衆議院選挙総括 ~地獄の選択~

1 仕掛けと愚か者たちの選択

『フィナンシャル・タイムズ』(英国)が、「もしかすると日本人は、自分たちの怒りの声を、投票所ではなく、自殺率で示すことを選んでいるのかもしれない」と書いていた。

そうなのかもしれない。
日本国民は滅多に投票にいかない。
どんなに政権に痛めつけられても、その回答はふてくされたような棄権だ。
その行く着き先を自殺としても間違ってはいないだろう。

自殺だったらまだいいのだが、生きたくても戦地に送り出されて殺されることになるだろう。

せっせと投票所に足を運び、戦争の未来と闘っている国民にとっては、ほんとうに腹立たしい半分ほどの日本人だ。

投票の前日(21日)、こんなツイートを見つけた。

きっこ

金正恩がどれだけバカだとしても、少なくとも安倍晋三よりは知能が高いから、核やICBMの開発は、あくまでも「米国と対等に取引するための手段」であって、本当に他国に向かって発射したら瞬殺されてしまうことは誰よりも本人が一番分かっている。
それを「脅威」だと煽る安倍晋三は本物のバカ。

asuka

きっこさんの言ってる事は確かに世界中も同じ意見です。

ですが少し違うことがあります。

それは日本国民は安部と同じバカだと思われてる事なのです。

英語・韓国語・ロシア語・中国語などのTwitterを読むとわかりますよ。
また今回の選挙にも日本国民は無関心だと言われてます。

確かに金正恩を、統治の困難な北朝鮮の統治者として評価する声は、米国にもある。
その北朝鮮を、圧力と制裁で締め付けようと、世界で唯一わめく安倍晋三を選んだのは、日本国民である。
したがって愚かな国民といわれても仕方あるまい。

Spicaがこんなツイートをしていた。

前提に事実誤認あり。
自民党の得票率はどの選挙でも3割前後。
自民党を選んでいるのは日本人ではなく選挙制度。
選挙に限らず集団の出す結論は「決め方」でどうにでも変わる事は意識すべき。
~ なぜ日本人の多くが自民党を選ぶのか(福田充)

実際、小選挙区制が現在の日本の惨状を生んだ。
これは否定しようがない。

小選挙区制はやめるべきだ。
このシステムでは膨大な死票を生む。
民意が反映されないのだ。
小選挙区制は、世襲のバカ議員が独裁をふるえるシステムである。
このシステムが続く限り、国民の幸せなど最初から眼中にない、飯の食い方としての多数のバカ議員を生み続ける。
それを見下す世襲バカ議員が独裁をふるい続ける。

22日投開票の解散総選挙が終わった。
これで明確に日本は地獄に舵を切った。

この選挙は、戦後、もっとも愚劣で個人的な動機による選挙だった。

国家国政の私物化の果て、モリカケ事件を起こした安倍晋三が、野党の追及から逃れられなくなって、逃亡するために起こした選挙だった。

解散の直前に、米国―安倍―小池―前原の、米日支配層による仕掛けが起動した。
安倍晋三の動機に3点を付け加え、4点とした。

(1)モリカケ追及からの逃亡

(2)民進党解党による野党共闘潰し

(3)対米隷属二大政党制の樹立

(4)米軍が自衛隊を使って戦争ができる体制作り

2 仕掛けと共産党

もちろん本人に理解できて切実だったのは、(1)モリカケ追及からの逃亡だけで、(2)~(4)は背後の大きな権力が考えたものだ。

具体的にいえば、モリカケ事件から政権交代につながる可能性があった民・共・自・社の野党共闘を潰す。
まず野党共闘の母体になる民進党を解党する。
そのために改憲と戦争法(安保法制)で踏み絵を踏ませ、解党を具体化させる。
前代未聞の小池と前原による、民進党内リベラル狩りである。

リベラル狩りはナチスもおこなっているので、小池、前原は、ポピュリズムからファシズムへ大きく踏み出したといえる。

国民にとって衝撃的だったのは、大方の民進党議員がすんなりと踏み絵を踏んだことだ。
かほどさように世界一の歳費がほしかったのだ。
これこそ日本の政治が到達した究極の劣化だった。

これほど国民をバカにした話はない。
日頃は改憲にも戦争法(安保法制)にも反対している。

ところが選挙になると、国民の人気の高い賛成の政党に入って当選を狙う。

世界一高い歳費にありつくために、過去が捨てられたのだ。
このとき、忘れられているのは過去の政策を支持した国民である。

その後は、自・公・希・維の翼賛体制を作るために、かたちだけの二大政党制を作る。
米国にとってはどちらが勝っても米国益に奉仕する政権なので、永遠に日本を奴隷国家として支配できる。

枝野幸男を、わたしは民進党の代表選から支持し、前原誠司を批判してきた。
現在、立憲民主党を作った枝野幸男は見事に開花し、自党の仲間を代表として身売りに出した前原誠司は、すっかり国民の信頼を失った。
民進党は、前原を解任し、除名すべきである。

枝野幸男にいま、もっとも重要なことは、安易に民進党と合流しないことだ。
確かに数は増えるが、結局、中身は元の民進党と同じということになって、国民の支持が急速にしぼむ可能性がある。
希望の党の急速な失速に学ばなければならない。

わたしがもっとも恐れるのは、民進党との合流の結果、改憲、増税に賛成、戦争に前のめりといった議員が多数入ってきて、立憲民主党が以前と同じ鵺(ヌエ)に化けてしまうことだ。

「反対して通させる」。
これをやっていると、前の民進党と同じではないか、という認識が国民のなかに広がる。
目先の数の誘惑に負けると、すっと国民の支持が引くかもしれない。

前原誠司は、代表辞任後に、希望の党に入る。
これで小池、前原の自民党補完勢力の色彩は明確になる。

今後は希望の党から改憲、増税、戦争へとふたりで走り出すことになるだろう。

共産党の志位和夫は、「民進党によって直前に野党共闘が分断され、多大な負担を強いられた。選挙を戦う形が作れていれば、こんなに自民・公明両党の多数を許す結果にはならなかった」「候補者の取り下げによって、当然、共産党にマイナスはあるが、かなりの選挙区で当選を勝ち取る結果になっており、間違いのない判断で悔いはない。今後の国政選挙などに向けて、相互に推薦し合うような本格的な共闘にぜひ発展させたい」と語った。

また、立憲民主党の躍進を喜び、立憲民主党が改憲の大きなブレーキになる、と述べた。
共産党が払った自己犠牲には多大なものがあった。
何とかそれに報いたいと、選挙期間中、わたしは何度もツイッターで共産党への応援を呼びかけた。
多くの識者もわたしと同じ考えで、共産党への支持を訴えていた。
しかし、結果は気の毒なことになった。

三宅雪子がこんなツイートをしていたが、これは無党派のリベラル派を代弁する言葉だろう。

共産党さんの力不足ではないと思います。
今まで野党共闘でいかに共産党さん以外の野党と支持者が共産党さんに甘えてきたかを痛感する選挙でもありました。
深く反省をして互いの利となるように野党共闘を進化させていく必要を感じています。
お疲れさまでした。

次の選挙ではぜひとも共産党を躍進させ、国民いじめの増税、戦争に前のめりの勢力への、防波堤を高くしなければならない。

共産党からはこんなツイートが投稿された。

日本共産党

私たち日本共産党に対して、多くの励ましのコメントをいただき本当にありがとうございます。
全てに返信することはできませんので、ここでお礼を申し上げます。
本当にありがとうございます。

そのお気持ちに応えるべく、政党としての地力をつけて参りたいと思います。

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キケロ兄弟の政治・選挙論と日本

1 安倍晋三の人間失格の暴言

郷原信郎が、かれのブログ『郷原信郎が斬る』に「籠池氏は詐欺を働く人間。昭恵も騙された。」は、“首相失格の暴言”」(2017年10月12日)を書いている。

昨夜(10月11日)のテレビ朝日「報道ステーション」の党首討論で、安倍首相が、「籠池さんは詐欺を働く人間。昭恵も騙された。」と発言した。
内閣の長である総理大臣として、絶対に許せない発言だ。

籠池氏は、森友学園が受給していた国土交通省の「サスティナブル建築物先導事業に対する補助金」の不正受給の事実についての詐欺罪で逮捕され、起訴された。

しかし、刑事事件については、「推定無罪の原則」が働く。
しかも、籠池氏は、その容疑事実については、完全黙秘を貫いていると報じられている。
その籠池氏の公判も始まっておらず、本人に言い分を述べる機会は全く与えられていないのに、行政の長である総理大臣が、起訴事実が「確定的な事実」であるように発言する。

しかも、安倍首相は、憲法の趣旨にも反する、不当極まりない解散(【“憲政史上最低・最悪の解散”を行おうとする「愚」】)を、総理大臣として自ら行った。
それによる衆議院選挙が告示された直後に、自分の選挙を有利にする目的で行ったのが昨夜の放送での発言なのである。
安倍首相は「丁寧な説明をする」と言っていたが、それは、籠池氏が詐欺を働いたと決めつけることなのか。

法務大臣には、個別の刑事事件に関しても、検事総長に対する指揮権がある(検察庁法14条但し書き)。
その法務大臣に対して、閣僚の任免権に基づき、指揮を行うことができるのが総理大臣だ。
そのような「行政の最高責任者」が、司法の場で裁かれ、判断されるべき籠池氏の詐欺の事件について、「籠池さんは、詐欺を働いた」などとテレビの総選挙に関する党首討論で、言い放ったのである。
法治国家においては、絶対に許せない「首相失格の暴言」だ。

(中略)

しかも、安倍首相は、自分の妻である安倍昭恵氏が、その籠池氏に「騙された」と言うのである。
それは、どういう意味なのだろうか。
「詐欺師の籠池氏に騙されて森友学園の小学校の名誉校長になった」という意味だろうか。
それとも、「騙されて100万円を寄付させられた」という意味だろうか。(「籠池氏は詐欺を働く人間。昭恵も騙された。」は、“首相失格の暴言”)

一国の総理が、まだ裁判にもなっていない、完全黙秘をつらぬいている人物を捉えて、しかも関係した自分の妻を庇って、裁判官に先立ってテレビで有罪を決めつける。
「籠池さんは詐欺を働く人間。昭恵も騙された」。
まるで子供並みの言い草である。

