森友腐敗の構造 ~付け値の土地~

このページは、2017年7月29日に更新しました。

(7月27日(木)に、ワードプレスの、或るプラグインを更新したところ、サイトが開けなくなりました。管理者ページにも入れなくなり、せっかく訪問してくださった皆さまに、ご迷惑をおかけしました。

無事、復旧しましたので、今後ともよろしくお願いします)

『兵頭に訊こう』は、現在の国内外の重要問題について、最新の情報と考え方(批評)を、見やすく、わかりやすいことに注力して発信しています。

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[char no=”1″ char=”漱石”]籠池泰典という人は面白い人ですね。ふつう警察や検察からの聴取というと、世間体もあって隠すものですが、かれはメディアを招き入れてやっています。これは日本でははじめての画期的なことではないでしょうか。国民の関心の高さが、自分を守ってくれる。そういっているようです。実際、忘れ去られたら、かれは好きに料理されるでしょうね。[/char]

このページの要旨

財務局は森友学園側にいくらまでなら支払えるのか尋ね、学園側は上限としておよそ1億6000万円という金額を提示していた。
財務局の担当者は国有地の土壌改良工事で国がおよそ1億3200万円を負担する予定であることを理由にこれを上回る価格でなければ売れないなどと事情を説明していた。
財務局はゴミの撤去費用の見積もりを民間業者ではなく国有地を管理している大阪航空局に依頼するという異例の対応を取り、値引き額はおよそ8億2000万円と決まった。
この結果、学園側への売却価格は1億3400万円となった。

2015年9月5日に、安倍昭恵が瑞穂の国記念小学院の名誉校長に就任した。
ここからすべてははじまった。
国有地の売り手が、買い手に幾らまでだったら払えるかと訊く。
安倍昭恵が名誉校長の小学校だからだ。
なるべくタダ同然で売って、安倍晋三の歓心を買いたい。
もう付け値(買い手が値段をつける)の世界だ。
佐川宣寿(財務省前理財局長)は、これまで売却価格を決める前に具体的な金額の交渉はしていないと、国会でうそ八百を並べ立ててきた。

[char no=”2″ char=”芥川”]売り手の国が、「いくら払える」と買い手に訊く。その価格に添ってゴミ撤去費用を高く設定して値引く。交渉にあたった酒井康生弁護士も、その報告を受けた籠池泰典も、安倍昭恵名誉校長の神通力に驚いたことでしょう。それを仕切った官僚が出世していくので、背後の真犯人は明確です。[/char]

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1 この土地、幾らなら払える?

自民党の今井絵理子参院議員が妻子ある男性と「略奪不倫」をした。
世界一の歳費をもらっているので、遊ぶ金には困らない。

それも、ともに自民党の、中央の国会議員と地方の市議との不倫だった。

今井は、自分のようなバカが国会議員になれたので、すっかり世間をなめきっていた。
不倫のホテルを、濡れた髪のままパジャマ姿で闊歩していた。

こんなことは、どんなにおバカなタレントもやらない。
いまはテレビのバラエティにも、自民党議員が必ず顔を出す。

自民党の劣化は、ついに芸能を超えたのである。

今井絵理子は、国民の命と暮らしを守る仕事には不向きなので、すぐに国会議員をやめるがよい。

さて、籠池泰典が大阪地検の任意の事情聴取を受けた。
籠池は、公開のもとにこの事件を展開するつもりらしい。
なかなか逞しくあり、これまでなかった手法である。

普通、聴取を受けた被疑者は、取り調べの内容はもちろん、取り調べを受けたこと自体を隠す。
いまの日本では、検察に呼ばれたら、胡散臭い人であり、起訴は即クロなのだ。

それを籠池は公開していく。
事情聴取の前日からメディアを自宅に入れ、出発の当日もメディアに向かって語りかける。
こんな事件を見たことがない。

『NHK NEWS WEB』(7月26日)に「近畿財務局と森友学園 売却価格めぐる協議内容判明」が出た。

大阪の学校法人「森友学園」に国有地が8億円余り値引きされて売却された問題で、去年3月に近畿財務局と学園側との間で売却価格をめぐって行われた協議の内容が初めて明らかになりました。

関係者によりますと、財務局は学園側にいくらまでなら支払えるのか尋ね、学園側は上限としておよそ1億6000万円という金額を提示していました。
実際の売却価格は学園側の提示を下回る金額に設定されていて、大阪地検特捜部は詳しい経緯を調べています。

去年6月、近畿財務局は大阪・豊中市の国有地についておよそ9億5500万円だった鑑定価格から地中のゴミの撤去費用などとしておよそ8億2000万円を値引きして森友学園に売却していました。

この売却価格をめぐって学園との間でどのような協議が行われたのか、これまで財務省や財務局は「記録を廃棄した」などとして説明してきませんでしたが、協議の詳しい内容が関係者への取材で初めて明らかになりました。

森友学園の籠池前理事長は去年3月11日に国から借りていた国有地で地中から新たなゴミが見つかったため、建設中の小学校の開校時期が遅れることを心配し国有地の買い取りを希望したということです。

関係者によりますと、3月24日、籠池前理事長から交渉を一任された学園の当時の弁護士が財務局に対して土地の買い取りを初めて打診し、この日のうちに双方が具体的な金額を出して協議していたことがわかりました。

この場で財務局の担当者はいくらまでなら支払えるのか購入できる金額の上限を尋ね、学園の弁護士は当時の財務状況を基におよそ1億6000万円と答えたということです。

一方、財務局の担当者は国有地の土壌改良工事で国がおよそ1億3200万円を負担する予定であることを理由にこれを上回る価格でなければ売れないなどと事情を説明したということです。

この協議の6日後の3月30日、財務局はゴミの撤去費用の見積もりを民間業者ではなく国有地を管理している大阪航空局に依頼するという異例の対応を取り、値引き額はおよそ8億2000万円と決まりました。

この結果、学園側への売却価格は1億3400万円となり、3月24日の協議で財務局と学園の双方が示した金額の範囲内に収まる形となりました。(「近畿財務局と森友学園 売却価格めぐる協議内容判明」

2 森友腐敗の構造 ~付け値の土地~

2015年9月5日に、安倍昭恵が瑞穂の国記念小学院の名誉校長に就任した。
ここからすべてははじまった。

2016年3月11日、小学校の基礎工事中に、不思議なことに新たなゴミが見つかった。
ここから物語が起動する。

不思議な笑いがこみ上げてくる。
売り手が、買い手に幾らまでだったら買えるかと訊く。
安倍昭恵が名誉校長の小学校だからだ。
なるべくタダ同然で売って、安倍晋三の歓心を買いたい。
どうせ自分の土地ではない。
国の土地である。

買い手もすぐに事態を悟る。
さすがは腐った国だ。
安倍昭恵が名誉校長だと、ここまで神通力があるのか。

しかし、売り手にも、下値に限界がある。
森友学園事件の場合、ゴミ撤去に国が投下した金額だ。
これ以上でなければならない。

買い手は、それより200万円上回る金額をいう。
もう付け値(買い手が値段をつける)の世界だ。
案の定、その金額で広大な土地が手に入る。
酒井康生弁護士も籠池泰典も、神風が吹いた、と思ったにちがいない。

去年(2016年)3月、近畿財務局と学園側との間で売却価格をめぐって行われた協議で、財務局は学園側にいくらまでなら支払えるのか尋ねていた。

霞ヶ関文豪佐川宣寿(財務省前理財局長)は、これまで売却価格を決める前に具体的な金額の交渉はしていないと、国会でうそ八百を並べ立ててきた。

学園側は、1億6000万円を提示する。

財務局は国有地のゴミ撤去で1億3200万円を負担する予定であるから、これを上回る価格にしてほしいと説明する。
「お主もワルよのう」という場面が浮かんでくるところだ。

この協議の6日後の3月30日に、財務局はゴミの撤去費用の見積もりを民間業者ではなく国有地を管理している大阪航空局に依頼する。
つまり、民間に委託すると、適正な価格が出てしまう。
すると、籠池泰典が買えなくなる。
それでゴミ撤去費用(値引き額)をなるべく高く設定しなければならない。
その意が伝わるのは大阪航空局しかない。

このとき、地方の近畿財務局と大阪航空局、それから中央の財務省、国土交通省の4者間で入念な情報のすりあわせがあったのである。

その結果、値引きはおよそ8億2000万円と決まった。

つまり学園側への売却価格は1億3400万円である。
まさに付け値である。

大阪地検がどこまでやるか。
国民の関心は、籠池泰典の努力もあって、まだ消えていない。
政治の場では通用した「記憶も記録もない」が、はたして検察にも通用するのか。
わたしたちも関心を繋いでいこう。

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わたしは若い頃に吉本隆明の『試行』に作品を発表していました。
この『試行』自体が、そのような問題意識に貫かれた同人誌でした。
位置のとり方の大切さはわかっております。

[char no=”10″ char=”与謝野晶子”]そうです。
何を書くか、よりも、誰が書くか、ですね。
どんな位置にいる、誰が書くか、が大切なのです。
それは、ほんとうのことを言えるかどうかの違いになってきます。
この位置は、競合する表現者には同じステージで真似できない強みになるのですね。
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若い人たちは、あなたのことを何も知らないのだから、もっときちんと自己紹介しなくちゃ。
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また、教師をやっていたことから、わかりやすく表現することには通じており、多くの読者の方からわかりやすいという声を聞いています。

[char no=”9″ char=”太宰”]わかりやすいというのは、論理的ということね。
その論理も、説得する論理ではなく、納得させる論理でなければいけないのだろう。
それでどうしてもある程度の長さが必要になる。
ぼくが長編を書いたのも、そのためさ。
[/char]

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確かに、わたしはテレビなど晴れがましい舞台には出ておりません。

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党を滅ぼす安倍・蓮舫

このページは、2017年7月25日に更新しました。

『兵頭に訊こう』は、現在の国内外の重要問題について、最新の情報と考え方(批評)を、見やすく、わかりやすいことに注力して発信しています。

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[char no=”1″ char=”漱石”]日本の政治ほど浅ましい政治はないですね。国会が愚か者の住処になってきました。政権から、総理の犯罪を隠すために道義が失われています。誰もが安倍晋三が加計孝太郎に便宜を図ったと知りながら、真実に頰かぶりしています。それで政権を失ってもかまわないかのようです。[/char]

このページの要旨

不良政治家たちを正すにはレコーダーが必要である、といわれ始めた。
人間の脳で、もっとも優れているのは直線的な記憶力ではない。
つまりレコーダーに化すことではない。
脳はその場の言葉に留まらずに放射思考する。
脳は、連想し、創造し、記憶する。
これを菅義偉の記者会見で、望月衣塑子(いそこ)が実践している。
国会も「いった、いわない」の、最高のレベルがレコーダーの水準に劣化している。
この最大の原因は安倍晋三という権力者の無能にある。

蓮舫が、岡田、安住、枝野、前原と次の幹事長を打診する。
蓮舫は、憐れなほど何もわかっていない。
国民はなぜ民進党を嫌い、許さないのか。
それは、せっかく政権を与えてやったのに、マニフェストとは真逆のことをやった。見事に国民を裏切り、政権返上の愚かで卑屈な自爆解散までやってのけ、今日の政治の惨状を作ったからだ。
小沢一郎は政権交代を果たすために、すなわち国民のためにおのれを捨てて代表を退いた。
蓮舫は、小さいので自民党の期待に応えて代表のイスにしがみつく。
蓮舫が代表を辞めない限り、衆議院選挙での民進党惨敗は決まったも同じだ。

[char no=”2″ char=”芥川”]政治家が小さくなってしまいました。安倍晋三は支持率が落ちて、はじめて謙虚さを繕っています。つまり、この国では、物語としての支持率を作ってきた東京の大手メディアが、国民の不幸をも作ってきたのです。それでも選挙で負け続けるので、あわてて支持率を下げはじめ、安倍晋三も謙虚さを偽装しはじめたのです。[/char]

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1 レコーダーの水準に堕ちていく日本政治

『朝日新聞デジタル』(2017年7月21日)にこんな記事が載っていた。

加計学園問題の国会審議で空費された時間の内訳

学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題をめぐる国会審議で、事実と異なる説明をしたり確認を拒み続けたりするなど、政府側の対応が原因で少なくとも14時間が空費されたことが朝日新聞の調べでわかった。
国会審議の2日分に相当する長さ。
真相解明に後ろ向きな政府の姿勢を映した形だ。

24、25日には衆参両院の予算委員会で首相が出席する閉会中審査がある。
「せっかく開くなら国民が『分かった』と納得してもらうまで説明する」と自民党幹部に話した安倍晋三首相の答弁が改めて問われる。

「総理のご意向」などと記された文部科学省の内部文書の存在を朝日新聞が特報した5月17日から、首相外遊中に閉会中審査があった7月10日まで、加計学園問題を担当する内閣府、文科省、農林水産省と関係が深い衆参の計10委員会を対象に審議内容を調べ、質疑と答弁の時間を集計した。

政府の事実と異なる説明が発端で空費されたのは、9時間3分。
大半を占めたのが、「総理のご意向」文書の存否や内容をめぐるやり取りだった。
政府は当初、「怪文書のようなもの」(菅義偉官房長官)とその存在を否定したため、再調査結果をもとに存在を認め、首相が反省を口にした6月16日の審議を含めて7時間44分が空費された。

(中略)

学園は首相の友人が理事長を務めており、首相との関係が最初に問われた3月8日の衆院文科委員会までさかのぼれば、空費された時間はさらに増える。加計審議、14時間空費 文書の存在否定・食い違う見解)(南彰))

加計学園問題の国会審議で空費された時間。
なぜ空費されたのか。

政権が、総理の犯罪をうそで隠蔽するからだ。

記録がない、と逃げ、野党に記録を突きつけられると、怪文書と逃げる。
怪文書でなかったことがわかると、記憶がない、と今度は記録の恣意性に言及して逃げる。

「勝手に官僚あるいは相手が恣意的に作った主観的な記録、自分の記憶のなかではそんなつもりでいっていなかった、記録に瑕疵がある」。
これが現在のバカ国会の到達点である。

そこでこの不良政治家たちを正すにはレコーダーが必要である、といわれ始めた。

これは確かに有効であるが、実は政治のレベルがレコーダーのレベルに劣化したことを物語るものなのである。

人間の脳で、もっとも優れているのは直線的な記憶力ではない。
つまりレコーダーに化すことではない。
脳はその場の言葉に留まらずに放射思考する。
脳は、連想し、創造し、記憶する。

