東大教養学部英語コース(PEAK)の、2014年度合格者(同年10月入学)の7割が、入学を辞退して海外の大学に進学する。

関係者は危機感を募らせているという。しかし、別に驚く話でもない。放射能汚染にまみれ、戦争に向かう日本に見切りを付けて、少し考える親たちが、子どもに海外留学をさせているのだ。

この国に待ち構えているのは、次の8点である。

1 放射能汚染による被曝疾患の爆発的表面化

2 戦争(改憲・徴兵令(日本の場合、将来の徴兵は、戦争と原発作業のふたつの目的がある))

3 原発関連(廃炉と核のゴミ処理)の膨大な費用と、そのための酷税

4 TPP参加による植民地の完成

5 世界トップの格差社会

6 原発輸出、武器輸出に対する国際的な反日の高まり

7 政権によって操作された嘘だらけの情報空間

8 教育破壊でもたらされる民族の知的劣化

ブログランキング・にほんブログ村へ

少し考える親たちが、東大の英語コース(PEAK)のみならず、すでにこの国に見切りを付けて子どもを海外に行かせている。

昔は、留学などというと、裕福な家庭の話だった。しかし、最近はそうでもない。

大学の授業料が無料の国もある。あっても日本のように目を剥くような高額ではない。奨学金も充実しており、アルバイト料金も高い。

海外の大学で卒業したら、その国で就職させ、結婚もさせるのがいい。いずれ帰化させる。たまに日本に帰って、孫を親に見せたらいい。

戦争直前に、親が子どものいる外国に移住・疎開するという展望もできる。

わたしは極端なことをいっているのではない。多くの高校・予備校で、教師が親から相談される現実を紹介しているだけだ。

(以下、メルマガの一部だけ公開します。

有料メルマガのお申し込みはこちらからです。
週3回(月・水・金)の定期配信です。それに、ほぼ週1回の臨時増刊号を加えています。(実質、ほぼ週4回になります)
初回お申し込みの、当月は無料です)


無料メルマガのお申し込みはこちらからです。ほぼ日曜日ごとの、週1回の配信です。

「7 政権によって操作された嘘だらけの情報空間」といえば、古賀茂明が政権批判で報道ステーションを降ろされた。

3月27日の、かれの最後の出演動画は、削除されまくっている。なかなか再現できない。一度見て、しばらくしてクリックすると、もう削除されている。

それで言葉でポイントのみを再現すると、番組中盤になって、古賀が、「テレビ朝日の早河(洋)会長と、古舘プロジェクトの佐藤(孝)会長の意向で今日が最後ということになりました」と切り出した。他所での古賀の発言などを総合すると、要は官邸からの古賀茂明を降ろせ、という圧力に対して、古舘伊知郎キャスターは自分を守ってくれなかった、といいたかったのである。

「これまで本当に多くの方に激励していただいた。一方で菅官房長官をはじめとして、官邸のみなさんのバッシングを受けてきた。それを上回る応援で楽しくやらせていただきまして、本当にありがとうございました」

すると案の定、古舘が「ちょっと待ってください。今の話は承伏できません」と遮った。「古舘プロジェクトの佐藤(孝)会長の意向」で降ろされた、という間接的な古舘伊知郎批判が放っておけなかったのだ。

古賀は、「古舘さんもそのときにおっしゃりました。『この件に関してはお役に立てなかった。本当に申し訳ない』と。全部録音させていただきましたので、そこまでいわれるなら全て(データを)出させていただきます

また、古賀は、「自分で作ってきました」と、「I am not ABE」と書かれた手製の紙を広げた。

(古賀茂明 政権批判で報道ステーションを降ろされる。(2015年3月27日))
(古賀茂明 政権批判で報道ステーションを降ろされる。(2015年3月27日))

古賀が、報道ステーションのチーフプロデューサーも更迭される、というと、古舘が「更迭ではない。私は人事のことまでわからないけど、それは違う」と発言した。

古賀が安倍政権を批判した「原発復権・官僚復権・行革埋没」と書かれたフリップを出して喋ろうとすると、古舘は「ちょっと時間もないので」と遮った。

そのフリップの中身はこれである。(項目番号の数字は、メルマガでの文字化けを考慮して変えてある)

「安倍政権での動き

(1)原発復権→自然エネルギー抑制 原発推進

(2)官僚復権→政府系金融機関トップに天下り次々復活

(3)行革埋没→政府投資銀行と商工中金の完全民営化時期を削除」

ブログランキング・にほんブログ村へ

古賀の「表現の自由」、そして国民の知る権利を、古舘が、時間がないという姑息な理由で葬ったこの瞬間が、番組のハイライトであり、今日の日本の惨状を象徴する場面であった。

