民主党の代表選が終わった。

先の衆議院選挙で海江田を落とし、おまけに菅直人を小選挙区で落選させ、比例で最後に拾い上げ、代わって1%にもっとも期待されている(選挙に弱いという意味で)フランケン岡田克也を新代表に選ぶ。このあたり1%(ムサシ)の思い通りになっている。

これからは、どうもおかしいと思った落選議員は、開票のやり直しを求めて訴訟を起こした方がいい。

民主党というのは、わたしもときどき第二自民党と持ち上げたりするが、ほんとうは自民党二軍といった方が、より剴切な表現になる。本来なら自民党から立候補したかったが、諸般の事情で仕方なく民主党から出た、といった人も少なくない。

だから民主党には、自民党とは違った政策を掲げて政権をとる、といった基本すらないのである。やたらと、国会の論戦でも民主党の代表選でも、自民党と同じ政策、協調性が強調される。

政治の何たるや、権力の何たるや、がわかっていないのだ。

ブログランキング・にほんブログ村へ

1%(日本の既得権益支配層)が期待した民主党の代表者は、次の順序である。

1 岡田

2 細野

3 長妻

相変わらずの、民主党壊滅の重鎮たちの顔ぶれである。とりわけ岡田克也は、その立候補自体が、有権者に民主党への絶望を突きつける。絵に描いたような対米隷属の政治家だ。この政党は、いまだもって、なぜ自党が壊滅したか、わかっていないのである。岡田個人には、何か政策とは違ったミッションがあるのかもしれない。

これは選挙で弱い順、米国・国際金融資本・官僚に好かれる順になっている。米国・国際金融資本・官僚にとっては、消費税増税・天下り(渡り)の継続が何よりも大切である。その点、岡田克也は貴重なエージェントなのだ。

(以下、メルマガの一部だけ公開します。

有料メルマガのお申し込みはこちらからです。
初回お申し込みの、当月は無料です)

3人とも能力の低い政治家である。強いていえば長妻が代表になれば、敵失に頼らずに、自民党とはある程度異なった政策を掲げて政権奪還に挑んだ可能性がある。だから長妻には民主党内で票が集まらない。

結果としては1位の岡田克也が新代表に選出された。これは次回選挙での必敗コースである。なぜなら岡田克也は政界再編成に反対しているからだ。これで1強多弱の国会は、当分続くことになった。

これで自民党二軍は、民主党、維新、次世代となった。この塊が野党のなかでは、もっとも大きい。

ただし、自民党と自民党二軍とでは、政策に大きな違いはない。すると次の選挙でも国民の棄権を誘発する。しかも、投票する国民も、似通った政策なら自民党に投票することになる。受け皿になり得ないのだ。

明確な自公批判票は、政権獲得よりも党勢拡大に力を入れる共産党に向かうことになる。共産党には選挙協力を組んで自公政権を終わらせ、新しい連立政権に参加する気概が希薄である。

岡田代表の選出で、民主党再生の最後の光が消えた。真剣に国難を憂えている民主党国会議員は、分党すべきである。それが政治家としての誠実さの証しになる。今の民主党は、多くの政策に関して、アクセルとブレーキが混在している。

その結果、国民には、いったい何をやりたいのか、どこが自民党と違うのか、わかりにくくなっている。

そればかりではない。民主党にいる、比較的99%に近い議員たちの良さが、菅直人、野田佳彦、前原誠司、岡田克也、枝野幸男、玄葉光一郎、安住淳らによって利用され、自民党二軍の悪質さを隠蔽する役割をもたされている。

A級戦犯らは、分党さえすれば、今の次世代の党と同じように、すぐに消滅する連中にすぎない。

分党にしかこの政党の再生はない。

ブログランキング・にほんブログ村へ

さて、国外に目を転じてみよう。

報道によると、安倍晋三は、日本時間の18日夜、イスラエルで、ネタニヤフ首相と会談した。そして仏で起きたテロ事件に関連し、卑劣なテロはいかなる理由でも許されない、と非難した。国際社会と緊密に協力しながらテロとの闘いに取り組みたい、とネタニヤフに伝えた。

abe & Israel

これが安倍晋三の「わたしはシャルリ」である。

イスラエルと協力して「反テロ」をやると発言するトップは、世界でも安倍ぐらいなものだろう。

戦争を知らないだけではない。国際政治の感覚が、非常に劣化している。シャルリ・エブド襲撃事件の当事国の仏でさえ、イスラエルに言及するのは配慮していたのに、愚かとしかいいようがない。

ネタニヤフも、こいつを利用しない手はない、と思ったにちがいない。

案の定、この日に、イスラエル軍のヘリコプターが、シリア南部クネイトラ県のゴラン高原で、イスラム教シーア派民兵組織ヒズボラの車列を空爆した。そして戦闘員ら6人を殺害した。日本を盾に利用したのである。

これでヒズボラが報復に出たら、間接的に安倍の言動が武力衝突を誘発したことになる。

とにかく勇ましいこと、景気のいいこと、総じて見てくれで世間を欺き、評価に繋げていくという、幼稚さが、安倍晋三の特徴である。

もし安倍晋三が、「表現の自由」を守らなければならない、とでもいえば、現在の、日本の一部の「わたしはシャルリ」は総崩れになる。実は、すでに安倍はそのようにいっているのだが、日本のお花畑の「わたしはシャルリ」は、わからないのである。

ブログランキング・にほんブログ村へ

有料メルマガ『兵頭正俊の優しさ出前』を配信しております。

2011年10月1日より「兵頭正俊の優しさ出前」(月額:864円(税込)/配信サイト:まぐまぐ)を配信開始しました。

月・水・金・それに、ほぼ週に1回の号外を発行しております。

「記者クラブ」メディアの情報操作と国民洗脳を対象化し、あなたを現在とは違うステージに招待します。

携帯の送受信の制限を考慮して、分割して送信するように改善しました。

価格以上の価値があると自信があります。ぜひ購読のご検討をお願い申し上げる次第です。

なお、別に無料メルマガ『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』PC用 携帯用 を2011年8月29日より、「まぐまぐ」から配信しております。

無料で、ほぼ週刊です。

携帯の送受信の制限を考慮して、分割して送信するように改善しました。

ご登録をよろしくお願いします。

なお、メルマガはテキストファイルであり、このブログ掲載の画像などはありません。

また、このブログ掲載の文章は、ブログ用に編集してあります。

ブログランキング・にほんブログ村へ