通じており、多くの読者の方からわかりやすいという声を聞いています。

[char no=”9″ char=”太宰”]わかりやすいというのは、論理的ということね。
その論理も、説得する論理ではなく、納得させる論理でなければいけないのだろう。
それでどうしてもある程度の長さが必要になる。
ぼくが長編を書いたのも、そのためさ。
[/char]

優れた情報と、新しい状況の分析・とらえ方を提供します。
そして、「記者クラブ」メディアの情報操作と国民洗脳を対象化し、あなたを現在とは違うステージに招待します。

確かに、わたしはテレビなど晴れがましい舞台には出ておりません。

しかし、わたしの書いた文章は、グーグルの検索でもあちこちで上位に出ております。

ツイッターでは3万を超えるフォロワーに支持されており、無料メルマガ『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』は殿堂入りを果たしております。

価格以上の価値があると自信があります。
ぜひ購読のご検討をお願い申し上げる次第です。

なお、別に無料メルマガ『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』PC用と、内容は同じ 携帯用 を2011年8月29日より、「まぐまぐ」から配信しております。

無料で、ほぼ週刊です。
(体調を崩したとき、それに正月や5月の連休、お盆には、お休みをいただきます)

携帯の送受信の制限を考慮して、分割して送信するように改善しました。

ご登録をよろしくお願いします。

なお、メルマガはテキストファイルであり、このブログ掲載の画像などはありません。

また、このブログ掲載の文章は、メルマガの一部であり、ブログ用に編集してあります。
© GIHYO

自民党の命運は公明党が握っている

このページは、2017年6月24日に更新しました。

・・・・・・・・・━━━━━━☆

[char no=”1″ char=”漱石”]メディアが「魔の2回生」といっているのは、問題なのは「2回生」だけという、ずらしですね。豊田真由子より、もっと激しいのが男のなかに、いくらでもいる、といった発言は、正直なものです。「魔の自民党」「魔の与党」になっているのです。[/char]

このページの要旨

日本のメディアは、基本的に米国のメディアであり、ほぼ米国のメディアとトーンは同じである。
米大統領選ではヒラリー支援(トランプバッシング)をやったし、現在も米国メディアと一緒にトランプのロシア疑惑というでっち上げを報道し、また弾劾裁判を煽っている。
離党した元自民党の豊田真由子衆議院議員。
当選2回自民党の劣化・ヤクザ化は底なしだ。
自民党は常識すらなくしているのだ。
不祥事続きで「魔の2回生」といわれている。
というか、与党全体が国民にとっては「魔の与党」化している。

都議選はどうなるか。
それを占う上で、注目すべきなのが、一足先に6月4日に投開票された尼崎市議選である。
公明は擁立した12人全員が当選した。
しかも殆どが上位当選を果たしている。
自民党は、候補者12人のうち半分の6人が落選した。
しかも自民党が衝撃を受けたのは、ベテランを含む現職5人が議席を失ったことである。
それが創価学会が公明党に絞り、自民党から離れた可能性がある。
この傾向は、都議選ではさらに明確に、小池百合子の「都民ファースト」と組んだことから、間違いなく自民党は惨敗する。
自民党の衰退は衆議院選挙に続くだろう。

[char no=”2″ char=”芥川”]メディアは、豊田真由子を例外的な政治家として描いていますね。与党全体が豊田真由子になり、おごり高ぶっているのですが、そこまで深掘りしません。見て見ぬふり。そして突然の記憶喪失。いまの日本は、1%がみんなグルになっています。[/char]

・・・・・・・・・━━━━━━☆

1 「魔の2回生」と「魔の与党」

連日、世界の状況を精力的に深掘りしている「やのっち」が、こんなツイートをしていた。

【米大統領選以降の特別選挙(補選)の戦績は「5勝0敗」で、トランプの完全勝利!】悪意にまみれた捏造メディアの「印象操作」で支持率急落を偽装されたトランプ。
だが、米上下院補選の戦績は、5勝0敗で完全勝利。
国民の支持はトランプにあり。

これでますます共和党はトランプから離れられなくなった。

もともと米国には弾劾で辞めさせられた大統領はいないし、トランプの場合は大統領を辞めさせるに足る犯罪の証拠がない。
しかも弾劾の提案は多数派の共和党からしか提案できない。
上院の3分の2以上、下院の過半数の賛成が必要になるから、いくら民主党が画策しても少数派の民主党には提案すらできないのである。

日本のメディアは、基本的に米国のメディアであり、ほぼ米国のメディアとトーンは同じである。
米大統領選ではヒラリー支援(トランプバッシング)をやったし、現在も米国メディアと一緒にトランプのロシア疑惑というでっち上げを報道し、また弾劾裁判を煽っている。