そんなに自信があるのなら、堂々と国会の証人喚問に応じたらいいではないか。
うそがつうじない国会では夫婦で逃げ回る。
うそが通じるテレビでは裁判官に先立って有罪を決めつける。

ほんとうに、この卑小で卑劣な男に、日本はどこまで破壊されるのだろうか。

「推定無罪の原則」も安倍は知らないのである。
「首相失格の暴言」どころか、人間失格の暴言だ。

しかも今回の衆議院解散は、総理の犯罪である森友・加計学園事件を隠蔽するための、モリカケ逃亡解散である。
その総理の意図に応じて、米国のエージェントである小池百合子と前原誠司とによって、民進党内リベラル狩り、モリカケ潰しが行われ、自公が勝利するための段取りが実施された。

その効果があって、選挙は自民党の勝利が伝えられる序盤戦になっている。
勝つためには手段を選ばない、最低最悪の総理による、最低最悪の選挙になっている。

さて、今日のメルマガは、前回のメルマガで予告したように「キケロ兄弟の選挙戦術 —— 現代に生きる古代ローマの知恵と戦術」を切り口に、政治と選挙を考察する。

ここに引用するのは、共和政ローマ法務官であったクィントゥス・トゥッリウス・キケロが書いた政治論であって、選挙論である。
兄に向けて書いた手紙の形式をとっている。

クィントゥスの手紙は佳境に入る。

2 友人よりも敵を近くに

<友人を近くに、敵はもっと近くに>

さまざまな考えの持ち主を常に傍らに置いておくべきです。
投票権を持つ人々は、あなたを判断する場合に、質と数の両面においてどのような人物たちを周りに集めているかも考慮します。
そこには三つのタイプの支持者がいるはずです。
あなたの家にやってきてあなたに挨拶をする人、フォロ・ロマーノに向かうあなたをエスコートする人々、そして、どこにいくにも、あなたの供をする人々です。

最初のタイプの人々を信頼してはいけません。
多くの人は、複数の候補者の家に出向いて挨拶するものです。
とはいえ、「立ち寄ってくれたことをうれしく思う」と感謝することを忘れずに。
訪問をうれしく思うと伝え、(機会があれば)その人物の友人たちにも彼が挨拶にやってきたことを伝えるべきです。
友人たちがその言葉を相手に伝えてくれます。
何人もの候補者を訪問しているとしても、特に目をかければ、彼らをあなたの支持へと引き寄せることができます。

一方、訪問者がそれほどあなたを支持してはいない人物であると取り巻きから知らされたときも、相手を信じているふりをすべきです。
その人物が噂を否定すれば、「あなたの忠誠を疑ったことはないし、今後においてもそうだ」と言ってやるのです。
「友人として信頼している」と相手を納得させられれば、彼が本当にあなたの友人になる可能性を高められます。
とはいえ、あなたへの好意を相手が示しても、それを文字通り受け入れてはなりません。

(中略)

ここまで友情(と交流)について多くを書いてきましたが、次に気をつけるべき点を指摘します。
政治の世界は嘘、背信行為、裏切りであふれています。
これまで誠実な行動をとり、友人であるかのように装っていても、実際には、あなたに嫉妬している人物もいるかもしれません。
戯曲家のエピカルモスの賢明な言葉にあるように「簡単に人を信じてはいけません」

誰が信頼できる友人であるかを見極めたら、あなたの敵が誰なのかも考えなくてはなりません。
あなたに敵対する人のなかには、これまでにあなたが傷つけた人々、特に理由はなくてもあなたを嫌っている人々、そして対立候補の親しい友人たちが含まれます。

友人を擁護したがゆえに敵にまわしてしまった人々には、優雅に接して謝罪し、「自分は深いつながりを持つ人物を助けただけで、仮にあなたたちが友人なら、同じように擁護しただろう」と伝えるのです。
特に理由はなくても、あなたを嫌っている人々には、親切にするか、便宜をはかるか、彼らのことを心配していることを言動で示すことで、信頼を勝ち取るべきです。
あなたのライバルの友人たちにも同じアプローチを用いることができます。
あなたに敵対する人にも慈善の精神で接するのです。

クィントゥスの手紙を読んでいると、現代の政治と選挙の現実そのままであることがわかる。
いや、多くの日本の政治家はこのレベルには達していないであろう。

本来、政治というのは、哲学や倫理学、それに文学や宗教と密接に結びついているものだ。
だから偉大な政治家は、つねに政治家以外の人と交わり続けた。

「さまざまな考えの持ち主を常に傍らに置いておくべきです」。
これは政治家のみならず、すべての人間に対していえることである。

これが決定的に欠けているのが安倍晋三であろう。
とにかく自分を批判する人間はもちろん、耳に痛いことをいう人間も側におかない。
その結果、阿諛追従のオトモダチで周りが固められ、そのオトモダチに便宜を図る。

その結果、国家・国政の私物化、身内びいきが行われ、縁故主義(ネポティズム)がはびこることになった。
そして泥棒国家ができあがったのである。

「政治の世界は嘘、背信行為、裏切りであふれています」という考察は、いまも同じである。
日本の永田町といえば、うそと背信と裏切りのるつぼである。
それは、小池と前原による、民進党内リベラル狩り、モリカケ潰しでも露骨に炙り出された。

党の代表が自党の国会議員をだましてまで党破壊に率先して務める。
だまして他党に売られた政治家たちは、昨日までの政策をすべて捨て、自分はもともと戦争法(安保法制)にも改憲にも賛成だったというのだから、もはや政治家とて飯を食っていくためには何でもするという浅ましさである。

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現代に生きるキケロ兄弟の選挙戦術

1 戦争を呼び込む「お前が国難」

望月衣塑子がこんなツイートをしていた。

丹羽氏 「中国が重視するロケット中心の戦争。
最大脅威は日本の原発54基。
1基で広島型原爆の1000倍の放射性物質が。
1ロケット弾落ちれば、日本は広島の1000倍、5か所なら5000倍の放射能。
戦争は絶対に避けなければ

ほんとうにのんきな日本である。
というか米戦争屋に指示されて「圧力」をまくし立てる安倍晋三である。

北朝鮮は、朝鮮半島有事には日本の原発を攻撃することを明言している。

北朝鮮の朝鮮中央通信は2日、「日本の圧力騒動は日本列島に核の雲をもたらす自滅行為だ」と警告を配信した。
共同通信が伝えた。

警告は日本の安倍首相が9月の国連総会一般討論演説で北朝鮮の核・ミサイル開発放棄のため「必要なのは対話ではなく圧力だ」と訴えたことに対する論評。

論評は「一触即発の情勢がいつ核戦争に転じるかは誰も分からないが、いったん火が付けば瞬く間に日本全土をのみ込むことになる」と威嚇した。

日本の安倍首相は9月20日、米ニューヨークで開催された国連総会で一般討論演説を行い、「北朝鮮の核兵器は水爆になったか、なろうとしている。その運搬手段は早晩、ICBM=大陸間弾道ミサイルになるだろう。これをもたらしたのは『対話』の不足では断じてなかった」と述べた」(北朝鮮、日本に警告 「圧力で日本に核の雲」『Sputnik日本』2017年10月3日)

「日本の圧力騒動は日本列島に核の雲をもたらす自滅行為だ」。
中東訪問でわざわざISISを挑発し、日本への敵意を煽ったのも安倍晋三だったが、今回の主役も安倍である。

「一触即発の情勢がいつ核戦争に転じるかは誰も分からないが、いったん火が付けば瞬く間に日本全土をのみ込むことになる」というのは、北朝鮮攻撃の拠点が日本の米軍基地であるのだから、必然なのである。

安倍が国連総会でおこなった「北朝鮮の核兵器は水爆になったか、なろうとしている。その運搬手段は早晩、ICBM=大陸間弾道ミサイルになるだろう。これをもたらしたのは『対話』の不足では断じてなかった」という演説は、政治家としての無能表明以外のものではない。
政治家というのは、外交で戦争を防ぐ職業だ。
対話ではなく圧力で、というのは、無能に無責任と狂気がブレンドされた発言である。

その安倍晋三は、日本国民を怖がっている。
とくに選挙演説のヤジが恐いのだ。
それで10月10日は田んぼに少数の自民党支持者ばかりを集め、厳重な警護のもと、演説を行った。
そのために農家は刈り取りを待たされたということである。
田螺(タニシ)も冬眠に入ったばかり、さぞ迷惑だったことだろう。

さて、その衆議院選挙であるが、今日のメルマガでは、選挙の本質ということについて考えてみたい。

まずわたしたちは、人類がほとんど成長していないことを冷静に認めるべきだ。
いったいイエスを超える人間が現代人の大半であるか。
あるいは仏陀を超える、そしてマホメットを超える人間がいかほどいるのか。

政治の本質もほとんど成長していない。

『Foreign Affairs Report』(2012 NO.6)に「キケロ兄弟の選挙戦術 ―― 現代に生きる古代ローマの知恵と戦術」が載っている。

引用されているのは、共和政ローマ法務官であったクィントゥス・トゥッリウス・キケロの書いた政治論である。
兄のマルクス・トゥッリウス・キケロに向けて書いた手紙の形式をとっている。

<はじめに>

紀元前64年、共和制ローマの弁護士、雄弁家として知られるマルクス・トゥッリウス・キケロはローマの最高権力ポストである執政官に立候補する。
当時、キケロは42歳。
頭脳明晰な彼はすでに大きな名声を手にしていた。

通常なら、貴族階級の生まれではない人物が執政官候補とみなされることはない。
だが、この年の他の候補たちは魅力のない人物ばかりで、少なくともキケロの弟クィントゥスは、うまく選挙キャンペーンを展開すれば、兄マルクスが執政官に選ばれる見込みはあるとみていた。
当時、ローマ市民の男性は投票権を持っていたが、投票システムは複雑だった。

富裕層が大きな力を持っており、選挙で勝利を収めるには彼らの社会的、政治的な後見が欠かせなかったし、選挙には賄ろ、そしてときには暴力がつきものだったが、選挙そのものには秩序があり、一定の公正さを持っていた。
コメンタリオラム・ペティショニス(選挙に関する小ハンドブック)は、クィントゥスが兄マルクスのためにまとめた選挙をいかに戦うかのメモと言われている。

