自殺する種子に自殺に追い込まれる農民

投稿日:

働き方改革関連法、いわゆる「高プロ」が、6月29日午前の参院本会議で、自公維などの賛成多数で可決、成立した。これで残業代はゼロになり、働かせ放題の世の中がやってくる。

この高プロは、あの両班(ヤンバン)竹中平蔵がいる産業競争力会議で決めたものだ。「時短目的ではない」と安倍が本音を語ったように、いよいよ日本国民の奴隷化に拍車がかかってきた。

いまこそ年収1075万以上とごまかしているが、財界からは早くも年収400万以上の声がかかっている。残業の概念自体が消えるので、過労死もなくなる。過労で死んでも会社も国も何の責任もとらない。労災認定もされない。ただの犬死にとなる。過労死促進法といわれるゆえんである。李氏朝鮮の奴隷社会でもなかったような非人間的な制度だ。

高橋まつりの母親は、次のように語った。

過労死の防止と矛盾する内容であり、大変残念です。可決の時、心の中で娘に語りました。「まつり、これが日本の姿だ。あなたを追い詰めた日本の姿だよ

夫を過労死で亡くした妻は、「こんな法案がまかり通る世の中に子供を送りだせない。これからも反対の声をあげ続ける」と語った。

米・韓朝(CIA・統一教会・清和会)支配の奴隷の島作りを進める安倍は、「これからもですね、働く人の目線に立って改革を進めていきたい」と語った。とにかくバカの話し方しかできない。内容抜きに、その場しのぎのきれい事を話せばそれで済むと思っているのである。高プロの正体は、安倍もいっているように財界の要請である。

これでカウントされない自殺もさらに増えることになる。

日本の警察庁の「自殺」の定義は、死後24時間以内に発見され、遺書があること、となっている。これ以外は変死扱いになる。

この変死(検死対象外)が毎年15万人程度出る。WHO基準ではその半数を自殺者にカウントしている。したがって日本の自殺者は少なく見積もっても年間10万人以上ということになる。

今日のメルマガでは、世界でもずば抜けて自殺者の多いこの国で、さらに自殺者を増やす仕掛けを安倍が作ったので、そのことを採り上げる。

『マスコミに載らない海外記事』(2018年7月2日)にロバート・ブリッジの「最悪の組み合わせ:バイエルーモンサント提携は人類終焉の兆し」が載っている。

一体どういう現実世界で、世界の農業と医薬品供給乗っ取りの次の段階となるはずのもので、道徳的に世界で最も破綻した二大企業バイエルとモンサントが手を組むことが許されるのだろう?

(中略)

‘バイサント’怪物の直接の結果の一つは、持続不可能な価格で生計に既に直撃を受けている農民にとっての、価格大幅値上げだ。“近年、農民は既に、全てがモンサントに支配されている種子から肥料に至るまでの全てで、300%の価格高騰を味わっています” パパントニオはハートマンに語った。“しかもあらゆる予測家たちが、こうした価格は、この合併のおかげで一層上がると予想しています。”

しかしながら、アメリカのあらゆる職業中、最高の自殺率に直面しているアメリカ農民にとって状況が更に悪くなるのを想像するのは困難だ。農業や漁業や林業に従事するアメリカ人の自殺率は、100,000人当たり84.5人で、一般人の五倍以上だ。

この悲劇的傾向は、約十年前、何百万人もの農民が、伝統的農業技術から、モンサントの遺伝子組み替え種子の利用へと切り換え始めたインドのそれを彷彿とさせる。過去、何千年も続いて来た伝統に従って、農民は収穫から種子をとっておいて、翌年それを植えたものだ。自然界のリズムとパターンに賢明に従ってきた日々は、ほぼ終わった。

現在、モンサントGMO種子は’ターミネーター 技術’を含むよう生育されており、出来る作物は種を造らないように‘プログラムされている’。言い換えれば、種子会社は、文字通り、自然と我々の生活に対し神を演じているのだ。そこで、インド農民は、モンサントの農薬ラウンドアップとともに、新しい種を毎年途方もない値段で買うことを強いられている。「最悪の組み合わせ:バイエルーモンサント提携は人類終焉の兆し」

