松本智津夫の神格化の否定

オウム真理教幹部7人の処刑の前日(7月5日)、『赤坂自民亭』のどんちゃん騒ぎが問題になっている。これはオウム真理教に関する深い闇の一部を語るものにすぎない。オウム真理教については、警察も検察も当てにはならない。

また、松本智津夫はじめ7人の幹部のジェノサイドも、リアルタイムで報じられるという異様なものであった。事件の当初からメディア、とりわけ毎日・TBSは奇妙な報道を繰り返している。

オウム真理教の裁判では、190人が有罪判決を受け、13人の死刑が確定している。

松本智津夫の三女で著述家の松本麗華(りか)が、「いま家族としてお願いしたいこと――死刑執行後の一連の動きと報道をめぐって | お父さん分かりますか?」を書いている。

重い文章であり、読むのも辛いが、状況的テーマにもなっており、とても大切なことを書いているので、今日のメルマガで採り上げた。

麻原彰晃こと松本智津夫なんかどうでもいいという購読者は、ここでお読みになるのをやめられた方がいい。ただ、松本麗華はとても大切なことを書いている。オウム真理教関係の情報は6、7割はうそだといわれている。たとえば最近の7月9日朝の報道で、松本智津夫の遺体の四女への引き渡しに、他の家族が同意したというニュースなどがそれである。

そういう現実があるから、麻原彰晃こと松本智津夫の娘が語った、この国の現実だけでも知っておいて損はない。松本麗華の書いた文章は、わたしたちにとって、信じられる数少ない文章のひとつである。

オウム真理教の教祖である松本智津夫の三女、松本麗華です。

オウム真理教による一連の事件の被害に遭われた方に対し、心よりご冥福をお祈りし、また謹んでお見舞いを申し上げます。

父は2018(平成30)年7月6日に処刑されました。この事実をわたくしも、そして家族もみな、厳粛に受け止めております。

父が逮捕されてからの23年間、ただのひと言も父と話ができなかったことが、残念でなりません。面会が許されなくなってからも、10年以上、毎月一度は面会を申し込み続けてきました。事件を起こしたなら、それはなぜなのか。被害に遭われた方に対して心は痛まないのかなど、聞きたいことがたくさんありました。家族のこと、自分自身のこと、父を批判すべきこと、わたくしがなしえたかもしれないことも含めて、話したいこともたくさんありました。

それでも、父は逝きました。ご批判を受けるかもしれませんが、今はただ、家族だけで静かに父の死を悼むことを願っております。

しかしながら、東京拘置所は、最初は親族間で争いがあるという理由を挙げ、わたくしたちが母を含め、四女以外はただ父の死を家族だけで静かに悼むという同じ願いを持っているとお伝えすると、「本人が(遺体の引取先として)指定した人がいる」という旨おっしゃり、遺体の引き取りはできないとのことでした。能力的に父が意思表示などできるはずがないと申し上げると、今度はそのようなことは言っていないと、言葉をひるがえしています。

報道によれば、父が指定した相手は、わたしの妹、父にとっては四女の聡香(さとか 仮名 注 : 兵頭)だということになっております。遺言状はありません。何度もおうかがいをしたにもかかわらず、東京拘置所は7月9日現在にいたるまで、父が指定した相手が四女だということを、わたしたちには話をしてくださいませんでした。

わたし自身は、父が四女を遺体の引取先として指定したという話について、父が東京拘置所の職員と意思疎通ができなかったという客観的な事実からも、作られた話ではないかと感じております。

これまで複数の精神科医が父と面接した上で、コミュニケーションがほぼ不可能で、外的刺激に反応することができない「昏迷」の状態にあると判断しています。最近、東京拘置所が提示した書類を見ても、弁護人が拘置所の職員と会話をしたときの話からしても、拘置所の職員と父は意思疎通ができていません。父が受け取り先を指定することは、能力的にも不可能です。

また、父が長子でもなく、あるいは父の介助を身近で行っていた長女やわたし、姉の宇未でもなく、長年連れ添った妻である母でもなく、四女を指定するということは考えにくいことです。

聡香は両親と縁を切りたいとして、2017年11月に記者会見を開いて訴えています。そのような聡香自身の立場や心情を考えても、今回の「指定」には疑問が残ります。また母は、聡香を含めて、家族みなで父の死を悼むことを願っています」(「いま家族としてお願いしたいこと――死刑執行後の一連の動きと報道をめぐって | お父さん分かりますか?」

最初に断っておくが、オウム真理教の麻原彰晃こと松本智津夫とその家族は切り離して考えるべきである。松本智津夫が死刑に処せられた男だったから、その家族も社会的制裁を加えられるべきだとする考えは間違っている。

日本には、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いという習俗が根付いていて、家族はもちろん遠縁の者まで、同罪にして非難する。

いまでも芸能人を中心に著名人が不始末を犯すと、別の人格であるその父親(あるいは母親)がカメラの放列に向かって、深々と頭を下げて謝罪する。この遺制的な風習を改めなければならない。

為政者にとってこの風習ほど都合のいいものはないのである。国家の監視に先立って親の監視させるのである。だから、賢い松本麗華は、謝罪はしていない。「オウム真理教による一連の事件の被害に遭われた方に対し、心よりご冥福をお祈りし、また謹んでお見舞いを申し上げます」。これでよい。

「父は2018(平成30)年7月6日に処刑されました。この事実をわたくしも、そして家族もみな、厳粛に受け止めております」、「父は逝きました。ご批判を受けるかもしれませんが、今はただ、家族だけで静かに父の死を悼むことを願っております」。法を犯した松本智津夫と、父親としての松本智津夫を切り離して考えており、父親としての松本智津夫を悼む態度はこれしかないし、人間として当然の感情である。

それにしても松本麗華の文章を読んで、日本という国は、ほんとうに恐ろしい国だと思う。松本智津夫が逮捕されてからの23年間、ただのひと言も松本智津夫と娘の松本麗華は話ができなかったのだ。

裁判で刑が確定する前から、実刑並の刑が加えられることは、籠池夫妻の長期勾留でわかっていたが、人権上、政権交代が起きたら法律を改正すべきである。ほぼ死刑が決まっている人ほど家族に会わせるべきだろう。

東京拘置所は、「本人が(遺体の引取先として)指定した人がいる」と嘘をついている。松本智津夫はコミュニケーションがほぼ不可能な「昏迷」の状態にあった。それを指摘すると、東京拘置所は、そのようなことはいっていないと前言を翻したというから、ひどいものだ。

法的には、遺体を引き取る順位は、まず妻である。妻が遺体を引き取ると松本智津夫の神格化がはじまる可能性がある。聖地ができる。それを怖れた安倍政権は、家族のなかで、唯一、父親の松本智津夫と折り合いの悪い四女の聡香を、松本智津夫が指定したという物語をでっち上げ、報道にリークした。

