このページは、2017年7月20日に更新しました。

『兵頭に訊こう』は、現在の国内外の重要問題について、最新の情報と考え方(批評)を、見やすく、わかりやすいことに注力して発信しています。

・・・・・・・・・━━━━━━☆

漱石漱石

「職業というものは要するに、人のためにするものだということに、どうしても根本義を置かなければなりません。人のためにする結果が己のためになるのだから、元はどうしても他人本位である。すでに他人本位であるからには種類の選択分量の多少すべて他を目安にして働かなければならない」(『私の個人主義』)

このページの要旨

うそと隠蔽に塗り込められた政権であることは、森友・加計学園事件で明白であるが、すでに国家の実力組織・暴力組織のなかで、旧軍隊のネガティブな体質が横行していることが明らかになった。
安倍晋三の任命責任が問われる事態だが、その安倍晋三自体がうそと隠蔽の大本である。
使用済み核燃料の再処理工場の建設費が7500億円も増えたことを、経済産業省が隠していた。
「経産省の資源エネルギー庁が都議選への影響を考慮した」というが、都議選後も資源エネルギー庁が「会見など大げさにやらないように」と指示していた。

安倍出席の予算委閉会中審査について、自民、民進のスシ友国対が、与野党の質問時間の配分について、例によって対立の演出をはじめた。
両党のスシ友国対こそが、日本政治を腐らせてきている元凶なので、ふたりの猿芝居にだまされないようにしなければならない。
日本は、岸田外相が17日に、国連本部で貧困・飢餓の撲滅を目指す閣僚級会合に出席し、総額10億ドル(約1100億円)規模の支援を表明した。
日本は子供の6人に1人が貧困家庭で暮らしている。
したがって日本国民の税金は日本国民の貧困救済に使うべきである。

芥川芥川

政治こそが、もっとも他人のために存在する職業ですよね。それがいまは、真逆になっています。政治家の多くは、自分のために働いていて、国民の幸せを無視しています。安倍政治は国民への情の無い政治で、かれの父親は実に的確に息子の晋三を見抜いていました。

・・・・・・・・・━━━━━━☆

1 うそと隠蔽の安倍政権

南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報を廃棄したとうそをつきながら、実際は陸上自衛隊が保管していた問題。
実は、なんちゃって防衛相の稲田朋美は、2月に行われた防衛省最高幹部による緊急会議で、保管の事実を非公表とするとの方針を幹部から伝えられていた。
しかも、隠蔽の方針を了承している。

呆れたことだが、この問題は次のことを物語る。

(1)うそと隠蔽の旧陸軍の体質を、現在の陸上自衛隊もそのまま受け継いでいる。

(2)なんちゃって防衛相の稲田朋美は、国会で、経緯の報告を受けていないとしていた。
しかもぬけぬけと「改めるべき隠蔽体質があれば私の責任で改善していきたい」と答弁していたが、本人こそが隠蔽に荷担していたのである。
いうことと、やっていることとが反対だったわけだ。

(3)うそと隠蔽に塗り込められた政権であることは、森友・加計学園事件で明白であるが、すでに国家の実力組織・暴力組織のなかで、旧軍隊のネガティブな体質が横行していることが明らかになった。
安倍晋三の任命責任が問われる事態だが、その安倍晋三自体がうそと隠蔽の大本である。

何をやっても閣僚が責任をとらない。
無茶苦茶な国家になっている。

国会は安倍晋三の任命責任を問わねばならないだろう。

与野党とも真面目にやれといいたい。
酷すぎる。

うそと隠蔽はまだある。

使用済み核燃料の再処理工場の建設費が7500億円も増えたことを、経済産業省が隠していた。

報道によると、「経産省の資源エネルギー庁が都議選への影響を考慮した」というが、都議選後も資源エネルギー庁が「会見など大げさにやらないように」と指示していた。
つまり都合の悪いことは隠すのである。