この解釈を支持する研究者もいれば、このメモは誰か他の知恵者がまとめたと考える研究者もいる。

いずれにしても、この手引書の著者が紀元前1世紀におけるローマ政治のかなりの事情通だったことに間違いはなく、ここに書かれていることは現在にもそのまま通用する部分がかなりある。

ここから弟のクィントゥス・トゥッリウス・キケロ(共和政ローマ法務官)が書いた兄への手紙の引用になる。

2 伝統主義の重視、ポピュリズムへの警戒

兄マルクス・キケロへ
The Commentariolum Petitionis
クィントゥス・トゥッリウス・キケロ 共和政ローマ法務官

すべての好意とつながりを動員せよ

その才能、経験、努力ゆえに、あなたは人が自分のものとできるすべてのスキルをすでに我がものとしておいでです。
互いに相手を想う者として、あなたの選挙について、私がこのところ昼夜を問わず考えていることをここにお知らせしたいのです。

まず、あなたが備え持つ強みを認識すること。
・・・数においても多様性においてもあなたほど豊かな支持者に恵まれている候補はそう多くはありません。
公的な地位を持つ人々、商人階級の多く、そしてローマ市民たちもあなたを支持しています。

あなたがこれまで法廷でうまく弁護してきた、さまざまな社会的バックグラウンドを持つ人々のことも忘れてはいけません。
もちろん、あなたを支持している利益集団のことも。
そして、常にあなたの側にいる友人たちだけでなく、あなたを尊敬し、あなたから学びたいと考えている若者たちも力になるはずです。

彼らに有益な助言を与え、一方で彼らに助言を請う。
そうすることで、こうした支援グループがあなたによせる信頼を維持できます。
今こそ、すべての好意を動員すべきです。

何かをあなたに負っている人々に対しても「これまでの借りを返すためにも、自分を応援してほしい」と言うのを忘れずに。
一方、そうでない人々にも「自分を支持してくれれば、恩義に感じ、報いるつもりだ」と伝えるのです。
もちろん、貴族階級の支持、特に、執政官の経験がある人々の支持を取り付ければ、大きな力になります。
仲間入りをしたいと望む人々に、兄さんには「その価値がある」と納得させることが大事です。

こうした特権階級の人々との関係を忍耐強く育んでいくのです。
兄さんと友人たちは、執政官経験者たちに、あなたが伝統主義者であることを納得させなければなりません。
決して大衆に迎合し、便乗するタイプの人物だと思われないように。

「いかなる問題であっても、私が民衆の立場を支持しているようにみえるとすれば、それは、民会(市民集会)での支持を得るための方便だ」と説明するのです。
そうすれば、有力者たちは、あなたのために影響力を行使してくれるか、少なくとも、あなたに敵対的な行動をとることはないはずです。

「すべての好意とつながりを動員せよ」というのは、現代においてもすべての国で政治家が選挙にあたって試みることだ。

弟クィントゥスが指摘した、「常にあなたの側にいる友人たちだけでなく、あなたを尊敬し、あなたから学びたいと考えている若者たちも力になるはず」というのは、今回の小池と前原による、民進党内リベラル狩り、モリカケ潰しでも見られた。
もっともふたりは真面目に若者に向き合ったのではなく、若者を利用したにすぎないのだが。

わたしが、もっとも優れた洞察だと感心したのは、「こうした特権階級の人々との関係を忍耐強く育んでいくのです。兄さんと友人たちは、執政官経験者たちに、あなたが伝統主義者であることを納得させなければなりません。決して大衆に迎合し、便乗するタイプの人物だと思われないように」と書いているくだりである。

重視されているのは、特権階級と伝統主義であり、警戒されているのは、大衆迎合主義である。

弟クィントゥスが指摘した選挙の要諦から逸脱し、急激な選挙民の離反に見舞われているのが、小池百合子の希望の党である。
小池のポピュリズムは足元を見透かされ、見事に支持率が急落しはじめた。

裏で小池は、わたしの公約は市民の支持を得るための方便だ、と1%に説明しているはずだ。
そうして安心させているはずだ。
そうでなければ愚か者である。

しかし、「花粉症ゼロ」を公約に掲げるポピュリズム政策もだが、彼女のポピュリストとしての正体そのものが見破られてしまった。

希望の党のような個人商店の弱さは、トップリーダーの失敗がそのまま政党の支持率下落を招く点だ。
要職を他人に任せ、希望の党の権力を分散化させておけば、このような急激な支持率下落はなかったのである。

・・・・・・・・・━━━━━━☆

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わたしの強みは、商業ジャーナリズム、「記者クラブ」メディアから自立していることから、政権にも企業にも遠慮なく真実を語る位置を確保していることです。

わたしは若い頃に吉本隆明の『試行』に作品を発表していました。
この『試行』自体が、そのような問題意識に貫かれた同人誌でした。
位置のとり方の大切さはわかっております。

[char no=”10″ char=”与謝野晶子”]そうです。
何を書くか、よりも、誰が書くか、ですね。
どんな位置にいる、誰が書くか、が大切なのです。
それは、ほんとうのことを言えるかどうかの違いになってきます。
この位置は、競合する表現者には同じステージで真似できない強みになるのですね。
「こんにちは! 有料メルマガ『兵頭正俊の優しさ出前』を配信している兵頭と申します」って、それだけ? あいかわらずぶっきらぼうですね。
若い人たちは、あなたのことを何も知らないのだから、もっときちんと自己紹介しなくちゃ。
せっかく「プロフィール」を書いているのだから、リンクを張っておきますね。[/char]

また、教師をやっていたことから、わかりやすく表現することには通じており、多くの読者の方からわかりやすいという声を聞いています。

[char no=”9″ char=”太宰”]わかりやすいというのは、論理的ということね。
その論理も、説得する論理ではなく、納得させる論理でなければいけないのだろう。
それでどうしてもある程度の長さが必要になる。
ぼくが長編を書いたのも、そのためさ。
[/char]

優れた情報と、新しい状況の分析・とらえ方を提供します。
そして、「記者クラブ」メディアの情報操作と国民洗脳を対象化し、あなたを現在とは違うステージに招待します。

確かに、わたしはテレビなど晴れがましい舞台には出ておりません。

しかし、わたしの書いた文章は、グーグルの検索でもあちこちで上位に出ております。

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c GIHYO

米国からの自立の前提

先の衆議院議員総選挙に、「支持政党なし」が比例北海道ブロックから出て、当選はできなかったものの、10万5000票近くを獲得した。

この票数が同ブロックの社民党(約5万票)、次世代の党(約3万5000票)を、上回っているというから衝撃的である。

逆の角度からみると、大真面目で選挙を闘った社民党や次世代の党は、「支持政党なし」を超えられなかったわけだ。

「支持政党なし」には政策も公約もない。立候補した佐野親子(佐野秀光・本藤昭子)の主観を除いて客観的に見れば、ただの冷やかしであろう。

倫理的に「支持政党なし」の立候補者を難詰するのはたやすい。また、投票した10万5000票を、いい加減にしろ、と非難するのも簡単だ。

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わたしは黒澤明の「影武者」で、影武者候補として捉えられた盗人が、武田信玄と対面する場面を思い出した。その場面で、盗人が武田信玄に向かって、「お前のような国を盗んだ大盗人に、盗人呼ばわりをされる覚えはねえ!」と叫ぶ場面がある。記憶で書いているので、セリフはこの通りではないのだが、盗人が叫んだ趣旨はそういうことだ。

Kurosawa cinema

わたしにいわせれば、その嘘つき、詐欺の手口において、「支持政党なし」から立候補した佐野親子は、民主党の菅直人や野田佳彦、自民党の安倍晋三の足元にも及ばない。いいこととは思わないけれど、菅や野田、安倍に較べたら可愛いものである。

(以下、「米国からの自立の前提」の一部だけ公開します)

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代表の佐野は、12月16日に、「私は有権者に対して、有権者自身の正直な意見――選挙で支持する政党がないこと――を表明する選択肢を提供したかった」、「われわれは無党派層のための代替の選択肢であったと信じている」と語った。

支持政党のない人のために「あなたのためだから」といって立候補する。しかし、そのモチーフのために政策は掲げられない。国会の採決でどうするかは、「政治行動はネット投票で決める」というもの。

政治家としての理念や哲学はなく、常にその時々のネットの多数派に隷属することになる。これは新しさでも何でもなく、ただ政治家になることだけが目的、飯の食い扶持としての政治家という選択なのだろう。

その究極のポピュリズムで、次の選挙にも打って出る。

大笑いである。もうかれらは何も語らない方がいいだろう。

この件は、いよいよ日本政府の統治能力がなくなってきたことを物語る。政策も公約もなしで立候補しているのだが、実は国民のなかでは、政策も公約も何の値打ちもないことになっている。

戦後最低の投票率が物語るように、国民は明らかに政治そのものから離れていっている。深刻なのは、政府与党がそれを喜んでいることだ。恥も外聞もないとはこのことだ。

消費税増税はしませんよ、TPPには入りませんよ、と立派なことを語ったところで、当選して与党になった瞬間、公約は捨てられる。何と反対の政策が実施されるのである。

12月17日にも山井和則がこんなツイートをしていた。

「昨日の日経一面記事見出し。「介護報酬引き下げへ。9年ぶり」。ひどい話です。安倍政権は、選挙公約では、介護職員の処遇改善、と明記していたのに、選挙が終わったら介護報酬引き下げ方針。介護職員賃金引き下げの可能性大。阻止のため戦います」

日本の政党、とりわけ自民党政治にとって公約とは、国民の票を釣る毛針のようなものだ。

「それだったら最初から政策も公約もなく、当選した方が、まだ裏切らない分、いいでしょ」と佐野親子に言外に匂わされているような気がする。

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さて、前号でも採り上げた矢部宏治と鳩山由紀夫との対談の後編を、『週プレNEWS』(12月16日)が掲載していた。

「矢部 「横田空域」という、1都8県の上に米軍が管理している広大な空域がありまして、日本の飛行機はここを飛べない。これなんか典型的な「米軍が自由に日本の国土を使える」事例ですね。

(中略)

飛行ルートの阻害もありますが、それより問題なのは、米軍やCIAの関係者が日本の国境に関係なく、この空域から自由に出入りできる、入国の「裏口(バックドア)」が存在することです。これはどう考えてもおかしな話で、こんなことは普通の主権国家ではあり得ません。