遺言状はない。しかも東京拘置所は7月9日現在にいたるまで、松本智津夫が指定した遺体の引き取り手が四女だと、家族に対して説明していない。四女の聡香は、両親と縁を切りたいとして、2017年11月に記者会見を開いている。この点からも、むしろ安倍政権の思惑を感じる。もっとも松本智津夫の神格化に遠い四女に遺骨を渡したいのだろう。

以上の3点を押さえただけでも、国家権力の、松本智津夫死後の神格化を防ごうとする意図が露骨に働いていることがわかる。

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デートレイプドラッグ 〜伊藤詩織の『Black Box』を読んで(6)〜

1 伊藤詩織の『Black Box』が問いかけたもの

米カリフォルニア州サンフランシスコ市(市長はエドウィン・M・リー)が、慰安婦像と碑文を公共物化したことについて、姉妹都市の吉村洋文・大阪市長が、24日に、年内に姉妹都市関係を解消することを明言した。

率直な感想をいわせてもらえば、短気は損気である。
大阪もサンフランシスコもいずれは市長が代わる。
大阪に慰安婦について吉村とは違う考え方の市長がなるかもしれず、また、サンフランシスコも同様である。

吉村のような若造の短慮で、60年も続いた姉妹都市関係を解消するようなことがあってはならない。

喧嘩したから仲良くなれるということもある。
我慢強い話し合いで臨むのがいい。

けっして姉妹都市を解消などしてはならない。

こんなツイートが目についた。

立川談四楼

サンフランシスコとの姉妹都市解消は大阪市長さん、短慮にして狭量というもんですぜ。
粘り強く交渉すべきところ、地元市議に4回も「恥を知れ」と言われるなんて、活動家は何を言ったのかね。
つまり怒らせ嫌われたわけだ。
さあ踏ん張りどころだ。
60年の親交が水泡に帰すことだけは避けてくれ。
頼む。

ブルドッグ

これねぇ…。

本来は中立で日本政府や大阪の立場にも理解を示していたサンフランシスコ市が、以後完全に日本の一部活動家を毛嫌いするようになり、慰安婦像の設立が決定的になった瞬間。

それほど彼らは無礼で支離滅裂で見るに堪えなかった。
議論以前の問題。

結果がこれですよ。

さて、伊藤詩織の『Black Box』については、5回で終わりにするつもりであった。
しかし、『朝日新聞』がデートレイプドラッグの問題を特集するなど、さらに『Black Box』の影響は拡大深化している。

ただ、朝日の取り組みは腰が引けている。デートレイプドラッグを採り上げるのはいいが、3回連続して採り上げながら、肝腎の、山口敬之の「準強姦」もみ消し事件については一切触れない。これはどういうことだろうか。

きむらゆい

デートレイプドラッグを3日連続特集、25日夕刊にはハリウッドの性被害にも紙面を大きく割いた。
なのに、肝心の詩織さん事件、安倍氏友人山口敬之氏のドラッグレイプに関しては言及なし。
なぜ腰が引けているのか?
朝日に今回の特集への応援と、詩織さん事件報道要請を。
03-3545-0131

大学の紀要ではないのだ。
ジャーナリズムがデートレイプドラッグを特集しながら、肝腎の山口敬之の「準強姦」もみ消し事件を問題にしないとなると、国会よりも週刊誌よりも腰が引けていることになる。
権力の監視がきれいにそぎ落とされているではないか。

わたしも最後は駆け足になったところがあり、ここにきて6回目を書くことにした。

伊藤詩織の『Black Box』は不思議な本である。
本人はおそらく意識していないのであるが、次のような状況的な位置を占めている。

(1)山口敬之の「準強姦」もみ消し疑惑事件は、安倍晋三による、国家・国政の私物化、身内びいき・縁故主義(ネポティズム)の、象徴的な事件になっていること。

(2)この「準強姦」もみ消し事件によって、この国の男性優位、女性差別の現実を剔抉したこと。

(3)性被害者に対する警察の様々な対応の仕方を問題にしたこと。

伊藤詩織は、おそらく(1)に関しては、意識していなかったと思う。
そういった意味では、彼女の立ち位置は、自分で主体的に選んだものではない、強いられたものだ。

2 デートレイプドラッグを使った性犯罪

伊藤詩織は書いている。

先生のリサーチは、患者のMさんに出会ったことから始まる。
Mさんは仕事が終わってから会社の上司2人、女性の同僚1人と飲みに出かけた。
意識が戻った時にはホテルで裸にされ、上司2人から性的暴行を加えられていたという。
アルコールに強い彼女は、記憶を亡くすほど飲んでいなかったにもかかわらず、記憶を失っていた。

長井先生は、これをきっかけにアメリカや日本の文献などを調べ、デートレイプドラッグの問題を深く認識するようになる。
アメリカの強姦救援センターなどの調査を読んだ際、先生の目にとまったのが、「被害者から学ぶ」というコラムだ。
ソコにはおおよそ、次のようなことが書かれていたという。

(1)事件はレストランとかパーティーとかクラブといった場所で起こる。
そこで何者かが飲み物に薬物を入れ、彼女らが飲み物を飲んだ後、気分が悪くなったり感覚を失ったような感じになる。
しかし、彼女らが数時間後に目が覚めたときには別の場所にいる。
つまり、薬物を入れた場所と強姦が行われた場所は異なっている。

(2)彼女らが再び意識を取り戻したとき、自分が強姦されたのかどうかはっきりしないことがある。
服を脱がされていたり、衣服や体に精液が付着していたり、あるいは膣や肛門に裂傷やひりひりした痛みを伴う傷を受けたりということで痕跡を見出すこともある。

しかし、すべての被害者が重大な記憶の欠落を報告している。
何人かの被害者は、短くてとぎれとぎれの覚醒した時期を覚えているが、それでも彼女たちの意識がないとき、彼女たちに何がなされたのか、誰がかかわっていたのか、何人の人がそこにいたのか思い出すことができない。

(3)被害者がこうした犯罪を警察に訴えても、記憶がはっきりしないという理由でほとんど却下される。

ある被害者は次のようにいわれたと語った。
「相手の記憶はしっかりしている。
なのにあなたは何も覚えていない。
証拠もない。
これでこの件は終わりだ」と。

被害者からも犯罪現場からも決定的な物的証拠は得られない。

ここに、薬物を利用した強姦事件の問題点が凝縮されている、と先生は感じた。

この文章を読んだだけで、いかにデートレイプドラッグを使った性犯罪の立証が困難であるか、逆にいうと卑劣な男たちが使いやすい犯罪であるかがわかる。

まとめるとこうである。

(1)デートレイプドラッグを飲まされた被害者は、一時的に記憶を失ってしまう。
犯行場所はレストランとかパーティーとかクラブといったアルコールが出る場所である。
犯罪者はそこから気を失った女性をホテルなど別の場所に運ぶ。
つまり薬物を飲ませた場所と強姦が行われた場所は異なっている。

