犬HK(日本最強の愚民育成機関)の大河ドラマ『花燃ゆ』の視聴率が低迷している。打ち切り説も出ている。しかし、安倍晋三へのヨイショで始まった番組なので、打ち切るわけにはいかないだろう。

そこへきて、番組脚本の「日米戦争」のセリフを「日仏戦争」に「歴史修正」して放映していたことが明らかになった。よくやってくれる。

問題のシーンは第21話の「決行の日」(5月24日放送)である。長州藩の「下関事件」のシーンだ。

「関門海峡に面した砲台に居並ぶ久坂玄瑞(東出昌大)ら長州藩士が、外国船に砲撃を加えるシーンでラストである。

久坂はドラマの主人公・文(吉田松陰の妹)の夫で、主演の井上真央が久坂の無事を祈る中、見張り役が声を張り上げる。

「来たぞ! フランス船じゃ!」」(『週刊ポスト』6月26日号)

ところが史実は違っていた。長州藩が最初に攻撃したのは、米国商船だった。だからここは「来たぞ! アメリカ船じゃ!」とならなくてはならないところだ。

あきれるのは、脚本ではそのようになっていたのを、犬HKが変えたのである。続きを読んでみよう。

「脚本家がそうした基本的な史実を知らずに、「最初に攻撃を受けたのはフランス」と勘違いしていたわけではない。『花燃ゆ』の脚本家3人が著者に名を連ねる小説版『花燃ゆ・第2巻』(NHK出版刊)はドラマのシナリオ本だが、そこでは最初に砲撃を受けたのは「アメリカ船」とはっきり書かれているのだ。

〈そして、ついにその日は来た。文久三年五月十日──攘夷決行の日である。
「来たぞ! アメリカ船じゃ!」

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さすがは犬HKである。本家安倍晋三の「歴史修正主義」が偽物であることをもよく知っている。

安倍晋三の実像は新自由主義のグローバリスト、戦争ビジネス主義者である。戦争で大儲けするために、戦争法案を矢継ぎ早に通しているので、「歴史修正主義者」に見えるところがある。しかし、いかなる意味においても、かれはナショナリストではない。換言すれば、安倍には同胞愛も祖国愛もない。

Putin (2)

わたしは東京の大手メディアを米国のメディアと呼んできた。それが対米隷属で、米国に気兼ねし、歴史事実まで変えて、わたしの評価の正しさを証明してくれた感じだ。

もうこうなってくると、わが国のメディアに対しては怒りを超して、情けなくなってくる。ここまで権力に怯え、権力の意向を忖度し、自粛するのだ。

日本はすでに滅んでいる。そういうと、わからない人もいるだろう。しかし、日本は無法者の、ならず者国家だというと、少しは賛成する人が増えるだろう。

ならず者の無法国家状態とは何か。それは、政権与党の政治家たちが立憲主義を行動で否定し、勝手に解釈で憲法を変えている状態である。それを、滅んだといっているのだ。

もっともよくないのは、国民がのほほんとしていることだ。敵視され、棄民され、滅ぼされたのに、まだお花畑で住んでいる。

安倍晋三は、大都市高齢者の、地方への移住を推進する。これは現代版の『楢山節考』である。高齢者の移住ときれいにいっているだけのことだ。高齢者の棄民である。

大阪都構想の否決の主役は、60年安保、全共闘運動の体験者たちだった。この高齢者たちは安倍にだまされない。そこで地方に分散化して力を奪う。大都市を、政治のわからない若者たちで埋め、多数の与党候補を当選させていく。それも高齢者を大都市から追放するメリットになることだけは確かだ。

18歳以上に選挙権を与えるのにも、わたしは反対だ。賛成者は、外国もそうしている国があるという。しかし、それは政治民度の高い国だ。日本の18、19歳がいかに幼いか。幼稚であるか。それは外国からきた若者たちが一様に指摘することだ。日本の植民地化はますます進むだろう。

(エコノミスト紙に掲載された安倍晋三。幼稚性を海外でも見抜かれている。大人がこれなのだから)
(エコノミスト紙に掲載された安倍晋三。幼稚性を海外でも見抜かれている。大人がこれなのだから)