これを「問題ないおじさん」の菅義偉の記者会見で、望月衣塑子(いそこ)が実践している。
彼女は菅義偉の話を聞き、放射思考し、連想し、質問する。
逃げる菅義偉が放つ言葉こそが、「退屈」であり、「時間の空費」であり、「機械的」なのだ。

菅義偉は、記者会見から考える脳を奪い、死せる眠り病の世界にしたい。
提灯記者たちが、政府の広報に努め、レコーダーのようにパソコンの早打ち競争に邁進する。
そして翌日の新聞・テレビが政府の広報に務めてくれる。
これが「問題ないおじさん」の理想なのだ。

国会も「いった、いわない」の、最高のレベルがレコーダーの水準に劣化している。
この最大の原因は安倍晋三という権力者の無能にある。

公私のけじめがつかないから、権力者になったとたん、閣僚をオトモダチで固め、オトモダチへの大判振る舞いをはじめた。
なんと幼稚な世界なのだろう。
立憲主義とは、政府権力の暴走を防ぐために、政府権力を憲法で制限する原則のことである。
政府権力は、国民を守るために、権力分立の原則に立つ憲法に基づいて政治を行わねばならない。
ところが安倍はそのことすら知らなかった。

だから森友・加計学園事件を起こし、官邸お抱えレイピスト山口敬之の「準強姦」もみ消し事件まで起こした。

加計学園事件の国会審議で、政府側の対応が原因で少なくとも14時間が空費されたという。
国会審議の2日分に相当するが、1日の国会審議で3億円、計算の仕方によっては4億円が費やされるから、総理の犯罪隠蔽のために、6億から8億のカネがドブに捨てられたのである。

2 党を滅ぼす安倍・蓮舫

24、25日の閉会中審査も結果はすでに明確だ。
同じメンバーがやるのだから、「いった、いわない」「記録も記憶もない」で終わるのだろう。
あまりにレベルが低すぎて唖然とする。

この劣化した政治は、自民党、民進党とも同じであるところに深刻さはある。
カメラの前では民進党が正義を背負っているが、振り返ってみると、民進党が獲得した成果はほとんどない。
森友・加計学園事件の核心部分を剔抉したのは、籠池泰典であり、前川喜平であり、日本獣医師会である。

劣化した日本政治について、こんなツイートが目についた。

平野浩‏

民進党蓮舫代表は野田幹事長を交代させることを決断。
まず、岡田前代表に要請し、断られている。
続いて、安住代表代行、枝野前幹事長、前原元外相にも声をかけ、次々と断られている。
この代表は全くわかっていない。
その名前ではダメだということを。
彼らが民進党を壊した戦犯だからだ。

壺井須美子

@qi5yohei 蓮舫を選択するのは民進党の自由です。
敗戦と野田を幹事長にした責任もとらず、国籍問題で多くの国民が納得しているとは言えない蓮舫を、差別と人権のシンボルとして祭り上げても、それで民進党が政権を担う国民政党と、国民から認知されるとは思えない。
小沢さんは無実なのに政権をとるために代表を退いた。

きむらゆい‏

金曜プレミアム(2)
隠し撮り密着取材した後、議員たちに直撃し、視察について質問するも殆ど応えられず。
今後も密着取材すると言う。
みんな同じ報告書を出したり、これまでも告発されてきた視察旅行と言う名の単なる豪遊。
是非国会議員の豪遊に密着してほしいものです。

とどまるところを知らぬ政治の劣化。
世襲と、飯を食うための成り上がりの政治。
慣習化している税金を使った豪遊。
それを隠し撮りされて、取材されたときの狼狽ぶり。
「視察」とは名ばかり、政治家たちが「視察」先の名前すらいえない。

それにしても動画ににじみ出る暗愚な印象は、ビデオを消したくなるほどの酷さだ。

蓮舫が、岡田、安住、枝野、前原と次の幹事長を打診する。
蓮舫は、憐れなほど何もわかっていない。
これでは野田を代える意味がない。

国民はなぜ民進党を嫌い、許さないのか。
それは、せっかく政権を与えてやったのに、マニフェストとは真逆のことをやった。見事に国民を裏切り、政権返上の愚かで卑屈な自爆解散までやってのけ、今日の政治の惨状を作ったからだ。

そのA級戦犯たちは、最初こそ温和しく息を潜めていたが、すぐに前面に出てきた。またぞろ野田―蓮舫―山井の自民党補完スシ友体制を作った。
それへの国民の答えが都議選での惨敗である。

小沢一郎は政権交代を果たすために、すなわち国民のためにおのれを捨てて代表を退いた。
蓮舫は、小さいので自民党の期待に応えて代表のイスにしがみつく。
体制を維持しようとする。
蓮舫が代表を辞めない限り、衆議院選挙での民進党惨敗は決まったも同じだ。

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2011年10月1日より『兵頭正俊の優しさ出前』(月額:864円(税込)/配信サイト:まぐまぐ)を配信開始しました。

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何を書くか、よりも、誰が書くか、ですね。
どんな位置にいる、誰が書くか、が大切なのです。
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また、教師をやっていたことから、わかりやすく表現することには通じており、多くの読者の方からわかりやすいという声を聞いています。

[char no=”9″ char=”太宰”]わかりやすいというのは、論理的ということね。
その論理も、説得する論理ではなく、納得させる論理でなければいけないのだろう。
それでどうしてもある程度の長さが必要になる。
ぼくが長編を書いたのも、そのためさ。
[/char]

優れた情報と、新しい状況の分析・とらえ方を提供します。
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国民に寄り添わない日本政治

このページは、2017年7月20日に更新しました。

『兵頭に訊こう』は、現在の国内外の重要問題について、最新の情報と考え方(批評)を、見やすく、わかりやすいことに注力して発信しています。

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[char no=”1″ char=”漱石”]「職業というものは要するに、人のためにするものだということに、どうしても根本義を置かなければなりません。人のためにする結果が己のためになるのだから、元はどうしても他人本位である。すでに他人本位であるからには種類の選択分量の多少すべて他を目安にして働かなければならない」(『私の個人主義』)[/char]

このページの要旨

うそと隠蔽に塗り込められた政権であることは、森友・加計学園事件で明白であるが、すでに国家の実力組織・暴力組織のなかで、旧軍隊のネガティブな体質が横行していることが明らかになった。
安倍晋三の任命責任が問われる事態だが、その安倍晋三自体がうそと隠蔽の大本である。
使用済み核燃料の再処理工場の建設費が7500億円も増えたことを、経済産業省が隠していた。
「経産省の資源エネルギー庁が都議選への影響を考慮した」というが、都議選後も資源エネルギー庁が「会見など大げさにやらないように」と指示していた。

安倍出席の予算委閉会中審査について、自民、民進のスシ友国対が、与野党の質問時間の配分について、例によって対立の演出をはじめた。
両党のスシ友国対こそが、日本政治を腐らせてきている元凶なので、ふたりの猿芝居にだまされないようにしなければならない。
日本は、岸田外相が17日に、国連本部で貧困・飢餓の撲滅を目指す閣僚級会合に出席し、総額10億ドル(約1100億円)規模の支援を表明した。
日本は子供の6人に1人が貧困家庭で暮らしている。
したがって日本国民の税金は日本国民の貧困救済に使うべきである。

[char no=”2″ char=”芥川”]政治こそが、もっとも他人のために存在する職業ですよね。それがいまは、真逆になっています。政治家の多くは、自分のために働いていて、国民の幸せを無視しています。安倍政治は国民への情の無い政治で、かれの父親は実に的確に息子の晋三を見抜いていました。[/char]

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1 うそと隠蔽の安倍政権

南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報を廃棄したとうそをつきながら、実際は陸上自衛隊が保管していた問題。
実は、なんちゃって防衛相の稲田朋美は、2月に行われた防衛省最高幹部による緊急会議で、保管の事実を非公表とするとの方針を幹部から伝えられていた。
しかも、隠蔽の方針を了承している。

呆れたことだが、この問題は次のことを物語る。

(1)うそと隠蔽の旧陸軍の体質を、現在の陸上自衛隊もそのまま受け継いでいる。

(2)なんちゃって防衛相の稲田朋美は、国会で、経緯の報告を受けていないとしていた。
しかもぬけぬけと「改めるべき隠蔽体質があれば私の責任で改善していきたい」と答弁していたが、本人こそが隠蔽に荷担していたのである。
いうことと、やっていることとが反対だったわけだ。

(3)うそと隠蔽に塗り込められた政権であることは、森友・加計学園事件で明白であるが、すでに国家の実力組織・暴力組織のなかで、旧軍隊のネガティブな体質が横行していることが明らかになった。
安倍晋三の任命責任が問われる事態だが、その安倍晋三自体がうそと隠蔽の大本である。

何をやっても閣僚が責任をとらない。
無茶苦茶な国家になっている。

国会は安倍晋三の任命責任を問わねばならないだろう。

与野党とも真面目にやれといいたい。
酷すぎる。

うそと隠蔽はまだある。

使用済み核燃料の再処理工場の建設費が7500億円も増えたことを、経済産業省が隠していた。

報道によると、「経産省の資源エネルギー庁が都議選への影響を考慮した」というが、都議選後も資源エネルギー庁が「会見など大げさにやらないように」と指示していた。
つまり都合の悪いことは隠すのである。

だから日本は原発をもってはならない国なのだ。
管理もできず、不始末や不都合なことは国民の目から隠す。
これほど恐いことはない。

結局、「再処理工場の建設費は7500億円も増え、2兆9000億円と当初の予定の4倍近くに膨らんでいた」。
原発がなくても電気が十分に足りることは、すでに実証されている。
即時に原発は停止し、脱原発(脱被曝、脱1%、脱原発依存、脱人体実験)に日本は向かうべきだ。

2兆9000億円もあれば、どれだけこの国の99%は幸せになれたか。
米日1%のために、管理もできない原発などもたされて、国民の幸せをドブに捨てる政治を、わたしたちは卒業しなければならない。経産省が“非公表”指示 再処理工場の建設費増額分

うそと隠蔽。
安倍晋三は、もうどうやったらいいのか、わからなくなっているのだ。

2 国民に寄り添わない日本政治

18日午前、安倍出席の予算委閉会中審査について、自民、民進のスシ友国対が国会内で会談した。

与野党の質問時間の配分について、例によって対立の演出をはじめる。

民進の山井和則国対委員長は、従来の「2(与党)対8(野党)」を要求するポーズ。

自民の竹下亘国対委員長は「5対5(与党、野党とも1時間半)にしない限り開催は拒否する」と反発する演出。(これは自民党が公明党に対していつも使う演出で、落としどころは3対7である。これを山井がいつものように丸呑みして、自民党の完勝になった

これで合意すれば、衆院では24日に行うという。

山井は、衆参両院の予算委で7時間ずつ計2日間の実施を求めるパフォーマンス。

竹下は衆参両院で半日ずつの1日を要求する演出。(これもいつもの自民党の演出で、山井の顔を立てて2日間にするも、7時間を5時間に減らして、自民党の完勝。

安倍は、「私自身が閉会中審査に出席し、しっかりと説明を行う考えだ。国民の信頼回復に向けて努力を積み重ねていきたい」と述べていたが、それなら最低でも1週間、それも加計孝太郎と安倍昭恵の証人喚問を了承しなければならない。

そこではじめて、国民は「信頼回復」の言葉を信用することになる。

でもこれももちろんポーズにすぎなかった。

5対5にすれば、半分の時間は与党の八百長になり、国民はテレビを見ないだろう。
それがもともと安倍晋三の狙いなのである。

両党のスシ友国対こそが、日本政治を腐らせてきている元凶なので、わたしたちはふたりの猿芝居にだまされないようにしなければならない。閉会中審査、質問時間配分で対立 合意すれば24日開催

日本は、岸田外相が17日に、国連本部で貧困・飢餓の撲滅を目指す閣僚級会合に出席し、総額10億ドル(約1100億円)規模の支援を表明した。
ほんとうにこういう間抜けな政治をわたしたちは乗り越えなければならない。
日本は子供の6人に1人が貧困家庭で暮らしている。
したがって日本国民の税金は日本国民の貧困救済に使うべきである。

いかに日本政治が子供の貧困救済に税金を使わないか。

2015年10月1日、安倍晋三は「子どもの貧困対策」の一環として、民間から寄付を募り、NPOなどに資金を提供する「子供の未来応援基金」を創設した。
バカである。
こういうことのために国民は税金を払っている。
これは国が予算をつけてやるものだ。

こういうところに安倍政治の異様さ、無能さが露出している。
「おまえは政治家として最も大事な情がない」というのが、父・安倍晋太郎の晋三に対する月旦であったが、実に的確な言葉であったといわねばならない。
情のない安倍は貧困対策に予算など使いたくないのだ。

2か月経っても300万円しか集まらなかった。
こういう国なのである。

この6人にひとりの子供貧困は、安倍悪政のもたらしたものなのだが、その最たるものが、非正規雇用の増加である。

安倍晋三は、軍国主義の政治教育に前のめりになって、貧困の現実がわかっていない。
むしろ非正規の増加で若者をさらに貧困化させ、経済的徴兵制に追い込む。

日本では、2016年における非正規社員は4割近くもいる。

前年比で36万人の増加だ。
若者を奨学金や、在学中の生活費に消えた借金の返済にきりきり舞いさせる。

政府の借金は、2016年12月末で、ついに過去最高の1066兆4234億円になった。
これに対して官僚も政治家もメディアも、すべて1%は、失政を批判しない。
改めようとしない。
相変わらず「国民1人当たり約840万円の借金」と、国民に責任転嫁を謀るだけだ。

日本の貧困を作った本人が、予算措置で解決させずに民間の寄付で解決を図る。

こんな人物が総理でいるかぎり、子供貧困が増えることはあっても減りはしないだろう。

いま、日本の99%の貧困をもたらしているのは、次の5点である。

(1)対米隷属と政治そのものの劣化

(2)非正規の増加と企業の内部留保

(3)増税と社会保障の減額

(4)人工知能(AI)の増加と雇用の減少

(5)国民の政治不信と政治離れ

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[char no=”10″ char=”与謝野晶子”]そうです。
何を書くか、よりも、誰が書くか、ですね。
どんな位置にいる、誰が書くか、が大切なのです。
それは、ほんとうのことを言えるかどうかの違いになってきます。
この位置は、競合する表現者には同じステージで真似できない強みになるのですね。
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その論理も、説得する論理ではなく、納得させる論理でなければいけないのだろう。
それでどうしてもある程度の長さが必要になる。
ぼくが長編を書いたのも、そのためさ。
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国民に寄り添わない自民・民進劣化の理由

