文科省が2020年度以降の、中学学習指導要領で、「部道」に「銃剣道」を追加した。また、「教育勅語」を教材に使ってもいいことにした。14日の持ち回り閣議では、ヒットラーの『わが闘争』の教材使用も可能とした。もの凄いスピードで戦後の平和と民主主義を否定し、戦前の戦争と全体主義に戻す動きが進んでいる。

安倍晋三による国家・国政の私物化が進んでいて、それは昨日のメルマガでも触れた安倍夫婦の桜見物にも象徴的な形で現れていた。安倍昭恵は、森友学園事件での証人喚問から逃げ回っている。しかし、桜見物には顔を出すわけだ。国民はバカにされきっている。

安倍昭恵をテンネンだとかバカだとかいうのはやめた方がいい。それは、裏では繋がっている一部の御用コメンテーターや芸能人が、彼女を逃がすために使っている方便だ。もっと自覚的意識的に彼女は動いている。

極東がきな臭くなっているが、北朝鮮と米国の指導者が、非常に個性的で、予測しにくい人物であることから、危機に拍車がかかっている。

ロシア政府付属財政大学政治学部のゲヴォルグ・ミルザヤン准教授は、朝鮮半島危機が現実の戦争に発展する可能性は低い、と語っている。その理由は、次の6点だ。

1 北朝鮮のエリートたちは、朝鮮半島で戦闘が起これば、ピョンヤンが占拠されて終わることを理解している。一方、日米韓3国ともピョンヤン奪取には、極めて高い代価が必要であることを理解している。

2 戦争が始まった場合、北との国境線から50キロしか離れていない韓国のソウルは、北の長距離砲の射程に入っている。北朝鮮の攻撃後、もはや首都とはなりえないほど破壊される。

3 北が敗北して韓国と再統合した場合でも、韓国GDPの数倍の経費がかかる。北との戦争で破壊されると、さらに経費が膨大に増える。

4 今度戦争が起こった場合、中国が北朝鮮を守るため参戦しないという保証はない。

5 北の核施設の大部分は地下にあり、固い岩盤に守られているから、米国の専門家らは、基地を殲滅できるかどうか保証できないとしている。

6 北朝鮮の核施設を米国が攻撃した場合、それを戦争の開始とみなして北朝鮮が総反撃に出る。事態はエスカレートし、米国や韓国からの反撃を呼び、ついには本格的な戦争に至る。だから、米大統領の誰も、これまで北朝鮮への攻撃を決断しなかった。「核の撃ちかた止め! なぜ朝鮮半島で戦争は始まらなかったか?」『Sputnik日本』2017年4月16日)

まず北朝鮮は米国には勝てない。それは多くの軍事専門家の一致した見方だ。ただ、この戦争の勝利は、日韓にきわめて高い代価を支払わせることになる。

かりに日韓の原発が破壊されたとしよう。これでは勝者なき戦争になる。なぜ戦争をはじめたか。米日韓のリーダーたちは厳しい批判にさらされよう。

とくに日本は、福島第1原発の収束もならないうちに、さらなる原発破壊に見舞われることになる。破壊されるのは西日本の原発になろうから、もはや日本は人の住む環境ではなくなるだろう。

いくら対米隷属の奴隷化した民族とはいえ、日本の反米・嫌米感情は一挙に高まろう。

安倍晋三ら一部の政治家の承諾をもって戦争に踏み切ると、米国は日本国民の反撃を食らうことになりそうだ。

韓国は、再統合した場合でも、莫大な復興費用を強いられる。まして原発が破壊されると、絶望的な環境に追い込まれる。

最大の問題は、北の核施設の大部分が地下にあり、固い岩盤に守られているから、北の反撃は必至であるということだ。

ここでゲヴォルグ・ミルザヤンが述べている、開戦の可能性が低いとするためには、ひとつの絶対的な条件が必要だ。それは、米国、北朝鮮の指導部が賢明だという条件である。

『マスコミに載らない海外記事』にPaul Craig Roberts の「低能連中の政府」(2017年4月16日)が載っている。トランプ政権を採り上げているのだが、日本政府を念頭において読むことも可能である。

