最近、陰謀論という言葉をネット上でもよく見かける。わたしはいわれたことはないが、多くの場合、それはネガティブな意味で使われている。

それでは使っている本人の表現を見てみると、多くは犬HKを初め東京の大手メディアが繰り出す刷り込み(洗脳)そのままである。

例えば、3.11以前は「原発は安全である」が健全な現実論であった。今もって、1%はそのように主張している。

これに対して「原発が危険である」は、3.11以前は陰謀論であったし、今もって陰謀論である。

あるいは「小沢一郎は真っ黒である」が現実論であったし、無罪判決が出た後も、1%は既得権益を守るためにそのように主張している。

これに対して「小沢一郎は政治謀略裁判にかけられた」という考えは陰謀論であったし、今もって陰謀論だと思っている国民が少なくない。

総じて陰謀の段平を振り回して相手を攻撃するものは、1%のお花畑に住んでいる。経済力は99%の貧困層にあっても、刷り込み(洗脳)にあって、観念は1%の側に拉致されてしまっている。

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陰謀論といわれている表現者の表現は、多くは公開された情報(それは外国の情報が多い)をもとに、物語の上澄みをすくって捨てる。情報を深化させ、社会的通念とはかけ離れた観念の地平に、読者を連れて行く。

お花畑の住民には、これが理解できないのである。東京の大手メディアが刷り込む99%向きの情報とは違っているので、おそらく不安になるのだろう。

『カレイドスコープ』のweb master であるダンディ・ハリマオが、2015年1月17日に「“アウト・オブ・コントロール”な人々が増えている」を書いている。

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そのなかでこんな文章が目に付いた。

「私は、2011年の3月から2013年の1月までで、放射能から幼子を守るために、必死の思いで西に避難した人、これから避難しようとしている人たちから4000通近いメールを受け取った。
その中には、もちろん原発作業員、除染作業員も数人いる。

すべてが深刻な内容で、そのほとんどに回答してきた。

あまり内容が深刻なので、徹夜で調べて返信したことも何度かあった。
お陰で体がボロボロになった。精神科医に言わせると、「よく精神の安定を保てたものだ」と言われる。

安倍晋三がこの国を徹底的に破壊しつくそうとしていることなど、こうした低知能には知る由もないのだろう。

福島第一原発事故のそもそも元凶は、第一次安倍内閣であることは事実である。本来であれば、安倍晋三は法廷に引きずり出されなければならないのだ。

共産党の吉井英勝衆議院議員(当時)は、原子力の専門家だ。
彼の「福島第一原発は、津波で電源喪失する」旨の質問に、安倍晋三は一顧だにしなかった。安倍晋三こそが、日本列島を放射能汚染させた張本人なのだ。

しかし、その答弁書が、衆議院議事録から、こっそり削除されていた。どこまで卑劣で、ずる賢い人間なのか。もはや、犯罪者と呼ぶ以外にないだろう」

引用した文章のどこにも陰謀などはない。極めて現実的である。現実から出発しながら、深い認識を提出している。

それと見逃せないのは、ダンディ・ハリマオの人間的誠実さである。

3.11以降、放射能被曝から逃れようとしている人たちから4000通近いメールを受け取る。そのほとんどに回答するということは、なかなかできることではない。「徹夜で調べて返信したことも何度かあった。お陰で体がボロボロになった」という。

この誠実な人間性からはどのような陰謀論も生まれてこない。ただ現実認識の鋭い分析と深まりとが生まれるだけだ。

その現実認識に苛立ちが揺曳する。これはわたしのメルマガの読者にも共有されるものだろう。

今時、苛立たないお花畑の表現者などクズであり、何冊本を出しても意味のない表現である。

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三宅雪子が1月17日のツイートでこんなことを書いていた。

「本当に親に持ち家があるかどうかが、運命の分かれ道みたいな時代になってきた。

阪神淡路大震災から20年。日本の総理は不在。何をしているかと思ったら、カイロで中東のインフラ整備のために2940億円の経済支援を約束していた」

天変地異が起きたとき、優れた政治家は、何はともあれ被災地に向かう。こういうことは非常に大切なことだ。自民党を中心に大量に排出される政治家には、他人への思いやり、社会的弱者へのシンパシーが希薄である。

