江戸の非戦、明治の好戦

明治も江戸もまだわたしたちの身近に生きている。上野の西郷隆盛は、明治政府に反逆した軍人としての神格化を葬る必要があった。それで、軍服を剥ぎ取り、ひげもそり落とされて、犬まで添えられて、着流しの姿で上野公園に永遠に立たされている。

これを見た東京市民は、誰も西郷を暴力主義の反逆者とは思わない。関心すら示さないだろう。

もっと見えやすい例は、アホぼん三世こと安倍晋三の政治である。かれがやっているのは、長州汚職閥の政治そのものである。国家国政の私物化。私利私欲の縁故主義、オトモダチだけが栄えて、あとは切り捨てられる政治。暴力的な対外膨張政策。戦争へのにじり寄り。若い、未熟な天皇利用。これらは明治の長州政治そのものだ。

都合のいいことに、長州汚職閥の政治は現在、わたしたちの目の前にある。何をやっているのか。

金子勝

【税金浪費は辞めよ】アベがまた25~27日に訪中。原発セールス外交は全て失敗。先のロシア訪問では領土問題棚上げで軍事訓練。北朝鮮問題では5カ国協議で蚊帳の外。日米首脳会談ではFTA交渉に引きずり込まれTAGと嘘。それでもメディアは“やっている感キャンペーン”だ。

マンションGメン

東京五輪が開催される2020年には、空き家の数は1000万戸を突破しているはずだ。現在既に農山漁村よりも市街地や市街地周辺で空き家が多くなってきており、首都圏の高級住宅街と呼ばれているところでも、高齢化が進み、空き家は激増している。これから高級住宅街の治安もどんどん悪くなっていくだろう。

修(自由党)

自民党の白川勝彦元自治大臣がブログで、衆院選には「選挙監視団」が必要と訴えてます。「私は、安倍自公体制はもう独裁政権であると認識しています。集計作業の段階で(集計作業は安倍一族に親しい私企業が独占)自動的に票を読むコンピュータを操作すれば、どのような結果を出すことも可能だからです

yorisuke

東京新聞読んでいて、腹が立って仕方ない。記事によれば、
豊洲の維持費→築地の3倍超の82億円/年
豊洲の収支→年21億円の赤字。(将来の建替積立金を除く)
だったら、築地を改修した方が、使い勝手は良いままで、税金もよっぽど安くあがったんじゃないのか?

Shinichiro.Marosa

築地の業者は納税者に1円の迷惑もかけていません。築地は豊かな財源として、これまで都の財政を助けてきたのです。豊洲の費用の6000億円も、築地の売上の一部を積み立てた市場会計から出たものです。その豊かな財源を潰して赤字にしようとしたのが、石原慎太郎から小池百合子に至る歴代の都知事です。

愚かな政治をやりながら、潰れていっている日本が、これらのツイートにも表出している。そのなかで為政者は日本を破壊することで私腹を肥やし、まったく危機感を覚えていない。

江戸も明治も現在に生きている。

江戸とはなんだったのか。

この問いには、何重もの政治的隠蔽のベールがかかっている。西郷隆盛でさえ牙を抜かれた凡人として上野に立たした明治政府である。それ以上に、江戸がいかに優れた265年の平和の仕組みであったかは、決して知られてはならないのだ。

今日のメルマガでは、江戸を、開国に絞って、当時の外国人の目を通して客観的に概観する。外国人は江戸の終焉をどう見ていたのか。意外なことに、開国を迫った米国をはじめ、内心忸怩たるものに領されていたのだ。ほんとうに開国は、日本人を幸せにするのか。その疑問と不安である。

