(『兵頭正俊の優しさ出前』の号外と、『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』を、ほぼ日曜に配信してきました。

ところで10日(日曜日)の配信は、投票日と重なります。それで日曜日の配信を休んで、月曜日(11日)にして、選挙総括を書く予定です。

お楽しみにお待ちください。よろしくお願いします)

選挙戦も終盤戦へ。

この選挙では、何としてでも安倍晋三を退陣させ、憲法改悪を阻止しなければならない。

その有力で魅力的な戦士が東京で闘っている。三宅洋平である。いよいよかれへの誹謗中傷も激しくなってきた。そのなかに三宅洋平が改憲論者であるというのがあった。

三宅洋平が、アンケートにイエス・ノーで答えたものを、誤解されたものだが、真実は次のようなものだ。

三宅洋平(東京選挙区・無所属)

(憲法)まず今回の選挙で、自民党の改憲草案をボツにすること。その後しっかりと国民的議論を重ねて、「新憲法」を作り上げていく。その中心になるのは「2度と戦争をしない」9条の精神と「2度と原発事故のような環境破壊をしない」という環境破壊型文明からの脱却の理念であるべきだと思います。

その他、多くの「選挙フェス」で自民党の憲法改悪阻止について、かれは訴えている。

最近の「選挙フェス」で印象的だったもの。

「20160630三宅洋平 選挙フェスDay9 多摩センター「この機会をぜひ革命のために使って下さい」東京都選挙区 参議院選挙」

「ヴィヴィアン・ウェストウッドから三宅洋平へ」

乱の時代には乱の政治家が必要だ。その点、首輪のついていない三宅洋平は、裏切らない。何をか。三宅洋平自身をだ。

miyake yohei

かれの繰り出す言葉は非常に強い。世界に発信され、その影響が、逆に日本に還流して日本を変える。そういった時代を想像してみる。ぜひ政治家にしてみたい。そして米国で、ロシアで、中国で、南米で、アフリカで、かれに話させてみたい。

日本で起きたことは、必ず外国でも起きる。それが日本の99%の解放を外から後押しする。そんな時代を勝手に想像してみたりする。

さて、テレビの討論番組で、防衛予算を「人を殺すための予算」と述べた共産党の藤野保史に対して、自民党と電通に支配された東京の大手(「記者クラブ」)陰謀メディアの攻撃が続いている。

藤野保史は、別に間違ったことをいったわけではない。どの国の軍隊も国家の最高の暴力装置であり、戦場では殺さねば殺される関係に入る。その軍隊につけられる予算をくだけた言い方ですると、藤野保史がいったように「人を殺すための予算」となる。

ただ、今は選挙中である。B層にはわかりにくい本質を正面からいうと、今回のように自民党を喜ばせる。針小棒大にB層の劣情をくすぐる材料に利用される。

こういうときには、むしろ自民党議員の、それより深刻な暴言を正面から採り上げて、闘わないといけない。

たとえば、創生「日本」東京研修会で、「国民主権、基本的人権、平和主義、この三つを無くさなければ本当の自主憲法にならないんです」と元法務大臣の長勢甚遠が話している。

創生「日本」東京研修会 第3回 平成24年5月10日 憲政記念会館

(14分30秒あたり)

ほんとうに時代が変わってしまった。民主党政権時に、もし民主党の議員の誰かがこういった発言をすれば議員辞職に追い込まれ、二度と政界復帰はできなかったにちがいない。

人殺しといえば、7月1日午後9時半(日本時間2日午前0時半)ごろ、バングラデシュの首都ダッカで、武装集団が飲食店を襲撃した。(以下、「イスラム国」は、わたしの文章では「ISIS」と表記する)

8、9人からなる武装集団は、「アッラー・アクバル(神は偉大なり)!」と叫びながら攻撃した。

発生から約10時間後に、治安部隊100人以上が現場に突入し、実行犯6人を射殺し、1人を拘束した。しかし、人質20人が死亡した。そのうち、男性5人、女性2人の計7人が日本人だった。

殺害されたのは、国際協力機構(JICA)関係の日本人だった。軍当局者は「死亡した人質の大半はイタリア人と日本人だ」と発表した。

例によって安倍晋三は、バングラデシュのハシナ首相と電話会談し、「非道な行為はいかなる理由でも許されず、断固として非難する」と強気一辺倒。少しは在外邦人の身の安全を考慮したらどうか。安倍晋三がいい気になってISIS批判を繰り返すたびに在外邦人は危険にさらされる。

ISISは、2015年7月に、機関誌『ダビク(Dabiq)』上で次のように警告していた。

これまで日本は、ISの標的としての優先度は高くなかった。しかし、連合国を支援するという安倍晋三の無分別な公約によって、安倍晋三の愚かさによって、たとえどこにいようとも今はすべての日本人とその利益が、IS戦闘員らの標的となった」  

ISISは犯行声明を出し、「「入念な計画のもと、5人の殉教者たちが攻撃を行った」「ISISに対抗する国の国民は、安全ではいられないことを知るべきだ」「次も待っていろ」などと次の攻撃を警告した。(「「イスラム国」犯行声明“次も待っていろ”」『日テレNEWS24』7月3日)

