1 内部崩壊が始まった日本維新の会

 

もはや橋下徹は、石原慎太郎を担ぐことで失敗した、と結論づけてもいい状況になってきた。

慎太郎の、歯に衣着せぬ物言いで、日本維新の会の第2自民党としての正体が露出してきたからだ。

往生際が悪く、東京(石原)と大阪(橋下)で、いうことを変えているが、国民は、日本維新の会の正体が第2自民党だと見破ってきた。

慎太郎は、原発ゼロを認めない。それは経済的理由からではない。核武装のためにプルトニウムが必要だからだ。この思想は自民党や旧「たちあがれ日本」の保守政治家のなかには多い。

日本核武装論は長年の石原慎太郎の持論である。慎太郎が日本維新の会の代表に就くことで、この政党は第2自民党の、タカ派になったといっていい。

11月30日の日本記者クラブ主催の党首討論は面白かった。ますます日本維新の会の、お笑いに磨きがかかってきたようだ。

圧巻はなんといっても慎太郎が、自分が代表を務める政党の公約を知らなかったことである。

記者から「既設の原発は2030年代までにフェードアウト(消失)」するのか、と訊かれて、「それは違う。公約は書き直させた」と代表の慎太郎が「訂正」する始末。

しかし記者は文章を読んで質問していた。「公約にはそう書いてある。直っていないから直してください」といわれると、「わかりました」と応える体たらくだった。

橋下もよほど頑張らないと、慎太郎のテンネンには勝てそうもなくなってきた。

今ではどこから弾いても、日本維新の会は原発推進である。もはや橋下の狡猾で、ヌエ的なその場しのぎの対応は通じなくなったといっていいようだ。

実は慎太郎は政策など、どうでもいいと思っている。総理のポストさえどうでもいいのだ。

メディアが間違うのは政治家として慎太郎を見るからだ。かれの基底に流れているのは作家の血だ。

「原発も消費税も些細なこと」というのは慎太郎の本音なのだ。

かれの国政への出馬の動機は、小沢と橋下との関係を断ち、日本維新の会を自民党に差し出すことだ。見返りは伸晃の、安倍の次の総理である。
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慎太郎の冷酷な、世間を見下した世界観が実現しようとしているのは、個人的な、あまりに個人的な野望なのである。

そもそも慎太郎に都政を任せたこと自体がとんでもない間違いだったのである。

慎太郎は、30日の自由報道協会主催の記者会見でも、公約に明記された解雇規制の緩和や最低賃金制の廃止について「知らない、なんて書いてあるの?」と逆に尋ねている。これも、もちろん本当に知らなかったのである。

さらに「俺は竹中平蔵って好きじゃないんだよ。あれが、こういうものを全部書いている」と内幕を暴露した。

国民に塗炭の苦しみをなめさせた小泉・竹中が、日本維新の会の背後にはいる。そのことは指摘されていたが、公に代表から認知されたのは、それも批判的に認知されたのは初めてだ。

こういった日本維新の会の惨状に、ついに我慢しきれなくなった橋下ブレーンの古賀茂明が、12月1日のツイッターでこう書いた。

「橋下さんと石原さん。「ロミオとジュリエットの許されない愛みたいだ。結婚しようとすると悲劇になる。」と大阪ABCのキャストでだいぶ前に警告しましたが、心配が的中してしまいました。維新の家訓とたちあがれの家訓は真逆。離婚するなら、早い方がいいと思います。最後の頑張りに期待します」

「橋下さんへの切なるお願い その1: 間違えたということはよくお分かりだと思います。理念も政策も違う石原さんや旧たちあがれ日本の老人たちと決別してください。そして、みんなの党と選挙協力をやり直してください。そうすれば、国民は付いて来ます」

「橋下さんへの切なるお願いその2: 「大阪府市のエネルギー戦略会議が脱原発の工程表を出していないから原発ゼロとは言えない」という言い訳は止めて下さい。20回開催した後、9月にこの会議を止めたのは橋下市長と松井知事です。エネルギー戦略会議は大阪府市の会議です。政治利用は止めて下さい」

「第三極の離合集散のドタバタ劇。言動が終始一貫しているのは、みんなの党だけのような気がします。みんなは、結党以来、一度もブレていません。いい法案をたくさん出しています。維新のよいお手本でした。でも、注目されない。政策を理解しないマスコミ政治部の政局だけの報道の責任が大きいですね」
(引用終わり)

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