選挙の結果、自民党を中心とした軍国主義の大政翼賛政府が出来る可能性がある。

もしそういうことになれば、わたしは菅直人、野田佳彦といったふたりの首相の罪は万死に値すると思う。

このふたりで政権交代に託した国民の思いをことごとく裏切った。このふたりの首相によって、対米隷属、官僚隷属、財界隷属といった、自民党とまったく変わらぬ政治に舵を切ったのである。

「自民党野田派」という、野田佳彦の政治への蔑称は、まことに正鵠を穿っている。

民主党は、結局、自民党野田派になってしまったのである。

橋下徹の日本維新の会までも、政策は、みんなの党と瓜二つなのに、石原慎太郎に乗っ取られ、選挙後に自民党に身売りされる。

こうしてみると、自民党の強さを感じる。というか米国の、属国日本をしばる桎梏の強さを感じる。誰がこの国を支配しているか、よくわかった3年間だったといえよう。

日本の主権者は国民である。法制度上はそうである。わたしたちは選挙で国会議員を選出する。政治家は、主権者たる国民を代表して政治を行う。その政治の指針となるのは、その政党が選挙で国民に訴えた公約である。

民主党は政治の深部でことごとくこれを裏切った。

そしてわが国の実体的な支配者である米国の意向に沿った政治を行った。当然、それは、可視的には以前の自民党政治と同じになった。

同じことをやれば同じ結果が出る。だからまずかった結果は、改め、変えなくてはならない。

嘉田由紀子の日本未来の党の政策はよく出来ている。

政権公約を熟読してみると一目瞭然だが、各党公約のなかで突出して優れた出来栄えを示しているのは日本未来の党の公約である。

「卒 原発」として、「東京電力は破綻処理し、国が直轄して福島第一原発からの放射能汚染の拡大を防ぎ、責任をもって損害賠償や被ばく防護に対応する」ことなどを公約している。

「活 子ども・女性」として「子ども一人当たりの中学卒業まで年間31万2000円の手当を支給し、その一部を「子育て応援券」(バウチャー)とする」とした。

他にもTPPは明確に反対している。

消費税増税は、凍結する。

「制 官僚」の公約がなかなか面白い。

「画一的・硬直的な行政から脱却し、各地域のニーズに応えられる財政支援制度を創ることで、東日本大震災の復興を加速させる」とした。

「政治主導を貫徹できる公務員制度改革を実施する」

「天下り全面禁止と政府関係法人の廃止でムダと利権をなくす」

「国の補助金と政策経費は原則、自主財源として地方に交付する」

「国の地方支分部局を広域連合へ移譲する」

「司法官僚による国民の権利侵害を止めさせる措置を早急に講ずる」

「行政・司法苦情処理第三者委員会を国会内に設置する」

詳細は、以下のサイトに載っている。
http://bit.ly/VqP5tG
http://bit.ly/VqPfkM

ところで、どんなに素晴らしいことを公約したところで、嘘吐きや詐欺師の政治家がいうことだったら、ただの毛針である。選挙用の、絵に描いた餅である。

日本未来の党が信頼できるのは、民主党の、国民との約束破棄、消費税増税実施を批判して、離党した政治家たちが中心になって公約していることだ。

党がトップを筆頭に公約を裏切ったからといって、離党までは、よほどの信念がなければ、なかなか政治家は踏み切らないものだ。地元の支援者との関係、次の選挙の不安、など、様々な利害・思惑が交錯するからだ。

そういういみではルビコン川を渡った政治家たちであり、人物は信用できると思っていい。
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たとえ選挙結果が少数派であったとしても、選挙前にいったことと反対の動きを、官僚主導の政治の下で見せるような政治家たちではない。

ところで、橋下徹が、12月6日のツイッターで面白いことを語っている。

「昨日のプライムニュースでは、政策の中身ではなく、組織マネジメント論になってしまった。政策を語るだけでは全く意味がない。それをどう実現するかが一番重要。これが実行力。政策の実現プロセスを踏まえない政策論なんて意味がない。有識者やコメンテーターの意見はほとんどこれ」
(引用終わり)

この「プライムニュース」はわたしも見た。確かに橋下徹は、どんなに素晴らしいことを公約で述べても、実行力のない政治家だったら、何にもならない、実行力のある政治家を選ぶべきだ、と力説していた。

それはそうなのだが、現在、状況的に問題になっているのは、公約した真逆のことを実行する、その実行力が問題なのである。

つまり単なる実行力だけではダメなのだ。野田でさえ「決める政治」などとうそぶいて、おのれの裏切りの実行力に胸を張る始末である。

公約の実現に励む実行力、政治家としての見識の高さ、人間としての誠実さが、国民からは求められているのである。

ここで日本未来の党に戻り、この政党にさらに高い要望を述べることにする。

小沢一郎で食っている人間は多い。菅直人にいたっては、小沢を排除することで支持率の上昇を謀ったほどだ。これもわたしにいわせれば小沢で食っているのである。

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