この問題なんて国際社会にアピールしたら、みんなすごく驚くと思うんです。これは今、日本で起きているほかの問題、特に原発の問題にも絡んでくる話ですが、日本という国が置かれている状況の歪(ゆが)みやおかしさを伝えるいい事例になると思っています。

結局、日米安保条約とは、米軍が「日本の基地」を使う権利ではなく、「日本全土」を基地として使う権利を定めたものなのです。

旧安保条約の第1条で米軍にその権利が認められ、60年の安保条約で文言は変わっていますが、その権利は残されている。これを「全土基地方式」というのですが、これはなんとしても国際社会にアピールして変えていかないといけない。

(中略)

鳩山 それと、日米関係に関わっている米軍関係者を除けば、アメリカの議会や国民は日米合同委員会なるものがどういう役割を果たしてきたのか、それが今も日本の主権をさまざまな形で侵害している事実も知らないと思います。

しかし、こうした状況はアメリカの国民から見ても「異常なこと」だと映るはずですから、われわれが海外、特にアメリカの議会や国民に対して「日本は今も事実上、米軍に占領されているけれど、本当にこれでいいのか?」と訴えることが重要です。

矢部 情報発信という意味では、今、ドイツなど多くの国が日本の原発汚染に対して「何を考えてるんだ!」って相当に怒っている。基地の問題だけだと「勝手にやっててくれ」となるかもしれないけれど、原発の問題はそうはいかない。全地球的な問題です。

あれだけ深刻な原発事故を起こした日本がなぜ、今再び原発推進への道を進もうとしているのか? その背景には「日米原子力協定」という、自国のエネルギー政策すらアメリカの同意なしには決められないという、客観的に見ても非常に歪(いびつ)な構造がある。それをうまく国際社会にアピールできたら、こうした日本の歪んだシステムに世界の光が当たる可能性はあります」

「米軍やCIAの関係者が日本の国境に関係なく、この空域から自由に出入りできる、入国の「裏口(バックドア)」が存在する」ことが、他でもない、日本が実質的には米国の植民地であることの何よりの証拠なのである。

日本では、CIAが堂々とパスポートもなしに入国できるばかりではない。テレビにも出る。そして日本政治について語り、アドバイスしたりもする。あるいは外人記者クラブにも出て、小沢一郎の無罪判決に不満を述べたりもする。

こんな国が他にあるだろうか。

もっとも深刻なのは、メディア関係者がその異様さについて何とも思っていないことである。したがって国民の大半は、主権という、もっとも重要な独立・最高の権力が、他国に無視・侵害されていることに、無知の状態におかれている。

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志位和夫と鳩山由紀夫 ~夢の行方~

ネット上で、あるニュース動画が話題になっている。

それは、「まるで子ども 安倍首相vs村尾キャスター ニュースZERO 『アベノミクスは限界か?』の問いかけにイヤホン外しフル無視対応 選挙2014」と題された動画である。

http://youtu.be/870gENf36U4

この子供じみた余裕のなさ、ケンカ口調、小物感には、寂しささえ感じる。最後に記者会見場に広がった笑い声は何であろうか。いよいよメディアの退廃は完璧なものになったようだ。

『時事ドットコム』によると、衆議院選挙の勝利を祝って、またしても首相と大手メディアの幹部が飲み交わしたようだ。

「首相動静(12月16日)午後6時59分、東京・西新橋のすし店「しまだ鮨」着。
田崎史郎時事通信解説委員、島田敏男NHK解説委員ら報道関係者と会食。
 午後9時21分、同所発。
 午後9時37分、私邸着」

孫崎享はツイートで集まったメンバーを時事・田崎論説委、朝日・曽我編集委員、毎日・山田編集委員、読売小田論説主幹、日経石川常務、NHK島田解説委員、日テレ粕谷解説委員長、とツイートしている。

メディアで食っている者の、誇りはもちろん、羞恥心もすでになくなったのだろう。これで権力の監視などできる筈もない。

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総選挙が実施され、議席配分が決まった。増減だけを示すと、以下の通りである。

共産 +13

民主 +11

公明 +4

次世代 -17

無所属 -12

自民 -3

生活 -3

維新 -1

社民 ±0

「自民党圧勝」の事前事後の報道が、いかに酷いかがわかる。自民党はなりふり構わぬ解散に打って出たにもかかわらず、議席を減らしているのだ。

(以下、「志位和夫と鳩山由紀夫 ~夢の行方~」の一部だけ公開します)

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次世代の党の惨敗は、自民党が極右なので、ふたつの極右は要らないということなのだろう。政党は、他党との違いを押し出して国民に訴え、生き延びねばならない。そうしなければ、小さな政党は大きな政党に飲み込まれるに決まっている。その存在理由の基本がわかっていないのだから、どうしようもない。

維新の党は、42→41で「-1」である。この41名のなかに小沢の薫陶を受けた政治家が5名もいる。他党に散ってはいるが、今後の政界再編成には欠かせぬ勢力になろう。面白い手だ。

共産党が「+13」で倍増している。しかし、共産党の勝利には、問題が多い。小選挙区295議席のうち、当選議員が、たった1名である。後はすべて全国から満遍なく集めた票のたまものである。

しかし、共産党が小選挙区で獲得した票は、なんと約700万票もある。これで、たった1議席しか当選させられないのだ。

ちなみに維新の党は、その半分強の430万票で11議席も当選させている。生活の党は51万票だが2議席、社民党は42万票で1名当選させている。つまり社民党の17倍近い票を得ながら、当選させたのは同じ1名なのだ。

こうして見てくると、共産党の全選挙区に満遍なく候補者を立てる戦術は、小選挙区というより党勢拡大と比例代表を狙ったものであることがわかる。

この選挙戦術でゆく限り、永久に権力はとれないだろう。

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共産党の志位和夫委員長が、12月8日に、外国特派員協会で記者会見を開いた。そこで共産党の考え方、政治理念を語っている。その発言のポイントは以下の通りだ。

1 沖縄県では、主に辺野古基地建設問題に反対する立場で保革共闘の条件がそろった。しかし、全国的には他の野党と選挙協力する条件がない。

2 消費税増税、原発再稼働、集団的自衛権、沖縄基地建設、アベノミクス、この5つの争点で、共産党と、民主党あるいは維新の党はまったく違った立場だ。

3 それで、日本共産党が全ての選挙区で候補者を立て、論戦によって追いつめていく。

4 もし、共産党が擁立しなければ、消費税増税、集団的自衛権、原発再稼働、沖縄の新基地建設などに反対する候補者もいなくなる。

5 共産党は国民との協働で安倍政権を包囲する。

6 共産党はまず、資本主義の枠内で民主的改革を目指す。アメリカ言いなりと財界中心の政治を正す。国民が主人公の民主主義の日本を築くのが第1のステップ。これをやり遂げた上で、次のステップに進む。

このメルマガの文脈に沿ってまとめると、以上の6点である。もっと詳しく知りたい人は、リンクを辿って読んで欲しい。

志位和夫は、他の野党と選挙協力する条件がないとして、民主党あるいは維新の党との、政策の違いを挙げている。しかし、生活の党と社民党にはある筈だ。このあたり、政策の違いをことさらに強調しすぎる。全国的に選挙協力をしないために、ことさらに民主と維新をあげつらっているようにみえる。

共産党の志位は、もし、共産党が擁立しなければ、消費税増税、集団的自衛権、原発再稼働、沖縄の新基地建設などに反対する候補者もいなくなるというが、そんなことはない。生活の党と社民党で選挙協力し、選挙区を割り振り、共通の候補者として支援すればいいのだ。そうすれば、選挙結果は違ったものになっていた可能性が高い。

志位は、これからも、共産党は国民との協働で安倍政権を包囲する、という。他党とはいわずに国民という。このあたりが、共産党が偏狭で独善的といわれるところだ。

共産党へのアレルギー反応をもつ国民も多い。これを薄めるためにも選挙協力は有効であり、必要だ。

本気になって憲法改悪と闘うこと。これが共産党に求められている。そのためには、選挙協力に応じること、そして連立政権ができたら、かつての社民党のように積極的に参加し、政策の実現を図ることだ。そうしなければ、膨大な共産党に投じた票が死票になる。

さて、もうひとりの夢の行方を追ってみよう。

最近、本メルマガでも採り上げた矢部宏治(『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』の著者)が、鳩山由紀夫と対談している。

「―まずは鳩山さんに、矢部さんの本を読まれた率直な感想から伺いたいのですが?

鳩山 (中略)ただ、この本を読んで、当時、自分がもっと政治の裏側にある仕組みを深く理解していれば、結果が違っていた部分もあるのかなとは思いました。それだけに、自分が総理という立場にありながら、この本に書かれているような現実を知らなかったことを恥じなきゃいかんと感じるわけです。

(中略)

物事が自分の思いどおりに進まないのは、自分自身の力不足という程度にしか思っていませんでした。本来ならば協力してくれるはずの官僚の皆さんには、自分の提案を「米軍側との協議の結果」と言って、すべてはね返されてしまって。分厚い壁の存在は感じながらも「やっぱりアメリカはキツイんだなぁ」ぐらいにしか思っていなかった。その裏側、深淵の部分まで自分の考えは届いていなかったのです。

しかし、矢部さんのこの本はもっと深いところで米軍と官僚組織、さらには司法やメディアまでがすべてつながって一体となった姿を見事に解き明かしてくれて、いろんなことが腑(ふ)に落ちました。この本を読んで、目からうろこが何枚落ちたかわからないくらい落ちましたね。

矢部 在日米軍と日本のエリート官僚で組織された「日米合同委員会」の存在は、当時ご存じなかったということでしょうか?