このページは、2017年7月17日に更新しました。

『兵頭に訊こう』は、現在の国内外の重要問題について、最新の情報と考え方(批評)を、見やすく、わかりやすいことに注力して発信しています。

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[char no=”1″ char=”漱石”]自民党が負けると民進党も負ける。両党ともトップが責任を取らない。政策だけではなく、無責任な党文化も、とても似ています。国民は選択肢がなくなったので、ますます小池新党に行くでしょう。[/char]

このページの要旨

でたらめなオトモダチ政権を、スシ友メディアはこれまで物語としての支持率で支えてきた。
しかし、この操作の虚構が、いくら何でも50%の支持率はないだろうと国民に見破られてきた。
決定的だったのは都議選の結果である。

慌てたスシ友メディアは、少しずつ支持率を切り下げ30%後半にまで下げてきた。

国民が怒っているのは安倍晋三そのものに対してであるから、どんなに閣僚の顔ぶれを変えたところで、国民の不信や怒りは変わらない。
もしこれで支持率が上がったら、内閣改造のせいにする新たな物語がはじまったのである。

スシ友国対は、安倍出席の予算委閉会中審査の日程調整などそっちのけで、仲良く週明けに欧州に「視察」(という名の税金を使った遊び)に出かける。
帰ってくるのは27日という。

これで安倍晋三は、出席の気持ちはあるのだが、国対が外遊中で何も決まっていない、と逃げることになった。

民進党は、都議選惨敗の責任をとって、野田―蓮舫―山井の自民党補完スシ友勢力をやめさせなければ、衆議院選挙でも惨敗するし、党も終焉を迎えることになるだろう。

いま民進党執行部を批判した者が、もっともまともに民進党を心配していたことが、いずれわかるだろう。

自民党を劣化させたものは、日米合同委員会、小選挙区制、内閣人事局、小泉純一郎と安倍晋三と竹中平蔵などである。
民進党を劣化させたものは、小選挙区制、連合、野田佳彦などである。

[char no=”2″ char=”芥川”]民進党より自民党の方がまだマシ、から、両党ともダメだから小池新党へ、という流れですね。蓮舫は、野田佳彦を幹事長に据えたことが、国民への挑戦だったことに、まだ気付いていませんね。[/char]

・・・・・・・・・━━━━━━☆

1 内閣改造で支持率は上がらない

小池百合子が東京シロアリンピックの機運を盛り上げるために、都の職員全員でラジオ体操を行うと発表した。

小池がだんだん素地を出してきた。
職場で毎日午後2時55分になったら、ラジオ体操をはじめる。
どこにいてもだ。
外国の人は、急に体操をはじめる都の職員を異様な好奇心で見ることだろう。
この国では、根に軍事国家がついて回る。
どうしてもそれを払拭できない。

北朝鮮のミサイルに備えて避難訓練をやるかと思えば、今度は東京シロアリンピックに向けての気合い入れ体操だ。
バカの国がどんどん本性を顕してきた。

そのうち竹やり訓練や、皇居に向かっての礼拝なども入ってくるのだろう。

東京シロアリンピックに反対している都の職員はどうなるのだろう。
やらされるのは苦痛で馬鹿馬鹿しいにちがいない。
しかし、学校での君が代斉唱並みに、やらなければ処分されるようになっていくかもしれない。

期間は今月24日からパラリンピックの閉会式にあたる2020年9月6日までの間だ。

小池は「ラジオ体操は日本人のDNAに刻まれたスポーツ。都民と国民の心を一つにしてほしい」と述べているが、ついに、「日本人のDNA」が出てきた。
これこそ日本人の軍国主義のことである。

すでに他の自治体にも参加を呼び掛けているという。
小池が総理になったら何をやらされるか、国民は覚悟しておくべきだろう。
(五輪に向けて職員全員でラジオ体操 小池知事が提唱)
http://bit.ly/2vomsai

でたらめなオトモダチ政権を、スシ友メディアはこれまで物語としての支持率で支えてきた。
しかし、この操作の虚構が、いくら何でも50%の支持率はないだろうと国民に見破られてきた。
決定的だったのは都議選の結果である。

今回の都議選は地方選挙ではなかった。
まっすぐ安倍晋三の国政が問われた選挙だった。
その審判の結果は、自民党が獲得した議席が、いまや公明党、共産党と肩を並べるまでに激減した。

慌てたスシ友メディアは、少しずつ支持率を切り下げ30%後半にまで下げてきた。
30%を切ったところも出てきた。
ほんとうの支持率は5%(東京新聞)から20%(地方紙)といったところだろう。

慌てたのはスシ友メディアだけではない。
安倍晋三も狼狽し、急遽、集まって態勢の建て直しが謀議された。

首相動静 ― 7月13日

6時49分、東京・紀尾井町のホテル「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」。
レストラン「WASHOKU 蒼天」で

曽我豪・朝日新聞編集委員、
山田孝男・毎日新聞特別編集委員、
小田尚・読売新聞グループ本社論説主幹、

石川一郎・BSジャパン社長、
島田敏男・NHK解説副委員長、
粕谷賢之・日本テレビ報道解説委員長、
田崎史郎・時事通信特別解説委員

と食事」(首相動静

ご苦労なことだ。
何かといえば東京の大手(「記者クラブ」)メディアを懐柔して、支持率を上げてもらってきたのが、もう通じなくなっているのだ。

内閣改造で支持率を上げるって? 国民が怒っているのは安倍晋三そのものに対してであるから、どんなに閣僚の顔ぶれを変えたところで、国民の不信や怒りは変わらない。
もしこれで支持率が上がったら、内閣改造のせいにする新たな物語がはじまったのである。

ところで付き合いのいい民進党も、自民党に付き合って惨敗した。

2 野田―蓮舫―山井の自民党補完スシ友勢力の腐敗

もともと民進党は、一部を除いて政治の素人集団である。
だから、安倍―山口―神津(連合会長)―野田―蓮舫翼賛スシ友体制などを作って、粋がる。
これがプロの政治だと勘違いしているのだ。

野田佳彦は、反小沢、反日共が売りの政治家だ。
実質的には二大政党制に反対であり、米国、経済界、官界のパペットとして民進党に潜り込んでいる。

だから野党共闘にも本音は反対である。

一時期、蓮舫の都知事選出馬が取りざたされたことがあった。
これが急に民進党代表選への出馬に切り替わった。
ここには野田佳彦の策謀があったのだとわたしは見ている。

蓮舫に都知事に出られたのでは、野田佳彦は民進党における足がかりを失う。
それで代表選に蓮舫を担ぎ、みずから幹事長になったのである。

この方が何かと自民党と連携を取りやすい。
その結果、野田―蓮舫―山井(国会対策委員長)の自民党補完スシ友勢力が構築された。
竹下・山井のなれ合い国対委員長コンビで共謀罪の会期内での成立を実現した。

このスシ友国対は、安倍出席の予算委閉会中審査の日程調整などそっちのけで、仲良く週明けに欧州に「視察」(という名の税金を使った遊び)に出かける。
帰ってくるのは27日というから、やはりアマチュアなのである。

これで安倍晋三は、出席の気持ちはあるのだが、国対が外遊中で何も決まっていない、と逃げることになった。

民進党は、都議選惨敗の責任をとって、野田―蓮舫―山井の自民党補完スシ友勢力をやめさせなければ、衆議院選挙でも惨敗するし、党も終焉を迎えることになるだろう。

民進党については、こんなツイートが目にとまった。

平野浩

民進党細野豪志氏が小池新党に加わる可能性あり。
完全に党内に居場所を失っているからだ。
自身が率いる自誓会も事実上解散の状態。
細野氏は自民党入りを考えている。
静岡県知事選に出ようとしたのもその布石だ。
だが小池新党なら参加できる。
もし実現すると首都圏選出の民進党議胃が雪崩を打つだろう。

壺井須美子

蓮舫、野田、山井、執行部では常に自民党に迎合忖度して臨時国会開催が実現しないのではないか。
臨時国会を開いて加計孝太郎、安倍首相を始め、官邸と総理 府の加計関与重要人物を全て証人喚問しない限り、加計の闇は明らかにならない。
国民の側に立つのであれば民進党は執行部の早急な取り替えを!

国籍問題突如浮上作戦は蓮舫野田執行部には大成功だ。
彼等は都議会選大敗で、辞任が避けられない状況にあった。
しかし今、蓮舫辞めろと言えば、レイシストのレッテルが貼られことになった。
彼等は辞任すること無く居座れるだろう。
差別と言う人間の最も醜悪な物を延命のために利用した彼等は実に醜悪だ。

蓮舫野田延命すれば野党共闘は可能牲がなくなり安倍自民党政権が続く。
今後民進党内部で「可哀想な」蓮舫を辞任させれば、民進党支持率はさらに下がるかもしれない。
野党議員も国民も、アベのやり口にも負けないこんな謀略を乗り越え、国民のために、なんとかアベの暗黒腐敗社会を倒さなくては! ね!

あべともこ(衆議院議員・小児科医)

民進党では東京都議選総括の為、各ブロック会議を開催。
そもそも執行部がまず自らを総括しないで、各ブロック毎の意見云々は責任逃れ。
今回の敗北の第一の原因は、共謀罪審議で衆議院で全面審議拒否してでも反対する、という姿勢を示さずに参議院に送ったこと、即ち国会対応の覚悟のなさである。

敵は自公であって、民進党を批判するのは利敵行為だからやめるべきだという意見が、民進党周辺から出てくる。
黙っていても、野田―蓮舫―山井の自民党補完スシ友勢力が都議選惨敗の総括をきちんとして、責任をとってくれたらいいのだが、そんな気はさらさらない。

また、肝腎の民進党周辺の知識人に政治音痴が多く、けっして執行部の辞任を求めない。
これでいいのか。
衆議院選挙の展望はあるのか。

小池百合子に新党を作られたら、民進党はお終いである。
それだけではない。
野田―蓮舫の「低投票率マシン」「減票マシン」は、「まだ小池新党の方がマシ」と、共産、自由、社民3党の支持票まで減らす。

どうかそのことに気付いてほしい。
野田佳彦は、将来、政権交代が起きたら、過去の民主党政権と同じように、自公との翼賛体制を作り、さらなる消費税増税を図るだろう。
本質的なバカなのだ。
いまのうちに降ろさなければいけないのである。

突如、起きた二重国籍問題で、都議選の責任問題が片隅に追いやられた。
このあたりに、この二重国籍問題を持ち出した連中の真の動機がある。
自民党は蓮舫に続けてほしいのだ。

いまでは都議選惨敗の責任で蓮舫を批判すると、レイシスト呼ばわりされる。
まんまと切り抜けたわけだ。
しかし、これで民進党の衆議院選挙における惨敗が決まった。

選挙前に、都議選同様に大量の議員が小池新党に入るだろうから、存続も危ぶまれる事態になろう。

いま民進党執行部を批判した者が、もっともまともに民進党を心配していたことが、いずれわかるだろう。

さて、今回も、前号に続いて、もう一度、村上誠一郎の「安倍首相が自民党を劣化させた」(『文藝春秋』2017年8月号)を取りあげ、自民党の劣化の理由と、今回は民進党劣化の理由をもあわせて考えてみる。

3 自民・民進劣化の理由

村上誠一郎は書いている。

よく「日本はいくら借金しても大丈夫だ」といった暴論も耳にしますが、あまりに能天気だと言わざるをえません。
現在、国民の金融資産は1,800兆円あると言われていますが、住宅ローンを除いた正味の資産は1,300兆円
対して国と地方の借金も合わせて1,300兆円と、ほぼイコールです。

船でたとえるならば、あとコップ1杯の水を注ぐだけで喫水線を超えてブクブクと沈んでいく。
そんな危機的状況にあります。

アメリカや世界の中央銀行は、GDPの20%から25%の国債を買うと、それ以上の購入をストップさせます。
無制限に国債を買い入れると、やがて市場の信用を失ってしまうからです。
ところが日銀の保有する国債残高は420兆円。
GDPの80%近くに相当します。

異次元緩和を陣頭指揮する黒田東彦(はるひこ)日銀総裁は、来春には任期満了を迎えます。
私はかつて財務副大臣時代に財務官だった黒田氏と一緒に仕事をした仲ですが、「黒田さん、あなたもか」という気がしてなりません。

日銀は通貨の番人であり、安倍政権の番人ではないはずです。

通貨に対する不安は、一部ですでに表面化し始めています。
私の同級生の中にも、衣食住にはことかかないタイやマレーシアに移住して、数ヘクタールの水田を買い、資産をゴールドや米ドルにリスク分散させている人間が少なからずいます。

彼らから「日本の政府は、国民の金融資産を守る気がないのか」と怒られるのですが、その憤りはよく理解できます。

「日銀は通貨の番人であり、安倍政権の番人ではないはず」というが、いまは司法も行政も安倍政権の番人になっている。
東京地検が森友・加計学園事件に動かない。
そのことを自民党は知っていて、腐敗を深化させている。

安倍のオトモダチであれば、官邸お抱えレイピスト山口敬之の「準強姦」でさえもみ消してもらえる。

「通貨に対する不安は、一部ですでに表面化し始めています。
私の同級生の中にも、衣食住にはことかかないタイやマレーシアに移住して、数ヘクタールの水田を買い、資産をゴールドや米ドルにリスク分散させている人間が少なからずい」るというが、国外脱出を企てる理由は他にもある。

まず日本全土を覆っている放射能汚染である。
とくに食べ物が危険になっており、政治がそのことに無頓着である。
それと戦争の危機もある。
人口減に伴う老後の不安もある。
これらはすべて無能で、無責任で、自分と周りのオトモダチのことしか考えない悪政がもたらしたものだ。

これらの危機に気付いても、海外に新天地を求められるのは、1%のみだ。
99%は、かりに脱出したくてもほとんど不可能である。

村上誠一郎は、「彼らから「日本の政府は、国民の金融資産を守る気がないのか」と怒られるのですが、その憤りはよく理解できます」という。
しかし、守るべき金融資産さえない国民が増えている。
すべて自民党悪政がもたらしたものだ。