(2)被害に遭った女性は、自分が強姦されたのかどうかはっきりしないことがある。
しかし、強姦の痕跡は見出すこともある。

(3)被害者がこうした犯罪を警察に訴えても、記憶がはっきりしないという理由でほとんど却下される。
被害者からも犯罪現場からも決定的な物的証拠は得られない。

つまりデートレイプドラッグは、犯罪者にきわめて都合のいい薬なのだ。

日本の取り組みはきわめて遅れている。
たとえば米国では次のように取り組まれている。

アメリカでは、政府機関がインターネット上に「デートレイプドラッグ」についての警告サイトを展開して久しい。
現在では、司法省、保健福祉省、FBI(連邦捜査局)NIH(国立衛生研究所)、州政府、教育機関などのパブリックサイト、Wikipediaや医療関係の民間サイトが警告啓蒙サイトを立ち上げている。

日本でも、現在の『朝日新聞』のように、時々、啓蒙警告に努めてほしいものだ。
また、教育現場でも、中高で年に一度は指導していく必要があるだろう。
卒業までに3回頭に入れたら、いざというときに何も知らないのとでは、だいぶ対応の仕方が違ってくる。

さらに国会でもこの問題の検証に立ち上がったので、事件の究明のほかに、上記の米国の例を参考にしながら警告啓蒙の具体化を図ってほしい。

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「準強姦」と安倍側近との接点 〜伊藤詩織の『Black Box』を読んで(5)〜

1 真のジャーナリストとして楽しみな伊藤詩織の今後

伊藤詩織の『Black Box』(文藝春秋)についての、今日は5回目、最終回である。

前回でも書いたが、この著作は、安倍政権下の腐敗した司法私物化の状況、無法者が跋扈する状況を的確に抉っていた。

彼女は左翼ではない。
総じてイデオロギー色のない人である。
ところが、現代日本の、もっとも深刻な問題、彼女自身が被害者だった準強姦事件を切り口に鋭く迫っていく。
それが安定していて的確だった。

状況を的確に判断するのに、イデオロギーは必要不可欠なものではないのかもしれない。
大切なのはセンスなのだろう。

このことは政党に入っている人の言動を見ていて、わたしがいつも感じることだった。
職場に生起する状況というのは、どのひとつとして同じものはない。
しかも刻々と変わる。
それを的確に判断して状況の深部にあるものを洞察し、判断していく。
これにはセンスが必要なのだ。

これは、おそらく持って生まれたものである。
党にあっても間違う者は常に間違い続ける。
その大切なセンスが伊藤詩織には備わっている。

いま読み終わって、けっして心は穏やかではない。
しかし、ひとつの確かな希望を与えてくれる本である。
それは望月衣塑子と並んで、わたしたちは伊藤詩織という、優れたジャーナリストをもったという、ある種の安堵感である。

犬HKを筆頭にダメな日本の東京の大手(「記者クラブ」)寿司友メディアであるが、しかし、若い優れた真のジャーナリストが確実に育ってきている。

これまでのまとめ

(伊藤詩織は、米国の大学でジャーナリズムと写真を学び、ジャーナリストの仕事を探していた。
帰国後に就職を餌に、官邸お抱えレイピスト山口敬之に酒の席に呼び出され、薬を酒に混入(詩織とわたしの見方)されて、意識を失い、強姦される。
やっとの思いで警察に相談し、妹や両親にも打ち明ける。

その後、詩織と山口との緊迫した電話やメールでのやりとりが続く。
また、詩織は弁護士、警察との対応が続く。
山口が、詩織に法的な対応をとられることを警戒していることがありありとわかる。
しかし、何回かの詩織とのメールやりとりのなかで、ついに山口は性交渉があったとの尻尾をだしてしまう。

そんなとき、捜査員のAから、山口を帰国した空港で逮捕するとの連絡を受ける。
詩織は喜ぶが、4日後には、それが警視庁トップ(のちに中村格(いたる)と判明)の指示で不可能になったことを知らされる。

捜査は警視庁捜査一課が担当することになり、警察が不起訴に向かって政治的に動き出す。
山口の弁護士が示談交渉をしたいといっているので、示談の弁護士を紹介すると捜査官がいう。

数日後に、警察車両で弁護士事務所まで送られた。
衝撃の展開が続く。

その後、伊藤詩織には、自分で選んだふたりの優れた女性弁護士がつく。

しかし、7月22日に不起訴が確定し、伊藤詩織は弁護士からその旨、伝えられた)

その後、伊藤詩織には『週刊新潮』から取材の申込みがある。
この仕事で画期的だったのは、編集部が、中村格から自分が捜査中止を命令したと聞きだしたことだ。
ここではじめて安倍晋三の近くから、捜査中止を指示した具体的な名前が出てきたことになる。

2 接点が浮かび上がった安倍の側近

『週刊新潮』編集部は中村氏本人に、「トップの意を受け、あるいは忖度して捜査を中止したのか」と問うと、
「ありえない。(山口氏の立場に)関係なく、事件の中身として、(逮捕は必要ないと)私が決裁した。
(捜査の中止については)指揮として当然だと思います。
自分として判断した覚えがあります。
事件が最後にどう評価を受けているかを見てもらえば……」
と答えた。(「週刊新潮」2017年5月18日号)

(中略)

当時刑事部長だった中村格氏が自分の判断で逮捕を差し止めたと認めたこと、山口氏が以前から「北村氏」(北村滋内閣情報官 注 : 兵頭)に私のことを相談していたこと、この2つの事実がわかったのは、本当に大きな進展だった。

『週刊新潮』のインタビューに対して、中村が逮捕は必要ないと自分が決裁したと語ったのは、もちろん口を滑らしたのではない。
官邸の指示を隠して自分が泥を被ることで出世の糸口を掴んだものである。
実際、かれはその後に出世している。

それでも、当時刑事部長だった中村格、それに北村滋内閣情報官という、安倍晋三側近と、官邸お抱えレイピスト山口敬之とに接点があることが明確になったのは大きい。

たんなる揣摩憶測の類いではないことがわかった。

ここで、山口敬之も認める事実を整理しておこう。
(番号は兵頭の打ったもの)