鳩山 お恥ずかしい話ですが、わかりませんでした。日米で月に2度も、それも米軍と外務省や法務省、財務省などのトップクラスの官僚たちが、政府の中の議論以上に密な議論をしていたとは! しかもその内容は基本的には表に出ない」

問題は、首相になるまでに23年間も政治家をやりながら、ほんとうに鳩山が日米合同委員会を知らなかったのか、ということだ。庶民でも、23年間も同一職場にいたら、裏の裏まで知り尽くす。

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状況への呟き(12月14日~16日)

状況への呟き

(12月14日~16日の3日間のツイートをまとめました。文章はブログ用に加筆・編集してあります。
また、「状況への呟き」では、ここで新たに作った呟きを入れることもあります。
投稿サイト、あるいはご自分のブログへの引用・転載等は、ご自由にどうぞ)

12月14日(衆議院選挙の投票日)

生活の小沢一郎、玉城デニーが当選確実。渡辺喜美が落選、小渕優子が当選確実(しかし、彼女には東京地検特捜部との闘いが待っている)。亀井静香が当確。海江田万里が東京1区で敗れる。
戦後、最低の投票率。安倍晋三の手法が厳しく問われねばならない。700億もの税金を使って、この民意のなさだ。自分のためにやった「個利個略」の選挙、あるいはせいぜい自民党が勝つためにやった「党利党略」の選挙だ。
安倍晋三には一貫して国民益の哲学がない。かれはいったい何人なのだろう。
若い人たちが、やはり棄権している。日本の若者は選挙の恐さがわかっていない。自公が勝って、もっとも苦しむのは若者なのに。

渡辺喜美が落選。みんなの党を作って、途中までは順風満帆だったが。政界一寸先は闇、というが、政治の難しさと残酷を感じる。
代表を代わったのだから、全部新代表に任せるべきだった。あれこれいうべきではなかった。謹慎の身の上だったのだから、党を割らないことを最優先にすべきだった。
みんなの党を自分で作って、自分で壊してしまった。
これから文字通りゼロからの出発になる。

共産倍増。これは深刻なことになる。これで共産党は大勝利の総括をする。この政党は全体を見ない。その意味は、これからも野党の選挙協力はせずに、徹底して全選挙区に候補者を立て続けるということだ。この戦術は局面で捉えると、党勢拡大で正しかったことになる。しかし、戦略的に見ると、間違っているのだ。
なぜなら、700万票もとりながら、小選挙区で勝ったのはひとりだけ。あとはすべて比例で当選した議員たちである。これは異様な結果なのである。つまり小選挙区で、共産党は1対1では自民党に勝てない、ということだ。これで選挙協力に応じないなら、絶対に権力をとれない。
もっとも政権をとる気など毫もない、ニッチ産業で十分、というのなら話は別だ。しかし、これなら700万票は壮大な死票になる。

次世代の党は、存在理由がないことが明らかになった。自民党の右派のような存在であり、わざわざ野党として存在する意味がなかったのである。それを国民が見破った感じだ。今後、党勢を立て直すのは非常に困難だろう。
国民としては、次世代に投票するぐらいなら自民党へ、極右は自民党で十分、ということだ。

森ゆうこの落選は衝撃的だ。検察官僚を批判して、一冊の本を上梓できるような傑物は、他に見当たらない。惜しいし、生活の党のみならず、政界に必要な人材だった。新潟県民はなぜ森を落とすのか。自民党、公明党が束になっても、沖縄や岩手の県民は、良く人を見て、人物を選択していたのだが。

沖縄の野党全勝のパターンが、理想の選挙協力と称賛される。しかし、沖縄は、日本でずば抜けて政治民度が高い。果たして他府県で、できるのか。その際の最大の難関は共産党になる。
今回の選挙で総括されたのは日本の国民だ。のほほんと棄権する劣悪な民度に、これから安倍の厄災が襲いかかる。

野党の選挙準備が整わないうちに、虚を突いて総理が解散する。まるで真珠湾攻撃である。この自明のように行われている異常なシステムを変えねばならない。
総理の解散権を制限すべきだ。たとえば任期途中の解散には厳しい条件をつけ、3か月後に解散とする。国民に考える時間を与える。そうしなければ、解散が、総理の「個利個略」、あるいは政権与党の「党利党略」に利用される。

幼稚化し、他人の意見を聞かず、戦争に突入していく日本。
「まるで子ども
安倍首相vs村尾キャスター ニュースZERO 『アベノミクスは限界か?』の問いかけにイヤホン外しフル無視対応 選挙2014」
http://youtu.be/870gENf36U4

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ニュース批評

12月15日

野田佳彦には、もって生まれた嘘吐きという観があった。息するごとに嘘をいう、とね。
しかし安倍晋三の場合は、もっと積極的で、国民を意識的にだましている。これがバカにできないのは、戦前・戦中も、日本は、政治と官僚、軍部、新聞・ラジオが国民をだまし、国民もお互いをだましあって戦争に突入したからだ。
現在、戦前・戦中と同じ状況が生まれている。

国民をだます政治家は、ヒットラーもそうだが、自分を天才だと勘違いする。だまされる国民を見て、自分は優れていると勘違いするのである。
しかし、政治家としては、これは三流の証明にすぎない。
偉大な政治家には、国家への忠誠と国民への愛がある。別言すれば売国奴ではないし、嘘吐きでもない。

日本は、極端な格差社会になっている。これは自公政権が続く限り、ますます拡大していく。かれらは、トリクルダウンのバカのひとつ覚えで経済政策をやるからだ。
この政策は、すでに生活保護の拡大を招き寄せている。トリクルダウンは金持ちに褒めてもらえるので自公とも喜んでいる。しかし、いずれ破綻するのが決まった経済政策である。

与党の選挙戦術は、政治に関心をもたせないこと、国民を覚醒させないこと、家畜の組織票だけでやること、になっている。
供託金を世界一高くして、貧しくて優秀な人間に政治を閉ざしている。おバカの世襲議員を助けるためだ。期間は短く、政府の失政に気付かせない。さらにメディアが猛烈に国民を棄権に誘導する。

共産党こそ、選挙協力に一番熱心になるべき野党である。なぜなら小選挙区で勝てないからだ。本気で権力をとるつもりなら、小選挙区で自公に勝たねばならない。しかし、それは共産党にはできない。それでも選挙協力に応じないのは、政権を交代させ、本気で改憲を阻止する戦略が間違っているからだ。

今回の選挙の深刻さは、国民のおバカ層が、ふてくされて政治から遠ざかったことだ。下手をすると、自公と、永遠に小選挙区で勝てない共産党との、組織対組織の対決、といった漫画になりかねない。つまり政権交代など金輪際ありえない共産党が、華々しく舞台に登場してきたのである。

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ニュース批評

12月16日

歴史は繰り返す。この言葉ほど、現在の日本に相応しい言葉はない。
小説の世界では愚かな人間を描くときは同じ失敗を何度も繰り返させる。読者は、またか、学ばない奴だな、と思って、笑い出す。優れた小説の主人公は、失敗から学ぶ。主人公が時間とともに変わっていくのだ。その点、日本は、笑いを誘う愚かな脇役である。

安倍政権になってから、世はだましあいの時代になった。アホノミクスもオリンピックも集団的自衛権も消費税増税も、原発再稼働も、衆議院選挙も、株価高騰も、だましの産物である。太平洋戦争も、だましあいの世情から戦争に突入していった。
今や戦中と思った方がいい。

沖縄ではムサシを使っていないという。これだけでも見識。選挙への信頼はぐっと増す。だいたい政界から、何のクレームも出てこないことがおかしい。政治家がどれほどコンピュータに無知であるかがよくわかる。コンピュータとは、ある意図(プログラム)のことだ。投票など、どうにでも変えられるのである。

投票所には、ちびた鉛筆がヒモで結ばれてあった。今時、鉛筆で書かせるか? 消しゴムはなかったので、鉛筆の意図がわからない。投票所には、20代、30代がひとりもいなかった。皆、40代以上である。若い人たちに、もっと政治に関心をもってほしい。一番の犠牲者になる政治状況なのだから。

中国人嫌いが増えたのは、慎太郎が尖閣紛争を煽ってからだ。まんまと日本中が慎太郎、前原誠司、野田佳彦といった安手の政治家に引っかけられた。
ところが、今でも中国人は日本にやってきて、せっせと日本製品を買って帰る。本国にあるのに、わざわざ買いにくる。こういった中国人を大切にしないとね。

小沢一郎の薫陶を受けた面々が、あちこちに散って、それぞれうまく当選を果たしている。いずれ政界再編で、野党が大きくまとまれば、また一緒になる。面白い発想だ。実は、散った方が力は大きくなる。狙われにくくなる。今後の小沢の展開が楽しみだ。

最近、菅原文太や宝田明、大橋巨泉など、映画やテレビに出た人の、晩年が素晴らしい。それも体験から来ていて、かれらの言説には嘘がないね。もちろん、今のご時世で、反戦など語ったら干されるのは覚悟のうえの表現だ。最後のご奉公と思ってのことだろう。拍手を送りますよ。

現在の日本で、もっとも、もったいないことのひとつは、年配の人の体験からくる智恵に学ばないことです。政界でいえば小沢一郎や亀井静香といった政治家から多くを学ぶべきです。映画やテレビの人たちは、宝田明、大橋巨泉、それに吉永小百合や大竹しのぶの声を聞くべきです。先達に学ぶべきです。

たった2年間の政権延長に、野党に準備させない真珠湾攻撃のような解散をやる。メディアを脅して、戦後最低の投票率にする。国民に考える時間を与えない。その結果、戦後最低の投票率を実現する。
それで、勝った、信任を受けた、といって恥ずかしくないのか。安倍で、ここまで日本政治は堕ちたのだ。

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ニュース批評

或る戦争責任論 ~衆議院選挙を終えて~

衆議院選挙が終わった。これまで述べてきたように「自民党圧勝」という東京の大手メディアの予測報道は嘘だった。投票を諦めろという愚民たちへの洗脳・誘導だったのである。

自民党は解散前より議席数を減らしている。このことは、先に行くほど惨敗が待ち構えているのを見越して、野党の選挙準備が整わないうちに、いわば真珠湾攻撃のように解散総選挙をやった真相を物語るものである。

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総理の解散権という、自明のように信じられてきている権力を見直すべきである。今では、野党の準備が整わないうちに、不意打ちを食らわせて選挙をする、いわば総理の「個利個略」、せいぜい与党の党利党略のために使われ始めた。

解散には厳しい条件をつけ、最低でも3か月後に解散とか、野党にも国民にも争点を周知徹底させる期間をおくべきだ。それでなければ民意が図れない。700億も税金を使って、ほとんど民意を汲まないための選挙になる。