だから日本は原発をもってはならない国なのだ。
管理もできず、不始末や不都合なことは国民の目から隠す。
これほど恐いことはない。

結局、「再処理工場の建設費は7500億円も増え、2兆9000億円と当初の予定の4倍近くに膨らんでいた」。
原発がなくても電気が十分に足りることは、すでに実証されている。
即時に原発は停止し、脱原発(脱被曝、脱1%、脱原発依存、脱人体実験)に日本は向かうべきだ。

2兆9000億円もあれば、どれだけこの国の99%は幸せになれたか。
米日1%のために、管理もできない原発などもたされて、国民の幸せをドブに捨てる政治を、わたしたちは卒業しなければならない。経産省が“非公表”指示 再処理工場の建設費増額分

うそと隠蔽。
安倍晋三は、もうどうやったらいいのか、わからなくなっているのだ。

2 国民に寄り添わない日本政治

18日午前、安倍出席の予算委閉会中審査について、自民、民進のスシ友国対が国会内で会談した。

与野党の質問時間の配分について、例によって対立の演出をはじめる。

民進の山井和則国対委員長は、従来の「2(与党)対8(野党)」を要求するポーズ。

自民の竹下亘国対委員長は「5対5(与党、野党とも1時間半)にしない限り開催は拒否する」と反発する演出。(これは自民党が公明党に対していつも使う演出で、落としどころは3対7である。これを山井がいつものように丸呑みして、自民党の完勝になった

これで合意すれば、衆院では24日に行うという。

山井は、衆参両院の予算委で7時間ずつ計2日間の実施を求めるパフォーマンス。

竹下は衆参両院で半日ずつの1日を要求する演出。(これもいつもの自民党の演出で、山井の顔を立てて2日間にするも、7時間を5時間に減らして、自民党の完勝。

安倍は、「私自身が閉会中審査に出席し、しっかりと説明を行う考えだ。国民の信頼回復に向けて努力を積み重ねていきたい」と述べていたが、それなら最低でも1週間、それも加計孝太郎と安倍昭恵の証人喚問を了承しなければならない。

そこではじめて、国民は「信頼回復」の言葉を信用することになる。

でもこれももちろんポーズにすぎなかった。

5対5にすれば、半分の時間は与党の八百長になり、国民はテレビを見ないだろう。
それがもともと安倍晋三の狙いなのである。

両党のスシ友国対こそが、日本政治を腐らせてきている元凶なので、わたしたちはふたりの猿芝居にだまされないようにしなければならない。閉会中審査、質問時間配分で対立 合意すれば24日開催

日本は、岸田外相が17日に、国連本部で貧困・飢餓の撲滅を目指す閣僚級会合に出席し、総額10億ドル(約1100億円)規模の支援を表明した。
ほんとうにこういう間抜けな政治をわたしたちは乗り越えなければならない。
日本は子供の6人に1人が貧困家庭で暮らしている。
したがって日本国民の税金は日本国民の貧困救済に使うべきである。

いかに日本政治が子供の貧困救済に税金を使わないか。

2015年10月1日、安倍晋三は「子どもの貧困対策」の一環として、民間から寄付を募り、NPOなどに資金を提供する「子供の未来応援基金」を創設した。
バカである。
こういうことのために国民は税金を払っている。
これは国が予算をつけてやるものだ。

こういうところに安倍政治の異様さ、無能さが露出している。
「おまえは政治家として最も大事な情がない」というのが、父・安倍晋太郎の晋三に対する月旦であったが、実に的確な言葉であったといわねばならない。
情のない安倍は貧困対策に予算など使いたくないのだ。

2か月経っても300万円しか集まらなかった。
こういう国なのである。

この6人にひとりの子供貧困は、安倍悪政のもたらしたものなのだが、その最たるものが、非正規雇用の増加である。

安倍晋三は、軍国主義の政治教育に前のめりになって、貧困の現実がわかっていない。
むしろ非正規の増加で若者をさらに貧困化させ、経済的徴兵制に追い込む。

日本では、2016年における非正規社員は4割近くもいる。

前年比で36万人の増加だ。
若者を奨学金や、在学中の生活費に消えた借金の返済にきりきり舞いさせる。

政府の借金は、2016年12月末で、ついに過去最高の1066兆4234億円になった。
これに対して官僚も政治家もメディアも、すべて1%は、失政を批判しない。
改めようとしない。
相変わらず「国民1人当たり約840万円の借金」と、国民に責任転嫁を謀るだけだ。

