「尖閣」タグの記事一覧
5日間で終わる日中戦争
1月28日の甘利記者会見は、現在の日本の政権と記者クラブの蜜月を露出するものであった。 記者会見は、さながら甘利明の「ゲスの極み」の独擅場と化していた。多くの国民が、いや野党も含めて心の隅で気の毒な人だ、甘利は悪い人じゃ・・・
「ブロック政治」と米中ロ
世界は米中ロ三国関係をめぐって展開している。この構造はしばらく変わらないだろう。 米国のデフォルトは時間の問題になっている。しかし、それによって米国がG7から外されたり、二流三流国に転落することはありえない。いずれ体勢を・・・
ガイドラインと危機の未来
9月11日に「福島は日本か」が、こんなツイートをしていた。 「福島でつらいこと 意外と周囲は 淡々としていて おばあさんは 孫の手を引いて 散歩を していました 里の道はとても 殆どが ホットスポット わたしは車が 通過・・・
安全保障の「粉飾事件」から「粉飾理論」へ
集団的自衛権で自衛隊が海外に派兵される。 それは、日本を攻撃しておらず、日本を憎んでさえいない国へ、米国の軍産複合体の命ずるままに侵略することを意味する。これで国家の品格としては、わが国は最低の部類に堕落することになる。・・・
世界の2大火薬庫に日本が振られる
安倍晋三のキャラクターがあちこちで問題にされている。だいたい、「幼児性」、「ナルシズム」、「わがまま」、「無知」、「卑怯」といったようなキーワードで描かれている。 一国のトップのキャラクターを分析することは非常に大切であ・・・
集団的自衛権と安倍晋三のふたつの顔
状況的なテーマとしては、「パソコン遠隔操作事件」と、雁屋哲の漫画『美味しんぼ』がある。 しかし、今回のメルマガでは集団的自衛権について書く。 現在、世界には6つの大きな戦争の危険性が顕在化している。 1 南シナ海・西沙諸・・・
日中韓対立における米国の責任
東アジアの日中韓の3か国は、歴史問題で対立を深めている。 とはいっても、正確にいえば日本と、他の中国・韓国との2国間関係が険悪になっている。中韓関係は、経済関係を含めて良好に推移している。 日中、日韓との関係は、それぞれ・・・
現代に生きる侍(奴隷)の精神
スポーツ界が「侍」という言葉をやたらと使い始めた頃、わたしは名状しがたい違和感を覚えた。 「侍ジャパン」などといわれると、少なくとも外国に対しては、それだけで日本異質論の鋳型ができあがる。 ネーミングをつけた連中には、簡・・・
オバマの成果なき来日
米国大統領オバマが来日した。 2泊3日とはいっても、23日の夜にやってきて25日の午前に出国したので、実質的には1泊2日と考えてよい来日だった。 オバマ来日の目的はふたつあった。 1 安全保障(集団的自衛権) 2 TPP・・・