前号のメルマガ「内閣人事局で自爆した安倍晋三」(『兵頭正俊の優しさ出前』vol.887 2017年7月14日)で、自民党劣化の理由を考えた。
今回、自民党と民進党の劣化について、考察を深めることにする。

自民党を劣化させたもの

(1)国際銀行マフィア、CFR、CSIS、ジャパンハンドラー

(2)日米合同委員会

(3)日米経済調和対話

(4)小選挙区制

(5)内閣人事局

(6)東京の大手(「記者クラブ」)寿司友メディア

(7)小泉純一郎と安倍晋三と竹中平蔵

(8)派閥の弱体化

以上8点の個人と組織が、これまで自民党を腐敗・劣化させてきたといえる。

民進党を劣化させてきたものは、(1)~(3)については、野党なので直接の圧力は少ないだろう。
しかし、与党になれば、掣肘から逃れることはできない。
ここでは省いておく。

民進党を劣化させたもの

(1)東京の大手(「記者クラブ」)寿司友メディア

(2)小選挙区制

(3)連合

(4)鳩山由紀夫、菅直人、野田佳彦

(5)安倍―山口―神津(連合会長)―野田―蓮舫翼賛スシ友体制

(6)選挙惨敗と離党者

以上の6点であるが、自民・民進ともに劣化の理由としてメディアを挙げたのは、東京の大手(「記者クラブ」)寿司友メディアは、基本的に政党を批判しないからである。
政党と仲がよく、あるいは政党に隷属し、甘やかし、結果的に政党を腐敗堕落させている。

国民の政治民度が低いのも、メディアが政党を批判しないので、国民は政治に関心をもたない。
加計学園事件の追及などそっちのけで、与野党の国対が海外旅行に出かけていることも、ほとんどの国民はしらないのである。

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その論理も、説得する論理ではなく、納得させる論理でなければいけないのだろう。
それでどうしてもある程度の長さが必要になる。
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[/char]

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内閣人事局で自爆した安倍晋三

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[char no=”1″ char=”漱石”]人間は弱い生き物です。だから権力を監視するメディアや野党は、自らに規制を加えないといけません。権力はその規制を壊そうとします。しかし、権力の設定する饗応は受けてはならないのです。繰り返しますが、人間は弱い生き物なのです。[/char]

このページの要旨

日本では、「記者クラブ」メディアが首相の酒席に応じ、昭恵の店にまで通い続ける。
国対は、酒席はもちろん、外国旅行まで共にしていた。
共謀罪を、安倍の逃亡のために、会期内で決められたあとである。
普通の神経があったら、与野党国対が揃って外国旅行に行くなど考えられぬことだ。
村上誠一郎は、官邸が内閣人事局を通じて各省庁の幹部職員約600人の人事を掌握することで、霞が関の崩壊を招くと強く反対した。
この懸念がまさに的中してしまったのが、今回の加計学園を巡る問題である。

内閣人事局には、ひとつの絶対的な条件が必要だ。
それは、ときの総理が、間違っても身内びいき・縁故主義(ネポティズム)の政治に走らない、立派な人物だということだ。
そうでなければ、内閣人事局は独裁のツールになってしまう。
いまは、自民党独裁と官僚独裁とではどちらがマシか、といった低レベルの選択肢しかない。
なぜ自民党はかくも自由さを失い、また所属議員が劣化してしまったのか。
村上誠一郎は、「小選挙区比例代表並立制」「派閥の弱体化」「郵政選挙」の三つの要因があると指摘する。

[char no=”2″ char=”芥川”]憎むべき権力の悪を、いつの間にか自分も犯してしまう。そうしないためには、権力との距離を保つことが大切ですね。権力は絶えず誘惑してきますから、断ることがひとつの闘いになってきます。権力と酒を飲んでも、旅しても、自分は誘惑されないから大丈夫というのは、人間を知らないのです。[/char]

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1 はじめに

前回、鉄瓶を使ったコーヒーの飲み方を紹介したところ、ブログへの来場者がいつもより400名ほど多かった。
これには驚いた。

兵頭といえば、政治評論を中心に難しいことばかり書いている。
それが、今日はコーヒーの飲み方か。
政治を語れ、とお叱りを受けるかと思っていたら、そうではなかったので、ほっとした。

わたしの表現のテーマは<優しさ出前>なのである。
購読者の健康と長寿を願って、今後もたまに食と健康の問題を取りあげる。

『兵頭に訊こう』にも、「食と健康・危険な食べ物」のカテゴリーを作ってある。

前回のメルマガで、これも書いておくべきだったと気付いたことがあった。
それは、わたしが、ペルーコーヒーの粉に鉄瓶で沸かしたお湯を注ぐだけ、と書いたことから、日頃、インスタントコーヒーを飲んでおられる方に、誤解を与えたかもしれない、と思い至ったのである。

正確にいえば、ペルーコーヒーの粉を「フィルターに入れて」鉄瓶の熱湯を注ぐ、ということだ。
フィルターのことを書き忘れていた。

また、鉄瓶でお湯を沸かすときは、側にいて、フタをとったまま沸かした方がうまくいく。

鉄瓶の沸騰は、急速にきて、吹きこぼれるからだ。

さて、自民党は、13日に、安倍晋三出席の閉会中審査を受け入れると民進党に伝えた。

つまり、自民党国対は安倍出席の閉会中審査を拒否して見せる。
これを民進党国対の山井が公表する。
すかさず安倍が出席表明。
「安倍スゲー」となって安倍支持率の回復を狙う。

こういう流れのようである。何とも幼稚でこしゃくな政治をやる連中だ。

森友・加計学園事件を通じて、露骨なほどに明確になったことは、自民・民進の二大政党を中心にした日本政治の劣化である。

与党と官僚は、総理の犯罪をひた隠す。
それに対して安倍晋三は論功行賞の人事で報いる。
悪が栄え、善は滅びる政治を、政権トップがぬけぬけと行う。

そんななか、こんなツイートが出てきた。
7月11日のことである。

2 自民党を劣化させた安倍晋三

冨永格

首相出席の閉会中審査について、官邸幹部「出席したら同じ質問を繰り返されて支持率が下がる」自民幹部「出席したからといってどうなるのか」…開催に消極的な竹下自民国対委員長は、18日から各党国対メンバーと欧州視察を予定している(朝日4面)

つまり、わたしがこれまで剔抉してきた安倍―山口―神津(連合会長)―野田―蓮舫翼賛スシ友体制が、ここにもよく顕れている。
国民は炎天下で「安倍やめろ」「共謀罪廃止」と声を振り絞って闘っている。
それを国対が与野党仲良く夏休みの外国旅行である。

欧米のジャーナリストは、権力からコーヒー1杯もごちそうにはならない。
この距離のとり方が、権力監視の前提になるからだ。

日本では、「記者クラブ」メディアが首相の酒席に応じ、夫人の昭恵の店にまで通い続ける。

かと思ったら、国対は、酒席はもちろん、外国旅行まで共にしていたのである。
もちろん税金を使ってだ。

共謀罪を、安倍を逃亡させるために、会期内で決められたあとである。
普通の神経があったら与野党国対が揃って外国旅行に行くなど考えられぬことだ。
野党の国対には、国民に恥じ入る気持ちはないのだろうか。

村上誠一郎は「安倍首相が自民党を劣化させた」(『文藝春秋』2017年8月号)のなかで、次のように書いている。

私は、2014年に国家公務員法の改正が行われた際には、官邸が内閣人事局を通じて各省庁の幹部職員約600人の人事を掌握することで、霞が関の崩壊を招くと強く反対しました。

昨年上梓した『自民党ひとり良識派』(講談社現代新書)でも、次のように警鐘を鳴らしました。

公務員法改正は能力本位にするためだと言いますが、政権に異を唱えるような言動をすれば、人事権をいつでも発動できるという脅しが効いています

極論ですが、許認可や補助金の交付などが時の権力者の意向によって左右されやすくなるという危険性をはらんでいるのです

残念ながら、この懸念がまさに的中してしまったように見えるのが、今回の加計学園を巡る問題です。

さらに、一連の行政文書について「間違いない」と証言した文部科学省の前川喜平前事務次官に対する人格攻撃も、目を背けたくなるものでした。
事務次官まで務めた人物が、覚悟を決めて捨て身で発言している。
決して私怨や意趣返し、パフォーマンスでやっているわけではないのは、誰が見ても明らかでした。

その覚悟は謙虚に受け止め、事実関係の調査に即座に取り組むのが筋なのに、「怪文書」と切って捨てるなど言語道断です。

あのようなことを許せば、日本における正義や民主主義はなくなってしまいます。

3 内閣人事局で自爆した安倍晋三

こういう村上誠一郎のような誠実で勇気のある存在が、自民党への信頼を辛うじてつなぎ止めているのだが、安倍にはわかっていないだろう。

批判されることに極端に弱く(これは民進党の蓮舫執行部も同じである)、批判する者を「こんな人たち」と敵視し、排除しようとする。
だから安倍はとても幼稚で、成長しないのである。

もともと内閣人事局は、政治主導の目的のもとに作られたものである。
しかし、これには、ひとつの絶対的な条件が必要だ。
それは、ときの総理が、間違っても身内びいき・縁故主義(ネポティズム)の政治に走らない、立派な人物だという条件だ。
そうでなければ、内閣人事局は独裁のツールになってしまう。

しかし、そんな立派な政治家が、この国のトップに立つことは、小選挙区制のもとでは、もうあり得ないのではないかとわたしは思っている。

いまは、自民党独裁と官僚独裁とではどちらがマシか、といった低レベルの選択肢しかない。

両者とも保身と金儲けを考えている連中がほとんどだが、試験を受けている分、頭の良さでは官僚だろう。

そんな低次元の選択肢しか、わたしたちにはないのである。

バカで狂気でビョーキの男(今後も出てくるだろう)を独裁者にするわけにはいかないから、この内閣人事局は廃止した方がよい。

内閣人事局は、菅義偉―萩生田光一内閣人事局長(内閣官房副長官)のラインで動く。
しかし、裏から安倍の意向が菅義偉に伝わることは確実である。
結果的に、各省庁の幹部職員約600人の人事は、安倍晋三が決めることになる。
その結果、森友・加計学園事件は起きたのである。

村上誠一郎はこうも書いていた。

なぜ自民党はかくも自由さを失い、また所属議員が劣化してしまったのでしょうか。

私は大きくわけて「小選挙区比例代表並立制」「派閥の弱体化」「郵政選挙」の三つの要因があると思います。

小選挙区比例代表並立制は、当時いつでも総理大臣になれると言われていた小沢一郎氏が、自分が総理になったときにどうしたら党内を抑えられるかを考え抜いて作った選挙制度です。

政党助成金という資金と公認権。
この2つを党の執行部が握り、すべて管理するのです。

中選挙区時代には、自民党候補は党内の他派閥の候補者と激しく競い合う必要がありました。
ところがいまは 、公認されれば、特段優秀な候補者でなくても自民党への追い風に乗って当選できてしまう。
そうした状況下では派閥が弱体化するのは必然です。

そして極めつけが2005年の郵政選挙でした。
小泉総理が「刺客候補」を送り込んだことは、今も党内のトラウマになっています。

トップに逆らえば公認を外され、刺客を送られ、人事でも冷遇される。
権力の一極集中が極まりました。

村上誠一郎は、自民党が自由さを失い、所属議員が劣化してしまった要因として、次の3点を挙げている。

(1)「小選挙区比例代表並立制」

(2)「派閥の弱体化」

(3)「郵政選挙」

(1)について村上は、「小選挙区比例代表並立制は、当時いつでも総理大臣になれると言われていた小沢一郎氏が、自分が総理になったときにどうしたら党内を抑えられるかを考え抜いて作った選挙制度です」と書いている。

それもあるのかもしれないが、むしろ政権交代のしやすいシステムの構築に眼目はあったのかもしれない。
小沢は、いたるところでそのことを強調している。

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この『試行』自体が、そのような問題意識に貫かれた同人誌でした。
位置のとり方の大切さはわかっております。

[char no=”10″ char=”与謝野晶子”]そうです。
何を書くか、よりも、誰が書くか、ですね。
どんな位置にいる、誰が書くか、が大切なのです。
それは、ほんとうのことを言えるかどうかの違いになってきます。
この位置は、競合する表現者には同じステージで真似できない強みになるのですね。
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[char no=”9″ char=”太宰”]わかりやすいというのは、論理的ということね。
その論理も、説得する論理ではなく、納得させる論理でなければいけないのだろう。
それでどうしてもある程度の長さが必要になる。
ぼくが長編を書いたのも、そのためさ。
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人も動物も同じ~生物兵器の思想~

このページは、2017年7月10日に更新しました。

『兵頭に訊こう』は、現在の国内外の重要問題について、最新の情報と考え方(批評)を、見やすく、わかりやすいことに注力して発信しています。

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[char no=”1″ char=”漱石”]戦争は人を変えます。731部隊や100部隊のことを、日本人はもっと知るべきです。大切なのは、普通の人間が、戦争という環境のもとでは鬼畜になってしまうことです。その認識が大切で、そこから平和の尊さ噛みしめるべきなのです。[/char]

このページの要旨

小池百合子は日本会議所属の改憲論者である。
日本初の女性首相を目指している。
その可能性は、けっして小さくない。
背後にジャパンハンドラーと国際金融マフィアの支持もある。
若狭勝、渡辺喜美、長島昭久、松沢成文らを中心に、年内に新党を作る可能性が高い。
一度新党ができてしまえば、あとは、自民党、民進党の離党組を加えて、選挙前にそれなりの勢力になる可能性がある。
日本は経済と女性とで破壊するというイルミナティの戦略は、小池百合子が実現するのかもしれない。

100部隊では、太平洋戦争において勝利するためには、悪いことでもしなければならないと考えていた。
100部隊は基本的に細菌学者、化学者、獣医学者、農業技師で構成され、主要任務は謀略および細菌戦に備えることだった。
家畜および人間の大量殺戮のための細菌並びに猛毒の大量用法に関する研究を行っていた。
これらの毒薬の効力を検定するため、家畜及び生きた人間に対する実験を行って来た。
家畜と人間を用いた実験によって細菌の活動を研究し、その目的で部隊は馬、牛その他の動物を有し、また人間を監獄に収容していた。

