1 放送法違反の「維新」偏重報道

石原慎太郎(太陽の党)と橋下徹(日本維新の会)との合流は、野合以外の何ものでもない。

慎太郎が橋下に秋波を送るつもりで、「中央集権の打破」などというのは、「維新八策」を読んでいない証拠である。もし読んでいたら、新自由主義賛成といわねばならなかったのである。

このふたりの合流が成ったのは、ふたつの政党の合流をいい加減にしか考えていないからだ。

いかにいい加減な連中かというと、それを象徴的な形で表したのが、じゃんけんで候補者を決めよう、という橋下徹の意見だ。

しかしこれはこれまでの橋下の著作、発言からして、当然出てくる本音である。

「メディアが相手にしなくなったら自分は終了」(2011年、記者団に向かっての発言)なので、橋下もメディアを投票日まで引っ張るのに必死である。この低レベルの政治がこれから日本を滅ぼすのである。

「なんで「国民のために、お国のために」なんてケツの穴が痒くなるようなことばかりいうんだ? 政治家を志すっちゅうのは、権力欲、名誉欲の最高峰だよ。

その後に、国民のため、お国のためがついてくる。自分の権力欲を達成する手段として、嫌々国民のため、お国のために奉仕しなければいけないわけよ。

(中略)

ウソをつけない奴は政治家と弁護士にはなれないよ!

ウソつきは政治家と弁護士の始まりなのっ!」(橋下徹『まっとう勝負!』小学館)
(引用終わり)」

こんな卑しい、下劣な世界観・人間観の持ち主を、メディアは応援し、連日救世主のように扱っている。

今回は完全なマスメディアの情報操作のもとに衆議院選挙が行われる。

慎太郎と橋下の野合ほど最近の政治の劣化を示したものはない。野合のためには政策などどうでもいいらしい。かれらの正体は対米隷属と官僚隷属である。したがって、選挙後には自民党と必ず連立を組む。改憲と徴兵制が日程に上る。平和こそ日本繁栄の条件なのに、愚かにも銃口が中国に向けられようとしている。

今回の解散時の政党別の勢力を見てみよう。現在、マスメディアが連日のように話題にする、みんなの党の議席数は7、日本維新の会は6であった。それぞれ共産党9より少なかった。

太陽の党の議席数は2で、みどりの風と同数であった。新党大地・真民主の3より少なかったのである。

それにも関わらず、これまでのこの極端なまでに石原慎太郎(太陽の党)、橋下徹(日本維新の会)、渡辺喜美(みんなの党)に偏った報道の仕方は、公平を定めた放送法第1条並びに第4条違反である。

「第1条 この法律は、次に掲げる原則に従って、放送を公共の福祉に適合するように規律し、その健全な発達を図ることを目的とする。

1.放送が国民に最大限に普及されて、その効用をもたらすことを保障すること。

2.放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによって、放送による表現の自由を確保すること。

3.放送に携わる者の職責を明らかにすることによって、放送が健全な民主主義の発達に資するようにすること」

「第4条 放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たっては、次の各号の定めるところによらなければならない。

1.公安及び善良な風俗を害しないこと。

2.政治的に公平であること。

3.報道は事実をまげないですること。

4.意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」
(引用終わり)

国民の生活が第一の政策は、民・自・公と明確に違っており、かつ45名の大きな政党でもある。国民にそれを正確に伝えるのは、ジャーナリズムの基本的な義務であるばかりか、法的な義務なのだ。
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「放送」は「不偏不党」でなければならず、「放送に携わる者の職責を明らかにすることによって、放送が健全な民主主義の発達に資するように」しなければならない。

「政治的に公平であること」「事実をまげないですること」「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」が法律によって義務づけられている。

現在の連日の維新騒ぎは、このすべてに違反している。せめて公平に、国民の生活が第一を国民連合とともに取り上げるべきである。

それはありもしない第3極のバカ騒ぎを演出して、国民の生活が第一の政策を国民の目から隠し、民・自・公以外の票を、「維新・みんな」にもってゆくためである。ここでもわが国の御用メディアは国民を不幸にする。

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