江戸について、あるいは江戸時代の日本について、来日した外国人はほぼ共通した認識をもっていた。

1 相当に日本庶民の文化レベルが高く、武士はさらに高い。

2 武士の戦闘力が高く、もし武力で侵略すればたいへんな犠牲者を生むことになる。

3 幕閣の知見、外交交渉力が非常に高く、ヨーロッパでも通じる一流の人物がいる。

4 庶民の手工業技術のレベルが高く、機械を近代化すれば質量とも飛躍する。

5 日本人は好奇心が強く、御触書や瓦版など情報に関心が高い。

6 礼儀正しい民族性から安全な社会が形成されている。奥地への女性の一人旅ができる。

7 住まい、着物に清潔感がある。江戸庶民は毎日風呂に入り、体臭がない。

こういう日本であったから、ペリーの後を継いで日本を開国させたハリー(初代駐日総領事)は、日記にこう記している。「厳粛な反省ーー変化の前兆ーー疑いもなく新しい時代がはじまる。敢えて問うーー日本の真の幸福になるだろうか?」(『ハリス日本滞在記』)開国を迫った本人さえ心の中で内心忸怩たるものがあったのである。ハリスにそう思わせたもの、それは日本庶民の幸せそうな姿だったのだろう。

日本開国への不安。それは日本を愛した外国人ほど強いものだった。エリザ・ルーアマー・シドモアもそのひとりである。彼女の日本愛は、敬意に近いものだった。

わが母国のレーニア山も万年雪に覆われ、斜面の森林がピュージェット湾内に濃い緑の影を落とし、昔も今も変わらぬ愛すべき山です。しかし、私たち米国人がこのような壮麗な山、雪、岩、森を持っていても、日本のように詩歌を好み自然を愛する国民を持ち合わせていません。夢と伝説の輝きに包まれ、あらゆる人に親しまれ心を和ませ、もう一つの富士を創造してきた日本民族の教養と伝統を、残念ながら私どもは育んできませんでした。(『シドモア日本紀行』)

シドモアの故郷の、米国レーニア山も富士山同様に万年雪に覆われ、美しい愛すべき山である。しかし、レーニア山と富士山とでは決定的な違いがあった。それは日本人はただに富士山を眺めるだけでなく、それを詩歌にし、絵を描いた。富士山は芸術とともに存在したのである。日本人は「もう一つの富士を創造」したのであり、その「日本民族の教養と伝統を、残念ながら私どもは育んできませんでした」という。

これはレベルの高い観察だ。自然はただの自然であってはならない。観念化された、もうひとつの自然をもたねばならないのだ。それを日本人は創造している。

シドモアのこの深い日本洞察から来る日本愛は、本物だった。彼女は母国の米国での排日移民法に抗議して、米国を離れ、スイスに行って、とうとうその地で生涯を終えることになる。排日の米国を許せなかったのだろう。

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江戸が蘇る

今日はこれまでのメルマガとは趣を変えて、江戸と明治について書く。江戸と明治は、現在の政治状況を語るときに折に触れて出てくる。重要な概念である。なぜ重要なのか。さしあたって3点を指摘できる。

1 明治も江戸も、政治的にも文化的にも現在に生きている。

2 現在の日本の政治は長州汚職閥の政治である。

3 長州には李氏朝鮮の影響が深く影を落としている。

遅れた江戸に、開明の明治。そして「維新」という言葉自体がもつ洗脳力。これによって、明治は善であり、近代であり、文明開化ということになった。これは戊辰戦争に勝った薩長史観であり、司馬遼太郎や犬HKによって作られた史観だ。薩長にはそうしなければならない理由があったのである。

明治維新は、薩長の下級武士たちによって起こされたクーデターであった。それは革命ではなかった。だからかれらは維新後に政権をたらい回しにし、明治時代になんと14人の総理のうち、8人が長州人であった。

明治維新によって中央集権化され、長州汚職閥の政治が権力を握ることで、太平洋戦争敗戦後の日本の植民地が決まった。なぜなら長州汚職閥の政治(岸信介)は戦犯免責と売国を取引したからである。