100部隊は基本的に細菌学者、化学者、獣医学者、農業技師で構成され、主要任務は謀略および細菌戦に備えることだった。
獣医学と生物兵器との親和性はきわめて高い。
100部隊では、家畜および人間の大量殺戮のための細菌並びに猛毒の大量用法に関する研究が、同じ施設で同時並行して行われていた。
家畜と人間を用いた実験によって細菌の活動を研究し、その目的で部隊は馬、牛その他の動物を有し、また人間を監獄に収容していた。
ここでは家畜と人間が、細菌の活動研究目的のために、同列に置かれている。
この事情は100部隊も731部隊も同じであった。
馬や牛と同様に人間も監獄に収容していたのである。

[char no=”2″ char=”芥川”]戦争は人を変える。それは米国もドイツもすべてそうですね。平時だったら、けっしてできないことを、戦争は許してしまいます。広島、長崎を体験して、さらに戦争に向かうことは許されません。[/char]

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1 小池新党が日本破壊の核に

日本を終末感が覆っている。

確かに都議選で自民党は惨敗した。
しかし、民進党も惨敗した。
両党ともトップへの責任追及はないようだ。
このまま国民をバカにしきった安倍―山口―神津(連合会長)―野田―蓮舫翼賛体制が続くようである。

深刻なのは、投票率が51%とそれほど伸びなかったにもかかわらず、組織票が固いといわれる自民党が負けたことだ。
逆に投票率が伸びなかったにもかかわらず都民ファーストの会は圧勝した。

都議選で勝った都民ファーストの会は、若い極右の、ぽんこつ議員の集合体である。
投開票直後に、代表が小池百合子から野田数(のだ かずさ)に代わった。

野田数は、現行憲法は、「我が国の独立が奪われた時期に制定された」ので無効と主張する。
皇室典範についても「国民を主人とし天皇を家来とする不敬不遜の極み」であり、「国民主権という傲慢な思想を直ちに放棄」すべきとする。

かれはまだ若いので、これからこの思想を都民ファーストの会に叩き込むことだろう。

都民は、自民党も民進党も信じられず、わらにもすがる思いで都民ファーストの会に投票した。
この思いはまったくの勘違いであり、容赦なく裏切られるだろう。

小池百合子は日本会議所属の改憲論者である。
日本初の女性首相を目指している。
その可能性は、けっして小さくない。
背後にジャパンハンドラーと国際金融マフィアの支持もある。

若狭勝、渡辺喜美、長島昭久、松沢成文らを中心に、年内に新党を作る可能性が高い。

一度新党ができてしまえば、あとは、自民党、民進党の離党組を加えて、選挙前にそれなりの勢力になる可能性がある。

日本は経済と女性とで破壊するというイルミナティの戦略は、小池百合子が実現するのかもしれない。

野党の希望は共産党が着実に票を伸ばしていることだ。

わたしたちの世代のイメージとは違って、共産党には無党派層の支持が集まりだした。
都議選では民進党の倍も集めている。
共産党の基盤は組織票だというイメージは壊れはじめている。
組織票だけでは政権はとれないのだから、これはいいことだろう。
野党共闘にも弾みがつく。

今日のメルマガでは、加計学園事件の、もうひとつの闇に光を当ててみる。
それは新設される獣医学部と生物兵器との関係である。

そもそも獣医学部と生物兵器とは、親和性が高いのみならず、一体化した領域にある。
むしろ切り離すのが困難なほどだ。
それを戦前の「満州第100部隊」(以下、100部隊と略称)に見てみよう。

「防疫給水部(細菌戦部隊)~「100部隊(関東軍軍馬防疫廠)」」に興味深い記事が載っている。
(『兵頭正俊の優しさ出前』購読の皆さまには、ここからは前回の続きになります)

2 100部隊の闇

「証言」

* 関東軍獣医部長 高橋隆篤中将の証言(ハバロフスクク裁判の尋問)

....私のなした仕事は、第100部隊の実践活動を指導して、細菌兵器、とりわけ鼻疽、炭疽、牛疫、羊痘、モザイクのごとき急性伝染病病原体の大量生産に関する指令を発したことであります。

私は第100部隊が細菌兵器の大量生産に関するこれらの任務をいかに遂行しておるかを監督し、その目的をもって毎月約1回自ら第100部隊におもむき、細菌用兵器の製造についての私の命令の遂行状態を査問しました...。

* 安達誠太郎供述書(1954年8月16日)

私は1932年8月5日、中国東北奉天に来て、関東軍臨時病馬収容所所長に任じられた。
関東軍臨時病馬収容所は100部隊の前身だった。

(中略)

1941年に100部隊が秘密部隊となってから、私は細菌戦の研究と準備のためであることを知っていた。
しかし関東軍の命令とあれば提供しないわけにはいかなかった。
太平洋戦争において勝利するためには、悪いことでもしなければならないと考えていた。

* 福住光由 獣医

100部隊は基本的に細菌学者、化学者、獣医学者、農業技師で構成され、主要任務は謀略および細菌戦に備えることだった。

家畜および人間の大量殺戮のための細菌並びに猛毒の大量用法に関する研究を行っていた。・・・・これらの毒薬の効力を検定するため、家畜及び生きた人間に対する実験を行って来た。

* 畑木章 研究助手

家畜と人間を用いた実験によって細菌の活動を研究し、その目的で部隊は馬、牛その他の動物を有し、また人間を監獄に収容していた。「防疫給水部(細菌戦部隊)~「100部隊(関東軍軍馬防疫廠)」」

加計学園の獣医学部は、生物兵器研究施設である、あるいは将来的に転用される可能性は高いといわざるを得ない。
その理由は次の点にある。

3 人も動物も同じ~生物兵器の思想~

(1) 52年の長きに亘って獣医学部新設の認可がおりなかったのに、安倍晋三が国家戦略特区を作ってまで認可したこと。

(2) 副総理の麻生太郎の反対を無視してまで、また、党内手続きを省略してまで、強引に国家戦略特区諮問会議で認可したこと。

(3) 獣医学部新設の4条件を満たさなかった加計学園を認可したのは、4条件以外の設置目的があったと思われること。

(4) 次の動画の6分あたりで、石破茂が、加計学園認可の理由として、明確に「生物兵器」の言葉を使っていること。

「【緊急出演】自民惨敗、ポスト安倍、石破茂氏に宮根がズバリ聞く!」

https://youtu.be/PJIk3jn9NHk

(5) 加計孝太郎がメディアの前に出てこないこと。
それは記者たちに、生物兵器との絡みで質問されることを恐れている可能性があること。

(6) 人も動物も減少している日本で、将来の需要も減少することから、開学の目的は他にあると考えられること。

(7) 政権と大学のトップとがきわめて親密であり、そういう関係でなければ、生物兵器研究のための獣医学部新設は難しいこと。
その条件が揃っていること。

(8) 現在、公表されている研究テーマから、生物兵器研究への転用が可能なこと。

以上の8点である。

もちろん関係者は口を揃えて、生物兵器研究を否定するだろう。
731部隊や100部隊と同様に、日本が愚かな戦争をはじめ、敗戦しない限り、真実は明らかにされない、そういった闇に、光を当てようとしているのである。

安達誠太郎は、細菌兵器も「関東軍の命令とあれば提供しないわけにはいかなかった」と語り、「太平洋戦争において勝利するためには、悪いことでもしなければならないと考えていた」と、いわば必要悪として細菌兵器を認めている。

戦争とはそういうものであり、個人のモラルは国家のために捨てられてしまうのだ。

獣医の福住光由は、「100部隊は基本的に細菌学者、化学者、獣医学者、農業技師で構成され、主要任務は謀略および細菌戦に備えることだった」と述べている。
加計学園との絡みでいうと、獣医学部と生物兵器との親和性はきわめて高いことがわかる。

100部隊では、「家畜および人間の大量殺戮のための細菌並びに猛毒の大量用法に関する研究」が、同じ施設で同時並行して行われていた。

畑木章(研究助手)は「家畜と人間を用いた実験によって細菌の活動を研究し、その目的で部隊は馬、牛その他の動物を有し、また人間を監獄に収容していた」と述べている。

ここでは家畜と人間が、細菌の活動研究目的のために、同列に置かれている。
この事情は100部隊も731部隊も同じであった。
馬や牛と同様に人間も監獄に収容していたのである。

それは特別な環境におかれた特別の人間がやったことと思ってはならない。
普通の人間が、戦争という環境のもとではこのように鬼畜に変わってしまうのだ。

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何を書くか、よりも、誰が書くか、ですね。
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また、教師をやっていたことから、わかりやすく表現することには通じており、多くの読者の方からわかりやすいという声を聞いています。

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その論理も、説得する論理ではなく、納得させる論理でなければいけないのだろう。
それでどうしてもある程度の長さが必要になる。
ぼくが長編を書いたのも、そのためさ。
[/char]

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野田・蓮舫では民進党再生はない

このページは、2017年7月6日に更新しました。

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[char no=”1″ char=”漱石”]「考えてみると世間の大部分の人は悪くなることを奨励しているように思う。悪くならなければ社会に成功はしないものと信じているらしい。たまに正直な純粋な人を見ると、坊っちゃんだの小僧だのと難癖をつけて軽蔑する」(『坊っちゃん』)[/char]

このページの要旨

財務省は、佐川宣寿が、国税庁長官に栄転することを発表した。
森友隠しの完全な論功行賞である。
もちろん決めたのは菅義偉―萩生田光一内閣人事局長(内閣官房副長官)である。
都民ファーストの会の代表に返り咲いた野田数(のだ かずさ)は、現行憲法を、「我が国の独立が奪われた時期に制定された」ので無効だとする極右である。
皇室典範についても「国民を主人とし天皇を家来とする不敬不遜の極み」とし、「国民主権という傲慢な思想を直ちに放棄」すべきと主張する。

日本の国政の腐敗は、自民党の安倍晋三・竹下亘と、民進党の野田佳彦・山井和則の4人で深化させている。
竹下・山井のなれ合い国対委員長コンビで、閉会中審査を安倍抜きでやることを決めた。
竹下・山井の腐敗コンビで審議日程を決めるやり方をやめるべきである。
これは旧民主党政権時代に、野田佳彦が民主党と、野党の自・公だけで、少数野党無視、国民無視、米国・官僚・財界隷属の、実質的な大政翼賛会を作ったやりかたの踏襲である。
自民党の後藤田は、「自由民主党執行部はおかしくなってると感じた」「密告、引き締め、礼賛、おかしな管理をしている、今の自民党執行部をみると、結果は仕方ないと思わざるをえません」と、党執行部を痛烈に批判した。

民進党への期待は、国民のなかにはもうない。
自民党に総括の誠実さも気力もないが、それ以上に民進党にもない。
野田佳彦にいたっては、早々と留任を自分で決め、それを発表した記者会見で「自民党をここまで追い込んだ」と自画自賛してみせた。
もし野田―蓮舫―山井(国会対策委員長)の自民党補完勢力が執行部でなければ、森友・加計学園事件とも、もっと早い解明が進んだのである。
小池百合子は今年中に新党を作ると思われる。
そのため、民進党からは多くの離党者を生むだろう。
その前に民進党は解党して出直すのがいい。

[char no=”2″ char=”芥川”]英国の歴史家ジョン・アクトンは、「権力は腐敗する。絶対的権力は絶対に腐敗する」といいました。安倍晋三の場合は、むしろ最初から腐敗していて、それが議会の多数派を得て開花したといった方が剴切です。恐ろしくも浅ましい状況が日本に現出しています。これから、悪が栄え、異議申し立てる者を共謀罪で黙らせる時代が来ようとしています。[/char]

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1 佐川宣寿と野田数の抜擢

6月4日、財務省は、霞ヶ関文豪の佐川宣寿(のぶひさ)が、国税庁長官に栄転することを発表した。
森友隠しの完全な論功行賞である。

もちろん決めたのは菅義偉―萩生田光一内閣人事局長(内閣官房副長官)である。
論功行賞の色合いを薄めるために財務省が発表したにすぎない。

『朝日新聞デジタル』が次のように報じた。

佐川氏は学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題の国会答弁で事実確認や記録の提出を拒み続け、「真相解明を阻んでいる」と批判を浴びただけに、与野党から疑問の声があがっている。

国有地売却問題では、8億円の大幅値引きや安倍晋三首相の妻、昭恵氏の関与など数々の疑問が指摘された。
佐川氏は連日のように答弁に立ったが、売却の経緯などの具体的な説明は避け、法令の説明などに終始する姿勢が目立った。

自由党の森ゆうこ氏は「首相を守るため、『ありえない』答弁を平然と繰り返して栄転された」と批判。
与党の閣僚経験者も「事実に背を向けてでも、官邸の意向に従っていれば出世できるというあしき前例になる」と、起用した政府の姿勢を疑問視する。

国会で向き合った共産党の宮本岳志氏は「場合によっては国民に記録提出を求める立場の国税庁トップになる人は、私に面と向かって『記録がありません』と言い続けた人物だ」と指摘した。

NPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長は「佐川氏の答弁は国民の怒りに油を注ぐだけで、必要以上に政府の信頼性を失わせた」と指摘。「守るべきものは国民への説明責任ではなかったことは明確だ」と話す」(佐川理財局長「栄転」に波紋 与党からも「あしき前例」

都議選後の、安倍晋三の反省の弁も、もちろんウソだった。
うそつきというのは、うそをつかないことがないから困るのである。

都民はまたぞろ判断を間違った。
都民ファーストの会を支持した。
選挙のときだけ都民ファーストの会の顔になって見せた小池百合子は、選挙が終わると、あっという間に代表を辞任し、不良の極右、野田数(のだ かずさ)に代表を任せた。

野田は、現行憲法を、「我が国の独立が奪われた時期に制定された」ので無効だとする極右である。
皇室典範についても「国民を主人とし天皇を家来とする不敬不遜の極み」とし、「国民主権という傲慢な思想を直ちに放棄」すべきと主張する。
なんとも時代錯誤の恐れ入った御仁だ。

しかし、いまは比較的若い世代に、ファッションとしての極右が流行っている。
戦争を知らないのはもちろん、ファシズムをまともに考えたこともないような軽い若者が、極端な極右思想を口にする。

しかし、身についていないので、豪遊や詐欺、レイプ事件など、およそ極右とは無関係の事件がついて回るのである。

野田数は、これまで六本木での「ハレンチ豪遊」が週刊誌で報じられた。
また、アントニオ猪木が『週刊新潮』(5月25日号)のインタビューで語ったところによると、野田は猪木事務所の公金を横領しており、「クラブやキャバクラでかなりのお金を使っていることが判明」しているという。