あの日の出来事で、山口氏も事実として認め、また捜査や証言で明らかになっている客観的事実は、次のようなことだ。

(1)TBSワシントン支局長の山口氏とフリーランスのジャーナリストである私は、私がTBSワシントン支局で働くために必要なビザについて話すために会った。

(2)そこに恋愛感情はなかった。

(3)私が「泥酔した」状態だと、山口氏は認識していた。

(4)山口氏は、自身の滞在しているホテルの部屋に私を連れて行った。

(5)性行為があった。

(6)私の下着のDNA検査を行ったところ、そこについたY染色体が山口氏のものと過不足なく一致するという結果が出た。

(7)ホテルの防犯カメラの映像、タクシー運転手の証言などの証拠を集め、警察は逮捕状を請求し、裁判所はその発行を認めた。

(8)逮捕の当日、捜査員が現場の空港で山口氏の帰国を待ち受けるさなか、中村格警視庁刑事部長の判断によって、逮捕状の執行が突然止められた。

以上の8点であるが、「レイプ被害で手記 伊藤詩織氏「ブラックボックスに光を」 注目の人 直撃インタビュー」(日刊ゲンダイ)では、次の項目が加えられている。

(9)山口氏に会ったのは3回目で、2人きりで会ったのは初めてだった」(番号は兵頭の打ったもの。なお、本とインタビューとでは順序が変わっており、文章も若干異なっている)

レイプでなかったとしても、彼女が受けたと同レベルの肉体的さらには精神的苦痛を受けて、彼女のように忍耐強く闘える人が、どのくらいいるだろうか、と考える。
それはとても少ないのではないか。

彼女の最初の記者会見、例の司法記者クラブでの記者会見のあと、この本の読者は、彼女が帰宅途中に倒れて病院に行ったことを知る。

この記者会見ひとつをとっても、彼女を心配する家族や友人などの反対があり、どれほどの葛藤があったことか。

会見では自覚していた以上に気が張っていたのか、終わったらどっと疲れが出た。

会見直後にオファーのあったいくつかのインタビューに対応した帰り道で、私は倒れた。
幸い友人がつきそっていてくれ、すぐに病院に連れて行ってもらえた。

それから数日間、体が動かなかった。
咀嚼する力もなく、お腹も空かない。

固形物は1週間以上、喉を通らなかった。
息が深くできず、体は死人のように冷たくなっていた。

すべてをシャットダウンして、このまま終わりにしたいと願った。

会見から10日経ち、やっと少しずつ、ものを咀嚼して食べられるようになった。
体も動き出した。

あの司法記者クラブ会見のあとに、このような苦しみが彼女を襲っていたのだ。
要は、10日間寝込んだということである。
これは語られない限り、想像もつかないことだ。
この精神力の強さには敬服するばかりである。

人間の強さには様々な形がある。
キッとにらみつけて対峙する強さもあれば、その場は穏当にやりすごして、何かの機会にやりかえす強さもある。
相手にへりくだって逃げ回り、しかし、けっして忘れていずに、機会を捉えてやり返す強さだってある。
柳に雪折れなしというが、彼女の強さは、しなやかな折れない強さだ。

ひとりの人間が、意図しなかったのに、状況の象徴的な位置を占めることがある。

伊藤詩織の場合、レイプされた男がたまたま安倍晋三のオトモダチであったことから、「記者クラブ」メディアは逃げ回り、外国人特派員協会も最初は不可解な態度をとった。しかもすでに執行されていた逮捕が、直前に警視庁のトップによって政治的に止められることになった。検察審査会まで不起訴相当の議決を出した。誰が見ても司法の私物化がここに露出しているのだ。

わたしがこの事件に注目するのは、国家・国政が私物化された状況の象徴的事件とみるからだ。今後は民事に舞台を移すが、引き続き注視し、伊藤詩織を応援し続けるつもりである。

 

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中世の日本司法 〜伊藤詩織の『Black Box』を読んで(4)〜

1 安倍司法に追い込まれる

伊藤詩織の『Black Box』(文藝春秋)についての、今日は4回目である。
思ったより長くなったのは、平易な言葉で書かれた内容が示唆に富み、現在の腐敗した司法私物化の状況、無法者が跋扈する状況を的確に抉っていたからだ。

この本をまだ読んでいない方は、ぜひ読まれることをお勧めする。
彼女はまだ28歳であるが、実によく考えており、事件を通じて語ることが日本の暗部を剔抉していた。

これまでのまとめ

(伊藤詩織は、米国の大学でジャーナリズムと写真を学び、ジャーナリストの仕事を探していた。
帰国後に就職を餌に、官邸お抱えレイピスト山口敬之に酒の席に呼び出され、薬を酒に混入(詩織とわたしの見方)されて、意識を失い、強姦される。
やっとの思いで警察に相談し、妹や両親にも打ち明ける。

その後、詩織と山口との緊迫した電話やメールでのやりとりが続く。
また、詩織は弁護士、警察との対応が続く。
そこは一気に読ませるが、山口が、詩織に法的な対応をとられることを警戒していることがありありとわかる。
しかし、何回かの詩織とのメールやりとりのなかで、ついに山口は性交渉があったとの尻尾をだしてしまう。

そんなとき、捜査員のAから、山口を米国から帰国した空港で逮捕するとの連絡を受ける。
詩織は喜ぶが、4日後には、それが警視庁トップの指示で不可能になったことを知らされる)

伊藤詩織は、ニューヨークでジャーナリズムを学んでいたときに、ハウスメイトだった友人を訪ねてイスラエルにいた。
そこへ事件を担当していた輪署のAの上司から、電話がある。

これからは警視庁捜査一課が事件を担当するという。
このあたり、すでに警察が不起訴に向かって政治的に動き出したことをうかがわせる。
捜査態勢の政治的な格上げである。

日本に帰国すると、警視庁に呼ばれる。
そしてこの件について4、5名の陣容で動いていくという。
「もう任意でできる捜査はすべてしたはずなのに、輪署とはずいぶん違う陣容だった」。
わたしも同じ感想をもった。
明らかに不起訴に向かって格上げされたのだ。

これから驚くべきことが起こる。
相手の山口の弁護士が示談交渉をしたいといっているので、示談の弁護士を紹介すると捜査官がいったのだ。

これはただのアドバイスですが、あなたが直接交渉しない方がいい。
弁護士を通して話をするべきです。

(中略)

一気に話してすみませんが、弁護士は誰かに相談していますか? 被害者専門の弁護士がいて、その先生に頼むと基本的にはタダでやってくれます。
国費が出るので。

もし不安だったら捜査官が一緒に行きますし、お願いしてから選任するまで時間がかかるから、今日お返事をもらって進めてしまっていいですか?