古賀は「そういうことはいってほしくなかったのですが」とかわいそうに用意してきたフリップを引っ込めた。

しかし、すぐにインド独立の父マハトマ・ガンジーのフリップを出して、「私がいいたかったのは、いいたいことはそのまま自然にいいましょうということ。裏で圧力をかけたりはやめましょう」と話した。

そして次のガンジーの言葉を古舘伊知郎に贈った。

あなたの行う行動がほとんど無意味だとしても、それでもあなたは、それをやらなければならない。それはあなたが世界を変えるためではなく、あなた自身が世界によって変えられないようにするためです

現在のメディアを巡る状況は、広告だけに頼るマスメディアの宿命とは、違った傾向を見せている。それは政権が前面に出てきて、メディア粛清を始めたことだ。その結果、東京の大手メディアは、軍需産業のしもべになるだけでなく、戦争プロパガンダ機関に一挙に堕落してきた。

つまり安倍政権というのは、メディア支配で成り立っている政権なのである。それは実態よりも世論操作で政権運営を図る政権である。

経済政策の成功は、年金投資で操作された株価なのであり、実体経済と国民の幸せを反映するものではないのだ。福島第1原発事件による深刻な放射能汚染は、「ブロック&コントロール」という嘘(言葉)なのであり、政権支持は東京の大手メディアによって作られた物語なのだ。

メディアによって物語を作るためには、「問題はない」(菅官房長官)とする虚構が常に求められる。そこで「問題がある」と指摘するメディアへの監視と弾圧を強めることになる。古賀茂明や岩上安身は、物語にとって邪魔なのだ。

(実際に問題が起きても、「問題はない」虚構に生きる菅官房長官)
(実際に問題が起きても、「問題はない」虚構に生きる菅官房長官)

当夜(27日)、それから翌日(28日)とさまざまなツイートが見られた。わたしがたまたま目にしたのは、こんなツイートである。(リツイートを含んでいるので、投稿の時間は、この通りではない)

「きむらとも

今だから話ついでに。その新年会で古賀さん、「古舘さんは自分では言わないで、全部恵村さんに言わせようとするんですね」とも仰ってましたね。@tanakaryusaku: 今だから明かす。新年早々、小人数で飲んだとき、古賀氏は報ステ降板に触れ「古館さんは何も戦ってくれなかった」と話した。

柴山哲也

元毎日新聞記者・田中良太氏の「戦わないからこそ敗北した朝日新聞」を読むと、朝日社長がいきなり謝罪した事件の背景がわかる。新聞で最も読まれていない各紙の首相動向欄のべた記事を分析したもので安倍政権と新聞各社幹部の夜の会食政治の実体指摘。圧力の正体がわかる。問題はテレ朝だけではない。

ロバさん

@sayori27 @itten10 今回の古賀事件の怖いところは、新自由主義で現政権とベクトルが同じ向きの人まで、意見の違いから言論の機会を奪ってしまうこと。このことが示唆するのは少しの意見の違いも許されない世の中がそこまで来ていることと、安倍の焦りでしょうか。

田中龍作

報ステ。古賀茂明氏ファイナル。降板の裏話をゲリラ的に暴露し、古館キャスターとバトル状態に。「テレ朝幹部と古館プロの会長の意向でこうなった(降ろされた)、官邸のバッシングもあった」と。

おくあき まさお

テレ朝が、官邸に言われて古賀さんを降ろしたようなことになっては公平性に疑義が湧き、まずいので、そこはなんとしても隠したいテレ朝の圧力を感じ取っている古館は、本当のことを言いだした古賀さんの口を封じたい。それでバトルのようになった。あれはバトルではなく、真相隠しの口封じだね。

ブログランキング・にほんブログ村へ

有料メルマガ『兵頭正俊の優しさ出前』を配信しております。

2011年10月1日より「兵頭正俊の優しさ出前」(月額:864円(税込)/配信サイト:まぐまぐ)を配信開始しました。

月・水・金・それに、ほぼ週に1回の号外を発行しております。

「記者クラブ」メディアの情報操作と国民洗脳を対象化し、あなたを現在とは違うステージに招待します。

携帯の送受信の制限を考慮して、分割して送信するように改善しました。

価格以上の価値があると自信があります。ぜひ購読のご検討をお願い申し上げる次第です。

なお、別に無料メルマガ『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』PC用 携帯用 を2011年8月29日より、「まぐまぐ」から配信しております。

無料で、ほぼ週刊です。

携帯の送受信の制限を考慮して、分割して送信するように改善しました。

ご登録をよろしくお願いします。

なお、メルマガはテキストファイルであり、このブログ掲載の画像などはありません。

また、このブログ掲載の文章は、ブログ用に編集してあります。

ブログランキング・にほんブログ村へ