前阿久根市長の竹原信一が、彼のブログ『住民至上主義  どうせ、自衛官も生贄にする嘘つき政府』で「八百長のキンチョー」を書いている。

「報道が中国との緊張を喧伝していますね。

レーダーをロックオンしたかとかなんとか、「今までロックオンされたことないのか」を報道していません。

私が自衛隊にいた頃、自衛隊機がソ連機から「ロックオン」どころか、機銃を向けられても騒ぎになったことはありませんでした。

日本のミサイル基地からは適当にロックオンをやったりもしていました。全然大したことではないのです。まったく大したことではないのに芝居をやっている」
(引用終わり)

彼は元自衛官なので、自衛隊の内部事情もよく知りうる立場にある。日本の政治や報道のお粗末さも、対象化できるわけだ。

日本政府のマヌケさとお人よしぶりが露出するのは、こういう局面においてだ。

福島原発事故による海産物汚染で、もし中国から賠償を要求されたらどうなるか。賠償要求には韓国が続き、台湾が続き、もし米国が続いたらもはや歯止めが利かなくなる。

実はこの海産物汚染による賠償という、天文学的な地雷の恐怖を日本は抱え込んでいるのだ。

それさえわかっていたら、尖閣問題でわざわざ寝た子を起こしてみたり、射撃管制用レーダーで「中国悪玉論」を煽ったりするような愚はできないはずだ。

現在、わたしたちが見ているのは、間違いなく劣化した政治による、亡国の姿だ。

ところで、中国政府が深刻な大気汚染を外国工場(日本)のせいにし、大気汚染の情報を全く開示していない現状で、わざわざ無償で技術援助をしたりすることはない。日本が非を認めてお詫びの無償援助をしている、と喧伝されるだけだ。

中国政府も、まさか我が国に技術援助をこうたりはしないだろう

我が国がさしあたってやるべきことは、米欧をも巻き込んで中国政府に改善策を要求することだ。

中国政府が日本に技術援助を要請してきた段階で腰を上げればよい。

その際も中国メディア対策をしっかりとやることだ。日本が率先して中国の大気汚染対策をやっていることを中国国民に認識させ、尖閣紛争で悪化している対日認識の改善に役立てることだ。

それから内心では感謝しているはずの中国政府と尖閣再棚上げで合意にこぎつけること。

もちろんそんな能力が安倍晋三にないことは、わたしもわかっている。事態はもっと深刻に進むであろう。それは中国政府が大気汚染を火力発電のせいにして原発建設に国内世論を誘導することだ。

もしその目論見が成功したら、東アジアは地球環境破壊の元凶になる。

わたしは近い将来に中国が必ず原発事故を起こすと考えているからだ。

考えてみると、世界の核保有国は、米国、ロシア、英国、フランス、イスラエル、中国、インド、パキスタン、北朝鮮であるから、わが国はロシア、中国、北朝鮮の3か国の核保有国に囲まれていることになる。

中国、北朝鮮が核を保有し、日本、韓国と一触即発の危機にある。

この危機には米国が巨大な黒い影を落としている。米国の中国包囲網と、それに対抗する中国の対米防衛線(第一列島線と第二列島線)の確執である。
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中国の第一列島線の内部には南シナ海・東シナ海・日本海が入る。具体的には九州から沖縄、台湾、フィリピン、ボルネオ島にいたる線である。中国は、このラインで米国海軍・空軍の侵入を阻止することにした。

阻止するとはいってもこの領域内には、

1 南沙諸島問題

2 尖閣諸島問題

3 東シナ海ガス田問題

といった各国の入り組んだ領土問題が存在している。

第二列島線は、伊豆諸島から、小笠原諸島、グアム、サイパン、パプアニューギニアに至るラインである。このラインは、台湾有事の際に、中国海軍がアメリカ海軍の増援を阻止・妨害する海域といわれている。

この壮大な「第一列島線」、「第二列島線」の軍事構想は、中央軍事委員会常務副主席であった劉華清がつくった。

彼の掲げた海軍建設のタイムスケジュールは以下の通りである。

1 「再建期」 1982~2000年 中国沿岸海域の完全な防備態勢を整備。

2 「躍進前期」 2000~2010年 第一列島線内部(近海)の制海権確保。

3 「躍進後期」 2010~2020年 第二列島線内部の制海権確保。航空母艦建造。

4 「完成期」 2020~2040年 アメリカ海軍による太平洋、インド洋の独占的支配を阻止。

2040年 アメリカ海軍と対等な海軍建設。

こんな雄大な構想を抱いた人物に関心を惹かれるではないか。

劉華清は、 2011年1月14日に急性肺炎で亡くなった。

なくなる前に、彼は党中央に対する口述筆記で遺言した。それが香港で発行されている月刊誌『争鳴』(No401/2011年3月号)に紹介された。

その内容がすごい。その一部を紹介する。

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