(中略)

無料の弁護士に頼める制度があるなら、と思い、次回に会ってみることを承諾した。
警察が熱心に示談の斡旋をすることに不思議を感じないではなかったが、逮捕状について警視庁に聞きに行くためにも、ともかく弁護士は探さなければならない。
当時、それ以外のことにまで気が回らなかった。

(中略)

数日後、この時に取った調書の文章を確認するため、警視庁へまた行った。
確認作業には時間がかかった。
そこで一旦中断して、前回ここで紹介された弁護士のところへ出かけることになった。

(中略)

警察車両で弁護士事務所まで送られた。
自分一人で面会に行くものだと思っていたが、なぜか捜査員も数名、車に乗り込んだ。

(中略)

紹介された女性弁護士のところでは、また事件のことを聞かれた。
しかも、一から経緯を話している間、捜査員がずっと同席していた。
これでは「逮捕状がどうなったか聞いてもらえないか」などと頼めるはずもなく、捜査員には途中で断って席を外してもらった。

弁護士は、やはり示談専門の人らしかった。
捜査員がいなくなった後、私が警察の捜査に感じている疑問について少し話してみたが、あまり反応はなかった。

これ以上ここで警察への疑問や、逮捕状について話さないほうがいいと確信した。
警察車両で彼らの推薦する弁護士のところまで連れて行かれ、席を外してくださいとお願いするまでぴったりと捜査員が寄り添いながら示談の話を一緒に聞くなんて、ちょっとおかしい、という考えが浮かんだ。

2 中世の日本司法

ここはとてもショッキングなところだ。
被害者の詩織は明らかに監視下におかれている。
不起訴にするための示談を警察が勧め始めた。
「これはただのアドバイスですが、あなたが直接交渉しない方がいい。
弁護士を通して話をするべきです」。

弁護士にもいろいろいる。
優れた弁護士もいれば、依頼人よりも相手方あるいは示談にもっていきたい警察や裁判所のために動く弁護士もいる。

事件にもよるが、わたしなら警察が紹介する弁護士はまず断る。
敗北のレールに乗せられることはまず間違いないからだ。

数日後に、「警察車両で弁護士事務所まで送られた。
自分一人で面会に行くものだと思っていたが、なぜか捜査員も数名、車に乗り込んだ」。
まるで映画のようだ。
というか、よほど優れた脚本家でなければここまで想像できないだろう。
まさに事実は小説より奇なり、である。

しかも紹介された女性弁護士のところで話すときは、捜査員が同席していたというから、被害者が監視の対象になっていたわけだ。

詩織は、捜査員に席を外すように頼む。
ここは本来、弁護士がいうべき言葉だ。

詩織は、捜査員がいなくなった後に、警察の捜査に対する疑問を少し話してみるが、弁護士の反応はない。
そこで、「これ以上ここで警察への疑問や、逮捕状について話さないほうがいいと確信した」。
この判断は正しい。
とにかく日本の司法は中世にある。
弁護士だからと信じていたら、とんでもないことになる。

その後、伊藤詩織には、自分で選んだふたりの優れた女性弁護士がつくことになる。
ふたりの弁護士は口を揃えて、「逮捕直前に現場で突然ストップがかかったのは、絶対におかしい。他の弁護士や、警視庁に詳しい人に聞いても、皆そんな話は聞いたことがないと言っている」と語る。

2016年1月、K検事は山口氏の聴取を行った。

山口氏は、検事による聴取から4ヶ月ほど経った2016年5月30日、TBSを退社した。

ひと月後、安倍首相について書いた『総理』(幻冬舎)という本を上梓し、コメンテーターとして、盛んにテレビに登場するようになった。

こうしたことを私は、友人から聞いたのだが。

新しいアパートに、テレビは置かなかった。
極力、彼の顔を見ないで済むように。

彼が今後どのような人生をおくろうと、私に関係はなかった。
日本の法律がきちんと機能することを願うだけだ。

ここには興味あることが書かれている。
時系列に沿って書くと、

(1)2016年1月、K検事が山口の聴取をおこなう。

(2)検事による聴取から4ヶ月ほど経った2016年5月30日、山口はTBSを退社。

(3)ひと月後、安倍晋三へのヨイショ本『総理』(幻冬舎)を出版。
コメンテーターとして、テレビに登場し、森友学園事件に関して、安倍擁護の論陣を張る。

この流れを見ていくと、不起訴獲得のための運動ととれなくもない。
あまりに山口のテレビでの安倍擁護が臆面も無いので、先輩筋の「政府御用達田崎スシ楼」にちなんで「小僧寿司」とわたしはツイッターで揶揄していた。

いま考えると、かれなりに逮捕から逃れるために必死だったのだろう。

それにしても、なぜ急に山口がテレビに出まくったのかという疑問だ。
わたしは官邸からそのような指示がテレビ各局にあったのだと思っている。

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どんでん返し 〜伊藤詩織の『Black Box』を読んで(3)〜

1 山口敬之のメール

伊藤詩織の『Black Box』(文藝春秋)についての、今日は3回目である。

伊藤詩織は、米国の大学でジャーナリズムと写真を学び、ジャーナリストの仕事を探していた。
帰国後に就職を餌に、官邸お抱えレイピスト山口敬之に酒の席に呼び出され、薬を酒に混入されて(と詩織もわたしもみている)、意識を失い、強姦される。
やっとの思いで警察に相談し、妹や両親にも打ち明けるところまで書いた。

その後、詩織と山口との緊迫した電話やメールでのやりとりが続く。
また、詩織は弁護士、警察との対応が続く。
そこは一気に読ませるが、山口が、詩織に法的な対応をとられることを警戒していることがありありとわかる。
しかし、何回かの詩織とのメールのやりとりのなかで、ついに山口は尻尾をだしてしまう。

あるとき、山口はこのようなメールを詩織に送ってしまう。

「レイプって何ですか?
全く納得できませんね。

法律的に争うなら、そうしましょう。

私は全く構いません。

次の面会には弁護士を連れて行きます。

あなたが準強姦の主張しても
あなたが勝つ事はあり得ません。

(中略)

弁護士(詩織の弁護士 注 : 兵頭)は、こちらから何も言っていないのに、山口氏が「準強姦」という専門的な言葉を使った点に注目した。
前述のように、薬や酒などなんらかの原因で意識がなかった場合は、この罪状が適用される。

誰もが常識として知っている言葉ではなく、記者とはいえ、このケースがそれにあたると山口氏が認識している事実は注目に値した。

「準強姦」とは詩織がいっていないのに、みずから山口はこのキーワードを出してきた。それも妙であるが、「あなたが勝つ事はあり得ません」も不可解な言葉である。よほど自信があったとみえる。それは安倍晋三や政権上層部との付き合いの深さからきたものだろう。

また、別のメールで、「妊娠の可能性がないと以前断言していましたが、なぜですか」という詩織のメールに対して、山口がこのように返信したのである。

「私はそういう病気なんです」
「何の病気ですか? 私の健康に関わることなので詳しく教えてください」という詩織のメールに対して、山口は「精子の活動が著しく低調だという病気です」と答えてしまう。

語るに落ちるとはこういうことだ。

つまり山口は性交渉があったことを認めたことになる。

しかも「医療的な面で緊急を要する対応があるなら、いくらでもサポートしますから具体的に言ってください。
それから、会って話をしたいという事ならば、その為に日本に一時帰国する事も提案しましたが、その後あなたからは具体的な返答はいただいていません」とまでいっている。

