日米合同委員会も安倍晋三を見限ったのかもしれない。それを受けて官僚による、閣僚に対するメディアへのリークが続いている。

女性閣僚辞任、それに今週に辞任した西川前農林水産大臣に続いて、下村博文文部科学相、望月義夫環境相と、「政治と金」の問題が暴露されてきた。

米国と日本官僚は、政治家の黒い情報をストックしている。既得権益の確保に都合が悪くなったり、用済みになったり、さらには危機感を覚えたりすると、暴露して表舞台から消す。

代わりのバカはいくらでもいる。余計なことをせずに、いわれたことを、いわれたとおりにやる。1%の既得権益を守り、宗主国に日本国富を献上する。それが、植民地政治家の役目である。

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かといって、安倍晋三が役に立たなかったか、というと、そうでもない。A級戦犯の祖父譲りの売国奴で、かつ拝金主義者である。かてて加えて変わり身が早い。これも祖父譲りである。

祖父のA級戦犯岸信介は、戦争中に早くも敗戦を見越して、東京の収容所にいた駐日米国大使のグル―を釈放し、ゴルフを共にしている人物である。(『CIA秘録』Tim Weiner)

その変わり身の早さ、変節の凄さは、立派に孫に引き継がれている。

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未亡人製造機と米国で揶揄される欠陥機で、米軍も使いたがらないオスプレイの製造原価は、1機約5億円といわれる。それを日本は1機103億円で買っている。「立派な」米国への貢献である。

ちなみに米軍は20億円で、イスラエルは30億円で買っている。他の外国は、高いところでも50億前後で買っている。これを問題にするのが、国会であり、東京の大手メディアなのだが、さっぱり批判が聞こえてこない。

もちろん笑いが止まらないのは製造元のベル・ヘリコプター社とボーイング・バートル(現ボーイング・ロータークラフト・システムズ)社である。続いて儲かるのは日本の商社であり、キックバックが転がり込む政治家たちである。すべて日本国民の税金であるのだが、もはや感覚が、「国民の税金は自分のもの」となっているのだ。

いずれにしても安倍晋三の命運は尽きた可能性が高い。

現在の状況は、日本民族特有の変わり身の早さ、愛国心の欠如、無節操が露出してきたものだ。

その例を、『朝日新聞』の戦争中の記事に見てみよう。1942年12月6日の記事で、朝日は東條英樹についてこのように書いている。

「「戦う日本」の首相として常に我等とともにあり、銃後国民にその名、その姿、既に親しい東條さん。ある時は壇上に獅子吼えして、戦う祖国の行く手を大きく指し、ある時は、山にもぐって、農夫と膝を交えつつ素朴な生活をかたり、軍装に身をかためては皇軍の先頭に立ち、時には巷に唄う子供達の肩をたたいて遊ぶ「われ等の東條さん」。

きのうも寒さをついてオープン車を飛ばして街頭を疾駆する間も民情を視察しようという熱心さ。路上で目ざとく見つけた市民たちは「あっ、東條さんだ!」と親しみの会釈で車上の姿を追う。

それに対しても一々親しく挙手の礼を返す我等の東條さんである。大東亜戦争第2年へ首相として、また陸相として東奔西走、席のあたたまる時もない激務の連続に心からの感謝の声援をおくろう(後略)」

わたしは、『朝日新聞』が戦時中はこんなことを書いていた、と批判したいのではない。どの新聞も同じである。政府や軍部を批判して潰された新聞は1社もないのだから。

前回のメルマガで、徳川幕府250年の間に約200の大名家が幕府の命令で取り潰されているが、ひとつとして幕府に弓を引いた大名はなかったと述べた、あれと同じなのだ。

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現在の日本人は自国の歴史を知らない。また、自分たちがどのような民族であるかも知らない。

そこから、日本の武士道を、何か立派なことのように勘違いしている。やたらとスポーツの国際大会でも「サムライ」をキーワードに使いたがる。

武士道とは、究極までに奴隷化された精神のことである。けっして権力に楯突かない。命令に背かない。たとえそれが悪であり、不条理であっても、権力の反抗しない。考えない。この究極の奴隷精神を何かいいことのように言挙げしているのだ。

武士道精神で死ぬべく訓練された軍隊が、いかに弱かったかは、太平洋戦争で証明されている。

戦争体験を語る元兵士たちが、決まって「戦争は二度とやってはならない」といって泣くのは、いかに日本の支配層と軍の上部が、非人間的で無駄な、意味のない死を兵士たちに強いたかの証拠である。

わたしがいいたいのは、総じて権力に弱い日本民族の隷属体質であり、権力や時代の空気が変わったときの、その変わり身の早さである。

新聞を採り上げるのは、それがあまりにも極端であり、多くの影響を国民に与え続けてきたからにすぎない。

こんなことは米国をはじめ、世界中が知っていることなのに、呆れたことに日本国民の多くが自分を知らない。

『朝日新聞』は敗戦1年後の1946年8月15日の社説でこのように書いた。この変わり身の早さ。無節操。

「この1年間に示された連合軍最高司令官マッカーサー元帥の偉大な業績については、内外ひとしく賛嘆をおしまないところである。われわれは、心から元帥に対して深厚なる感謝の意を表明するものである。元帥には、日本ならびに日本人をふかくいたわる気持ちがある。この気持ちが、日本の人民を信服せしめた。

この気持ちがなかったならば、天皇と日本の政府機構をいかに有効に占領目的を達成するために使用したとしても、そのことだけで、今日までの偉大な業績は示し得なかったであろう」

このふたつの『朝日新聞』の記事は、いずれも鈴木敏明の『逆境に生きた日本人』からの孫引きである

それにしても、こうも変わるものか。節操も何もない。一貫しているのは、ただ権力に隷属する奴隷精神だけだ。しかも日本人の場合は、そこに苦渋も悲哀も恨みも何もない。「東條さん、万歳」が「マッカーサーさん、万歳」に変わり、いままた「安倍さん、万歳」に変わっているだけだ。

これは新聞だけではない。

「長崎では、原爆による放射能の影響調査にやってきたアメリカの科学者チームの責任者に、ガラスケース入りの人形が贈呈されているのです。またその後すぐに住民たちは、駐留する占領軍人とともに「ミス原爆美人コンテスト」を開催したというのです。

敗戦寸前まで激しく戦った国民が、敗戦直後に見せた豹変ぶりはまったく信じられないくらいで、この豹変ぶりはある種の脅威とか異常とか呼べるような気がします。まさに私が主張する異常なまでの変わり身の早さではありませんか。決してほめられる民族の態度ではないことは確かです」

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