ベルギーのブリュッセルで行われたG7サミットで、安倍晋三は、オバマに首脳会談を申し込んだが、拒否されていた。

安倍晋三がブリュッセルに着いたのは、サミット前日の3日夜だった。サミットが始まるまでに、安倍は「日米首脳会談」を実現させようとしたが、オバマに会ってもらえなかった。結局、5分足らずの“立ち話”が成果。

これは深刻である。アジアの隣国の中韓に会ってもらえず、米国にはTPP売国と、集団的自衛権の傭兵献上で尽くした挙げ句、会談さえしてもらえない。

もはや、日本は、金さえむしりとればいい国、貢がせたらいいだけの国に、定位置が決まったのである。

さらに深刻なのは、この事実をマスメディアがまったく報道しないことだ。安倍晋三に都合の悪いことは、現在のマスメディアはまったく報道しなくなってしまった。これでは新聞の販売部数が激減するわけだ。

現在の内閣支持率も作られた数字ではないかと、わたしは思っている。実は、以前からこの情報は存在している。一応、お得意の誘導で、在宅の専業主婦を中心に電話をかける。しかし、最後の段階で数字は変わるということだ。

幼稚な安倍は、日本のマスメディアほど籠絡しやすい存在はないことに、ある時点で気付き、メディア幹部との食事会(飲み会)に熱を上げるようになったのだろう。

かりにそういっただらしのないメディアであるにせよ、こういったことを国のトップはしてはならないのだ。その見識を、自民党の歴代の首相はもっていたのだが、安倍晋三は人間としてのレベルが先輩筋と較べても格段に落ちる。

自分のプラスになることなら何でもやる。国の儲けになりさえすれば、原発でも武器でも売りつける。

その結果、政治が哲学やモラルを欠いたギャンブルに落ちてしまった。

それを批判すべきマスメディアは、自らタブーを作って自主規制してしまった。

それなら野党はどうか。それが何の期待ももてない。第二自民党作りに熱中している。

民主党の前原誠司が、5月7日に、海江田代表の退陣を要求するとともに、海江田が辞めない場合には離党の覚悟を表明した。

民主党の海江田おろしは強まっている。前原は7日に、「民主党に求心力が戻るというのは幻想だ。他の野党と『大きな家』を作ることが大事だ」と述べた。

これは当たっている。民主党がふたたび国民の支持を受けて政権を獲得することはないだろう。昔の社会党のように分裂し、ごく少数が民主党の看板を背負って延命するということだろう。

国民の期待が民主党に戻るには、菅直人と野田佳彦のやったことが酷すぎた。政権交代の歴史的な意義を、このふたりで捨ててしまった。

かれらは政権交代の意義がわかっていなかったのである。政権をとって、自民党と同じ米国、官僚、財界隷属の政治をやるのなら、政権交代の意味はないのだ。それなら自民党の方がマシだ、という劣悪な民度の結果が、現在の安倍政権である。

ブログランキング・にほんブログ村へ

前原は、橋下日本維新の会や、結いの党などとの合流を目指すことになる。

石原慎太郎(分党の結果、23人(衆院20人、参院3人)が集まった)は、田母神俊雄と新党を作るだろうが、これで政権入りを狙うなら、この新党には何の意味もない。

民主党は、政権をとるまでは改革を叫び、政権をとってから第二自民党に転落した。石原慎太郎の場合は、もともと自民党の国会議員であり、現在の政策も安倍晋三とほとんど変わらないのであるから、むしろ自民党に復党した方が国民にはわかりやすい。

田母神俊雄にとっては、石原慎太郎との合流はマイナスにしか働かないように思われる。ちょうど橋下徹のよさが石原慎太郎と一緒になることで消されたように、田母神のよさもこれから消されていくだろう。

石原慎太郎の周りにいる旧太陽の党の国会議員を見てみるがいい。日本保守政治のガラパゴスといった感じだ。とにかく古すぎる。最後は清濁併せ呑んで妥協する。それを政治だと勘違いしているような、古いタイプの保守政治家ばかりである。

石原と別れた橋下徹(分党の結果、37人(衆院31人、参院6人)が集まった)には、これから従来よりは可能性がでてくる。その可能性というのは、結いの党、前原ら民主党の一部との合流によって、第二自民党を作るということだ。それは、米国、官僚、財界、マスメディアへの隷属と、新自由主義を骨格とするものになる。

橋下徹が成功すれば、反日、反国民、弱者切り捨てを特徴とする二大政党時代が幕を開けることになる。

みんなの党はさらに分裂するかもしれない。とてもまとまって石原新党に行けるとは思えない。むしろアジェンダに固執するなら、袂を分かった結いの党の方が近い。割り切って「維新・結い・民主の前原ら」の新党に合流することになるかもしれない。

政党の離合集散、合従連衡といえば聞こえはよいが、ほとんどの代議士にとっては、政治で飯を食うための生き残り策にすぎない。理屈や政策などはあとからつける程度のことである。

これらの政治家をバカにするのもいいが、かれらはわたしたちの民度を映した鏡である。かれらの多くが集団的自衛権に賛成して安倍晋三にすり寄るのも、そしてわたしたちが将来的には赤紙で戦地に駆り出されるのも、すべてかれらを選んだわたしたち国民の自業自得である。

最近の反日、反国民、弱者切り捨て政治については、これまで新自由主義、グローバリズムによって説明されてきた。しかし、わたしは、これからその政治家の出自を問わなければ十全に説明できないのではないかと考えている。

friend

それは被差別の問題に関係してくる。この国では、被差別の怨念が考慮されることはほとんどない。無視されている。それは、国民自体が、長い物には巻かれろといった奴隷根性をもっているために、他人の被差別の恨みについては極めて鈍感なのである。

どう見てもこの政治家は、日本人あるいは日本国に対して恨みがあって、日本を壊そうとしている、といった政治家がいる。それが重要なポストについて、日本破壊の政治をやっている。

worst wage

その結果、わが国は、子供・若者が夢をもてない国になっている。

ブログランキング・にほんブログ村へ

この続きは、 有料メルマガ『兵頭正俊の優しさ出前』 でご覧いただけます。

2011年10月1日より「兵頭正俊の優しさ出前」(月額:840円(税込)/配信サイト:まぐまぐ)を配信しております。

月・水・金・それに号外と発行しております。

「記者クラブ」メディアの情報操作と国民洗脳を対象化し、あなたを現在とは違うステージに招待します。

携帯の送受信の制限を考慮して、分割して送信するように改善しました。

価格以上の価値があると自信があります。ぜひ購読のご検討をお願い申し上げる次第です。

なお、別に無料メルマガ『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』PC用 携帯用 を2011年8月29日より、「まぐまぐ」から配信しております。

無料で、ほぼ週刊です。

携帯の送受信の制限を考慮して、分割して送信するように改善しました。

ご登録をよろしくお願いします。

なお、メルマガはテキストファイルであり、このブログ掲載の画像などはありません。

また、このブログ掲載の文章は、ブログ用に編集してあります。
ブログランキング・にほんブログ村へ