国民は何のための解散かさえ、最後までわからなかった。ここまで民主主義に対して、さらには立憲主義に対して、無知無能な政治家は、戦後初めてである。

選挙の争点は国民が決めるものである。しかし安倍はアホノミクスが争点だと自ら指定した。この国では国民はバカにされきっているのだ。しかも、どうやら政権が維持できそうだとなると、選挙中に次々と争点を付け加える。政権維持ができれば、あれも信任、これも信任でゆくわけだ。

(以下、「或る戦争責任論 ~衆議院選挙を終えて~」の一部だけ公開します)

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選挙が終わると改憲、徴兵制へと政治色軍事色を打ち出す。安倍は政治を勘違いしている。政治とは、外国を、あるいは国内をだますことではない。まずもって自国の国民を幸せにすること、国民の生活を豊かにすることだ。

トリクルダウンとは、「富める者が富めば、貧しい者にも自然に富が滴り落ちる(トリクルダウン)」とする経済理論である。いかにも安倍が飛びつきそうな理論である。

現在のグローバル化した日本企業の利益の配分先は、(1)内部留保、(2)設備投資、(3)株主への還元、(4)有利子負債削減、(5)新製品・新技術の研究・開発、(6)従業員への還元、の順になっている。ほとんどは企業の内部留保に回され、政治の要請がない限り、従業員に回ってくることはないのだ。

安倍とそのブレーンがトリクルダウンに目を付けたのは、今に貧困層にも富が滴り落ちますよ、といえば、公然と富裕層優遇策が実施できるからだ。あと一年、あと一年とおバカ国民をだまし続ける。そのうち辞任して、「もっと徹底してトリクルダウンをやれば成功したのだ」と開きなおるのである。

要は小泉・竹中が、もっと徹底して民営化をやっておれば成功した、と開き直ったのと同じ、だましの戦略なのである。

選挙に関して、ツイッターには、さまざまなツイートが投稿されている。選挙当日と翌日のツイートから、わたしの目にとまったツイートには、こんなものがあった。

「修(生活の党)

@tanakaryusaku 昨日の「衆院選投票率」は前回の戦後最低の投票率59%を大きく下回り戦後最低の52%に!=>熊本県の衆院選投票率50%、一方、同日に投開票された、熊本県上天草市長選挙の投票率は76%。同じ投票所で投票、何でこんな大差がでるの? 投票率改竄の決定的証拠です。

自民党の最終街宣場所は今回も秋葉原。あの秋葉原街宣を普通の人間が見たら身震いが。ナチスを思い起こす、演説者のかん高い絶叫が響き、無数の大日章旗がたなびく。麻生氏は嘗てナチス手法を見習えと発言。安倍・麻生両氏の国民を騙す手法はヒットラーがお手本の様」=>こんな自公が圧勝? 不正です!

赤旗国民運動部

維新の党・橋下徹共同代表が大阪市で敗北宣言。「自民党、公明党、歴史的な大勝利となります。もう維新の党、はっきりいって負けます」「こんなこと言ったら江田さんが怒るかもしれない。でもそうなんです。安倍さんで結構です。もういいんです。自民党で結構です」

 
橋下徹が、まだ選挙中に敗北宣言をし、「安倍さんで結構です。もういいんです。自民党で結構です」などというのは、維新の党の、第二自民党の馬脚を現したものだった。本人は立候補していないので気楽なものだろう。しかし、闘っている立候補者は、代表にこんなことをいわれて、たまったものではない。無責任である。

選挙をバカにしている。ひいては選挙民をバカにしているのに、本人が気付いていないのだ。安倍で結構、自民党で結構、というのは選挙民が決めることだ。

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また、今回の選挙では、政策とは別に、選挙不正そのものに国民の監視の目が向かったのが、大きな特徴だった。

服部順治(脱戦争/脱原発)

おっ、徳島の開票所は徳島市立体育館か! よーし、ツイートテレビの開票中継はそこからだな! でも投票所からの追跡もやらないと! 夜8時から車で投票箱を追跡!

徳島市体育館 開票所の様子

服部和枝(脱戦争・脱原発)

開票所にいる。まだ開票始まっていないのに、テレビでは当確報道で結果がでている。今開票開始。

hopkins

もうすぐ8時、開票所の体育館へ行きます。
開票作業を動画で撮影しようと思います。
不正がしにくいように、しっかり見てきます」

これはほんの一部で、ツイッターをやっていない人、やっていても投稿しない人を含めて、全国的に開票作業そのものへの、市民の監視が強化されているのだと思う。これはいい傾向だ。

こういう場合、服部ご夫妻、hopkinsのように動画を撮ることが大切だ。目視だけでは、あまり意味をなさない。万が一のときも、動画が最大の証拠になる。

さらにこんなツイートも目に付いた。

「布施 祐仁

こんな不意打ち、奇襲作戦のような解散総選挙だったにもかかわらず、密かに周到に準備していた自民党が議席を減らし、民主党が11議席、共産党が13議席も増やしたんですから、野党は大健闘といってもいいと思います。厳しい状況は続きますが、これまで通り、着実に一歩一歩前に進んでいきましょう。

mold

安倍が圧勝を狙って解散総選挙を企てた結果、民主党と共産党が現有議席を上回る躍進を果たし、自民・公明合わせてほぼ現状維持。自民は現有議席を割った。これがバカでもわかる数字の見方だろ。マスコミは詐欺師みたいな報道はやめろ。

壺井須美子

しばらくは暗い時代を生きなければならない。話には聞いても日本人誰もが体験したことがない、人権が合法的に弾圧される国家主義とアベノミクス経済破綻と急激な国力の低下。そのなかで、嫌な時代を終わらせるにはどうしたら良いか、国民も政治家も真剣になるだろう。救いはそこにあるはずだ

Nico TPP反対・脱原発・反ネオリベ

山本太郎さんが応援に入ってたのであまり言いたくはないけど、菅直人には落ちてもらいたかったなあ。マスコミ・官僚・財界と戦うことを回避し、TPP・消費税増税を打ち出し、その後民自公三党談合に走り、国民を裏切り民主党を凋落させたA級戦犯。菅が落ちた方が民主党再生の近道になったと思う。

山口一臣

自民圧勝というけど、前回より3議席減ですね。公明党がプラス4だから与党的には1増しただけ。事前の情勢調査で自民単独300超えから比べると、かなり下振れ観がありますなぁ。これは創価学会のグッジョブなんでしょうかね。わからんけど。自民300超の報道を見て調整したのかな、とか。

自民が単独で300超えると公明党の存在感がかなぁ―り薄れるから。最悪、自民が公明との連立を解消、維新と組んで改憲、自衛隊の国防軍化に突き進むなんてシナリオも考えられるし。まあ、その意味では自民が議席を減らしたことはせめてもの救いですね。あれだけ姑息な解散打っといて議席減ですから」

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自民党は早速、改憲から徴兵制へと走り出した。自民党憲法改正推進本部は、4日の会合で、05年に策定した改憲草案(ここには徴兵制導入はなかった)に修正を加えて、徴兵制導入の検討を示唆する論点を公表した。5月めどに改憲案修正へと動く。

一方、与党の公明党は、これまで消費税増税、集団的自衛権の行使容認と賛成してきた。いつも自民党に難色を示すポーズを見せては、結果的には賛成してきている。わたしは改憲も部分的修正を飲み込ませたポーズをとるだけで、最終的には賛成するのだとみている。

さて、今日のメルマガでは、改憲、徴兵制に向かい始めた状況に、ぜひ本メルマガの読者にお読みいただきたい文章を紹介する。

太平洋戦争敗戦直後に書かれた伊丹万作の「戦争責任者の問題」(『映画春秋』創刊号・昭和21年8月)である。実は、これは以前にも紹介したのだが、新しい読者で知らない人もいるので再掲載をお許し願いたい。

引用文は、当時の習慣のまま促音を大文字のままにしてある。ディスプレイ上の読みやすさを考慮して、兵頭の方で改行を増やしていることをお断りしておく。

「さて、多くの人が、今度の戦争でだまされていたという。みながみな口を揃えてだまされていたという。私の知つている範囲ではおれがだましたのだといつた人間はまだ一人もいない。ここらあたりから、もうぼつぼつわからなくなつてくる。

多くの人はだましたものとだまされたものとの区別は、はつきりしていると思つているようであるが、それが実は錯覚らしいのである。

たとえば、民間のものは軍や官にだまされたと思つているが、軍や官の中へはいればみな上のほうをさして、上からだまされたというだろう。上のほうへ行けば、さらにもつと上のほうからだまされたというにきまつている。

すると、最後にはたつた一人か二人の人間が残る勘定になるが、いくら何でも、わずか一人や二人の智慧で一億の人間がだませるわけのものではない。

すなわち、だましていた人間の数は、一般に考えられているよりもはるかに多かつたにちがいないのである。しかもそれは、「だまし」の専門家と「だまされ」の専門家とに劃然と分れていたわけではなく、いま、一人の人間がだれかにだまされると、次の瞬間には、もうその男が別のだれかをつかまえてだますというようなことを際限なくくりかえしていたので、つまり日本人全体が夢中になつて互にだましたりだまされたりしていたのだろうと思う。

このことは、戦争中の末端行政の現われ方や、新聞報道の愚劣さや、ラジオのばかばかしさや、さては、町会、隣組、警防団、婦人会といつたような民間の組織がいかに熱心にかつ自発的にだます側に協力していたかを思い出してみれば直ぐにわかることである」

敗戦直後に書かれたこの文章を読み返してみて、わたしは前回とは違った感慨に襲われた。「日本人全体が夢中になつて互にだましたりだまされたりしていた」戦中の状況は、すでに現在の状況になっている。

政治家が国民をだまし、メディアが国民をだまし、国民同士もだましあっている。「町会、隣組、警防団、婦人会といつたような民間の組織がいかに熱心にかつ自発的にだます側に協力していたか」。名前こそ違うが、これもすでに日本の現在の状況だ。

政界、官界、メディア、学界、とだましあっている。消費税増税でだまし、集団的自衛権でだまし、選挙で、IOC総会でだます。アホノミクスでだまし、オリンピックの分散開催でだます。原発安全神話でだまし、また原発再稼働でだます。

伊丹万作は戦争中の状況というが、実は戦前から、お互いにだましあう状況があった。それが戦争を呼び込んでいったのである。

深刻なのは、戦後も日本人が変わっていないことである。日本民族は、だましあいながら(自己欺瞞に陥りながら)、けっして権力に逆らわずに戦争に突入していくのだ。

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状況への呟き(12月12日~13日)

