(「 「今だけ、金だけ、自分だけ」政治の結論は、日本を世界の核のゴミ捨て場に)
(「 「今だけ、金だけ、自分だけ」政治の結論は、日本を世界の核のゴミ捨て場に)

もはやこの国は滅茶苦茶である。たったひとりの不勉強な世襲議員が首相になっただけで、自民党も国会もメディアも乗っ取られた。あまつさえ国まで乗っ取られてしまった。甘利明の不起訴は、三権分立さえ、この国ではもはや形式的な仮構にすぎないことを、より明確にさせたものだった。

安倍晋三の行き着いた果ては、金儲けのためなら何でもする誇りなき植民地の完成である。

その忌まわしいひとつの例が形を顕した。世界における核の墓場(核のゴミ捨て場)の建設である。このことについては、わたしは過去のメルマガで『東京ブラックアウト』を採り上げながら論じてきた。それが第2の原発破壊を待たずに、ついに具体化し始めた。

『苫小牧福音教会 水草牧師のメモ帳』(2016年5月5日)に「わが国は世界の放射能のゴミ箱に」が載っている。

「日経新聞によれば、フランスの水処最大手ヴェオリアのCEOが、日本で放射性廃棄物の処理事業を始めるという。理由は、環境省が去る3月30日、福島第1原発事故後で出た汚染土に関し、8,000ベクレル/kg以下の汚染土を、全国の公共事業で利用できる方針を決定したので、日本は、今や世界のどこよりも放射能に対して寛大な国になってしまったからである。

日本では8000ベクレル/1kg 以下の放射性廃棄物を、公共事業で再利用できる。日本に運ぶだけで、処理しなくても、放射性廃棄物が再利用できる。核ゴミは全部日本へ送ればよいというわけです。

 
理由は簡単、日本に運べばヨーロッパの低レベルの核のゴミは処理せずそのまま捨てられる。公共事業にも使って貰えるから。水処理世界最大手、仏ヴェオリアのアントワーヌ・フレロ最高経営責任者(CEO)は日本経済新聞記者と会い、放射線量が低いごみの処理事業を日本で始める計画を明らかにした。多くの原子力発電所が廃炉になるため需要は旺盛だと判断した」これが保守を訴える人々の目指す「美しい国」ですか」
(「わが国は世界の放射能のゴミ箱に」)

ちなみに『東京ブラックアウト』では、三流国家のなれの果てとして、核の廃棄場が描かれているから、日本は間違いなく三流国家になったのである。

広島・長崎への原爆投下、福島第1原発による海洋・海産物汚染、原発輸出と核の墓場。こうして見てくると、日本は世界でもっとも核に呪われた国である。すべてに米国が深い影を落としている。

広島・長崎への原爆投下を時系列に沿って整理してみよう。

1 1945年5月にドイツが降伏した。

2 1945年7月16日、ニューメキシコ州の砂漠で、米国は最初の原爆実験に成功した。

3 1945年7月17日~8月2日 ポツダム会談(トルーマンらは、ソ連を対日戦争に参戦させ、かつ戦後の敵としてソ連を決めた)

4 1945年8月6日広島原爆投下、9日長崎原爆投下

5 ソ連、太平洋戦争に公式に参戦(実際は8月8日に、スターリンは赤軍に満州進撃を命じていた)

こうして見ると、1945年5月のドイツ降伏、それに広島に原爆が投下された2日後にスターリンが赤軍に満州進撃を命じていることから、もはや焼け野原と化していた日本に原爆を投下する軍事的意味はなかったことがわかる。

戦後を見据えていたフリーメイソンのトルーマンらの狙いは、

1 戦後の敵としてソ連を決め、日本へ原爆を投下し、覇権樹立(ソ連威嚇)

2 原爆投下による人体実験によって、いずれ原爆を手に入れるだろうソ連に、圧倒的なデータの差を付ける。

3 長崎への原爆投下は、昭和天皇が神でなくなった後の日本の空白を、キリスト教が支配するのを防ぐ。

このような冷徹な米国1%の戦略は知っておいた方がいい。広島演説で、オバマは「核」というキーワードなどほとんど使っていない。オバマは、今後30年間で1兆ドル(約110兆円)を投じて核兵器の小型化近代化を進めていることぐらい知っておくべきだ。

また、次のビデオは見たうえで、どうしてもオバマへの感謝を述べたければ述べたらいいだろう。

戦争と原爆とプーチン氏とオバマ氏

きっこが、「オバマ米大統領は7日、訪米中のインドのモディ首相とホワイトハウスで会談し、東芝の子会社のウェスチングハウスがインドに加圧水型軽水炉の原発6基を建設することを基本合意した」とのこと。原発のトップセールスでも日米同盟が大活躍、広島で「核なき世界」と言った2週間後にこのアリサマ」とツイートしている。このように冷静に全体を見ることが大切だ。