大切なのは米国民の動向であり、それが証明されるのは選挙である。
読者の皆さんには、正確に情報をお伝えするので、洗脳されないようにしてほしい。

「ハゲは死ね」「鉄パイプでお前の頭を砕いてやろうか?」「ハンガー攻撃」の自民党の豊田真由子衆議院議員は、当選2回の安倍チルドレンである。

早速、お約束の離党届け、それから入院となった。
選挙民のいない車中では地が出てしまった。極道の妻なのだが、いったんバレてしまうと、なんとも手回しの早いことだ。

傷を負った被害者の秘書が入院せずに、加害者の議員が入院するというのも奇妙な話である。
国民をバカにしきっているので、ほとぼりが冷めるまで、病院で遊ぼうということなのだろう。
こんな極妻に税金を払わせられる国民もたまったものではない。

しかも自民党の劣化・ヤクザ化は底なしだ。
何を血迷ったか、自民党の河村建夫元官房長官が「あれはたまたま彼女が女性だから、あんな男の代議士なんかいっぱいいる。あんなもんじゃすまない」と実態を白状した。
それにしても同情を、被害者の秘書に対してではなく、加害者の豊田に向けるのだから、自民党は世間の常識すらなくしているのだ。

不祥事続きで「魔の2回生」といわれている。
というか、与党全体が国民にとっては「魔の与党」化している。

この「魔の与党」への国民の審判がどうやら遅まきながら降りそうである。

2 原点としての尼崎市議選

都議選はどうなるか。
それを占う上で、注目すべきなのが、一足先に6月4日に投開票された尼崎市議選である。

実は自民党はこの結果に衝撃を受けているのだが、メディアが例によって安倍政権に都合の悪いことを隠すので、国民の多くは知っていない。

この結果をわりと正確に報道したのは『毎日新聞』(2017年6月7日 地方版)である。

4日投開票された尼崎市議選で当選した新議員に対し、市選挙管理委員会は市議会議事堂で6日、当選証書を付与した。
42人が証書を受け取り、市政へ臨む気持ちを新たにした。

公明は擁立した12人全員が当選を果たした。
市内を選挙区とする衆院選兵庫8区は同党公認の国会議員が議席を確保しており、組織力の強さがうかがえる。
6期目となった党県本部幹事の安田雄策氏(64)は「国会議員、県議会議員とも連携して市民の声に応えてきた強みが発揮できた」と分析した。

自民は候補者12人のうち6人が落選。
ベテランを含む現職5人が議席を失った。
8期目となった波多正文氏(69)は「地域のために働く姿勢を、有権者や投票してくれた人に示していくしかない」と振り返った。

維新は前回の4人から7人に議席を増やし、再選の楠村信二氏(48)は「前回と異なり、今回は維新の風が吹いていない中での選挙だったのでほっとしている。
今でも維新が期待されているということがわかった」と受け止めた。

社民は維持、共産は1議席減らした。
初当選した広瀬若菜氏(37)は「地域と市民に寄り添った活動をしていきたい」と抱負を述べた。

初当選14人の一人、政治団体「NHKから国民を守る党」の武原正二氏(39)は「治安対策など市政の課題に取り組み、受信料制度についても市民の声を聞いていきたい」と話した。
団体によると埼玉県の2市で計2議席を持つが、西日本では初の議席獲得という」(尼崎市議選 市政へ気持ち新たに 42人に当選証書 /兵庫

議員定数は42人のところ立候補者は61人(現職37人、元1人、新人23人)であった。

公明は擁立した12人全員が当選した。
組織力が強く、投票率が低いほど公明党は強みを発揮する。
しかも殆どが上位当選を果たしている。
ちなみに上位15名を挙げて見ると次のとおりだ。
公明党がズラッと並ぶ。

3 自民党の命運は公明党が握っている

福島覚    現 公明党 5,108
光本圭佑   現 維新  4,770
土岐良二   現 公明党 4,489
中尾健一   新 公明党 4,311.455
広瀬若菜   新 共産党 4,307
東浦小夜子  新 公明党 4,078
眞鍋修司   現 公明党 4,064
蛭子秀一   新 公明党 4,053
藤野勝利   新 公明党 4,006
開康生    現 公明党 3,899
前迫直美   現 公明党 3,814
眞田泰秀   現 公明党 3,776
杉山公克   現 公明党 3,764
安田雄策   現 公明党 3,759
明見孝一郎  現 民進党 3,678
尼崎市議会議員選挙の選挙結果速報と立候補者一覧(2017年6月4日)

