5月27日、広島を訪ねたオバマ米大統領に送った要望書に、被爆者の全国組織「日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)」は、謝罪要請を盛り込まなかった。しかし、これまでは謝罪を願い続けてきたのである。

報道によると、日本被団協事務局長の田中熙巳は、「原爆は何十万人という罪のない人々を一挙に殺した。被爆者の被害は持続している。少なくとも被爆者には謝罪をしてほしい。だが、それを強く求めることで、(オバマ氏の動きを縛り)核兵器廃絶の障害になるのであれば、ぐっとこらえて謝罪は口にしない」と語っている。「核廃絶が前進するのであれば、我慢する」とも。

現在、「被爆者健康手帳」を所持する人は18万3519人(2014年度末現在)である。毎年1万人近くずつ減っている。後になるほど亡くなる人のスピードは速くなるだろうから、あと10年も経てば、生存者は限りなく少なくなっているだろう。

日本人の悪い癖で、重要な判断をしなければならないときに必ず日本的政治家に変貌する。そして1%の側に立つ三流政治家として結論を出す。田中熙巳は被爆者99%の立場だけに立って考えればよかったのである。それを米国の事情とか「ぐっとこらえて謝罪は口にしない」「核廃絶が前進するのであれば、我慢する」とかいった極めて日本的な三流政治家に堕落して結論を出す。大体はこのパターンだ。

米国の事情はオバマが考えればよいことである。たかだか日本の一庶民にすぎない田中熙巳の考えることではない。また核廃絶がオバマの所感ひとつで実現するなど無知もいいところである。オバマは、米国では実戦に使える核の小型化と拡大を図っているのだ。

bandeapart72 がこんなツイートをしていたが、この現実は知っておいた方がいい。

オバマ政権下で実際に削減された核兵器の数が、冷戦後の歴代政権の中で最も少なかった事実も判明している。ブッシュ政権下(2001~2008年)で約5300発の核兵器が削減されたのに対し、オバマ政権下で削減された核兵器は約700発”

ところで、韓国の原爆被害者が日本に到着し、27日に広島でオバマに謝罪を要求することになった。これがまともな対応なのだ。

オバマの謝罪なき広島見物は、日本が軍国主義化し、戦争法を通し、自衛隊を海外に派遣して戦争をする国になる状況裏に行われた。戦争で食っていく国家同士の強化であり、核使用の縛りを取り払うために行われるのである。今はオバマ演説に感動してわたしの考えに反発する人も、いずれ自分の甘さに気付くときがくる。

自衛隊を核兵器使用に使うために、核アレルギーを日本国民から払拭する。オバマの、謝罪しない広島見物は、そのために行われた。田中にはその全体の構図が見えていない。

さて、『婦人公論』(6月14日)に、瀬戸内寂聴と小保方晴子の対談が載った。メジャーな雑誌に小保方晴子が登場したことで、またぞろ東京の大手(「記者クラブ」)陰謀メディアの一部と、在日の米国人たちがバッシングを開始した。

小保方晴子は、2014年3月のツイッターで、このようにツイートしていた。

「マスメディアの方がSTAP細胞の真贋、論文の捏造、早大博士論文取り下げについて妄動しているようですがビットコイン同様にSTAP細胞の存在することによって不都合が生じる存在に蹂躙されているだけです。せめてこれを見ている人には内幕を理解してほしい。

現在私は隠遁することによって弾圧は免れている。STAP細胞の研究に関わった人たちとの連絡は徐々に難しくなっている。私自身いつまでTwitterを介して真実を伝えられるか分からない。現段階でどのような存在からの圧力なのか露わにできないことがとても遺憾でならない

小保方晴子は恐がることはない。バッシングする者たちの多くは、米国にSTAP細胞の利権を献上するために仕事としてやっている。学問的な関心でやっているのではない。しかし、その本音はいえないから、学問の粉飾をしてバッシングしているだけだ。

それより自分の味方がたくさんいる肯定的な面を見ていた方がよい。ベストセラーになった『あの日』の読者は、ほぼ小保方の味方である。また、ネット上にもたくさんの味方がいる。そして、もっとも心強いのは外国の研究者たちの客観的科学的な評価だ。

小保方晴子は、こんなツイートもしていた。

「2015年12月12日

やっとです……
本当にここまで来るまで時間がかかりました。
STAP細胞は存在します。

小保方晴子さんの発見は真実だった事が証明された 多能性を持つSTAP現象と同じ研究結果 更新

先程は個人ブログのリンクでしたがネイチャー誌の記事です。(このリンクは、メルマガを書いた5月27日段階では繋がっていたのだが、アクセスが激増したせいか、現在切れている)
Characterization of an Injury Induced Population of Muscle-Derived Stem Cell-Like