オバマの広島見物に、日本人が総転び状態になるなかで、亀井静香は、原爆投下の原点に、しっかりと踏みとどまっている。かれへのインタビュー(2016年6月11日)を読んでみよう。(聞き手は村田純一)

Hiroshima

「――オバマ大統領来日前の記者会見で、亀井さんは「謝罪も反省もしないのであれば、広島に来ないでもらいたい」と発言していた。その後、広島を訪れたオバマ氏のスピーチをどう受け止めましたか。

亀井 逆に聞くが、オバマ大統領は何をしに広島に来たと思いますか」

以下、紙幅の都合で亀井の発言のみを、それも一部のみを引用する。後にリンクを張っておくので、ぜひとも全文をご覧いただきたい。

一方では、オバマ大統領自身が核開発関連予算をどんどん増やして、核兵器をどんどん強化している。

しかし、なぜ、オバマ大統領はあんな形で広島にやって来たのか。彼は間違えたと思う。どういうことかと言えば、政治家として、自分の深層心理にあるものを表現するのに、被爆者がいるところで、おわびもしない、反省もしない。そのような態度で、「自分の気持ちをよく推し量ってくれ」というのは思い上がりですよ。無礼だ。

そうでなければ(謝罪の言葉がなければ 注 : 兵頭)、被害を受けた方々に、私が残虐非道なことをやった国の大統領だと見せ物として姿をさらしに来るか、それとも見物に来るのか、どっちかだ。(大統領来日前の)記者会見でも(私は)そのように言った。はっきり言って、オバマ大統領は非常に曖昧なことをやったんですよ。これに対する日本人の対応の方が悲しいよ。

それ(日本の大統領歓迎ムード一色の観 注 : 兵頭)が悲しい。

(被爆者はいいたいことを封印したかというと 注 : 兵頭)いや、新聞にも、「何しに来たんだ」という声はだいぶ出ていますよ。被爆者が何で「よく来てくれた」と思うか。殺人者が殺された被害者の墓に来て、「すいませんでした。反省しています。おわびします」とも言わずに墓参りしてくれたって、遺族としては意味がないですね。墓参りに来るなら、そういうちゃんとした気持ちを表さないと。

好意的に、彼の立場で言えば、来なかった方が良かっただろう。そんな状況で墓参りはしなさんなと。10万の人間が死んだ、墓場ですよ。

(亀井のように正直な意見を発言する人が少ないかというと 注 : 兵頭)いや、違う。マスコミがあおって、私のような気持ちを言えないようにしているんだよ。

何か、ハリウッドのスターが来てくれればうれしいなあ、みたいなことになっているんだ。

(オバマは 注 : 兵頭)自分で(核兵器を)拡大・強化しているじゃないですか。「核廃絶はできません。恥ずかしい」と言わなければいかんよ。

(米大統領が初めて広島の地を踏んだことを少しは評価することは 注 : 兵頭)ない。

墓参りに来るなら、お経の一つでも上げに来いというんだ。日本人は、ハリウッドの悪役の超スターが来ても喜ぶんだよ。

亀井が小学生の頃に、「原爆体験」があり、姉が原爆の影響で亡くなったことも、亀井の考えに影響はあるか 注 : 兵頭)それだけじゃない。あのときは10万の人間がやられたんだから。惨たんたる状況ですよ。東京の大空襲だって同じようにやられている。

都市への無差別な爆弾投下だって、国際法違反ですよ。東京など日本中の大都市が無差別爆弾投下をされ、米軍機が逃げ惑う市民を機銃掃射までした。原爆だけじゃないんだ。米国はある面ではいい国だと思っているし、好きだけどね。頑張れば誰でも上に上がっていけるようなところがある。

(放射能は)すぐに命は取らない。長生きする人もいる。放射能と人間の健康の関係は、誰にもまだ分からない。臨床がない。(米国の)スリーマイルと(旧ソ連の)チェルノブイリと広島・長崎だけだから。米国が(原爆投下で)市民を実験に使ったのは明らかだ。

オバマ大統領はしなくてもいいことをやった。それを評価する日本の方が哀れだ。

核兵器は使えない。使ったら地球が破滅することは分かっているから。米国が長崎に落とした後、どの国も使っていない。ベトナム戦争だろうが何だろうが、世界中で戦争をやりながらも、(米国が)負ける戦争でも使わない」(「「オバマ米大統領は謝罪すべきだった」亀井静香衆院議員に聞く」」)

ここで亀井が語っていることは、わたしはすべて首肯できる。今はこういった、民族の誇りを背負って語る政治家がほとんどいなくなった。与野党とも外務省の役人のようなことしか語らない。思想がないし、自分がないのだ。

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