今朝、ツイッターのTLを見ていたら、「田中角栄bot」の「ウソはつくな。すぐばれる。気の利いたことは云うな。後が続かなくなる。そして何より、自分の言葉でしゃべることだ」が目にとまって、笑ってしまった。

このとおりなのだ。ところが、この真理に気付き、生き方とするのは、簡単なようであって、なかなかに難しいのである。

永田町の住人は、ほとんどこの真理を知らない、人生の指針として生きることのできない人びとから構成されている。

とりわけ安倍晋三は、愚民観をもとに国民に嘘をつく。それを政治家の仕事と勘違いして、信念として生きてきた趣がある。「美しい国」、「アホノミクス」「すべての女性が輝く社会」、「一億総活躍社会」、「三本の矢」やら「新三本の矢」やら、忙しいことだ。

国民を幸福にすることは、どれひとつとして成果を上げていない。実現されていない。そのうち他の有り難いお題目が出てくるのだろう。そして安倍晋三はこの国を破壊だけし尽くして消える。

その破壊の極め付きはTPPである。TPPは「大筋合意」なので、まだ「最終合意」には達していない。しかし、米国にとって重要なのは「大筋合意」などではない。日本との2国間協議こそが重要だったのである。

TPPが、かりに「最終合意」にいたらなくても、これまでの米日の「2国間合意」は生きている。ここですでに売国はなされているので、米国でかりに批准されなくても、米国は日本植民地化を達成したのだ。

首藤信彦が『日刊ゲンダイ』の「TPP交渉に首藤信彦氏「日本はイカサマ麻雀にハメられた」」で、TPP交渉の全体をしっかりと見て、本質的なことを語っている。この記事はぜひ全文をお読みになることをお勧めする。

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米国は日本との間に経済問題が持ち上がると、必ず安全保障問題で攻めてきます。50年代に起きた日米貿易摩擦は「糸と綱を取り換えた」と言われた。糸は繊維、綱は沖縄。繊維で譲歩して、沖縄返還に至ったのです。

TPPでは中国の尖閣諸島進出や北朝鮮の核・ミサイル開発をネタに揺さぶられ、バンザイしてしまった。どれも架空の話で、まるでタヌキの葉っぱですよ。日本は米軍の力を借りなければ情報収集はおろか、自国防衛もままならない。軍事オンチだからシーレーン(海上交通路)の脅威をあおればたちまちヘタる、というのが米国の認識なんです。

(中略)

米国はTPPにこだわる必要がありませんから、発効しない可能性が高いとみています。しかし、日本は日米並行協議を背負わされてしまった。全産業がリスクにさらされ、国のあり方そのものが変容する危機に直面しているのです」

日本の右翼は、60~70年代の右翼と比べて劣化している。わたしなどの世代から見ると、安倍晋三支持の右翼、対米隷属の右翼、TPP賛成の右翼など、「ニコニコ笑っている人に放射能はきません」と同じで、とても理解を超えている。わたしたちの世代の右翼は弱者に優しかった。そこが一周回って右翼と左翼とが心情的に共鳴するところでもあった。

現在の奇妙な現象は、左翼が愛国のナショナリスト然として振る舞い、右翼がグローバリスト然として振る舞うところだ。

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難民侮辱イラストの漫画家、はすみとしこ(蓮見都志子)が、シリア難民問題へ最悪のリアクションを起こしたとして、海外サイトstepFEEDの「シリア難民問題へ最悪のリアクションを起こした7人」に選ばれた。

他の選ばれた人物は、米国大統領候補のドナルド・トランプやハンガリーのオルバーン・ヴィクトル首相、英国のフレッド・ジョンソン市長など「大物」ばかり。はすみとしこのイラストが、いかに世界に衝撃を与えたかを示している。

そのトレース元の、ジョナサン・ハイアムズの写真

はすみが手を加えたトレース後のイラストはこうであり、以下の文言が書き加えられている。

「安全に暮らしたい。清潔な暮らしを送りたい。美味しいものが食べたい。自由に遊びに行きたい。おしゃれがしたい。贅沢がしたい。何の苦労もなく生きたいように生きていきたい。他人の金で。そうだ難民しよう!

このイラストのトレース元の写真家が、「このような邪悪な偏見のために無垢な子どもの写真が使われたことに、ショックと深い悲しみを覚えます」「シリアの人々が苦境に立たされているのにこんな間違った表現をするとは、何という恥知らずだ」と怒りを表明している。

はすみとしこは、Facebookの「安倍総理を支える会」の管理人である。

この問題に関しては、実は、はすみとしこの世界こそ、現在の日本では多数派であって、しかもさらに勢いをもって拡大していることを知ることが大切なのだ。

はすみとしこの世界

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以下はFBに投稿された、はすみとしこのコメントだ。

「当該イラストが色々賛否両論交わされていますが、私はそれはそれで良いと思います。日本は言論の自由があります。皆さんが法の許す範囲内で自分の主張を展開するのは実に健全な姿であると思うからです。(だから、せっかくの皆さんのコメントを消したくないのでイラストも削除したくない)」

私は常々 今回のシリア難民は『なりすまし難民』ではないかと考えています。本来ならば裏口から入ってくる不法移民が、堂々と正面玄関からどっと押し寄せているのだと。シリア難民の報道や写真を見ますと、身体が丈夫な働き盛りの男性が多く目に映ります」

彼らは祖国を良くしようと戦うことを放棄し、国を棄て、より安全で快適な生活を求めて『可哀想な難民』を装っているのだと思います。彼らは難民として移動するのに違法ブローカーに大金を支払っています。そういう記事を9/18付けの読売新聞で読みました。彼らは元々無一文だったわけではないのです」

私は従来の、本当に不幸な難民を否定しているわけではありません。そういう本当に不幸な人たちへの注目を利用して、自分らに利する行動をとっている『なりすまし難民』を否定しているのです。当該イラストはそれを揶揄したものです。作品の本心を理解できない方がたくさんいらっしゃいますが、私はそんな物事の本質を見抜けない人達を残念に思います」

「しかしながら日本は言論や表現の自由がありますので、そういう否定的な意見も含めて、多種多様な主張・議論がなされることは良い事だし健全だと思います」

わたしも表現の自由は最大限尊重されるべきだと思う。ただ、表現への批判に対して、勘違いや的外れの批判を含めて、表現者は受け入れねばならないのである。受け入れた後に、反論するか、無視するかは、その表現者の、世界観によって別れてくる。

ただ、はすみへの多くの批判は、正鵠を射ている。もし、はすみのモチーフが偽装難民への揶揄だったら、「他人の金で。そうだ偽装難民しよう!」と書かねばならなかったのである。ここに表現の失敗という根本的な問題が浮上する。

そして、より本質的な問題は、はすみが、なぜ難民が生まれたかについての洞察を欠いていることだ。そこから生まれる無知が、加害者を許して、被害者への冷酷を生んでいる。

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