1 ふたつの希望

現在、日本にはふたつの希望がある。

ひとつは小沢一郎の政治謀略裁判の、無罪判決が確定しそうなことである。

3人の指定弁護士は、どうやら小沢裁判の上告を断念するらしい。

19日の協議で最終決定するということである。だから明日(月)には小沢は晴れて無罪になっている可能性が高い。

もともと秘書を含めて、小沢裁判は、政権交代に危機感を深めた既得権益支配層が仕掛けた政治謀略裁判である。

村本道夫、大室俊三、山本健一の3人の指定弁護士には、その根本の認識と、自分が検察官役であるという認識が、最後までなかったことを、厳しく指摘しておく。

ふたつ目の希望は、日本国民の不幸の元凶である野田退治に、国民の生活が第一(以下、「生活」党と略称)の、三宅雪子が乗り出したことである。

ところで小沢も三宅も民主党の離党者である。ふたりが離党した、シロアリが巣くう民主党から、先に見ておこう。

さて、鳩山が辞任したとき、菅・野田ら、無能で未熟な民主党の議員たちが総括したのは、米国と官僚に隷属して、うまくやろうということだった。つまり鳩山辞任を最低の鞍部で総括したのである。

これは、換言すれば本家の自民党型の政治をやろうということである。この舵の切り方には、民主党の無能と未熟さが透けて見える。

民主党には、不勉強で、相当な素人が集まっている。これはこの国の行く末を案じていうのだが、かれらは職業を変えた方がいいように思われる。

それはこの先、何年政治家をやっても成長が見込めない、根本的な人間としての欠陥を、かれらに見るからだ。
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かれらの舵の切り方は極端だった。米国と官僚、自民党の指示のままに、国民に約束した、消費税増税をやらないというマニフェストを反故にして、消費税増税を「命を賭けて」やったのである。

今回の解散も、3党合意の産物のように思われる。自・公が知らなかったフリをしているが、野田との談合を批判されたくないからだ。解散まで3党で決めたといわれたくないのである。

野田は暗愚である。だから周りにバカにされる。それは嫌だから嘘を吐いてバカにされないようにしてきた。

野田が口を開けば嘘が出てくる。しかしバカの嘘であるから、すぐに露見する。それを野田の担任は、通知簿に「正直の上にバカがつく」と揶揄した。

バカの野田はそれを褒め言葉と勘違いした。国会の党首討論で、自分が嘘吐きでないことの証明とした。

嘘吐きだが、その嘘がすぐにバレる、バカな野田は、最後まで自民党野田派として振る舞った。そして民主党を、自・公に売り飛ばしたのである。

そのため、民主党の最後は、自民党野田派に乗っ取られ、自民党に指示されたものになった。

野田のような、自分の政党を潰して、その功績で選挙後に自民党に拾ってもらう前代未聞のバカ総理は、二度と現れないだろう。

野田は、次は日本をTPPで売り飛ばすつもりだ。

そのバカ総理に、民主党議員たちは両議員総会では拍手し、国会では万歳三唱をしていた。哀れというか…。わたしが政治家からの転職をかれらに勧めるのは、かれらのように大勢順応の事なかれ主義の政治家は、ただの数あわせの存在にすぎないからである。いくら長くやっても、国民にとっては意味ある存在ではないのだ。

その哀れな民主党の良質な部分は、ほとんど「生活」党に離党した。マニフェストの「「生活」党」の原点はこの離党者のなかにまだ息づいている。

だから宗主国の米国、官僚、財界、「記者クラブ」メディアといった既得権益支配層は、この「生活」党を恐れ、「生活」隠し、「国民連合」隠し、「小沢」隠しを続けるのである。

たまに「生活」党を露出させるときは、平成の野合トリオ、慎太郎・橋下・渡辺を盛り上げるためだ。

この国のマスメディアはそういう存在なのだ。この国のマスメディアが国民のために、あるいは正義のために、既得権益支配層と闘ったことなど一度もない。

現在も、消費税増税には賛成しておきながら、新聞には増税するな、と主張する始末である。メディアとしての矜恃もなければ社会人としてのモラルもない。

そのマスメディアは、選挙後は自民党の安倍政権という既定路線で走っている。

このおぞましい状況裏で、もっとも大切なのは、第3極などというでっち上げにだまされない、ということだ。

第3極とはいったい誰が作ったキーワードであろう。

非常に悪質なキーワードだ。まったくのでっち上げであり、政策で見ても、勢力(日本維新の会とみんなの党、太陽の党を合計してもわずか10議席だ)から見ても、そもそも第3極なんてないのだから。

平成の野合トリオ、慎太郎・橋下・渡辺は、第1極である。東京と大阪を行ったり来たりしながら、御用メディアの話題を引っ張っているだけだ。最後は必ず適当にやって野合する。

政策、アジェンダが笑わせる。対米隷属がかれらの共通点であり、国民よりも1%の富裕層に仕えるのが、かれらの本質である。

政策だ(日本維新の会)、アジェンダだ(みんなの党)、といったところほど、米国の国益にそったTPP賛成の政策を掲げており、日本国民のための政策などないのである。

橋下がTPPを後生大事にし、野田がTPPを選挙の争点にすると言い出したのも、この者たちの米国隷属を物語るものである。

その証拠に、太陽の党は早々とTPP賛成にまわり、解党して維新と合流したではないか。

平沼は、いったいどうしたのだろう。TPPは、郵政民営化以上の売国政策である。選挙後に政界再編成があるにせよ、こういう権謀は平沼らしくない。これでは平沼はただのマキャベリストになってしまった、といわれても仕方あるまい。

慎太郎・平沼は錯覚している。そんなに橋下徹の力はない。若き日の慎太郎の方が遙かに大きい。しかし慎太郎、平沼らは、野合することで、これまでの政治的な歴史をすべて捨て去ってしまった。まったくの失敗である。「原発も消費税もささいなこと」でない。さらにTPPも反対から賛成に回れるような「ささいなこと」では決してないのだ。

日本維新の会の松野頼久が、今度の選挙は「『既成政党対第三極』という構図の選挙戦だ」と語っている。マスメディアがさかんに第3極騒ぎをもり立てる動機はこれである。

既得権益支配層の考えは、日本維新の会に勝たせ、「生活」党の票を消すことである。小沢が勝ったら、消費税増税も原発もTPPも推進できなくなるからだ。

2 三宅雪子のシロアリ退治

「生活」党の衆議院議員三宅雪子が、野田退治のために、現在の群馬4区から千葉4区へ鞍替えする。

そのことを三宅は11月16日のツイートで明らかにした。

「国民の命と暮らしを守るため、それらを脅かしている一番の責任者である野田総理と千葉4区で闘う決心を致しました。お支え頂いた群馬4区の皆様、心からお詫び申し上げます。消費増税廃止、原発ゼロへ、TPP参加反対の政策とともに、福祉と社会保障の充実を軸に命懸けで頑張ります」

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