そのため、野田は猪木の秘書を解雇されている。
14年12月に猪木が告訴状を提出したというから、猪木の発言はいい加減なものではないだろう。

さもあれ、野田数(のだ かずさ)が都民ファーストの会の代表になる。
そして極右思想を教え込むことになる。

わたしは都民ファーストの会は平成の妖怪に育っていくのではないかと案じている。
都民は、そんなことは何もしらない。

2 腐敗を深める国会

日本の国政の腐敗は、自民党の安倍晋三・竹下亘と、民進党の野田佳彦・山井和則の4人で深化させている。

6月4日、竹下・山井のなれ合い国対委員長コンビで、閉会中審査を安倍抜きでやることを決めた。

この日に前川喜平の参考人招致もやる。
前川に失礼だろう。

総理の犯罪を追及するのに、その不在を承諾し、前川喜平の参考人招致まで片付けてしまう。
このあたりが、野田―蓮舫―山井(国会対策委員長)の自民党補完勢力の正体がよく顕れたところだ。

竹下・山井の腐敗コンビで国会の審議日程を決めるやり方をやめるべきだ。

これは旧民主党政権時代に、野田佳彦が民主党と、野党の自・公だけで、少数野党無視、国民無視、米国・官僚・財界隷属の、実質的な大政翼賛会を作ったやりかたの踏襲である。

民進党はこのやりかたをやめ、共産、自由、社民の野党4党で自民党と交渉するやりかたに改めるべきだ。

次第に都議選の熱気が冷めてきた。

共産党の小池晃書記局長が、「自民党と都民ファーストの間に根本的な政治をめぐる対決というのはない」と話し、都議選が自民対小池の構図で報じられてきた間違いを指摘した。

また、自民党でも安倍執行部への批判が拡大している。たとえば次のような現実が起きているのだ。

自民党の後藤田正純・副幹事長が7月3日、東京都議選で自民党が惨敗をしたことをめぐり、「密告、引き締め、礼賛、おかしな管理をしている今の自民党執行部を見ると、結果は仕方ないと思わざるを得ません」と自身の公式サイトとFacebookに書き込み、党執行部を批判した。

投稿の冒頭、後藤田氏は江戸後期の大名・松浦静山の言葉「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」を引用し、「民心から離れた自由民主党に対して、都民は見事に反応しました」「将棋や囲碁でもあるように、負けました!と言わざるをえません」と指摘した。

また、都議選で応援演説に立ったという後藤田氏は、演説の中で安倍政権と自民党の問題点や反省を述べた上で、「安倍政権の成果に理解を求める挨拶をしてきました」と説明した。

ところが演説内容をめぐって後藤田氏は、「安倍批判をしたと、党幹部に伝わり私にクレームがきた」と明かした。

こうした状況を受けて後藤田氏は、「自由民主党執行部はおかしくなってると感じた」「密告、引き締め、礼賛、おかしな管理をしている、今の自民党執行部をみると、結果は仕方ないと思わざるをえません」と、党執行部を痛烈に批判した。
(「「自民党執行部はおかしくなってる」後藤田正純氏が痛烈批判 都議選の歴史的惨敗受け」『HuffPost Japan』)

都議選での応援演説内容が、安倍批判だと党幹部に伝わり、クレームがきた、という。

これはそのことを密告した人間がいたのである。
これこそ明日の日本の姿である。
共謀罪が睨みをきかしてくるのだ。

ほんとうに自民党はおかしくなっている。
その中心に安倍がいて、もはや愚かさと狂気と病気とがブレンドされている状態だ。

3 蓮舫では乗り切れない状況

『郷原信郎が斬る』に、「「安倍一強」「小池王国」に貢献した蓮舫代表・野田幹事長は辞任すべき」という論考が載っていて、面白かった。

都議会議員選挙で、自民党は加計学園問題等への「傲慢」「ごまかし」や閣僚等の不祥事への強い批判から、歴史的惨敗を喫し、一方で、小池都知事が率いる「都民ファーストの会」は圧勝したが、その直後に、選挙の直前に代表に就任した小池氏が代表を辞任するなど、凡そまともな「政党」とは言い難い状況にある。
こうした中で、野党としての役割を全く果たせず、ほとんど蚊帳の外のような状況に置かれたのが民進党である。

民進党の蓮舫代表・野田佳彦幹事長は、このような状況を招いたことについて責任をとり、速やかに辞任すべきだ。

都議選での5議席という結果を、「当初の予想のゼロないし1の予想より良かった」として安堵しているなどという報道があるが、ふざけたことを言ってはならない。

安倍政権批判票が、小池都民ファーストに向かうという状況を招いたのは、離党者続出で民進党都連が壊滅し、民進党が、多くの選挙区で候補者すら立てられないという惨状で選挙に臨まざるを得なかったからである。

蓮舫氏にとって最大の誤りは、「都知事選挙に出馬せず、野党第一党の代表となって首相をめざす」決断をしたことである。

(中略)

6月18日に蓮舫氏が都知事選への不出馬を表明したのを見届けた後に、小池氏が、6月29日に出馬を表明。
当時、知名度抜群の蓮舫氏が出馬した場合、余程の強力な対立候補が現れない限り圧勝するだろうと予想されていた。

小池氏が出馬しても、女性対女性の対決となって小池氏の強みが半減し、なにより、「自民党都連との対決構図」が作れなかった可能性が高い。
蓮舫氏が都知事選出馬表明をすれば、小池氏は出馬を断念していた可能性も高い。

(中略)

蓮舫氏が、民進党代表選の期間中から「二重国籍問題」を指摘され、出足からつまずき、その問題への説明責任も十分に果たさないまま代表の座にとどまり続けたことで、民進党は、国民からは殆ど見放される状態が続いた。

民進党が批判の受け皿になり得ないことによって、安倍内閣が森友学園問題・加計学園問題で失態や不誠実な対応を重ねても、支持率が下がらないという異常な状況につながり、都議選では、批判の受け皿となった小池都民ファーストが圧勝し、東京都に「小池王国」を生むことにつながった。

そういう意味では、蓮舫氏が都知事選挙に出馬せず、国政にとどまり、野党第一党民主党の代表をめざしたことは、民主党(民進党)にとっても、国民にとっても、都民にとっても最悪の結果につながったと言える」(「「安倍一強」「小池王国」に貢献した蓮舫代表・野田幹事長は辞任すべき」

「野党としての役割を全く果たせず、ほとんど蚊帳の外のような状況に置かれたのが民進党である」という現状分析は正しいだろう。

民進党の、野田―蓮舫―山井(国会対策委員長)といった自民党補完勢力への期待は、国民のなかにはもうない。

自民党に総括の誠実さも気力もないが、それ以上に民進党にもない。

野田佳彦にいたっては、早々と留任を自分で決め、それを発表した記者会見で「自民党をここまで追い込んだ」と自画自賛してみせた。
安倍晋三でさえ反省を一応は口にして見せるのだが、野田にはそれすらない。

自民党を追い込んだのは国民である。

自民党に訊いてみるがよい。

誰一人として民進党に惨敗に追い込まれたとは思っていないだろう。
森友・加計学園事件に陽を当てたのも籠池泰典や前川喜平の民間人だ。
国会で民進党は何の成果も出していない。

もし野田―蓮舫―山井(国会対策委員長)の自民党補完勢力が執行部でなければ、森友・加計学園事件とも、もっと早い解明が進んだのである。

かれらは好きなように安倍晋三にあしらわれ、妥協を繰り返し、共謀罪のおまけまで付けられた。

直後の都議選では離党者が出た時点で早々と惨敗したのである。

選挙前には大量の離党者を生み、惨敗し続けるのは、民進党の年中行事になっている。

民進党に未来はない。
小池百合子は今年中に新党を作ると思われる。
民進党はその草刈り場になるだろう。
多くの離党者を生むと思われる。
その前に民進党は解党して出直すのがいい。

政治で飯を食うためだけに小池新党に逃げ込むには、もったいない優れた政治家が、民進党にはいる。

その真面目で優れた政治家たちは、自由党、社民党と糾合して新党を作るのがいいだろう。
その新党と共産党とで、真の野党共闘を作るのである。

「民進党の蓮舫代表・野田佳彦幹事長は、このような状況を招いたことについて責任をとり、速やかに辞任すべきだ」とわたしも思う。
しかし、その誠実さも活力も民進党には残っていない。

5議席は、当初予想のゼロないし1よりマシだ、という政党に未来などない。
これは生きてるだけ丸儲けといっているのと同じだ。

選挙前に、すでに民進党は離党者続出で惨敗していた。
その結果、民進党は、候補者が7名に激減した。
その7名を基準に5名当選した、と胸を張るのは、滑稽を通り越して悲惨である。

民進党の体たらくが、安倍晋三の強権政治を招いた。
第一、日本で、もっとも嫌われ、バカにされている政治家・野田佳彦が幹事長である。
その野田が選挙を仕切るのだから、自民党にとってこれ以上に頼もしいことはない。
何をやっても民進党が対抗馬になることはないのだ。

その自民党の見通しが狂ったのは、都民ファーストの会の登場によってだった。

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この『試行』自体が、そのような問題意識に貫かれた同人誌でした。
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[char no=”10″ char=”与謝野晶子”]そうです。
何を書くか、よりも、誰が書くか、ですね。
どんな位置にいる、誰が書くか、が大切なのです。
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この位置は、競合する表現者には同じステージで真似できない強みになるのですね。
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その論理も、説得する論理ではなく、納得させる論理でなければいけないのだろう。
それでどうしてもある程度の長さが必要になる。
ぼくが長編を書いたのも、そのためさ。
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都議選での民進党と自民党の惨敗

このページは、2017年7月4日に更新しました。

『兵頭に訊こう』は、現在の国内外の重要問題について、最新の情報と考え方(批評)を、見やすく、わかりやすいことに注力して発信しています。

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[char no=”1″ char=”漱石”]自民党は都議選を総括できないようですね。これをやらなけれは衆議院選挙で同じ惨敗が待っています。惨敗の責任は、安倍晋三その人にあるのに、「THIS IS 敗因」(Tは豊田、Hは萩生田、Iは稲田、Sは下村)といった解説を流行らせているようです。つまりここでも人のせいにして安倍晋三は逃げています。このツケは大きいでしょうね。[/char]

このページの要旨

安倍晋三が最初で最後に応援演説した秋葉原の候補が落選した。
安倍の応援は、マイナスではあってもブラスには働かないことが、ハッキリした。
候補者にはとんだありがた迷惑だったわけだ。
今回の歴史的惨敗で、東京の大手(「記者クラブ」)寿司友メディアの支持率がでっち上げであることが明確になった。

都議選での自民党に対する無党派層の支持が低く、これは安倍晋三の消費税増税や戦争法、特定秘密保護法、共謀罪といった政策を見ると当然である。
民進党はたった10%であり、同じ野党の共産党のちょうど半分だ。
今日(7月3日)、自民党は小池百合子と若狭勝の離党を承認した。
書類上だけ自民党と切れて、さらに世間を欺いて都民ファーストの会を大きくしようということだろう。
偽装離婚のようなものだ。

共産党は2議席増やしており、小池旋風のなかで、堅実さを見せた。
民進党の低落傾向には歯止めがかかっていない。
民進党は野田―蓮舫執行部の若返りを図るべきだ。
そうしなければ、もし小池に新党で衆議院選挙に挑まれたら、またぞろ大量の離党を生むことになろう。
自民党の惨敗は歴史的なものだ。
自民党で、もっとも問題なのは、これは安倍個人の性格的なものが影響しているのだろうが、党内の自由な議論を封じてしまったことだ。
それで、都議選の大敗北に遭っても、党内から自由闊達な議論は起きてこないのではないか。
こう見てくると、安倍晋三は国家も自民党も破壊したのである。

[char no=”2″ char=”芥川”]ウソと問答無用で国会運営をやってきたので、いまさら総括もできないのでしょう。自民党が都議選の惨敗を意外だと思っているところに、一番の問題があります。国民の苦しみや怒りを、汲み取る手段が、自民党にはないのですね。いわば世俗離れした、富裕層のお坊ちゃん、お嬢ちゃんによって、日本の政治は運営されています。このツケが一挙にきた感じです。[/char]

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1 都議選を終えて

街頭応援演説から逃げ回っていた総理。
その安倍晋三が最初で最後に応援演説した秋葉原の候補が落選した。
安倍の応援は、マイナスではあってもブラスには働かないことが、ハッキリした。
候補者にはとんだありがた迷惑だったわけだ。

今回の歴史的惨敗で、東京の大手(「記者クラブ」)寿司友メディアの支持率がでっち上げであることが明確になった。
選挙直前になって支持率が急降下したのは、選挙で支持率のウソがバレるので、あわてて下げたのだろう。

都議選が終わってからも、東京の大手(「記者クラブ」)寿司友メディアの周章狼狽は続いていて、10%以上も下げるところが出てきた。
それでも以前が高すぎたので、まだ40%の半ばもある。

都議選に関して、こんなツイートがあった。

菅野完

しかしあちこちからもれ聞こえる話から類推するに、安倍ちゃん、ほんまに怒り狂ってるみたいね。
せっかく都議選で小学校選んで応援演説してるのにどの候補も会場を満席にできず、行く先々でヤジが飛び、支援者さえ居眠りしてると。

まあ、アホって怒ると判断を誤るからなぁ

立川談四楼

TLが秋葉原駅前の大変な騒ぎを伝える。
籠池のおっさんが返すんだと札ビラを見せびらかすわ、安倍辞めろコールが起こるわ、そして安倍さんが街宣車に上がると凄まじい帰れコールで声が聞こえない。
私は一国の総理がこれほどの罵声を浴びるのを初めて見た。
この光景は政権崩壊の始まりなのではないか。

きっこ

小池百合子、さっそく「安倍政権と連携して行く」と宣言したね。
「自民党をぶっ壊す」と言って選挙で大勝して自民党を大きくした小泉純一郎と同じ詐欺に、またまた民度の低いB層の有権者が騙されたってわけね。

哲夫:反ファシズム

それにしてもなあ。
これだけモリカケ問題が沸騰してて、投票率が50パーセント台なのか。
選挙に行かなかった連中、小池に騙されてさえいないんだなあ。
こんなんじゃ、この先どうにでもされてしまう。

