4月26日は、統一地方選挙後半戦の投票日だった。

わたしがメルマガを書き終えて配信する頃には、大方、投票は締め切られていたが、しかし、結果はまだ出ていなかった。

それで、選挙について分析・論評するのはやめた。

最近、ネットとリアルの双方で大騒ぎになっている小型無人ヘリコプター「ドローン」について触れることにした。

ドローンを官邸に向けて飛ばした「犯人」が自首する前に、ネット上では次の見方があった。

1 ドローン規制への謀略(この場合、犯人はいない。政権の自作自演になる)

2 テロの可能性を試したもの(この場合、犯人がいる)

常識的には「犯人」が名乗り出て、「2」の可能性が強まった。しかし、ネット上には、依然として「1」を疑う投稿が少なくない。この場合、自首した「犯人」と政権とは、裏でつるんでいることになる。

わたしもまだ、「1」の可能性、つまり謀略説を完全には捨てない方がいいと思っている。

今日(4月26日)の時点で、ドローンに触れるには、大切な前提がある。それは次の問題意識だ。

自首して出てきた男が、実際の犯人であるかどうか、背後にドローンに関する法規制を急ぐ政権の謀略がないか。自首して出てきた男のブログは、本物なのか。

そのことを今日の段階では念頭におきながら、ドローンについて書くことにする。

ただ、ある程度の抽象を加えれば、ドローンについて触れることは、まったく可能である。

ところで、この事件に対する東京の大手メディアの触れ方が面白い。さすがは内容をお互いに確認し合うだけあって、次の3点ではどのメディアも共通する。

1 政府のドローン規制に賛成する。

2 脱原発の思いがあるとしても、「デモや集会など正式な抗議活動」とは違って、方法が過激だとして批判する。

3 脱原発にとってプラスにならない、とまるで東京の大手メディアが脱原発であるかのような立場から結論づける。

ともに、まともに読める記事はひとつもない。

今日のメルマガでは、以下の2点を考えてみよう。

(以下、長いのでメルマガの一部だけ公開します。

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1 哲学者、文学者、思想家などの、幅広い意味での知識人がつむいだ幻想と、影響を受けた読者の行動との、責任の問題

これをあらためて考えたのは、「犯人」として名乗り出た男のブログ『ゲリラブログ参』に、「参考書」として次の書き込みがあったからだ。

「「ゲリラ戦争」
チェ・ゲバラ

「原発の倫理学」
古賀茂明

「日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか」
矢部宏治

「原発ホワイトアウト」「東京ブラックアウト」
若杉 冽

「機動警察パトレイバー2 the Movie」
押井守

「原発のウソ」
小出裕章

「官邸崩壊」
上杉隆

「天空の蜂」
東野圭吾

「逆転力」
指原莉乃

「NO.1メンタルトレーニング」
西田文郎

「若者奴隷時代」
山野車輪

「関西電力「反原発町長」暗殺指令」
齊藤 真」

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ブログのなかで、とくに古賀茂明について、「犯人」はときどき触れている。2015年4月18日の書き込みでは、「古賀vsマスコミ」として、次のように古賀について書いている。

「古賀茂明氏が外国特派員協会で外国メディアの記者に向けて会見…

「政権から圧力がかかることで、マスメディアの萎縮が起きる」という懸念を示す

会見中は特に質問することもなかった日本のマスコミ記者たち…

だが会見終了後、席を立って会場をあとにしようとする古賀氏を取り囲み、カメラとマイクを向けて取材

フジテレビの女性レポーターに対して…

「戦わないって決めたら、そうやって戦う人を追い詰めるために質問するんですか?」古賀茂明

日本のマスコミのレベルの低さが異常…

戦わないと決めた人しか出ないテレビ…

大事なことは伝えないテレビ…

立ち上がった人が…戦う人がマスコミのリンチで殺されていく…

本来守るべき立場だろーに…

華やかで高収入なマスコミに就職したかっただけのチャラい奴等なのか…

さすが韓国以下…もう中国と変わらん…」

ネット上には、古賀茂明を犠牲者とする書き込みもあった。しかし、古賀は犠牲者でも何でもない。面識もなく、また、古賀はドローンを飛ばす示威行動を書いているわけではない。

このような場合、知識人の言説と読者の行動との間に、扇動、教唆の関係はないとしなければならない。

ただし、その知識人が公私ともに絶対的な影響を、行動に及んだ読者に与え続け、知識人が直接行動を促す言葉を、書くか、集会・講演会等で話している場合、責任は生じるものとわたしは考えている。

誤解のないように断っておくが、わたしは法律論議をしているのではない。政治的・思想的には、知識人と行動者との間には、そのような責任の問題が生じるし、問われるべきだといっているのだ。

2 ドローンの何を政権は怖れたのか。

これが今日のメルマガの、もうひとつの問題意識である。

確かに官邸など公共施設への、ドローンでの攻撃を警戒したというのもあるだろう。しかし、政権は、より深く情報収集ツールとしてのドローンを怖れ、警戒したのである。

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