ご存知のとおり、古賀茂明が政権批判で報道ステーションを降ろされた。

今は古いメディア媒体では、もうほんとうのことはいえなくなっている。有り体にいえば、東京の大手新聞でもテレビでも政権批判はできなくなっている。


(古賀茂明 記者会見後の囲み取材がすごいことに 古賀vsレポーター2015年4月16日)

この囲み取材の模様を、報道が「古賀氏 今度はフジ、日テレ記者とバトル」(2015年4月17日)と題して、次のように報じている。

政権批判で報道ステーションを降ろされた古賀茂明が、記者たちと交わしたやりとりには、考えさせられるものを多く含んでいる。

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「日テレの男性記者が「報ステで打ち合わせにない発言を古賀氏がしたことが、むしろ政治権力の介入を招くことになったのでは」と問うと「どちらですか? 日本テレビですか。日テレは、打ち合わせしてないことは言っちゃいけないという発想なんです。エンタメやドラマには台本があるでしょうが、日テレでは報道も打ち合わせ通りに放送しているとは驚きです」と言い返した。

次に参戦したのはフジテレビの女性記者だ。“集団リンチ発言”の真意を問うと古賀氏は「呼んで何を聞くんですか。想像されました?」と逆質問。フジ記者が「一つひとつの内容について確認をしたいという立場では」と返すと「どうして自民党が確認する必要があるのか」「フジも日テレも一生懸命、政権側に立って質問してるのは理解できない」「あなたたちは戦う気持ちがないのか」といら立った。

フジの記者が「時と場合による」と答えると、古賀氏は「戦わないと決めたら、戦う人を追い詰めるために質問をするんですか?」と反論。さらに「(このやりとりは)ネットに流れる。こういうリポーターがいることを日本中に知ってほしい」と念押しした。

最後にTBSの小林悠アナ(29)が「政府の圧力とは」と具体的な中身を問うと「自分の胸に手を当てて考えて。録音テープがどうこうと言う人がいるけど、ゴシップみたいなことはやめましょう」と圧力の内容を話すことなく去って行った。

この調子では古賀氏に出演を依頼するキー局は当面なさそうだ」

(以下、長いのでメルマガの一部だけ公開します。

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台本という言葉が出てくる。報道番組で、あらかじめ局とコメンテーターとで打ち合わせをする。そしてその通りに発言する。打ち合わせにないことは喋らせない。これで、政府の広報・広告が出来上がる。

要は自粛という名の報道統制が進捗しているのだ。

古賀茂明がいみじくも語ったようにエンタメやドラマと同じように、わたしたちは報道で刷り込み(洗脳)の物語を見ているのである。

現在の日本の記者も政治家も前提が崩れてきている。かれらには、よくいわれる「権力の監視」もすでに捨てられ、忘れられた概念だ。「この調子では古賀氏に出演を依頼するキー局は当面なさそうだ」という記者の結びの言葉は、それを物語っている。

記者たちには、与党第一党の自民党が、テレビ番組に関して局を呼びつける異常がわからなくなっているのだ。

それで東京の大手メディアの記者には、古賀茂明の発言が不思議であり、逆に異様に聞こえるのである。

「あなたたちは戦う気持ちがないのか」「(メディアが 注 : 兵頭)戦わないと決めたら、戦う人を追い詰めるために質問をするんですか?」という古賀の問いかけは、レベルが高すぎるのだ。もはや記者たちにはそのような思考力はない。

情報の採り方は、(情けないことだが)今は「外国」のメディアが重要になってきている。多すぎて全部は挙げられないが、例えば月刊誌の『Foreign Affairs Report』、ネットの「IRIBラジオ日本語」、「マスコミに載らない海外記事」、「人民網」、「ロシアの声」などが重要である。認識のバランスもとれる。

それから外人の状況論、ツイート、日本人でも、政治的社会的な問題に関わっている現地の人、詳しい人の情報が大切である。

ツイッターの情報も重要である。情報は量ではなく、質である。量などはリンクを張れば140字の制限は軽く超えられる。何よりも大切なのは、情報の質である。

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元軍事評論家の黒田小百合も、わたしが採り上げたときは、まだフォロワーも小さな数字であった。ところが今では1万を越えている。この期間が非常に短い。ひとつは、わたしが採り上げたことで、他の有力な表現者たちがリツイートするようになり、拡散したのである。

これからも質的に高い媒体、個人を紹介するので、楽しみにしていてもらいたい。

今日のメルマガでは、比嘉まりんの沖縄論を紹介しよう。現在の辺野古の米軍基地建設を考えるうえでも欠かせないツイートである。140字が東京の大手メディアの社説を、質的に軽く越えている。フォローをお勧めする。

「4月19日

対米追従をやめろと言うと「中国に侵略されても良いのか」リプ来るけど、私が言いたいことは、米国の奴隷になって国益を損なうか、中国に侵略されるか、という2択しかないのは変だということ。で、もし米国の奴隷を望むのなら、そのデメリットは日本全体で負担してってこと。

4月17日

「アメリカの若者は日本のために血を流すのに、日本の自衛隊はアメリカが攻撃された時に血を流さない」ってアベは著書に書いてる。在日米軍で、日本防衛の任務についてる部隊は1つもないことは別にしても、この安保タダ乗り論は、そもそもが沖縄タダ乗りにより支えられてる。まず沖縄タダ乗りやめろ。

4月15日

と言うと、平和のために基地がいるんだよとアホなリプしてくる人がいるから、何回も言うけど、基地がある所から狙われるし、軍隊は県民を守らなかったから言ってるのよ。そんなわけないだろ、お花畑だなと思う人は、あなたの住む街に海兵隊の基地を誘致してくださいね♡

4月14日

47人学級で。

今月の掃除当番は誰が良いですか?
「沖縄さんが良いと思います!」

では、今月の当番はどうしますか?
「今月も沖縄さんで!」

70年掃除当番の沖縄さん
「そろそろ、やめたいんですけど…」

「掃除させてやってるのを誇りに思え!」←え。

4月14日

戦地にいくことのなさそうな高齢の方が、集団的自衛権賛成!と言ってるのを見ると、本当に呆れる。自分や自分の子や孫が、広島で、長崎で、沖縄で、そして各地の空襲から逃げまどう人々であったらとどうして想像できないんだろう。どうしてアメリカの腰巾着になって人を殺すことに何も感じないのか」

ここに書かれていることには間違いはひとつもない。そして東京の大手メディアにはけっして書けないことばかりだ。

戦争になれば基地が狙われる。その当然のことを、わたしたちは考えない。米国は沖縄のために、そして日本のために、基地をおいているのではない。米軍基地については、次の2点の認識が重要だ。

1 米軍基地は米国の国益のために外国におかれている

2 米軍基地は外国に政治的外交的に介入するためにおかれている

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