経済的に恵まれた家庭で、それも周囲から甘やかされて育っている人が大半である。だからこういった行事の大切さがわからない。地元住民の気持ちがわからない。

見舞いと励ましにさえ顔を出さずに、ゴルフや外遊に出かけたときの、被災地の反発の強さが想像できない。

それにしても天皇・皇后が出席するような式典をよくもすっぽかしたものだ。もしかすると、天皇・皇后が出席するので、面白くなくて海外へ飛び立ったのかもしれないが。

安倍晋三は、その中東で、例によって増税にあえぐ国民の血税をばらまいていた。まるで乾いた雑巾をさらに絞って巻きあげたような血税である。それを国内では使わない。2900億円超の中東への大判振る舞いである。

安倍晋三を見ていると、もはや政治家としての存在証明が金しかないかのようだ。外国としては、付き合いもない日本の首相がやってきて大判振る舞いをするのだから、リップサービスのひとつやふたつもいうだろう。それを真に受けて、いい気分になる。まるで大政治家のような気分になり、行く先々で大判振る舞いを繰り返す。

愚かなことには、いずれ米国の要請で中東に自衛隊を派兵する。ばらまいた金など何にもならなくなるのだ。

安倍晋三は、エジプトで「イスラエルとパレスチナの2国家共存を柱とする和平交渉の再開を促した」という。

しかも「演説で首相は、中東地域情勢に関し「過激派「イスラム国」の台頭やフランスの連続テロ事件を踏まえ、中東安定化へ「伴走者」として貢献する姿勢も打ち出した。(中略)演説で首相は、中東地域情勢に関し「テロや大量破壊兵器を広がるに任せたら国際社会に与える損失は計り知れない」と強調した」という。

聞いていたイスラム教徒が笑いをかみ殺していたかどうかは知らない。しかし、後で安倍の演説をこき下ろして溜飲を下げたことだけは確かだ。

ひどい現実認識である。この間違いは、米国・英国ともイラク侵攻の総括と反省を行ったのに、日本のみが総括をしなかったことからきている。それで、中東に大量破壊兵器があり、テロリストに渡ったら大変だ、との陰謀論に基づく間違った認識を繰り返すのである。

アルカイダもISISも、作ったのは米国だ。アラブ弁護士連合会のハリース事務局長は、「タクフィーリー派のテロ組織ISISはアメリカによって作り出され、育てられ、シオニスト政権イスラエルは負傷したこの組織のテロリストの治療を行っている」と暴露している。

terror

さらに、CIAの元職員スノーデンは、米国とイスラエルの情報機関が、ISISと連絡を取っていたことを暴露している。「アメリカの情報機関はイギリスやイスラエルの諜報機関と協力して、ISISをつくりだした」、「アメリカがイスラエルやイギリスと協力して、世界中から過激派を一箇所に集め、テログループを作り出そうとしていたことを証明する文書が存在する」と暴露している。

9.11事件後、米国はイラクへの軍事侵攻を行った。その結果、中東の不幸と混沌とが生まれた。米国の失敗の結果、生まれたのはイラク、シリア、リビアの内戦であり、中東の絶望的な貧困化である。

しかも、極東からわざわざやってきて、「中東安定化へ「伴走者」として貢献する」という。もちろん、これが米軍の「伴走者」であることは、中東の人間なら誰でもわかる。

いずれ日本は、中東から忌み嫌われる国になるだろう。

ところで、シャルリー・エブドは、福島の放射能汚染にかこつけて日本を侮辱する、こんな風刺画を掲載していた。

現在、シャルリー・エブドを批判することほど、この軽薄な日本で、気の滅入る作業はない。ありもしない「表現の自由」が絶対視され、「表現の自由」ファシズムの状態にある。

わたしは、すでにたくさん書いてきたので、今日のメルマガでは、フィフィの優れて本質的なツイートを紹介する。

「1月12日

「私はシャルリ」で本当にいいの? 表現の自由は支持するが、あんな下品な風刺画で信仰を冒涜し続けることを表現の自由って、それは違うよね? あれこそヘイトじゃないの? 常日頃ヘイトスピーチに敏感な人々ほど「私はシャルリ」を掲げてるのが興味深い。

1月13日

彼らがやればペンはテロに屈しないって美徳で、我々がやればヘイトスピーチ。表現の自由が守られてると思ってるこの社会ですら、自由に発言の機会を与えられなかったりで、実際はマスコミも言論の弾圧に加担してんだよね」

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