遂にネイチャー誌でも、やっとSTAP細胞が再発見されたことが取り上げられました。
散々権力者に蹂躙されてきたSTAP細胞ですが遂に一流の科学雑誌も存在を認めました。
引き続き研究を持続させてくれる研究機関を探しております。

2016年1月28日

本日発売の手記「あの日」でSTAP細胞の真贋、論文の捏造、早大博士論文取り下げについて詳しく説明しています。
真実はSTAP細胞の存在する事によって不都合が生じる理研に蹂躙されているだけです。せめてこれを見ている人には内幕を理解してほしい。
立ち読みで構いませんので読んでください。

3月2日

やっと理解に得られないところから理解してくれる方々が少し増えました。嬉しく思います。いつか、この状況が覆せる可能性も見えてきます。
昨日発売の手記「あの日」でSTAP細胞の真贋、論文の捏造、誰がES細胞を混入し私を陥れたのか。
立ち読みで構いませんので読んでください」

バッシングする者たちが執拗なのは、それが、金をもらったか、あるいは頼まれたための、仕事としてやっている者が多いからだ。だから止まらないのである。

小保方が瀬戸内寂聴の理解を得たのは大きかった。彼女は高齢なので、時を置かず、再会し、小説の書き方指南を受けたらいいだろう。

小説を書く行為は、人を強くする。今、小保方晴子に必要なのは、そのことであろう。書いて、苦しみを対象化する。すると苦しみが軽くなる。

瀬戸内寂聴がアドバイスしたように手紙形式は書きやすい。架空の第三者に向けて手紙を書く虚構で、真実を書く。この2、3年に見たこと、考えたことを書いたらいい。そして作品の冒頭に「これはフィクションである」旨、断り書きを入れる。これで有象無象を逃がしてあげる。これで大丈夫だ。

『婦人公論』の対談を読んでみよう。

STAP CELL

「小保方 最近、私たちが発表したSTAPという名がついた論文が発表されました。まるですべて握りつぶされたわけではなく、バトンは繋がっていたのだなと思いました。

(中略)

瀬戸内 一番困っているのは若山(照彦)さんでしょう。ここまで詳細に書かれたら、言い訳できないのではないかしら。あなたは、死ぬかもしれないという気持ちで書いた。それが強みです。若山さんはあなたを「今まで見た学生の中で一番優秀」と何度もほめちぎっていた。変わるのね、人間って。

小保方 人が変わるのか、もともとそうだったのを見抜けなかったのか。

瀬戸内 非常に小説的な人です。彼が理研から山梨大学に移るときに誘われたそうだけれど、行かなくてよかった。若山さんの奥さんがあなたの手記を「妄想」だと言っているのを週刊誌で読みました。それにしてもこの手記に出てくるのは男ばかりね。

小保方 研究室は男ばかりと誤解されますが、実は女の人が多いのです。研究補助はほとんど女性で、トップに男性が多いだけで。科学界が男性社会であることを感じなかったわけではありませんが、上に行かない限りは女性の世界でしたので、若輩者の私には無縁なことと思っていました。

しかし、思いがけない幸運に恵まれるにつれ……。”男の嫉妬”なんて言ったら、また大バッシングを受けそうですが、男性からの攻撃は女性の”いけず”とはまったく性質の異なるものです。ものすごく暴力的で、本当に殺されると思いました

わたしは、小保方晴子の成果は、外国で証明され、評価されるものだと最初から思っていた。米国、ドイツに続いて、これから様々な国で彼女の成果は検証されていくだろう。すでにバトンは繋がっている。

日本では、革命的な成果は、よほど幸運が重ならないと正当に評価されない。

若山を評して、瀬戸内が「非常に小説的な人」といっているのは面白い。「彼が理研から山梨大学に移るときに誘われたそうだけれど、行かなくてよかった。若山さんの奥さんがあなたの手記を「妄想」だと言っているのを週刊誌で読みました」。

理系の政治、理系の謀略というのがある。理系をなめていると、これがなかなかに手強い。文系のように言葉を使うことが少なく、黙ってはかりごとを実行することが多い。気がついたときは手遅れで、酷い目に遭わされる。

「”男の嫉妬”なんて言ったら、また大バッシングを受けそうですが、男性からの攻撃は女性の”いけず”とはまったく性質の異なるものです。ものすごく暴力的で、本当に殺されるを思いました」。ここには男と女の「嫉妬」の違いが述べられていて面白い。”男の嫉妬”、”男の涙”とあって、これが女性とは違った出方をする。

“男の嫉妬”に負けないためにも、小説を書くことはいいことだ。ただ、”男の嫉妬”を描けばいいのである。

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