性交渉がなければ、それも強姦でなければ、「いくらでもサポートします」「一時帰国する」などと、3回しか会っていない女性にいうことはあり得ない。

これはもうはっきりしている。
性交渉があったことを山口は認めているのだ。

伊藤詩織は書いていた。

2 どんでん返し

A氏(この事件担当の高輪署の捜査員 注 : 兵頭)は精力的に捜査を進めてくれた。

最後に行った鮨屋を出てから、私たちをホテルまで乗せたタクシー運転手の証言が取れた、と聞いたのはこの頃だった。
正確には5月13日のことだ。

この時に聞いたのは、「近くの駅で降ろして下さい」と何度も言っていたこと、タクシーの中で最初は仕事についての会話があったが、途中から私が静かになり、降りる時には自力では降りられない状態だったこと、降りた後に見たら、私のものとみられる吐しゃ物があったこと、だった。

記憶のない時間帯の自分の行動について語られるのを聞くのは、本当に気が重いものだが、私が何度も「駅で降ろして下さい」と言っていたと知り、ほっとした。
やはり、最後まで自分は家に帰ろうとしていたのだ。

ホテルのハウスキーパーの記録から、シェラトン都ホテルの部屋に吐しゃ物があったという記載はみつからなかったこともわかった。
山口氏は部屋の二カ所とトイレに「ゲロ」を吐かれたとメールで説明していたが、清掃員は、そのような状態に対する特別な清掃をしていないと日誌に記している。

また、これは当時、調書に取られなかったものだが、そのフロアを担当したハウスキーパーは、「ベッドは片方しか使われていなかった。もう一つのベッドには血がついていた」と証言していることも聞いた。

その後、詩織はドイツで仕事をする機会を得る。
日本にいて、山口に似た人間を見ただけでパニック症状を起こしていたので、日本人の比較的に少ないベルリンは精神的によかったのである。

そこへ日本のA(高輪署の捜査員)から電話がかかってくる。

山口氏の帰国に合わせ、成田空港で逮捕する、という連絡が入ったのは、6月4日、ドイツに滞在中のことだった。
「逮捕する」という電話の言葉は、おかしな夢の中で聞いているような気がして、まったく現実味を感じることができなかった。
8日の月曜日に(山口が 注 : 兵頭)アメリカから帰国します。
入国してきたところを空港で逮捕する事になりました
A氏は、落ち着きを見せながらも、やや興奮気味な声で話した。
逮捕後の取り調べに備えて、私も至急帰国するように、という連絡だった。

(中略)

この電話から4日後、逮捕予定の当日に、A氏から連絡が来た。
もちろん逮捕の連絡だろうと思い、電話に出ると、A氏はとても暗い声で私の名前を呼んだ。

伊藤さん、実は、逮捕できませんでした。
逮捕の準備はできておりました。
私も行く気でした。
しかし、その寸前で待ったがかかりました。
私の力不足で、本当にごめんなさい。
また私はこの担当から外されることになりました。
後任が決まるまでは私の上司の〇〇に連絡してください」
驚きと落胆と、そしてどこかに「やはり」という気持ちがあった。
質問が次から次へと沸き上がった。

なぜ今さら? 何かがおかしい。

「検察が逮捕状の請求を認め、裁判所が許可したんですよね? 一度決めた事を何故そんな簡単に覆せるのですか?」
すると、驚くべき答えが返ってきた。

ストップを掛けたのは警視庁のトップです
そんなはずが無い。
なぜ、事件の司令塔である検察の決めた動きを、捜査機関の警察が止めることができるのだろうか?
「そんなことってあるんですか? 警察が止めるなんて?」
するとA氏は、
「稀にあるケースですね。本当に稀です」

(中略)

「全然納得がいきません」
と私が繰り返すと、A氏は「私もです」と言った。
それでもA氏は、自分の目で山口氏を確認しようと、目の前を通過するところを見届けたという。

何をしても無駄なのだという無力感と、もう当局で信頼できる人はいないだろうという孤独感と恐怖。
自分の小ささが悔しかった。
今までの思い、疲れが吹き出るかのように涙が次から次へと流れ落ちた。

これが日本である。

日本で警察や検察が正義の味方と信じる人がいたら、その人は政治も状況も、いや文学も語ってはならない。

ずいぶん前から三権分立は幻想だと書いてきた。
日本では司法も行政の支配下にある。
安倍晋三のオトモダチであれば準強姦も無罪なのだ。

もちろん末端の捜査員は真面目に仕事をしており、正義感もある。
だからA捜査員は、空港で目の前を通り過ぎる山口を確認している。
おそらく怒りと無念の混淆した思いでにらみつけたのであろう。

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伊藤家の誇れる長女 〜伊藤詩織の『Black Box』を読んで(2)〜

1 権力の準強姦

伊藤詩織の『Black Box』(文藝春秋)についての、今日は2回目である。

前回のメルマガでは、米国の大学でジャーナリズムと写真を学び、ジャーナリストの仕事を探していた伊藤詩織が、就職を餌に、酒の席に呼び出され、薬を酒に混入されて、意識を失い、ホテルに抱え込まれて強姦されるところまで書いた。

読んで見てわかったのだが、この本にはどうでもいいようなこと、割愛できるようなことなど何もない。
すべての言葉が、必死の思いで紡がれており、とても1回や2回のメルマガでは終われそうにない。

前回のメルマガで、この事件の背景には、次の5点の背景が存在している、とした。

(1)若者の就職難

(2)司法の私物化(森友・加計学園事件、山口敬之の「準強姦」もみ消し事件)

(3)縁故主義(ネポティズム)(安倍晋三 — 菅義偉 — 杉田和博(元警察庁警備局長) — 北村滋(元警察庁長官官房総括審議官) — 中村格(いたる)(事件当時は警視庁刑事部長) — 山口敬之)

(4)安倍政権の棄民策(福島・沖縄 ? 籠池夫妻・伊藤詩織)

(5)御用メディアの無視

今回、次の2点を加えておきたい。

(6)世界最悪の女性差別国家

(7)性犯罪教育の皆無

この7点が背景にある。
そういう意味では、きわめて状況的社会的な事件である。
また必然的な事件だった。

わたしは性犯罪とか女性差別の専門家ではない。
「準強姦」という言葉の概念も、意識のない人に対するレイプ犯罪だということを、この事件を通じて初めて知った。

レイプされた後の詩織の精神状態は、読むのも辛くなってくる。
混乱、自虐、後悔、苦悩。
その葛藤のひとつは次のようなものだ。

山口氏はTBSのワシントン支局長だ。
その上、長い間政治の世界で仕事をしてきたため、有力な政治家たちだけでなく、警察にも知り合いが多いと聞いていた。

それだけではない。
私が毎日通って働いていたロイター通信の主な業務は、マスコミ各社への情報配信だ。
もちろんTBSは大事なクライアントで、しかもロイターのオフィスは、赤坂のTBS本社のすぐそばにあった。

