11月16日、衆議院は解散した。

恒例のことではあるが、議員たちは議場で万歳三唱した。そのなかにはもちろん民主党の議員たちも含まれる。どこまで温和しく、唯々諾々と大勢に従うのだろう、と哀れに思えた。万歳などしている場合か。

今回の野田の解散は、裏切り者の、なれの果て解散である。

国民の生活が第一の、参議院議員森ゆうこの11月15日のツイートによると、

「RT @otani_jimusho: いよいよ16日解散、12月16日選挙が決まりました。党首討論前に総理が安倍総裁に電話をかけ、選挙後に連立を組んで欲しいという条件を出したとか。いずれにせよ、既得権益にまみれた談合政治はもうコリゴリ。国民の生活が第一の政治を目指し、頑張ってまいります」
(引用終わり)

野田は結局、自分が選挙で生き残って、選挙後に弱小政党でも自民党と連立を組めたらいい、という心境になっている。

何でもあり、の心境なのだ。

民主党政権の3年余りを振り返って見ると、菅・野田は国民を裏切り、身内を裏切り、最後は官僚と自・公を頼り、命じられるままになれの果て解散に追い込まれたといえよう。

鳩山の辞任で、暗黙のうちに民主党が認識したのは、米国に隷属しないと、政権与党はうまくやれないということだった。

つまり本家の自民党と同じような政治をやろうということである。このマニフェストとは180度異なる舵の切り方には、民主党の未熟さが透けて見える。民主党には、不勉強で、相当な素人が集まっているということだ。かれらの多くは職業を変えた方がいいように思われる。

たとえ民主党が潰れても、菅・野田ら幹部は生き残り、選挙後には自・民・公連立の大臣ポストに就く段取りは決まっている。この国民を裏切った幹部たちを、わたしたちは落選させなければならない。
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さて、ツイッターでは、野田と安倍との党首討論を、悪代官(野田佳彦)と越後屋(安倍晋三)との謀議に見立てたツイートもあった。

そして野田を、民主党を叩き潰すために自民党が送り込んだ刺客と揶揄したものさえあった。そのように思われるほど、野田と安倍との出来レースはぴったりと呼吸があっていた。

野田は次の選挙では、自民党から立候補するんじゃないか、というオチのついたツイートさえあった。

14日の党首討論での小沢一郎の話しぶりは冷静そのものだった。

日本の会議では、論理よりも、声の大きい人、身振り手振りで話す人の方に拍手が起きる。こういう人物が羽振りを利かす職場・組織は、よくはならないものだ。

芝居じみて、大向こうウケを狙う。そういう政治から早く脱却したいものである。大切なのは内容であり、論理である。

小沢は、

「民主党は次の新しいマニフェスト作りに当たり、2009年マニフェストを謝罪、釈明していると報道されている。その内容がいけなかったのか。

国の仕組み、統治、行政の機構を根本的に変え、官僚主導から政治主導によってそれを実現するということは、当時のマニフェストの根幹をなしている。

野田総理は自・公と一緒の動きをしている。自民党と同じどころか、自民党より悪い」

と総括した。

野田政権に対するこれ以上の総括は、他のどの党首もしていない。非常に本質的な指摘であった。

ところで野田の解散表明を、早速、「記者クラブ」メディアは褒め称えた。これはまったく違っている。野田は解散を表明させられたのである。それも国会の、党首討論の場でだ。

これは民主党内の根回しもなく、身内の大半が反対する中で、自・公の圧力に屈した、屈辱的な解散表明であった。

これで民主党は壊滅するだろう。こんな愚かな首相は見たことがない。もう二度と表れないにちがいない。麻生のような愚か者でも、自分の帰属する自民党は大切にした。

それに民主党代表に電話して、選挙後の連立で拾ってくれと頼むようなことはしなかった。

野田が口を開けば自然に嘘が出てくる。

「シロアリ退治なき消費税増税はやりません!」

「マニフェストに書いてないことはやらないんです!」

これでわたしは嘘吐きではない、と野田はいうのだが、これはただのバカである。影法師のようにいつもつきまとう天然の資質を、自覚できるほど野田は賢くないのである。

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