現在は小選挙区比例代表並立制と内閣人事局によって、岸の孫のアホぼん三世こと安倍晋三が独裁を築いてしまった。日本は、米・朝支配の実質的な植民地になってしまった。

こう考えると、悪としての後れた江戸に、善としての開明の明治というのは、どうも捏造のようである。

江戸時代を知るのに、もっともいいのは、来訪した外国人の言説を辿ることである。驚くべきことは、外国人の国も年齢も性も違っても、一様に江戸の民度の高さに感嘆していることだ。

かれらの多くは母国で日本を紹介し、書物にもした。それを読んで日本に来る者もいたのだから、いい加減なことは書けなかったはずだ。それが絶賛に近い書き方をしている。

わたしたちには黒船でなじみのマシュー・カルブレイス・ペリーも、次のように日本を認識していた。

実際的および機械的な技術において、日本人は非常に器用であることが分かる。道具が粗末で、機械の知識も不完全であることを考えれば彼らの完璧な手工業技術は驚くべきものである。日本の職人の熟達の技は世界のどこの職人にも劣らず、人々の発明能力をもっと自由にのばせば、最も成功している工業国民にもいつまでも後れをとることはないだろう」(『ペリー提督日本遠征記』)

日本人の器用さ、その器用さから生まれる「完璧な手工業技術」。それにペリーは驚いている。「日本の職人の熟達の技は世界のどこの職人にも劣らず、人々の発明能力をもっと自由にのばせば、最も成功している工業国民にもいつまでも後れをとることはない」と断言していることは、さすがである。この江戸時代の徳川政権のままに、長州に任せずに進んだ方が日本は幸せだったのである。少なくとも長州の暴力主義と対外膨張策による日清、日露、大東亜戦争はなかっただろう。

またペリーは、江戸の教育の高さにも驚嘆していた。

下田でも函館でも印刷所を見かけなかったが、本は店頭に並んでいた。たいていは安価な初歩的実用書、通俗物語や小説だった。人々は全般的に読み方を習っており、情報収集に熱心なので、明らかに本の需要は大きかった。(同書)

アジアにやってきて、本屋を見つけたことは衝撃だったにちがいない。なぜならそれは庶民が本を読めることを物語るからだ。「人々は全般的に読み方を習っており、情報収集に熱心なので、明らかに本の需要は大きかった」と冷静に書いているが、心中穏やかではなかったはずだ。それはこれから交渉する幕閣の見識の高さを予想させるからだ。さらには日本を植民地化することの困難さを物語るからだ。

本といえばこのような証言もある。デンマークの海軍士官のエドゥアルド・スエンソンは幕末に日本にやってきた。そして見聞録を書き上げた。

(日本の 注 : 兵頭)科学の分野が幼児期の段階にあるなどとは決していえない。ひとつには日本人自身の努力のおかげで、またオランダ人によって日本へもたらされ、日本語に翻訳された数多くの西洋科学書に関する知識がそなわっていたことが理由としてあげられる。

私の日本滞在中、あるフランスの将校が江戸の本屋で、ナポレオン一世に関する詳しい書物を発見した。それはオランダ語から翻訳され、うまく活写された皇帝の肖像で飾られていたという」(『江戸幕末滞在記』)

日本人には「オランダ人によって日本へもたらされ、日本語に翻訳された数多くの西洋科学書に関する知識がそなわっていた」。もっとも驚くのは、「私の日本滞在中、あるフランスの将校が江戸の本屋で、ナポレオン一世に関する詳しい書物を発見した」という証言だ。オランダ語から日本語に翻訳された書物だった。

これは日本人の、外国への好奇心の強さと、ある程度の外国情報を得ていたことを物語る。鎖国といっても、武士はもちろん庶民までもがある程度、外国の事情まで知っていたのである。

日本人が情報に敏感なこと、熱心なことは、いろんな外国人が書いている。その前提の識字率が江戸で8割ほどもあり、武士たちに限れば10割だった。文武両道といって、武は文(知性)と一体のものと考えられていたのである。

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