「togetter まとめ」に「日本の家は何故「使い捨て」か?」という、まとめがあって、読んでみたら面白かった。

家に関しては、国によって考え方がだいぶ異なる。家に対する考え方にはその国の文化が反映する。それは各国の建築物の平均耐用年数を見るとよくわかる。

英141年、米103年、仏85年、独79年、日本26年と、日本が極端に低い。

家は一生の買い物というが、このキャッチフレーズ自体が間違っているのだ。日本建築物の平均耐用年数26年なら、30代で家を買えば、ほぼ定年前後には耐用年数が終わる。

退職金を改築や補強に使うハメになるわけで、ほんとうに土建業のためによくできたシステムである。

地震多発で、高温多湿の国土なら、余計、頑丈な建物を作らないといけないわけで、世界で、もっとも耐用年数の長い国にならないといけないのである。現実はその逆になっている。

この国は国民を守る技術となると、極端に悪くなる。家などは早く壊れた方が企業が儲かるからだ。

また、これからの人口減少を見越して、不動産が余って値下がりするだろうから、それまでは買い控え、というのも、果たしてそううまくいくかどうか。

自民党は、票田の土建業界を潤す必要がある。これから安い労働力の確保を目指して、大量の移民を実施すると思われる。この点も考慮に入れておいた方がいいだろう。本メルマガ購読者の皆さんにも、これから家を購入しようと考えておられる人がいると思う。

以下の「togetter まとめ」の、「日本の家は何故「使い捨て」か?」に様々な呟きがある。わたしはいろいろと考えさせられた。 http://bit.ly/1lpM6nk

さて、今日のメルマガでは、安倍晋三とオバマ、朴槿恵(パク・クネ)の3人で、25日夕(日本時間26日未明)に、オランダ・ハーグでやった会談を考えてみる。

これは冷え切った日・韓関係をオバマが仲介したものである。

冒頭のカメラの前で、「マンナソパンガプスムニダ(お会いできてうれしいです)」と韓国語で話しかけた安倍晋三を、朴槿恵は固まったまま顔も向けずに無視した。カメラマンが3人による握手を求めても朴は応じなかった。わたしはこの仲介をしたオバマは、会談後に大いに落胆し、かつ反省したのではないかと思っている。

Obama abe paku talks

というのも、日・韓関係の悪化は、歴史問題を背景としており、それを採り上げずに、米国が仲介して会談をやったところで、どうにかなるといった関係ではないのである。

まったくオバマの、大国の驕りからでた読み違いであった。

以前にも紹介したスコット・スナイダー(米外交問題評議会シニアフェロー 朝鮮半島担当)は、「衝突する日韓の自画像―未来志向の日韓共同宣言を」のなかで、日韓両国に4つの提案をしている。それを見てみよう。

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「第1に、共同宣言で、日韓は両国間の問題を解決するための武力行使を放棄し、不戦を誓う必要がある。

これによって、緊張を枠にはめ、問題を武力によって解決できるとみなす虚構が大きくなるのを抑え込むことができる。

第2に、日本は「韓国政府が主導して朝鮮半島を統一することを支持する」と表明する必要がある。

そうすれば、日本が朝鮮半島にどのような長期的意図をもっているのかを疑う韓国側の猜疑心を緩和できる。

第3に、海洋の脅威や二国間貿易を含めて、両国が価値と利益を共有していることを具体的に描きださなければならない。

さらに、こうした価値や利益の共有が、日韓による協調行動の基盤になることも合意に明記しておくべきだろう。

第4に、歴史にとらわれるのではなく、 20世紀の歴史を両国がともに記念する日を決めることもできるはずだ。現状では8月15日は、日本では敗戦、そして韓国では帝国主義支配からの解放を記念する日とされている。

これを、両国が平等な立場から同時代の歴史を記憶する日へと置き換えていくべきだ」(『Foreign Affairs Report』2014 NO.3)

「1」と「2」については何の異議もない。日本は憲法によって国家間の紛争を武力によって解決することを永久に放棄しており、不戦を誓うことに問題はない。

また、わが国は朝鮮半島にどのような野心もない。したがってこれも国民的合意を図りやすいだろう。

困難なのは「3」と「4」である。もしかすると「3」の「価値や利益の共有が、日韓による協調行動の基盤になる」は、言葉としては合意を図ることができるかもしれない。しかし現実問題としては、「価値」と「利益」とは両立しないのである。

オバマの米国も、朴槿恵(パク・クネ)の韓国も、 習近平の中国も、「価値」よりも「利益」で動いている。安倍晋三がしきりに朴槿恵に向かって自由という価値観の共有を語りかけても一向に効果がないのは、安倍は米・中・韓がどういった基準で動いているかを見失っているのである。安倍にわかりやすくいうと、3国は「利益第一の価値観」で動いているのだ。

「4」の「歴史にとらわれるのではなく」という説得は、今回の会談における朴槿恵の態度を見ても、無理であることがわかる。

日・韓両国の民族感情は複雑であり、かつ根深い。しかも竹島の領有権問題を抱えている。

takeshima landing

韓国は、従軍慰安婦の歴史問題を日本に突きつけたい。それを要求する韓国は、経済的にはすでに新興国ではない。先進国と呼ばれるのに、あと一歩の地点にきていて、国際的な地位を非常に高めてきている。

安倍自民党は、戦後の「自虐史観」に不満があり、河野談話、村山談話の見直しをやりたい。そしてナショナリズムを高揚させたい。

安倍晋三とかれのお友だちのナショナリズムは、ファシズムと一体のものである。

それがマスメディアも染めあげて、最近も、『産経新聞』(3月22日付)に「中国の軍とスズメバチ いずれ駆除が必要に」といった署名入りの長い記事が載ったばかりだ。
http://bit.ly/1l9yb2b

自民党政権が続く限り、核武装の軍事国家への動きは止まらず、中・韓の悪夢を蘇らせ続ける。

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