状況への呟き

(12月12日、13日のツイートをまとめました。文章はブログ用に加筆・編集してあります。
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12月12日

消費税増税が10%で止まると思ったら大間違い。増税しても圧勝させてくれる愚民だと、すでにわかっている。それなら「あなた(99%)のためだから」といってだまし、「おれたち(1%)の金だから」という政治が続く。10%を超えて、どんどん消費税は上がっていく。米国、官僚、財界のために。

わずか2年間で劇的に日本は悪くなった。これから憲法は確実に変えられる。今でさえ放射能汚染で世界から嫌われているのに(これを殆どの日本人は知らない)、海外で米国の手下になって戦争をするようになったら、日本はイスラエル以上に孤立した国になる。

これまで、99%には悪いことしか起きていない。さらにこれから、日本では確実に憲法が変えられ、徴兵制が敷かれることになる。戦争になれば、もはや復旧・復興はない。原発を破壊されるからだ。地球環境を致命的に汚染した民族として、世界から糾弾される。

高倉健も菅原文太も、人生の幕引きがすばらしかった。突っ込んでいく人生の幕引き。宝田明もかれの戦中体験から推して必然の幕引きに入った。この人生の先達の覚悟に敬意を表したい。今の40、50代は、70、80代に入って、もっと過酷な晩年になるだろう。しかし、仕方のない運命として引き受けて闘ってほしい。子どもたちのために。

あなたが余生をまっとうし、サバイバルしたいのであれば、新自由主義のグローバリズムを否定すべきだ。これは本質的に強者の味方、弱者の敵であるからだ。「生活が苦しくなった。今によくなるは、うさんくさい」。これでいいんだ。間違っていないよ。

おバカ政府のブレーンが考えたこと。「移民で人口減を止めよう」。それより、いったいどんな人たちが日本に来るのか。海外に日本人が脱出している、放射能塗れの国へ。オリンピックも韓国との分散開催になるようだ。何もわかっていないおバカ外人を移民させて、いったいどんな国に変わってしまうことやら。
100年、200年たつうちに、帰化した外国人、ディアスポラに支配される国に日本は変わるだろう。これは間違いない。今もすでに半分ほどそのようになっている。

放射能汚染で、日本人の大好きな魚が食べられなくなった。これだけでも暴動が起きたり、政権交代が起きたりしても不思議ではない。生魚は日本の文化ですからね。しかし、日本人は何も考えない。せっせとセシウムを体内にとり入れながら、寿命を縮めている。日本とは、家畜と棍棒をもった主人でなりたつ国だ。

これから日本が、精神的にも物質的にも、どんなに貧しい国に変わっていくか。それは、もっともセンシティブな空間を見たらわかる。それは国会ではない。国会は上流階級の社交場だ。見るべきは、大学と東京の大手メディアだ。ここがすでに闘いを放棄して、自主的に表現の自由を返上している。

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2月13日

スピン報道としてのノーベル賞騒動のうちに、日本の民主主義には幕が引かれる。もちろん劣化した政治と東京の大手メディアの責任はある。しかし、それは戦前・戦中も同じだった。国民に責任がある。日本国民の、戦争が終わって被害者面する民度の低さは変わっていない。東京の大手メディアのいいなりになって、戦争にもっていくのは国民である。

原発に関して、与党が何も語らないうちに選挙運動は終わった。世界に日本しかない安全神話は、福島第1原発事件の後、余計、悪質になり、深化している。「食べて応援」は、1%は毒だから食べないけれど、99%は安全だから食べろ、ということになった。魚の表示など意味がなくなっている。

川内原発の再稼働は、桜島の恐さを知らない人たちが決めている。桜島が噴火すると、宮崎県まで火山灰が降ってくる。太平洋戦争でもそうだったが、日本人は引き方を知らない。ずるずるといく。2つ目の原発が破壊されても、原発は続くだろう。

こんなに食材に気を遣う国は、日本だけだろう。以前は食品添加物と中国産の食材が警戒された。3.11以降は、放射能汚染が中心になった。これからは遺伝子組み換えが危険な食材の中心になってくる。これはすべて政治の劣化が生み出したものだ。政府が棄民意識をもっていて、国民を守ろうとしない。

政府には原発を止められない。TPP参加も止められない。消費税増税も10%では終わらないだろう。まだ次がきますよ。これからは、改憲、徴兵制に突き進むことになる。国民も悪いのです。政治家が引き方を知らなければ、国民も知らないのです。日本国民は、殴ってくる相手に拍手する。

3人のノーベル賞受賞者の誰一人として原発に触れなかった。明かりで受賞したのなら、ひとりぐらいエネルギー問題に触れても良かった筈だ。日本では、政治に遠ざかる専門バカほど、世間のウケがいい。もはや原発に言及する者は危険分子だ。大学知が国民を見捨てて、太平洋戦争に突入した戦前と同じだ。

日本知識人の特徴は、知性がないことである。わかりやすくいうと、知性が処世に仕えることだ。わたしが現役のときも、正しい人に、まわりがよってたかって沈黙と譲歩を迫る姿を見てきた。悪い奴に隷属するように知性が働く。理由はひとつだ。「あなたが黙れば、職場が静かになる」。論理ではなく、処世なのだ。それが今顕在化してきている。

日本のノーベル賞受賞者で、電気に関して受賞して原発に触れないのは、よほどの専門バカだ。まわりにたむろした東京の大手メディアは、ジャーナリストではない。なぜ原発について訊かないのだ。これこそ世界が訊きたかったことだ。「メダルを噛んでくれ」など、バカか。先頭をきって逃走し始めた大学知とメディアに相応しい光景だった。

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尖閣と北方四島をつなぐ理路

衆議院選挙も最終日になった。

犬HKを筆頭に東京の大手メディアは、選挙を低投票率に導くために退廃を深めている。低投票率こそが自公の圧勝につながるからだ。

与党にとって、選挙期間は短いほど失政に気付かれることがない。しかし、この短さでは国がよくならない。将来、民主的で優れた政権ができたら、ぜひとも選挙期間をもっと延ばしてもらいたいものだ。

低投票率(自民党圧勝)への、東京の大手メディアの退廃は、これまでの選挙と変わらない。

今回の選挙に顕在化した異様な現象を挙げると、以下のようなものがある。

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1 国民に、選挙序盤から自民党の圧勝を告げる。これは明確な選挙妨害である。原発再稼働、TPP参加、集団的自衛権の行使容認、消費税増税10%に向けて誘導・洗脳することと同じである。

フランスでは、選挙一週間前から世論調査の報道を禁じている。投票に影響を与えるからだ。日本でも禁止したほうがいい。とくに日本の場合は、勝ち馬に乗る、といった劣悪な政治民度が生きているうえに、東京の大手メディアが政府の広告・広報機関化しているので、禁止すべきだ。

2 これは「1」と表裏の関係にあるのだが、自民党圧勝を報道することで、政権交代に対する国民の、野党への期待を打ち砕く。

3 さらに自民党圧勝を報道することで、60%といわれる無党派層の投票棄権を促す。もう勝負はあったから、わざわざ投票所に行くなというわけである。

4 今回の衆議院選挙では、選挙隠しのために、スピン報道としてノーベル賞受賞が最大限に利用された。これは前回選挙における北朝鮮のロケット、中国航空機の領空侵犯などの、危険で国際的な状況の演出と同じ効果を狙ったものである。

5 維新の党の、橋下徹による民主党批判があった。与党を批判せずに、野党の維新の党が、これも野党の民主党を選挙で批判する。いわば内ゲバである。これは維新の党の第二自民党としての本性が露出したものである。滅多に見られない現象である。

6 東京の大手メディアによるアホノミクスの失敗隠し。必然性なき解散総選挙を象徴したのが、首相みずからの争点の指定である。これで選択しろ、と主が家畜に命令したようなものだ。しかし、飼い慣らされた東京の大手メディアは、そのアホノミクスさえほとんど採り上げなかった。出演した党首(代表)に質問してお茶を濁す程度で済ませている。

以上の6点である。今回の選挙でも、前回の選挙と同様に、不正投票や選挙妨害の情報が、投票が終わった時点でネットに溢れることであろう。

(以下、「尖閣と北方四島をつなぐ理路」の一部だけ公開します)

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さて、これまでの2回のメルマガで、わたしたちは次の2点を新冷戦認識の、重要な論理として深めてきた。

1 新冷戦における中ロ同盟は結束が強い。そう簡単に分断工作で壊されるものではない。それは外からの脅威、すなわち、(1)米国の脅威、(2)NATOの脅威、(3)これから肥大してくる日本軍国主義の脅威があるからだ。

中ロ同盟の核は、共産主義の遺産である。これは過去の冷戦時代の、対米、対NATOの、旧中ソ同盟が復活したことを物語る。新冷戦における中ロ同盟は、「レーニン・毛沢東」の共産主義イデオロギーの共有遺産をもとに構築されている。

2 この中ロ同盟の、ロシアの心理を分析すると、ソ連邦解体後の欧米への屈服感が、根強い怨念を形成したということがある。その怨念を決定づけたのは、米欧の、ロシアへの裏切りだった。米国は、NATO東方不拡大の、ロシアとの約束を、ことごとく破ってきた。旧ソ連邦の国々をNATOに編入し、ついにロシアと国境を接するウクライナにまで迫ってきたのである。

この事態は、もしメキシコあるいはカナダの国境沿いに、米国を睨んでロシアのミサイルが林立するケースを考えたら理解しやすい。米国は絶対に認めないであろう。同様にロシアもウクライナのNATO入りを認めないのである。

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ロシアは、米欧への親和と接近の幻想に気付いたのである。そこからくすぶっていた冷戦の残り火が、急速に燃え広がり、冷戦時代の中国へのシンパシーとなって、剥き出しの形を取り始めたのである。

新冷戦は米欧が作ったものである。ロシアの旧冷戦の残り火は消えることがなく、新冷戦に受け継がれた。

今日は、それではロシア(旧ソ連)の米欧に裏切られたという怨念は、正しいものだったのか、それとも逆恨みなのか、について考えてみよう。

ジョシュア・R・I・シフリンソンは「欧米はロシアへの約束を破ったのか―NATO東方不拡大の約束は存在した」のなかで、次のように書いている。(ジョシュア・R・I・シフリンソンはテキサス&M大学准教授。専門は外交史、戦略など)