もし私が一人で警察に相談したり、彼を告発したりしたら、果たしてこの先、同じ業界で仕事を続けることができるのだろうか。
TBSが山口氏の盾となり、逆に名誉毀損で訴えてくるかもしれない。
そうなったら、一体どうやって身を守ったらいいのだろうか。

ひたすら怖かった。

それまでになんどかのぞき見た日本の報道現場は、完全な男社会だった。

私が甘いのかもしれない。
こんな風に踏まれても蹴られても、耐えるべきなのかもしれない。
そのくらいでなければ、この仕事は続けて行けないのかもしれない。
魔が差したように、そんな考えが頭をよぎった。

2 教育現場のBlack Box

「山口氏はTBSのワシントン支局長だ。
その上、長い間政治の世界で仕事をしてきたため、有力な政治家たちだけでなく、警察にも知り合いが多いと聞いていた」。
これがレイプ犯山口の巧妙で用意周到な伏線になっている。
このことを狩りをする前に獲物に吹き込んでいるのだ。
「カリニ警察ニ訴エタトコロデ無駄ダ。
オレノ背後ニハ安倍晋三ガイル」

「それまでになんどかのぞき見た日本の報道現場は、完全な男社会だった。
私が甘いのかもしれない。
こんな風に踏まれても蹴られても、耐えるべきなのかもしれない。
そのくらいでなければ、この仕事は続けて行けないのかもしれない」。
実際、パワハラ、セクハラに遭った多くの女性がこのように考え、泣き寝入りしている。
警察沙汰になるのは氷山の一角だ。

詩織は友達の女性に相談する。

何よりも、彼女は私が初めてお酒を飲んだ日にも一緒にいた幼馴染だ。
私の飲める酒量や酒席での様子もよく知っていた。
彼女は、私がたった数杯と二〜三号のお酒で意識を失うことはありえない、と強く言った。
また、私の性格からも、目上の人と仕事の話をする席で、私がそこまでお酒を飲むとは思えない、と。

彼女も私と同じ時期にニューヨークに住んでいたことがあった。
「デートレイプドラッグの可能性はあるかな」と言う私に、彼女は「あるかもしれない」と同意した。

そして、いつもそうしてくれるように、これからどうするべきか、親身に考えてくれた。
その後、警察に行った時も、深夜に一人暮らしの自宅へ帰るのが怖くなった私を駅まで迎えに来て、実家まで送ってくれた。

しかし、彼女もレイプ事件に遭遇したらどうすれば良いか、という知識を持ち合わせていなかった。
私たちは、誰からもそういう教育を受けてこなかった。
そしてそれ以上に、政治と深く繋がっている人物を告発した時に、警察や司法が本当に守ってくれるのかわからず、二人とも恐れていたのだと思う。

彼女は、デートレイプドラッグだったとしても、一回の仕様ではすぐに体内から出てしまうと言った。
私は「とにかく、早くその場から離れたくて飛び出してしまったけれど、ホテルから110番すべきだった」と後悔した。
今からでもすぐ警察に行くべきかどうか、二人で悩んだけれど、結論は出なかった。

伊藤詩織は、現実にあったことをそのまま正直に書いている。
詩織は、ここに登場してきた友達とか、妹、そしてあとで出てくる両親、警察に事件の内容を告白して相談している。
こんなことを、人は他人を貶めるためにのみできるものではない。
これは実際に起きたことである。

読めば、真実が語られていることがすぐにわかる。

ここに登場してくる友達が次の2点を断言しているが、この内容は非常に重要だ。

(1)詩織は酒が強く、「たった数杯と二〜三号のお酒で意識を失うことはありえない」こと。

(2)詩織の性格からして、「目上の人と仕事の話をする席で、私がそこまでお酒を飲むとは思えない」こと。

この2点は、本を読む前から、わたしには気になっていたことだった。

前号のメルマガでも書いたが、酒の強い人は、「たった数杯と二〜三号のお酒で意識を失うことはありえない」のだ。
わたしも若い頃は酒が強かったが、もうこのあたりが限度、という自制は常にできた。
一度も人前で酔いつぶれたことはない。
それが酒に強いということだ。
酒に強い同僚も皆そうだった。

また、就職を頼む年配の男性を前にして酔いつぶれるまで飲むことはあり得ない。
詩織がトイレに立ったときに、薬を混入されたのだとわたしもみている。
トイレから席に戻って、残りの酒を飲んだ直後から急に意識を失っている。

「彼女もレイプ事件に遭遇したらどうすれば良いか、という知識を持ち合わせていなかった。
私たちは、誰からもそういう教育を受けてこなかった」。
中学校から大学の図書館に伊藤詩織の『Black Box』を置くべきだ。
これは図書部長の判断で簡単にできる。
メルマガ読者の子弟に中高生がいたら、図書館の購入希望用紙に書かせてもよい。

中学校、高校では、レイプに遭ったときの対処の仕方を具体的に教えるべきである。
これはほとんどの学校で教えていない。
もっぱら養護教諭が駆け込み寺の役割を押しつけられ、相談のあった生徒のみに個人的に対応している。

養護教諭にもレベルの違いがあり、妥当な指導がなされているとは思えない。
校長やクラス担任に、そして保護者にもレイプ被害を隠す養護教諭がほとんどだ。

生徒がそのように頼むからだ。
まして警察沙汰にする指導は皆無である。
だから学校では性犯罪の問題が、万引きや喫煙、いじめや不登校の問題ほど広がらないのだ。

担任は、レイプに遭った生徒がクラスにいたことなどまったく知らないままに進級させていくのである。
学校自体が性犯罪の『Black Box』になっている。

誤解はないと思うが、わたしは特定の被害生徒の名前を公表して対処しろといっているのではない。
生徒の個人名は出さなくていいから、職員間で問題の周知徹底を図り、性犯罪から生徒を守る方策を検討する。
年に一度は専門家を呼んで職員の研修会を開き、かつ生徒への啓蒙と指導を図る。

文科省の怠慢であり、早速、具体的な指針を検討し、各教育現場に下ろすべきだろう。

「とにかく、早くその場から離れたくて飛び出してしまったけれど、ホテルから110番すべきだった」という知識など、学校で教えない限り獲得することはない。

「政治と深く繋がっている人物を告発した時に、警察や司法が本当に守ってくれるのか」という不信は、いまや国民的なものだ。
警察や司法が恥じるばかりでなく、性犯罪をこれまで放置してきた怠慢を国会が恥じるべき問題である。