安倍晋三の対ISIS宣戦布告と反ISIS諸国への資金提供で、この強烈な反撃である。これから集団的自衛権で自衛隊が具体的に戦場に出て行く。もし中東に派兵されてISISを攻撃したら、今度はダッカではなくて、日本の原発が狙われるかもしれない。

以下に引用するのは、この問題の本質をついた優れたツイートである。

「笹田惣介

【日本人だという理由で殺される】「日本人だ! どうか撃たないでくれ!」と撃ち殺された日本人。今こそ「アルジェリア人質拘束事件で日本人が最初に射殺された理由」を考えるべきだ。米国の言うままに金を出し自衛隊を派遣して「世界の暴力団・米国の片棒を担いでる」と国際的に認知されている事実を。

ながぴい

日本人だ、撃たないで」屋外席…… たしかバブルの頃、映画化された漫画で、日本人が派遣先の外国で内戦に巻き込まれるヤツがあった。そこで日本のパスポート見せて見逃してもらおうとするのだが、これは日本人の非常識さを笑うシーンだったはず。

古井丸 友宏

ダッカの事件は犯人らを全員射殺し日本人を含む被害者も死亡させる「テロとの戦い」を煽りたい戦争推進派(軍産複合体)の企画です。選挙中の日本はじめ西側諸国の世論への洗脳指導です。「イスラム国」と呼ぶ日本マスコミ業界はMICの偽旗機能です。犯人は日本と言えるでしょう。

amaちゃんだ

ダッカ人質テロ 日本人7人の死亡確認 13人救出、IS系が犯行声明
安倍晋三の懐刀、極右、日本会議の北岡伸一が理事長を務める JICAがISに襲われた。これから起きることを象徴するようだ。

「日本人だ、撃たないで」 屋外席の客に発砲 ダッカ
安倍晋三が2013年にイスラエルで、イスラム国に事実上の宣戦布告を行い、ISは日本人を殺害対象とすると宣告した。
「日本人だから撃たれる」のである!

孫崎享

ダッカ事件、NYT「バングラ攻撃は”イスラム国”が中東から世界の他地域に活動を移していることを示している」。これは声明、行動で明らか。アジア(東南アジア、中央アジア、中国)に来れば日本での行動も十分想定内。「ソフト(警備の緩い所)」T求め移動)。日本国民集団的自衛権の危険考える時

OMP(さらば暴政)

日本とテロ、何だかパンドラの箱が開かれたって感じ。イスラエルとの共同武器開発、集団的自衛権の安保法制懇の北岡伸一座長代理が、昨年の閣議決定によりJICA理事長に。そして、ダッカ人質テロ事件で JICAプロジェクト関係者が犠牲という流れ。

deepthroat

バングラデシュ首都ダッカのレストラン人質事件で、日本政府は木原外務副大臣を現地に派遣すると発表。外務副大臣をテロ現場に派遣して出来ることは? 選挙前の政府PR活動

ツイートのなかに、「安倍晋三の懐刀、極右、日本会議の北岡伸一が理事長を務める JICAがISに襲われた」とあるが、ISISはITに秀でており、こういうことはネットですぐに調べられるのである。安倍晋三の家系、人脈、日本の軍事的な弱点、原発の位置と性能、破壊した場合の影響度、これらは相当程度のことがネットで調べられる。

ジョン・タワーは『容赦なき戦争~太平洋戦争における人種差別~』のなかで書いている。

「1930年代と1940年代初めの日本の「皇道」レトリックに精通している者にとって、ビンラディンの2001年9月と10月の宣言は、不気味なこだまを返している。彼の暴力的なジハード、すなわち聖戦は、日本人の聖戦というレトリックを思い起こさせる。彼がイスラムの清浄さをアピールすることは、帝国日本の過激派イデオローグの大和魂と「国体の本義」宣言にきわめて類似している。

ビンラディンがイスラムの「殉教者」というお気に入りの表現を口にすると、戦時中を記憶している大方の日本人は、かならずや神風、特攻、軍神、英霊といった感動的な語彙を思いだすことであろう。

類似点はさらに続く。ビンラディンの「キリスト教徒とユダヤ教の異教徒たち」という公然の非難は、戦時中の日本のいたるところで見られた鬼畜米英という悪鬼のような描写に相当する。

イスラム教原理主義者たちが「西洋の堕落」を公然と非難するとき、彼らは帝国日本の反欧米プロパガンダを見習っているのではないかと思わせるときがある(それは本書の中に採録した漫画の1つに生き生きと描かれており、そこでは愛国的な日本人が、「ぜいたく、利己心、享楽性、自由主義、唯物的、拝金主義、個人主義、米英思想」といった欧米の退廃的な態度を払拭するよう熱心に勧められている)。

そして例のイスラム教のテロリストが、アメリカ人(またはユダヤ人)から「アラブ人の土地を解放する」と語るとき、こうしたレトリックは、日本の「汎アジア主義」と、アジアを欧米の植民地主義の「白禍」から解放するというプロパガンダに驚くほどよく似ている

ここでは9.11が偽旗事件であったことは脇においておく。またオサマ・ビンラディンが何者であったかということも脇においておく。ここではイスラムの聖戦と、日本軍国主義の聖戦とが非常によく似ているということを考えていく。

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