都議選の投票率は51・28%だった。
この戦後最低最悪の総理による悪政。
森友・加計学園事件、共謀罪、改憲ときて、それでも都民の半分ほどしか投票に行かない。

日本人の政治への無関心、政治民度の低さは、人間離れした独特なものである。
おそらく改憲の国民投票になっても、この程度の参加であり、戦争になっても我関せず焉の国民が半分あるいは3分の1ほどは存在するのだろう。

投票は平日にして、その日を休日にする。法的な義務にして、投票しない者には罰金を科す。一部の外国がそのようにしているが、日本も採り入れた方がいいのだとわたしは考えている。

2 無党派層が投票した都民ファーストの会

第19回東京都議会議員選挙の結果は、次の結果であった。

一言でいえば、自民党本隊の惨敗、小池「都民ファースト」の圧勝である。

左が告示前の、右が当選した議員数である。

「都民ファースト」 6→55(+49)

公明 22→23(+1)

自民 57→23(-34)

共産 17→19(+2)

民進 7→5(-2)

維新1→1(+0)

ネット3→1(-2)

この結果をもたらしたのは無党派層の投票である。

無党派層はどの政党の候補に投票したのだろうか。

都民ファーストの会 30%

共産党 20%

自民党 13%

民進党 10%『TBS NEWS』

30%と圧倒的に都民ファーストの会が強かったことがわかる。
続いて共産党が20%である。
わたしたちの世代には共産党アレルギーの強い人が多いのだが、いまやネットでも『赤旗新聞』の引用を何のこだわりもなくする時代である。
時代が変わったことを感じさせる。

自民党に対する無党派層の支持が低く、これは安倍晋三の消費税増税や戦争法、特定秘密保護法、共謀罪といった政策を見ると当然である。
これでも高すぎると思われるほどだ。

民進党はたった10%であり、同じ野党の共産党のちょうど半分だ。
この人気のなさは執行部の野田―蓮舫の自民党補完政党色に原因がある。
野田、蓮舫とも今回の敗戦の責任をとって辞任すべきだ。

このふたりが民進党の顔として出しゃばっているかぎり、民進党の再生はないだろう。

民進党の周辺には、この政党を甘やかすことで、結果的に民進党の首にかけられた縄を引いている人が非常に多い。

ほんとうに民進党を支持しているのなら、いうべきこともいわなければいけない。

ピント外れの蓮舫が、小池百合子にすり寄っているが、小池が新党で衆議院選挙に打って出たら、民進党は離党者と落選とで壊滅するであろう。

小池百合子は、都民ファーストの会の55議席に、公明党の23議席、それに東京・生活者ネットワーク(1議席)の合計79議席に支持されて都政を運営していくことになる。

議会過半数が64議席である。
これから政治経験のない未熟な都民ファーストの会を率いて余裕の独裁的な都政を運営することになろう。

小池百合子は、今日(7月3日)、都民ファーストの会の代表を辞任し、野田数(のだ かずさ)幹事長を代表に再任させると発表した。
都民は、別に都民ファーストの会に投票したわけではないだろう。
小池百合子が代表である、都民ファーストの会に投票したのである。

その代表が、投票が終わったら、さっさと代表を降りるのは無責任だろう。

これから政治経験のない、未熟な都民ファーストの会が、ちょうど自民党の魔の2回生のように不祥事、不始末を犯していくだろう。
その責任は負わないというわけだ。

7月3日、自民党は小池百合子と若狭勝の離党を承認した。
自民党の補完政党との批判が強まったので、小池百合子と都民ファーストの会を守るために離党を受理したのだと思われる。

書類上だけ自民党と切れて、さらに世間を欺いて都民ファーストの会を大きくしようということだろう。
偽装離婚のようなものだ。

今回の都議選で、小池人気がいかに強かったかを、『選挙ドットコム』が緻密に分析している。

3 民進党と自民党の惨敗

(都民ファーストの会は 注 : 兵頭)このうち、7つある1人区では、千代田区、中央区、武蔵野市、青梅市、昭島市、小金井市の6つを制しました。

15ある2人区のうち、台東区、渋谷区、府中市、西東京市、南多摩の5つの選挙区で議席を独占したほか、荒川区では公明党、北多摩第二では東京・生活者ネットワークの知事を支持する勢力の候補者とともに議席を獲得しました。

定数3以上の残りの20選挙区中、19選挙区で公認候補がトップ当選し、品川区、大田区、世田谷区、杉並区、練馬区では1位と2位を占めました」(都民ファの勝因・自民の敗因は何だったのか? 各党の都議選を振り返る

メディアは都民ファーストの会の圧勝ばかりを採り上げているが、もうひとつ議席を増やした政党がある。
共産党である。
2議席増やしており、小池旋風のなかで、堅実さを見せた。
都民ファーストの会の49議席増は、今後ともあり得ないような増加で、その点、共産党の健闘は際立っている。

民進党の低落傾向には歯止めがかかっていない。
告示前にたった7議席だったものが、5議席に減った。
しかし、選挙前に16人の候補者が離党している。
野田佳彦は、「国会運営も各種の選挙も幹事長の責任だ。うまくいく時も、そうでない時もあるが、しっかりバネにして、党勢拡大を目指す責任を果たしていかなければいけない」と語るなど、相変わらず民進党破壊に熱心だ。

野田―蓮舫の自民党補完政党の正体が国民に見破られている。
執行部の若返りを図るべきだ。
繰り返すが、もし小池に新党で衆議院選挙に挑まれたら、またぞろ大量の離党者を生むことになろう。

自民党の惨敗は歴史的なものだ。

中野区では都議会議長、北区では都議団幹事長ら幹部の落選が相次いだうえ、それぞれ2人の候補者を擁立した品川区、目黒区、板橋区で共倒れして議席を獲得できず、下村博文都連会長ら5役が辞任する意向を表明しました。(都民ファの勝因・自民の敗因は何だったのか? 各党の都議選を振り返る)

自民党で、もっとも問題なのは、これは安倍個人の性格的なものが影響しているのだろうが、党内の自由な議論を封じてしまったことだ。
加計学園事件でも、党内の闊達な議論を踏まえるのではなく、独裁とオトモダチ利益分配装置としての国家戦略特区で、民間議員を使うという手法をとった。

それで、都議選の大敗北に遭っても、党内から自由闊達な議論は起きてこないのではないかとわたしは見ている。

こう見てくると、安倍晋三は国家も自民党も破壊したのである。

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わたしは若い頃に吉本隆明の『試行』に作品を発表していました。
この『試行』自体が、そのような問題意識に貫かれた同人誌でした。
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[char no=”10″ char=”与謝野晶子”]そうです。
何を書くか、よりも、誰が書くか、ですね。
どんな位置にいる、誰が書くか、が大切なのです。
それは、ほんとうのことを言えるかどうかの違いになってきます。
この位置は、競合する表現者には同じステージで真似できない強みになるのですね。
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その論理も、説得する論理ではなく、納得させる論理でなければいけないのだろう。
それでどうしてもある程度の長さが必要になる。
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都議選と「都民ファースト」の正体

この記事は、2017年7月2日、都議選投開票の前に書いて発信したものです。

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[char no=”1″ char=”漱石”]都議選最終日の秋葉原。ここで、さまざまな人間模様が見られました。安倍晋三への猛烈な「帰れコール」「やめろコール」。それにムキになってやり返す安倍晋三。そして籠池夫婦の闘い。籠池泰典を不当に連行する警察。選挙最終日の秋葉原は、これから全国で起きる前触れでした。[/char]

このページの要旨

東電や鹿島にとっては、税金で作られる凍土壁が一度で成功してもらっては困るのだ。
なるべく時間をかけて作り、失敗し、修理し、メンテナンスが頻繁に必要であり、金の成る木、金食い虫の工法が選択されたのである。
土建業者のなかからは、数分の1のコストで水を止められるとする指摘も出ている。

選挙運動の最終日(7月1日)、逃げ回っていた安倍晋三が、最初で最後の街頭演説をJR秋葉原駅前でおこなった。当然、帰れコールの洗礼を浴びることになった。
安倍晋三の子供じみた悪政が、あまりにも酷すぎ、のほほんとした日本国民にも少しわかるようになってきた。第一次安倍内閣時代の2007年でも現在のような要人の不祥事や失言・暴言があり、その結果、自民党は、夏の参院選で惨敗した。
そのときと状況が酷似している。

選挙最終日に、あの籠池泰典が100万円をもって姿を現した。
かれとしては、安倍晋三記念小学校)は潰されたし、もらった100万円は返却するのが筋だということなのだろう。
「安倍晋三やめろ」横断幕を、自民党青年団が自民党旗で隠そうとした。
これはきわめて象徴的行為であった。
企みや悪、都合の悪いこと、犯罪を、「知らない」「忘れた」「記録がない」で隠蔽して逃げる。
それが選挙にまで顕れていた。
最終日の、最初で最後の、たった一回の安倍街頭演説についても、メディアはダメだった。
とりわけ犬HKの権力へのすり寄りがひどい。
権力に都合の悪いことは隠蔽し、広報、広告にばかり務めている。
都民ファーストが圧勝、自民党が惨敗、という専門家の分析が出ている。

[char no=”2″ char=”芥川”]自民党惨敗のA級戦犯は安倍晋三ですね。その指摘が自民党内部から出てくるかどうかで、この政党の運命が決まります。その誠実さ、活力がまだ党に残っているかどうかですね。ないのでは……。[/char]

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1 金のなる木としての福島第1原発

日本は1%によって国富が食い物にされている堕落国家、腐敗国家である。

そうなった最大の理由は、日本の1%が対米隷属を戦略にして、米国に国富を献上し続け、見返りに利権を獲得するという、歴史上、かつてない堕落政治、腐敗政治が行われているからである。

実質的な植民地の維持をネイティブの1%がやっているわけで、99%は奴隷を深化させてきた。
犬HKを筆頭にメディアがこの暗黒のカラクリを隠し続けるのは、この国のメディア自体が1%であり、1%の広報を務めているからだ。

最近もこんなことがあった。

巨額の税金を投じた福島第一原発の「凍土遮水壁」。

その効果を説明する東京電力に原子力規制委員が激怒している。

原子力規制委・更田委員長代理「(東京電力は)人を欺こうとしているとしか思えない。ウソだもん、これ(遮水壁の効果図)。陸側遮水壁、何も関係ないじゃん」「そんな説明が後から後から出てくるような図を描く限り、東京電力はいつまでたっても信用されませんよ

メルトダウンした原子炉建屋に流れ込み汚染水となってしまう地下水は、主に周辺に増設した井戸でくみ上げて減らしているのが実態。

しかし東電は28日、あたかも主に凍土遮水壁の効果で流入が減ったかのような説明をし、原子力規制委員会の更田委員長代理が激しく怒った。

東電は近く、遮水壁の凍結作業を完了する予定だが、350億円の国費を投入し期待した効果があったのか、検証する必要がある」(「東電説明に「ウソだもん、これ」規制委激怒」(6月28日))

いかに日本が米国にいわれるままのエネルギー政策を実行し、しかもそこから1%が利権を得ているかの象徴がここにも顕れている。

凍土壁が採用された時点で、わたしはメルマガやツイッター、ブログで、失敗することを指摘してきた。

たとえば2013年9月2日のメルマガ「429基の原発が人類を滅ぼす」(『兵頭正俊の優しさ出前』)では、凍土壁についてこう書いた。

茂木敏充経済産業相は、東電の広瀬直己社長を呼び、汚染水の対処方法について、「凍土方式」でやるように指示した。

この「凍土方式」による遮水壁は、対策委で大手ゼネコンの鹿島が提案したものである。
知られているように鹿島は、日本に原発を導入した中曽根康弘とは縁戚関係にある。

広瀬は凍土壁設置コストの見通しは不明だと語ったが、公表をはばかるほど巨大な額なのだろう。

ミソは、一旦造ってそれでおしまいというものではなく、地下水が流入する限り、ほぼ永遠に膨大な電気を使って地を凍らせ続けなければならないということだ。
鹿島はこれで安泰である。

しかも成功するかどうかは、やってみなければわからないという。

失敗するに決まっているではないか。

もっとも成功の見込みのない、延々と税金を食いつぶせる工法が選択され、それが凍土壁だったというわけだ。

東電や鹿島にとっては、税金で作られる凍土壁が一度で成功してもらっては困るのである。
なるべく時間をかけて作り、失敗し、修理し、メンテナンスが頻繁に必要であり、金の成る木、金食い虫の工法が選択されたのである。

土建業者のなかからは数分の1のコストで水を止められるとする指摘も出ている。
トンネル工事の水の問題と比較すると、福島第1原発の水の問題は、まったくたいしたことではないのだ。

原子力規制委の更田委員長代理が「(東京電力は)人を欺こうとしているとしか思えない。ウソだもん、これ(遮水壁の効果図)。陸側遮水壁、何も関係ないじゃん」と東電に原子力規制委員が怒って見せたところで、この茶番劇は延々と続くだろう。

さて、今日は都議選の投開票日である。
このメルマガは夕方に書き終わり、それから投稿するので、結果はまだわかっていない。

2 自民党惨敗? 「都民ファースト」圧勝?

しかし、自民党が惨敗し、真の野党(共産党・自由党・社民党)が圧勝する筈だった。

その根拠は次の6点だ。

(1)6月の尼崎市議会議員選挙で自民党は惨敗した。
その流れを都議選は受け継ぐことになる。

(2)森友・加計学園事件によって、いかに安倍政権が腐敗しているかを(まだ一部にすぎないが)国民が知るようになってきた。
都議選は、安倍政治への信任投票になっている。
こういう場合、自民党は過去も負けている。

(3)安倍晋三の子供じみた悪政が、あまりにも酷すぎ、のほほんとした日本国民にも少しわかるようになってきた。
嘘が政策の安倍晋三、官邸お抱え強姦魔山口敬之の性犯罪、「加計でなきゃダメよ」の萩生田光一、「極道の妻たち 赤い殺意」の豊田真由子、「自衛隊としてお願い。自民党候補に投票して」の稲田朋美、銭ゲバ下村博文、安倍の嘘を守って国税庁長官をゲットの霞ヶ関文豪佐川宣寿と、自民党に逆風を吹かせまくった。

(4)共謀罪が強行採決されたことで、国民監視の警察国家が強化される。
そのことに国民の一部が気づき始めた。

(5)第一次安倍内閣時代の2007年でも現在のような要人の不祥事や失言・暴言があり、その結果、自民党は、夏の参院選で惨敗した。
そのときと状況が酷似している。

(6)安倍晋三が逃げ回って、都知事選同様に選挙応援をまともにやらなかった。
わがままで単純な安倍は、負けるとわかった選挙応援はやらないので、安倍の動きで結果が見通せる。

以上の6点で、自民党の惨敗は予測できる。ただ、ムサシが起動しなかった場合の話である。この点、日本の選挙は非常に複雑である。もし自民党が健闘した場合、不正選挙の可能性が高くなる。

選挙運動の最終日(7月1日)、逃げ回っていた安倍晋三が、最初で最後の街頭演説をJR秋葉原駅前でおこなった。

当然、帰れコールの洗礼を浴びることになった。

都議選前日ようやく表に姿を現した安倍総理を待っていたのは「やめろ!」「帰れ!」の嵐! 怒れる聴衆の中には森友・籠池氏の姿も! 安倍総理は市民を指差し「こんな人たちに負けない」逆上!