それとは逆に高齢者の福祉・社会保障関係の予算がどんどん削られていくだろう。社会的弱者に優しく、という理念がわかるのは、一部の優れた若者だけである。多くの若者は、ホームレス狩りが面白いのだ。

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人間は働かなくては食べていけない。その働く労働環境と条件そのものを、徹底的に破壊する法案が通ろうとしている。労働者派遣法改悪である。

この改悪は、安保法制に比べて影が薄いようだ。安保法制は国民の直接的な死に結びつく。それに対して、労働者派遣法改悪は緩慢なる死を生涯にわたって及ぼしてくる。もっと重視する必要がある。わたしたちの人生設計そのものがかかっている改悪である。

『すくらむ』に「人間をボロ雑巾のように使い捨てる派遣法」という記事が載っている。現代日本の労働現場がどのように家畜化されているかを知るために、読んでおきたい文章だ。

「「現代の派遣労働者がなぜ『蟹工船』を読んで共感するのかということを、雨宮処凛さんが雑誌『世界』10月号で要旨次のように語っています。

処凛さんが派遣の青年たちと話していて、ルポライターの鎌田慧さんがトヨタの期間工の実態を描いた『自動車絶望工場』の話になったそうです。処凛さんが「悲惨な話だよね」と言ったら、派遣の青年たちは、「自動車絶望工場のトヨタの期間工がうらやましい」「あの時代にはまだ直接雇用の道があったし、寮費はタダだったし、給料もそこそこあった。

でも今の派遣労働者は、自動車工場で働いても、期間工のさらに下に位置づけられていて、同じ仕事をしていても期間工より給料が少ない。直接雇用への道も閉ざされている。その上、今の派遣の寮ではテレビも冷蔵庫も何もかもレンタル料を取られる。昔の暴力飯場でもテレビはタダだった」と口々に話したとのこと。

(中略)

ある派遣の青年が、仕事中にケガをして、頭から血を流しているのに、会社側は青年に対して、「君には選択肢が3つある。
1つは自分で歩いて病院に行く。
2つは会社にある薬を自分で塗る。
3つは会社の車で病院に行く。
ただし仕事が終わる4時間後だ」と言ったそうです。

派遣労働者が仕事中にどんなにひどいケガをしても労災(労働災害)を隠蔽したいがため、絶対に救急車を呼ばないというのがまかりとおっているそうです。また、「労災をつかえば仕事がなくなるぞ」など労災隠蔽の脅しも日常茶飯事。

現場がこんな状態ですから、厚生労働省が発表した2007年の派遣労働者の労災による死傷者数5,885人(2004年の9倍増)というのは、氷山の一角ともいえるわけです。

また、ある派遣労働者は、数年来仕事をしてきた派遣会社の人間に、コンビニに呼びつけられ、缶コーヒーをわたされて、「明日、解雇することになったから」と言われたとのこと。派遣会社側は、「1か月前に解雇通告すると、次の仕事を探すためなどを理由に1か月間仕事してくれないと困るから前日に解雇通告した」と、平然と言ってのけたそうです」

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現在の派遣労働者は、すでに『蟹工船』や『自動車絶望工場』より劣悪な労働環境で仕事をしている。

派遣労働者の労災は、正社員の2倍にも及んでいる。

それを労働者派遣法改悪は、さらに悪くする。そろそろわたしたちは、安倍晋三の日本破壊の情念に気付かなければならない。

安倍の国家戦略特区は、TPPの先取りである。安倍は、1%(無国籍の株主・グローバリスト)のために「日本を世界で一番ビジネスがしやすい国にする」。それで自国の国民の99%(食べるのに必死の貧困層・経済徴兵制の対象)の労働環境を破壊し、家畜化することにしたのである。

これまで企業が同じ業務で派遣を使える期間は、その劣悪な労働環境に留意して、原則1年間、最長でも3年間としてきた。3年間、我慢すれば正社員への道が拓ける可能性もあった。

労働者派遣法改悪は、このわずかな夢も打ち砕く。人さえ3年で代えれば、企業は、安い賃金(正社員の約半分)の派遣社員をずっと受け入れ可能にする。

その結果、何が起きるか。当然、企業は正社員を減らして、派遣社員を増やす。世界で、もっとも貧しい労働環境ができあがるのである。

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