問題は自民である。
なんと候補者12人のうち半分の6人が落選した。
しかも自民党が衝撃を受けたのは、ベテランを含む現職5人が議席を失ったことである。

もともと自民党の選挙は、創価学会におんぶに抱っこでこれまで当選してきた。
それが創価学会が公明党に絞り、自民党から離れた可能性がある。

この傾向は、都議選ではさらに明確に、小池百合子の「都民ファースト」と組んだことから、間違いなく自民党は惨敗する。

いくらのほほんとした日本国民といえど、森友・加計学園事件、共謀罪と突きつけられては、少し覚醒するだろう。そうなれば衆議院選挙に好ましい結果をもたらす。

維新の場合は、維新が強い関西という特殊な条件があるので、東京はもちろん全国に普遍化して論じるのはムリである。

共産が低調なのは、意外な感じがする。
もともと尼崎は創価学会の強いところなので、本来なら共産党が組織すべき層が、のきなみ公明党に流れたということなのだろう。

面白いのは初当選14人のなかに、「NHKから国民を守る党」の武原正二がいることである。
立花孝志が代表を務めるこの政治団体は、埼玉県の2市で2議席をすでに確保しているが、これから伸びていくかもしれない。

犬HKというメディア問題を正面に掲げて闘う政党が、ひとつはあっていい。
なぜなら東京の大手(「記者クラブ」)陰謀メディアこそ、日本国民の不幸の元凶なのだから。

・・・・・・・・・━━━━━━☆

(メルマガの公開はここまでです。申し訳ありません)

※メルマガのご案内

こんにちは!

有料メルマガ『兵頭正俊の優しさ出前』を配信している兵頭と申します。

2011年10月1日より『兵頭正俊の優しさ出前』(月額:864円(税込)/配信サイト:まぐまぐ)を配信開始しました。

月・水・金・それに、ほぼ週に1回の号外を配信しております。
実質、週に4回の配信になります。

わたしの強みは、商業ジャーナリズム、「記者クラブ」メディアから自立していることから、政権にも企業にも遠慮なく真実を語る位置を確保していることです。

わたしは若い頃に吉本隆明の『試行』に作品を発表していました。
この『試行』自体が、そのような問題意識に貫かれた同人誌でした。
位置のとり方の大切さはわかっております。

[char no=”10″ char=”与謝野晶子”]そうです。
何を書くか、よりも、誰が書くか、ですね。
どんな位置にいる、誰が書くか、が大切なのです。
それは、ほんとうのことを言えるかどうかの違いになってきます。
この位置は、競合する表現者には同じステージで真似できない強みになるのですね。
「こんにちは! 有料メルマガ『兵頭正俊の優しさ出前』を配信している兵頭と申します」って、それだけ? あいかわらずぶっきらぼうですね。
若い人たちは、あなたのことを何も知らないのだから、もっときちんと自己紹介しなくちゃ。
せっかく「プロフィール」を書いているのだから、リンクを張っておきますね。[/char]

また、教師をやっていたことから、わかりやすく表現することには通じており、多くの読者の方からわかりやすいという声を聞いています。

[char no=”9″ char=”太宰”]わかりやすいというのは、論理的ということね。
その論理も、説得する論理ではなく、納得させる論理でなければいけないのだろう。
それでどうしてもある程度の長さが必要になる。
ぼくが長編を書いたのも、そのためさ。
[/char]

優れた情報と、新しい状況の分析・とらえ方を提供します。
そして、「記者クラブ」メディアの情報操作と国民洗脳を対象化し、あなたを現在とは違うステージに招待します。

確かに、わたしはテレビなど晴れがましい舞台には出ておりません。

しかし、わたしの書いた文章は、グーグルの検索でもあちこちで上位に出ております。

ツイッターでは3万を超えるフォロワーに支持されており、無料メルマガ『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』は殿堂入りを果たしております。

価格以上の価値があると自信があります。
ぜひ購読のご検討をお願い申し上げる次第です。

なお、別に無料メルマガ『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』PC用と、内容は同じ 携帯用 を2011年8月29日より、「まぐまぐ」から配信しております。

無料で、ほぼ週刊です。
(体調を崩したとき、それに正月や5月の連休、お盆には、お休みをいただきます)

携帯の送受信の制限を考慮して、分割して送信するように改善しました。

ご登録をよろしくお願いします。

なお、メルマガはテキストファイルであり、このブログ掲載の画像などはありません。

また、このブログ掲載の文章は、メルマガの一部であり、ブログ用に編集してあります。
© GIHYO