支配されぬ生き方というのは魅力的なテーマだ。
そのひとつは、小さくてもいいから畑を持って、そこで日常の食べ物の糧を得ることだろう。
私の両親はそれをやっていた。
わたしが小さい頃の実家には小さな畑があって、料理に使う野菜は、ほとんどその畑から採っていた。
母が店から買ってくるものは、魚とか米とか味噌・醤油のたぐいであって、野菜を買ってきたのは見たことがなかった。
近くの川には、ウナギが、うじゃうじゃいたが、釣る気もなかった。長じてウナギが高級食材であることを知ったが、わたしの小さい頃はそうでもなかったのではないかと思っている。
釣らなかったのは、ただ好きではなかったからである。
畑で野菜を得て、川や海で魚を獲る。これで最低限の食を得る。
あと少しお金があったら本を買ったりする。
これでも世間や権力の干渉はあるのだが、生きるための最低限の鞍部は超えられるのかもしれない。
そういう時代になったのだから、こんなことを夢想するのも仕方がない。
外国に移住して、この愚かで冷酷な官僚・政治と決別するのは、もっといいかもしれない。
棄民された側としては、外国移住に何の遠慮もいらないのである。
放射能汚染ばかりではなく、将来の植民地奴隷の境遇も、さらに戦争が強いる人殺しも避けられる。
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