【安倍辞めろ】安倍総理の秋葉原都議選応援演説で「安倍辞めろ」「帰れ」の大合唱! 籠池元理事長の姿も!(『健康になるためのブログ』

この秋葉原の演説では、いくつかの興味あることが起きた。

3 選挙最終日に露出したもの

(1)あの籠池泰典が100万円をもって姿を現した。
かれとしては、安倍晋三記念小学校)は潰されたし、もらった100万円は返却するのが筋だということなのだろう。
どこに行っても受け取ってもらえないので、演説の場にやってきたというわけだ。

大阪から東京にくるには、それなりに金がかかる。
それでもやってきたのは、安倍晋三を許せない、という思いが強いのだろう。
かれの立場からすれば、大枠で、安倍夫婦に乗せられて道を誤ったということだろう。
経済的にも人生的にも破産させられた。
その悔しさがああいった行動を促すのだが、思想の違いを超えて、気の毒な感じがする。(首相街頭演説に籠池氏現る 「100万円返金したい」

(2)「安倍晋三やめろ」横断幕を、自民党青年団が自民党旗で隠そうとした。
これはきわめて象徴的行為であった。
企みや悪、都合の悪いこと、犯罪を、「知らない」「忘れた」「記録がない」で隠蔽して逃げる。
それが選挙にまで顕れていた。

この最終日について、こんなツイートが目についた。

東京新聞編集局

安倍首相は都議選の応援演説で、ヤジを飛ばす聴衆に「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と力説しました。
かなり離れた場所で、黙って演説を聞いていたお年寄りが「こんな人ってなんだ。都民だ、国民だよ」と急に声を上げました。
震えながら声を出す姿が印象的でした。

志位和夫

安倍首相は「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」と言ったそうです。
答弁席から質問者に口汚いヤジをとばし、質問を邪魔していた方は、どなたですか?

古村治彦

NHKがコールを消したからと言って、新聞や他のメディアがそのことを伝え、時事通信(お寿司大好き田崎さんがいらっしゃる)は安倍首相激高と書いている。
どちらが本当かはやがてわかる。
その時にNHKがやったことはプロパガンダだったということが明らかになる。
国民からの信頼と受信料を失う。

宋 文洲

案の定、NHKは「安倍やめろ」の声を全く報道せずその代わりに香港市民の習近平への抗議を報道素晴らしいね、日本の報道自由。

最終日の、最初で最後の、たった一回の安倍街頭演説についても、メディアはダメだった。
とりわけ犬HKの権力へのすり寄りがひどい。
権力に都合の悪いことは隠蔽し、広報、広告にばかり務めている。

『週刊現代』が都議選を特集し、次の予測を打ち出した。

都民ファースト5→55(50増・無所属推薦を含む)

自民党57 → 34( 23減)

公明党22 → 23 (1増)

共産党17 → 10 (7減)

民進党18 → 4 (14減)

となる(全127議席)

都民ファーストが圧勝、自民党が惨敗、という結果である。

予測によれば、自民党が重視している1人区、千代田区や中央区はともに都民ファーストが議席を獲る。
さらに自民党が2人の候補を立てている港区、新宿区、江東区、品川区、目黒区などで、ことごとく1人しか通すことができず、もう片方は落選している。

驚くべきは、5人区の板橋区で、自民党が1人しか当選させられないという点だ。
板橋区と言えば、下村博文・自民党東京都連会長のおひざ元。
しかも2人の候補は下村氏の元秘書だ」(「小池完勝 都民ファースト55議席 自民惨敗34議席 東京都議選「衝撃の結末」」)

この『週刊現代』の記事は、まだ結果が出る前に書かれているのだが、「都民ファースト」と公明党をピタリと当て、民進党も1名の違いで、ほぼ当てている。見事である。注 : 兵頭

「共産党17 → 10 (7減)」は、もっと共産党がとるかもしれない。
自民党に真に対抗できるのは、民進党ではなくて、共産党という認識が広がりつつあるからだ。(このわたしの予測も当たった。共産党は2名増で健闘した。注 : 兵頭
そうすると自民党はさらに議席を減らしそうだ。(この予測も当たった。自民党は34議席も減らし、23議席と歴史的な惨敗を喫した。注 : 兵頭

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[char no=”10″ char=”与謝野晶子”]そうです。
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その論理も、説得する論理ではなく、納得させる論理でなければいけないのだろう。
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自民党の命運は公明党が握っている

このページは、2017年6月24日に更新しました。

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[char no=”1″ char=”漱石”]メディアが「魔の2回生」といっているのは、問題なのは「2回生」だけという、ずらしですね。豊田真由子より、もっと激しいのが男のなかに、いくらでもいる、といった発言は、正直なものです。「魔の自民党」「魔の与党」になっているのです。[/char]

このページの要旨

日本のメディアは、基本的に米国のメディアであり、ほぼ米国のメディアとトーンは同じである。
米大統領選ではヒラリー支援(トランプバッシング)をやったし、現在も米国メディアと一緒にトランプのロシア疑惑というでっち上げを報道し、また弾劾裁判を煽っている。
離党した元自民党の豊田真由子衆議院議員。
当選2回自民党の劣化・ヤクザ化は底なしだ。
自民党は常識すらなくしているのだ。
不祥事続きで「魔の2回生」といわれている。
というか、与党全体が国民にとっては「魔の与党」化している。

都議選はどうなるか。
それを占う上で、注目すべきなのが、一足先に6月4日に投開票された尼崎市議選である。
公明は擁立した12人全員が当選した。
しかも殆どが上位当選を果たしている。
自民党は、候補者12人のうち半分の6人が落選した。
しかも自民党が衝撃を受けたのは、ベテランを含む現職5人が議席を失ったことである。
それが創価学会が公明党に絞り、自民党から離れた可能性がある。
この傾向は、都議選ではさらに明確に、小池百合子の「都民ファースト」と組んだことから、間違いなく自民党は惨敗する。
自民党の衰退は衆議院選挙に続くだろう。

[char no=”2″ char=”芥川”]メディアは、豊田真由子を例外的な政治家として描いていますね。与党全体が豊田真由子になり、おごり高ぶっているのですが、そこまで深掘りしません。見て見ぬふり。そして突然の記憶喪失。いまの日本は、1%がみんなグルになっています。[/char]

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1 「魔の2回生」と「魔の与党」

連日、世界の状況を精力的に深掘りしている「やのっち」が、こんなツイートをしていた。

【米大統領選以降の特別選挙(補選)の戦績は「5勝0敗」で、トランプの完全勝利!】悪意にまみれた捏造メディアの「印象操作」で支持率急落を偽装されたトランプ。
だが、米上下院補選の戦績は、5勝0敗で完全勝利。
国民の支持はトランプにあり。

これでますます共和党はトランプから離れられなくなった。

もともと米国には弾劾で辞めさせられた大統領はいないし、トランプの場合は大統領を辞めさせるに足る犯罪の証拠がない。
しかも弾劾の提案は多数派の共和党からしか提案できない。
上院の3分の2以上、下院の過半数の賛成が必要になるから、いくら民主党が画策しても少数派の民主党には提案すらできないのである。

日本のメディアは、基本的に米国のメディアであり、ほぼ米国のメディアとトーンは同じである。
米大統領選ではヒラリー支援(トランプバッシング)をやったし、現在も米国メディアと一緒にトランプのロシア疑惑というでっち上げを報道し、また弾劾裁判を煽っている。

大切なのは米国民の動向であり、それが証明されるのは選挙である。
読者の皆さんには、正確に情報をお伝えするので、洗脳されないようにしてほしい。

「ハゲは死ね」「鉄パイプでお前の頭を砕いてやろうか?」「ハンガー攻撃」の自民党の豊田真由子衆議院議員は、当選2回の安倍チルドレンである。

早速、お約束の離党届け、それから入院となった。
選挙民のいない車中では地が出てしまった。極道の妻なのだが、いったんバレてしまうと、なんとも手回しの早いことだ。

傷を負った被害者の秘書が入院せずに、加害者の議員が入院するというのも奇妙な話である。
国民をバカにしきっているので、ほとぼりが冷めるまで、病院で遊ぼうということなのだろう。
こんな極妻に税金を払わせられる国民もたまったものではない。

しかも自民党の劣化・ヤクザ化は底なしだ。
何を血迷ったか、自民党の河村建夫元官房長官が「あれはたまたま彼女が女性だから、あんな男の代議士なんかいっぱいいる。あんなもんじゃすまない」と実態を白状した。
それにしても同情を、被害者の秘書に対してではなく、加害者の豊田に向けるのだから、自民党は世間の常識すらなくしているのだ。

不祥事続きで「魔の2回生」といわれている。
というか、与党全体が国民にとっては「魔の与党」化している。

この「魔の与党」への国民の審判がどうやら遅まきながら降りそうである。

2 原点としての尼崎市議選

都議選はどうなるか。
それを占う上で、注目すべきなのが、一足先に6月4日に投開票された尼崎市議選である。

実は自民党はこの結果に衝撃を受けているのだが、メディアが例によって安倍政権に都合の悪いことを隠すので、国民の多くは知っていない。

この結果をわりと正確に報道したのは『毎日新聞』(2017年6月7日 地方版)である。

4日投開票された尼崎市議選で当選した新議員に対し、市選挙管理委員会は市議会議事堂で6日、当選証書を付与した。
42人が証書を受け取り、市政へ臨む気持ちを新たにした。

公明は擁立した12人全員が当選を果たした。
市内を選挙区とする衆院選兵庫8区は同党公認の国会議員が議席を確保しており、組織力の強さがうかがえる。
6期目となった党県本部幹事の安田雄策氏(64)は「国会議員、県議会議員とも連携して市民の声に応えてきた強みが発揮できた」と分析した。

自民は候補者12人のうち6人が落選。
ベテランを含む現職5人が議席を失った。
8期目となった波多正文氏(69)は「地域のために働く姿勢を、有権者や投票してくれた人に示していくしかない」と振り返った。

維新は前回の4人から7人に議席を増やし、再選の楠村信二氏(48)は「前回と異なり、今回は維新の風が吹いていない中での選挙だったのでほっとしている。
今でも維新が期待されているということがわかった」と受け止めた。

社民は維持、共産は1議席減らした。
初当選した広瀬若菜氏(37)は「地域と市民に寄り添った活動をしていきたい」と抱負を述べた。

初当選14人の一人、政治団体「NHKから国民を守る党」の武原正二氏(39)は「治安対策など市政の課題に取り組み、受信料制度についても市民の声を聞いていきたい」と話した。
団体によると埼玉県の2市で計2議席を持つが、西日本では初の議席獲得という」(尼崎市議選 市政へ気持ち新たに 42人に当選証書 /兵庫

議員定数は42人のところ立候補者は61人(現職37人、元1人、新人23人)であった。

公明は擁立した12人全員が当選した。
組織力が強く、投票率が低いほど公明党は強みを発揮する。
しかも殆どが上位当選を果たしている。
ちなみに上位15名を挙げて見ると次のとおりだ。
公明党がズラッと並ぶ。

3 自民党の命運は公明党が握っている

福島覚    現 公明党 5,108
光本圭佑   現 維新  4,770
土岐良二   現 公明党 4,489
中尾健一   新 公明党 4,311.455
広瀬若菜   新 共産党 4,307
東浦小夜子  新 公明党 4,078
眞鍋修司   現 公明党 4,064
蛭子秀一   新 公明党 4,053
藤野勝利   新 公明党 4,006
開康生    現 公明党 3,899
前迫直美   現 公明党 3,814
眞田泰秀   現 公明党 3,776
杉山公克   現 公明党 3,764
安田雄策   現 公明党 3,759
明見孝一郎  現 民進党 3,678
尼崎市議会議員選挙の選挙結果速報と立候補者一覧(2017年6月4日)

問題は自民である。
なんと候補者12人のうち半分の6人が落選した。
しかも自民党が衝撃を受けたのは、ベテランを含む現職5人が議席を失ったことである。

もともと自民党の選挙は、創価学会におんぶに抱っこでこれまで当選してきた。
それが創価学会が公明党に絞り、自民党から離れた可能性がある。

この傾向は、都議選ではさらに明確に、小池百合子の「都民ファースト」と組んだことから、間違いなく自民党は惨敗する。

いくらのほほんとした日本国民といえど、森友・加計学園事件、共謀罪と突きつけられては、少し覚醒するだろう。そうなれば衆議院選挙に好ましい結果をもたらす。

維新の場合は、維新が強い関西という特殊な条件があるので、東京はもちろん全国に普遍化して論じるのはムリである。

共産が低調なのは、意外な感じがする。
もともと尼崎は創価学会の強いところなので、本来なら共産党が組織すべき層が、のきなみ公明党に流れたということなのだろう。

面白いのは初当選14人のなかに、「NHKから国民を守る党」の武原正二がいることである。
立花孝志が代表を務めるこの政治団体は、埼玉県の2市で2議席をすでに確保しているが、これから伸びていくかもしれない。

犬HKというメディア問題を正面に掲げて闘う政党が、ひとつはあっていい。
なぜなら東京の大手(「記者クラブ」)陰謀メディアこそ、日本国民の不幸の元凶なのだから。

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何を書くか、よりも、誰が書くか、ですね。
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その論理も、説得する論理ではなく、納得させる論理でなければいけないのだろう。
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