山本太郎が園遊会で天皇に手紙を渡した。

その後、山本は記者団に、「(東京電力福島第1)原発事故の収束にあたる労働者が劣悪な環境で作業している現状を知ってほしかった」と語った。優しい心根の山本らしい行動である。

田中龍作によると、山本の手紙の内容は「子どもと事故収束作業の労働者を被ばくからお守り頂くようお力をお貸し下さい」との趣旨だった。山本は、陛下に「子ども達の未来が危ない。健康被害が出てきています。収束作業の労働者がひどい環境で働いています」と話しかけたという。

御用メディアは、山本太郎の説明から、子供の話を抜いて報道している。女性の共感が集まるのを恐れているのである。

参院自民党の脇雅史が「議員としての品位をおとしめている。懲罰対象となる可能性も」と早速弾圧。

国会では売国奴がふんぞり返り、悪政の暴露を恐れている。

山本が語った手紙のテーマは、世界が心配している問題と重なっている。

ほんとうは日本のマスメディアが報道し、それを通じて天皇も知っている筈の問題だった。

だから、御用メディアは、けっして手紙が指し示す現実を深く知ろうとしないのである。「天皇の政治利用」でお茶を濁しているのだが、「天皇の政治利用」を利用して山本を攻撃し、権力にへつらっているのは御用メディアである。

ちなみに特定秘密保護法案が通れば、この手紙の内容を長官が秘密に指定し、その秘密指定を知らずに、この内容を山本太郎に訊いて発表した者は逮捕されることになる。

もちろん山本太郎も。

特定秘密保護法案は、(1)防衛(2)外交(3)特定有害活動(スパイ)の防止(4)テロ活動の防止の4分野で、政府と官僚が必要のない情報隠蔽と国民監視を強めようとしているが、(1)と(2)はすでに取り締まりの法律(契約)が存在している。(1)は自衛隊法とNDA(秘密保持契約)であり、(2)は外務公務員法と国家公務員法である。

つまり(1)と(2)は、必要性のない、国民を説得するための物語であり、引っかけである。

官僚(公安)の狙いは(3)(4)である。

物語は、米国の要求と、(1)防衛(2)外交である。これで国民を引っかけ、(3)(4)の「その他の重要な情報」で、政府と公安権力が権益を無制限に拡大することを狙ったのが、特定秘密保護法案の現実である。

マスメディアが、居丈高に「天皇の政治利用」を利用して、山本太郎を指弾する現実は、特定秘密保護法案の「その他の重要な情報」で国民監視を強める明日の政府・官僚を先取りした姿である。

 

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