暴力のための暴力。アメリカはそういうものになってしまった。
実際暴力こそアメリカの実態だ。それ以外のものは皆無だ。暴力はアメリカの核なのだ。

爆撃や国の破壊だけでなく、アメリカ国民に対する果てしない、いわれのない法外な警官の暴力もある。非武装すべき人がいるとすれば、それはアメリカ警察だ。警官は、誰よりも“銃による暴力”をおかしており、縄張り争いのための戦う薬物密売犯罪組織とは違い、警官の暴力には、他人に対して暴力行為をする嗜好以外の理由はない。アメリカ警官は、12歳の子供まで、とくに彼らが黒人の場合、問答無用で銃撃する。

暴力はアメリカだ。アメリカは暴力だ。低能なリベラルは銃所持者のせいにするが、暴力の源は常に政府だ。建国の始祖が、我々に憲法修正第2条の、国民が武器を保持する権利を与えてくれた理由はこれだ。八か国丸ごと、あるいは一部を破壊したのは銃所持者ではない。暴力行為をしているのは、納税者のお金で武装したアメリカ政府だ。

暴力に対するアメリカの欲望のおかげで、今やワシントンの低能は、暴力で反撃しうる人々と対決している。ロシアと中国、イランと北朝鮮だ。

(中略)

オバマ政権はウソを言い続けたが、核大国間の緊張を高めるために、ロシアとロシア大統領に対するぬれぎぬをエスカレートさせた。ロナルド・レーガン政策の正反対だ。ところが低能リベラルは、オバマを愛し、レーガンを憎悪している。

(中略)

ロシアがウクライナを侵略したと皆様は少なくとも千回聞かされているはずだ。ところがワシントンの傀儡が依然キエフに鎮座している。ロシアがウクライナを侵略していれば、ウクライナが存在していないだろうことを理解するには90以上のIQがなくとも良い。

世界中の世論調査で最も尊敬されていることが明らかなロシア大統領が、ヒラリー・クリントンによれば“新ヒトラー”であることをご存じだろうか?

自分の名前さえ綴れないほど愚かなアメリカ政府メンバーによれば、世界で最も尊敬されている指導者ウラジーミル・プーチンが、マフィアの親玉、殺し屋、スパイの蜘蛛の巣のタランチュラだということをご存じだろうか?」(「低能連中の政府」

一国のリーダーには知性が必要である。そんなことは当たり前のことだ。しかし、日本に住んでいると、それをまるで革命的な新説のように力をこめていわねばならない。バカが国のトップに立つと、バカなことをやりはじめる。それしかできないのだ。恐いのは、やがて国中にバカが広がり、国自体がバカをやりはじめる。その極限が戦争である。

戦争なしに米国は生きられない国になってしまっている。それは外国に対してだけでなく、米国民に対しても戦争を仕掛け、いまや準内戦といった状況になっている。米国の警察の車両は、もはや軍隊並みに重装備されている。

「暴力はアメリカだ。アメリカは暴力だ。低能なリベラルは銃所持者のせいにするが、暴力の源は常に政府だ」。1979年に設立されたフィーマ(邦緊急事態管理庁)は、表向きは大規模災害が発生した場合の支援活動を組織、統括する政府組織ということになっている。しかし、実態は、99%の大規模な反政府活動、国内暴動に備えたものである。

FEMA強制収容所用の膨大な数のトレーラーとプラスチック製棺桶

「アメリカの欲望のおかげで、今やワシントンの低能は、暴力で反撃しうる人々と対決している。ロシアと中国、イランと北朝鮮だ」というが、その北朝鮮とは開戦前夜といった状態になっている。北朝鮮への先制攻撃を考える際には、ゲヴォルグ・ミルザヤンの認識も一理あるが、米日の政治の劣化、好戦性も考慮に入れる必要がある。

戦争には常に最悪を考えて行動する必要がある。

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