安倍がトランプに会って帰国後の昨年の2月に、急遽、種子法の廃止が閣議決定された。4月には国会で可決成立し、今年4月から施行されることになった。この間、専門家の議論も国民的合意もない。おそらくトランプに命令され、長期政権保証と引き換えに承諾したのである。

その日本の動きを待っていたかのように、ドイツのバイエルは、2018年5月29日、種子大手の米モンサントを買収した。買収額は660億ドル(約7兆2000億円)というから、ものすごい。これで世界最大の農薬・種子メーカーが誕生することになった。

日本の場合、トランプのポチのおかげで、大きな問題が2点出てきた。

1 種子法廃止によって、国民の生存に必要な稲、麦、大豆などの優良種子の生産・普及が困難になったことである。将来的には不可能になるだろう。

2 これから本格化するバイエル(米モンサント)の遺伝子組み換え稲などの参入で、食の安全がほぼ不可能になった。

一体どうして、世界の農業と医薬品分野で、道徳的にもっとも破綻した二大企業であるバイエルとモンサントが手を組むことが許されるのか、とロバート・ブリッジならずともいいたくなる。

‘バイサント’誕生の結果の一つは、すでに出ている。種子から肥料に至るまでのすべてで、300%もの価格高騰を味わっている農民による、農産物の価格大幅値上げである。

価格を上げながら米国の農民の自殺率は、一般人の5倍以上だ。まさに米本国でさえ地獄の状況なのに、安倍は唯々諾々とトランプの命令にしたがった。

モンサントの種子は生育しても新たな種を作らない、自殺する種子だ。だから農民は一回収穫すると、モンサントからまたしても種子も農薬も買わねばならない。これが永遠に続く。この地獄の連鎖に安倍晋三は門戸を開いた。日本人ではないのだ。国民を少しでも愛する気持ちがあったなら、こんなひどいことはけっしてできない。

・・・・・・・・・━━━━━━☆

メルマガの一部の紹介はここまでです。

申し訳ありません。ぜひ有料メルマガ『兵頭正俊の優しさ出前』の購読をご検討ください。

※メルマガのご案内

こんにちは!

有料メルマガ『兵頭正俊の優しさ出前』を配信している兵頭と申します。

2011年10月1日より『兵頭正俊の優しさ出前』(月額:864円(税込)/配信サイト:まぐまぐ)を配信開始しました。

月・水・金・それに、ほぼ週に1回の号外を配信しております。
実質、週に4回の配信になります。

わたしの強みは、商業ジャーナリズム、「記者クラブ」メディアから自立していることから、政権にも企業にも遠慮なく真実を語る位置を確保していることです。

わたしは若い頃に吉本隆明の『試行』に作品を発表していました。
この『試行』自体が、そのような問題意識に貫かれた同人誌でした。
位置のとり方の大切さはわかっております。

また、教師をやっていたことから、わかりやすく表現することには通じており、多くの読者の方からわかりやすいという声を聞いています。

優れた情報と、新しい状況の分析・とらえ方を提供します。
そして、「記者クラブ」メディアの情報操作と国民洗脳を対象化し、あなたを現在とは違うステージに招待します。

確かに、わたしはテレビなど晴れがましい舞台には出ておりません。

しかし、わたしの書いた文章は、グーグルの検索でもあちこちで上位に出ております。

ツイッターでは3万を超えるフォロワーに支持されており、無料メルマガ『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』は殿堂入りを果たしております。

価格以上の価値があると自信があります。
ぜひ購読のご検討をお願い申し上げる次第です。

なお、別に無料メルマガ『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』PC用と、内容は同じ 携帯用 を2011年8月29日より、「まぐまぐ」から配信しております。

無料で、ほぼ週刊です。
(体調を崩したとき、それに正月や5月の連休、お盆には、お休みをいただきます)

携帯の送受信の制限を考慮して、分割して送信するように改善しました。

ご登録をよろしくお願いします。

・・・・・・・・・━━━━━━☆