日本の貧困を作った本人が、予算措置で解決させずに民間の寄付で解決を図る。

こんな人物が総理でいるかぎり、子供貧困が増えることはあっても減りはしないだろう。

いま、日本の99%の貧困をもたらしているのは、次の5点である。

(1)対米隷属と政治そのものの劣化

(2)非正規の増加と企業の内部留保

(3)増税と社会保障の減額

(4)人工知能(AI)の増加と雇用の減少

(5)国民の政治不信と政治離れ

・・・・・・・・・━━━━━━☆

(メルマガの公開はここまでです。申し訳ありません)

※メルマガのご案内

こんにちは!

有料メルマガ『兵頭正俊の優しさ出前』を配信している兵頭と申します。

2011年10月1日より『兵頭正俊の優しさ出前』(月額:864円(税込)/配信サイト:まぐまぐ)を配信開始しました。

月・水・金・それに、ほぼ週に1回の号外を配信しております。
実質、週に4回の配信になります。

わたしの強みは、商業ジャーナリズム、「記者クラブ」メディアから自立していることから、政権にも企業にも遠慮なく真実を語る位置を確保していることです。

わたしは若い頃に吉本隆明の『試行』に作品を発表していました。
この『試行』自体が、そのような問題意識に貫かれた同人誌でした。
位置のとり方の大切さはわかっております。

与謝野晶子与謝野晶子

そうです。
何を書くか、よりも、誰が書くか、ですね。
どんな位置にいる、誰が書くか、が大切なのです。
それは、ほんとうのことを言えるかどうかの違いになってきます。
この位置は、競合する表現者には同じステージで真似できない強みになるのですね。
「こんにちは! 有料メルマガ『兵頭正俊の優しさ出前』を配信している兵頭と申します」って、それだけ? あいかわらずぶっきらぼうですね。
若い人たちは、あなたのことを何も知らないのだから、もっときちんと自己紹介しなくちゃ。
せっかく「プロフィール」を書いているのだから、リンクを張っておきますね。

また、教師をやっていたことから、わかりやすく表現することには通じており、多くの読者の方からわかりやすいという声を聞いています。

太宰太宰

わかりやすいというのは、論理的ということね。
その論理も、説得する論理ではなく、納得させる論理でなければいけないのだろう。
それでどうしてもある程度の長さが必要になる。
ぼくが長編を書いたのも、そのためさ。

優れた情報と、新しい状況の分析・とらえ方を提供します。
そして、「記者クラブ」メディアの情報操作と国民洗脳を対象化し、あなたを現在とは違うステージに招待します。

確かに、わたしはテレビなど晴れがましい舞台には出ておりません。

しかし、わたしの書いた文章は、グーグルの検索でもあちこちで上位に出ております。

ツイッターでは3万を超えるフォロワーに支持されており、無料メルマガ『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』は殿堂入りを果たしております。

価格以上の価値があると自信があります。
ぜひ購読のご検討をお願い申し上げる次第です。

なお、別に無料メルマガ『兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相』PC用と、内容は同じ 携帯用 を2011年8月29日より、「まぐまぐ」から配信しております。

無料で、ほぼ週刊です。
(体調を崩したとき、それに正月や5月の連休、お盆には、お休みをいただきます)

携帯の送受信の制限を考慮して、分割して送信するように改善しました。

ご登録をよろしくお願いします。

なお、メルマガはテキストファイルであり、このブログ掲載の画像などはありません。

また、このブログ掲載の文章は、メルマガの一部であり、ブログ用に編集してあります。
© GIHYO