日本未来の党の嘉田由紀子は、12月2日に、衆院選の公約「未来への約束」を発表した。これがなかなかよく出来ている。

まず、消費増税法を凍結する。

TPPは交渉入りに反対する。

原発は再稼働を認めない、とした。

さらに関西電力大飯原発を即時停止する。

Jパワー(電源開発)大間原発の建設を中止させる。

高速増殖原型炉「もんじゅ」や青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理施設も即時廃止する。

「発送電分離」など電力システム改革を断行する。

東京電力の法的整理もおこなう。

以上が、根本的な選挙の争点になる。消費税増税、TPP、原発関係だ。

そのほかにも、子ども1人あたり年間31万2000円(月額2万6000円)の手当を支給する。

これこそ政治が手を打たねばならないことだ。経済的な安心感を与え、国や社会を信頼し、愛する気持ちを持たねば、国民は子供を作らない。この支給は最低限度のことだ。

税を財源とする最低保障年金を創設。

子どもへの手当については一部を「子育て応援券」として現物支給する。

高校授業料無償化、農業の戸別所得補償は維持する。

このように国民を幸せにする政策に対しては、自民党を中心に既得権益側から、財源はどうするのか、という話がすぐに出てくる。まるで政治が日本国民に金を使ってはいけないかのように。

しかし財源はあるのだ。

これは前の国民の生活が第一に属していたとき、森ゆうこが、2012年7月10日の参議院予算委員会で質問して、ネット上では広く話題になったことであるが、財政難といいながら、野田政権が海外に約束した資金提供の総額は14.3兆円にも上る。

買い増した米国債は14.4兆円である。

合計すると30兆円近い巨額である。

これは本来、日本国民の幸せのために使われるべき金である。

財源はあるのだ。

財務省はこれまで200兆円の資金調達をして米国国債を買っている。

わが国では毎年度天下り法人に12兆円もの国費が注がれている。

節約と無駄の排除で、野田が、2009年7月14日の衆議院本会議で、麻生太郎内閣不信任決議案への賛成討論者として発言したシロアリ退治で、相当な金額を生み出せるのだ。
ブログランキング・にほんブログ村へ
あのときの野田の演説をもう一度再現して見よう。

「私どもの調査によって、ことしの五月に、平成十九年度のお金の使い方でわかったことがあります。二万五千人の国家公務員OBが四千五百の法人に天下りをし、その四千五百法人に十二兆一千億円の血税が流れていることがわかりました。

これだけの税金に、一言で言えば、シロアリが群がっている構図があるんです。そのシロアリを退治して、働きアリの政治を実現しなければならないのです。

残念ながら、自民党・公明党政権には、この意欲が全くないと言わざるを得ないわけであります。

渡りも同様であります。年金が消えたり消されたりする組織の社会保険庁の長官、トップは、やめれば多額の退職金をもらいます。

六千万、七千万かもしれません。その後にはまた、特殊法人やあるいは独立行政法人が用意されて、天下りすることができる。そこでまた高い給料、高い退職金がもらえる。

また一定期間行けば、また高い給料、高い退職金がもらえる。またその後も高い給料、高い退職金がもらえる。六回渡り歩いて、退職金だけで三億円を超えた人もおりました。

天下りをなくし、渡りをなくしていくという国民の声にまったく応えない麻生政権は、不信任に値します」
(引用終わり)

今なら、お前がいうな、と冷笑で迎えられる演説も、当時は卑劣な世紀の嘘吐きであることを見破っている人は少なく、内容が当たっているだけに、真剣に演説は聞かれたのである。

無駄の節約、シロアリ退治で、財源はあるのだ。

ブログランキング・にほんブログ村へ
この続きは、

有料メルマガ『兵頭正俊の優しさ出前』 http://bit.ly/AvYMkY でご覧いただけます。

2011年10月1日より「兵頭正俊の優しさ出前」(月額:840円(税込)/配信サイト:まぐまぐ)を配信しております。

月・水・金・それに号外と発行しております。

「記者クラブ」メディアの情報操作と国民洗脳を対象化し、あなたを現在とは違うステージに招待します。

携帯の送受信の制限を考慮して、分割して送信するように改善しました。

ご購読をよろしくお願いします。

なお、この号の続きは読めませんが、無料メルマガ『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』PC用 http://bit.ly/n3i2Oc 携帯用 http://bit.ly/LP86GH を2011年8月29日より、配信サイト「まぐまぐ」から配信しております。

無料で、ほぼ週刊です。

携帯の送受信の制限を考慮して、分割して送信するように改善しました。

ご登録をよろしくお願いします。
ブログランキング・にほんブログ村へ