「1990年初頭までに、アメリカと西ドイツの指導者たちは統一を目指すことを決断するが、ソビエト軍が東ドイツから撤退するかどうか確信がもてなかったために、モスクワに取り引きを申し入れた。

1月31日、西ドイツのハンス・ゲンシャー外相はドイツ統一後に「NATOが東欧へ拡大することはない」と表明する。2日後、ジェームズ・ベーカー米国務長官はゲンシャーと会ってこの計画を協議している。

ゲンシャーのプランを支持していると公式に表明はしなかったものの、ベーカーはソビエトのゴルバチョフ大統領、シュワルナゼ外相との協議をNATOの東方不拡大を前提に進めた。ベーカーはまずシュワルナゼに「 NATOの東方拡大はない」と強調し、その後、ゴルバチョフにも「NATOが現在の管轄地域を超えて東方へと拡大することはない」と表明している。

「NATOゾーンの拡大は受け入れられない」と言うゴルバチョフに、ベーカーは「われわれも同じ立場だ」と応えている。公開された国務省の会議録によれば、ベーカーは2月9日のシュワルナゼとの会談で「NATOの管轄地域、あるいは戦力が東方へと拡大することはないとする明確な保証」を与えている。

西ドイツのコール首相も、モスクワで翌日開かれた会談で、同じ約束を繰り返している。

(中略)

ベーカーの一連の会談をまとめた外交文書によれば、「国務長官はアメリカが長くドイツの統一を支持してきたこと、統一ドイツがNATOに参加するのを支持すること、そしてNATOの軍事プレゼンスをそれ以上東方へは拡大させないことを明確に相手に伝えている」。

ドイツ統一に合意すれば欧米は(東方への拡大を)自制するとモスクワが考えたとしても無理はない。つまり、ソビエトの高官たちは、ドイツ統一を認めた際に、欧米が示した取り引きに応じていると考えていたはずだ」(『Foreign Affairs Report』2014 NO12)

これから、ロシアの、米欧に裏切られてきたという警戒心と怨念に、果たして根拠があるかどうかを述べていく。その前に、『Foreign Affairs Report』について一言述べておく。繰り返し書くが、新しく購読者になった人もいるのでお許し願いたい。

多くの購読者はすでにご存知だが、この世界を支配しているのは、実は各国の政府ではないのである。

ロスチャイルド、ロックフェラーといった国際金融資本、外交問題評議会(CFR)、王立国際問題研究所(俗称、チャタム・ハウス)、ビルダーバーグ会議(俗称、「闇の世界政府」、「陰のサミット」。年1回開催)、CIA、米国戦略国際問題研究所(CSIS 日本の陰の首相といわれるCSISのマイケル・グリーンは、CFRの上席研究員だった)といった組織である。

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状況への呟き(12月10日~11日)

状況への呟き

(12月10日、11日のツイートをまとめました。文章はブログ用に加筆・編集してあります。
また、ここで新たに作った状況への呟きもあります。
ご自分のブログへの引用・転載等は、ご自由にどうぞ)

12月10日

保守とは、国民の立場に立つものだ。目指すのは国益を守ることである。郵政民営化に反対していた頃の、自民党にはまだ一部に保守がいた。しかし、今では新自由主義のグローバリズムに席巻されてしまっている。TPP参加を推進する安倍自民党は、いかなる意味においても保守ではない。売国の集団だ。

今度の選挙には民主党のだらしなさが際立ってあぶり出された。執行部に、民主党壊滅のA級戦犯を返り咲かせたところに、突如、選挙になったのだ。国民にして見れば、民主党の裏切りの過去を、まざまざと思い返す顔ぶれが前面に出てきたのである。反省と謝罪なき党文化は、変えようがないようだ。

また、維新の党の、第二自民党の正体もあぶり出された。情熱的な民主党批判は、いったい何のためか。しかも選挙期間中である。安倍政権の暴走を阻止する野党としての使命も純粋さも、まったく感じられない。もともと橋下徹と安倍晋三とは、近いものがある。橋下徹という政治家は、理念(政策)で見ると、間違う。マイノリティとしての出自から、情念を見た方がいい。

今度の選挙で、もし自民党が勝てば、まことに奇怪な結果ということになる。なぜなら選挙直前の調査では、東京の大手メディアでさえ、安倍内閣の不支持率が支持率を上回ったと報じていたからだ。選挙になれば別だということか。そろそろどの野党か、不正選挙の問題を正面からとりあげるべきではないか。

徳島の豪雪地帯。ひとり暮らしのおばあちゃん(98)が心肺停止の状態で死亡した。豪雪地帯の山村で、お年寄りにIP電話をもたせることにためらいはなかったか。徳島県では、平成14年から県内各地に光ファイバー網を整備。しかし、やり方が機械的で善意の押し付けになっている。停電になると、通信ばかりか暖房も使えない状態だった。行政に殺されたようなものだ。

徳島の豪雪地帯。停電になると、暖房、IP電話、食事、とダメになる環境を、なぜ行政が勧めたのか。あるいは、放置したのか。想像力が皆無だ。都市型の生活を押し付けている。これは以前の生活スタイルだったら、亡くなったおばあちゃんは、生き延びていた可能性が高い。昔からの伝承された、豪雪を凌ぐ生活の智恵というものがあるからだ。
日本人は、日本古来の文化や生活の価値を知らない、不思議な民族である。西欧の圧力に極端に弱く、すぐ日本を捨てる。捨てられたその宝を、西欧が拾っていく。

安倍晋三が小沢一郎を狙い撃ちにしている。生活の党自体は小さな政党である。それで狙われるのは、過去2回の政権交代の実績が、どうしても怖いのだ。それに小沢が一番選挙協力をいっているからだろう。この点、躍進が伝えられる共産党の志位和夫には、このような現象は起きない。権力にとって、共産党は、いつでも、必ず、全国に立候補者を立てて有力野党を潰してくれる頼もしい味方でもある。
岩手県の皆さん、小沢一郎をお願いしますよ。

選挙のテレビ放送が激減した。解散から1週間の放送時間が、前回の2012年と比べて約3分の1に減った。新聞が、これを例の自民党の、圧力のせいにしているが、嘘ですよ。一緒になって選挙報道をやめ、盛り下げているのです。自民党を勝たせるために、低投票率を狙った権力とメディアの結託です。

国民への棄民意識を、世界に適用して、赤っ恥をかいたのが、今回の東京オリンピックの分散開催である。世界は日本人のように温和しい家畜ではないからだ。安倍が放射能汚染はないと嘘をついたのがよくなかった。嘘が一番いけないのだ。
これからは分散開催都市を承知してもらうために、韓国に金を貢ぐことになるだろう。世界に金をばらまく、劣化した日本の世襲政治である。汗はかかない。「金目でしょ」しかないのである。

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12月11日

GDP、予想外の下方修正。これを犬HKの「ニュース7」と「ニュース9」は報道しなかった。権力に都合の悪いニュースは報道しない。愚民たちの批判意識を覚醒させない、いい情報だけ犬HKが選択して報道する。
愚民化策は徹底している。自分たちの高給取りの生活を守るために、魂を権力に売る。
犬HKは、今後、間違っても権力の監視などいわないことだ。

もし東京の大手メディアがなかったら、日本はどれだけよくなるだろう。国民は賢くなり、自分の頭で考えるようになる。太平洋戦争もなかっただろう。現在の自公政権も、もちろんなかったし、小沢一郎潰しのためにメディアに支援された維新の党もなかった。日本では、民族の厄災の中心に東京の大手メディアの洗脳・誘導がある。

また安倍の支持率が下がっている。しかし自民党圧勝だと。変な選挙になる。国民に支持されていない政権が圧勝するとは。ムサシの不正操作への根回しだったらわかるが。「8%で苦しいか。それだったら10%にしてやろう。嬉しいだろ、下々の愚民たちめ!」。反日の自公がいっていることはこういうことだ。これで支持するのは、もはや言葉(思考)を奪われた家畜である。
結局、わたしたちは、民度を超えた政府はもてないのである。家畜を人間に解き放つ政党、国民を幸せにする政党は、前回の衆議院選挙でも存在したし、今回も懸命に闘っている。しかし、日本民族はテレビの指示する不幸の方位を選択するのだ。

日本人は、外部の力を評価するのが非常に苦手な民族である。太平洋戦争でも米国を侮っていた。簡単に、それも短期で勝てると思っていた。今、それが中国に対して出てきている。
戦争になれば、今度は原発を集中的にやられるから、戦争に勝っても負けても、復旧も復興もない。世界中で、放射能汚染で迫害される漂泊の民になる。
今でさえ、どれほど批判されているかを、日本人はまったく知らないのである。

日本はどんどん悪くなっていく。日本の選挙が、「国民の厳粛な審判」なんて嘘である。「審判」を下したのは、家でゲラゲラ笑いながらテレビを見て棄権した連中だ。あるいは、遊びに出かけて棄権した連中である。さらにテレビのいうように勝ち馬に乗って自民党に投票した連中である。

金沢弁護士会が、特定秘密保護法の反対街頭活動計画した。石川県選管に問い合わせたところ、難色を示され、中止。たかが選管の意見に従って、法律のプロが闘う前に白旗を挙げる。こういうところにエリートのいやらしさがある。思想で闘わない。法律を盾にして逃げる。全国でデモをやっているじゃないか。

「表現の自由への弾圧」という名の自粛強まる。日本民族に根深く巣くう奴隷根性のため、ほとんど自粛で弾圧は達成される。大学。東京の大手メディア。影響力の大きいところから、つまり頭から日本は腐っていくのだ。
太平洋戦争とまったく同じになってきた。今や国民は家畜に成り下がり、判断力はゼロに近い。テレビが右に走れ、といえば、一斉に右に走り出す状況になっている。

日本国民の奴隷根性とは、主人に従う家畜のことである。それが今出てきた。「お手!」といわれて手を出す。主人が背中に棒を隠しているのを分かっても従う。今に殴られる。前回の衆参選挙とも、国民を幸せにする受け皿はあった。しかし、逆に不幸の選択をした。不幸になったのに、まだわからない。

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