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狩りの日 ~伊藤詩織の『Black Box』を読んで(1)~

1 日本の『Black Box』

伊藤詩織の『Black Box』(文藝春秋)について、今日は書いてみる。

1冊の本との出会い。そこには様々な物語があるものだ。

わたしの場合、戦後最低最悪の総理・安倍晋三をメルマガやブログ、ツイッターなどで批判していくうちに、官邸お抱えレイピスト山口敬之の「準強姦」もみ消し事件に遭遇した。その被害者が伊藤詩織だった。

つまり、この事件は、わたしにとっては横から飛び込んできて、いかにもありそうな、それでいて、詩織には気の毒だが、権力によって無罪があらかじめ決められているような事件であった。

安倍晋三のもとで、国家・国政の私物化が進んでいる。森友・加計学園事件はその典型的な事例だ。身内びいき・縁故主義(ネポティズム)の政治がおこなわれ、籠池夫妻は、すでに3か月を超えて長期勾留されている。わたしたちは、いま正義無き泥棒国家・マフィア国家に生きているのだ。

レイピスト山口敬之(強姦当時、TBSワシントン支局長)の「準強姦」容疑の告訴はもみ消され、昨年(2016)7月、東京地検は不起訴処分にした。山口は逮捕されなかった。

不服な彼女は今年5月に検察審査会に申し立てた。わたしには不起訴相当の結論は見えていた。案の定、9月に不起訴相当の議決が出された。

かほどさように、この国の司法は歪められ、中世そのものの実態にある。

三権分立の幻想が、いや国会の幻想がいまほど明白になった時代はない。この国の最高権力者は米国のディープステート(国家の中の国家)であり、それが敗戦後と同じ軍人に日本を統治させている。その組織が日米合同委員会である。国会はそれを隠すための仮装の主権国家の空間だ。

官邸お抱えレイピスト山口敬之の「準強姦」もみ消し事件。被害者伊藤詩織による告発がなぜ重要かというと、本人にはその自覚はないだろうが、それが安倍政権の負の部分と正面から渡り合っているからだ。

伊藤詩織は書いていた。

私は、ジャーナリストを志した。アメリカの大学でジャーナリズムと写真を学び、2015年の帰国後は、ロイターのインターンとして働き始めた。そんな矢先、人生を変えられるような出来事があったのだ。

これまでおよそ60カ国の国々を歩き、コロンビアのゲリラやペルーのコカイン・ジャングルを取材したこともある。こうした話を人にすると、「ずいぶん危ない目に遭ったでしょう」と訊かれる。

しかし、こうした辺境の国々での滞在や取材で、実際に危険な目に遭ったことはなかった。私の身に本当の危険が降りかかってきたのは、アジアの中でも安全な国として名高い母国、日本でだった。

伊藤詩織の『Black Box』は、そう簡単な本ではない。読者は、読む前から伊藤が山口に乱暴されたことを知っている。だから読むのにある種の辛さがつきまとう。また、現在、彼女がけなげに闘っていることも知っている。漠然とした大枠は知っているのだ。

読むのも辛いが、書くのはもっと辛い。ただの書評ではなく、状況の全体のなかに、この本の意味をおくこと。それがわたしの務めになりそうだ。

米国の大学でジャーナリズムと写真を学んでいた伊藤詩織は、帰国してからもジャーナリストとして働くための就職先を探していた。ニューヨークで面識のあった(といっても2回だけ、それもふたりきりで会ったことはなかった)山口敬之に会う。それまで、就職を斡旋してもらえるようなメールをもらっていたからだ。

2 狩りの日

鮨屋までの道のりで山口氏は、傍らの店を指さしながら、「ここはこの前〇〇さんや△△さんと来た店」と、著名な政治家や、歴代総理大臣の名前を何人か挙げた。そうした言動は、権力の中枢に入り込んでいるジャーナリスト、という印象をことさら強く感じさせた。

二合目を飲み終わる前に、私はトイレに入った。出て来て席に戻り、三合目を頼んだ記憶はあるのだが、ソレを飲んだかどうかは覚えていない。そして突然、何だか調子がおかしいと感じ、二度目のトイレに席を立った。

トイレに入るなり突然頭がくらっとして蓋をした便器にそのまま腰掛け、給水タンクに頭をもたせかけた。そこからの記憶はない。

鮨屋までの道のりで山口が、しきりに「著名な政治家や、歴代総理大臣の名前」を喋っているのは、すでに狩りははじまっていたのである。自分を高く売っているのであり、自分のいうことを聞けば就職など簡単だとの、強姦の前振りだったのだろう。

伊藤詩織が「二合目を飲み終わる前に」、トイレに立っているが、おそらくこのときに薬(デートレイプドラッグ)を残った酒に入れられたのである。「出て来て席に戻り、三合目を頼んだ記憶はあるのだが、それを飲んだかどうかは覚えていない」。つまり残っていた二合目の酒を飲んだために薬が効いてきた。

「突然、何だか調子がおかしいと感じ」たのは、薬のせいである。わたしも若い頃は酒が強かった。二合というと、ほぼ30分以内で飲み干しており、意識もしらふとまったく変わっていなかった。

飲み過ぎて酒場で酔い潰れたことは一度もない。気分が悪くなると、失礼して先に帰っていた。つまり酒に強い人は、もうここまで、という限度を知っているのだ。酒場で醜態をさらすのは酒に弱い人間である。詩織は自分は酒に強い人間だと書いていた。それが二合で気を失うということはあり得ない。

彼女は無理にタクシーに乗せられた。のちにとれたタクシー運転手の証言では、彼女は「近くの駅で降ろしてください」と何度もいっていた。途中からは喋れなくなり、降りるときには、自力では降りられない状態だったという。

山口が担ぎ込んだホテルの部屋のハウスキーパーは、「ベッドは片方しか使われていなかった。もう一つのベッドには血がついていた」と証言した。

つまり、最初から強姦する目的でホテルに担ぎ込み、ふたつあったベッドのひとつだけを使って強姦したのである。

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わたしは若い頃に吉本隆明の『試行』に作品を発表していました。
この『試行』自体が、そのような問題意識に貫かれた同人誌でした。
位置のとり方の大切さはわかっております。

また、教師をやっていたことから、わかりやすく表現することには通じており、多くの読者の方からわかりやすいという声を聞いています。

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タイ人のウォン・ウティナン君のこと

日本にいて社会的弱者の具体的事件に気付くことは難しい。

それは民族的な特質として、同胞の窮状に冷淡な国柄だからだ。まして社会的弱者には非常に冷淡な国である。深刻なのはそのことすら日本人は無自覚で、日々、からっぽの「日本スゲー系」で洗脳されている。

それが実質的には年間10万人の自殺者として現実化する。日本では年間の不審死が約14万人出る。そのなかの推定自殺は約7万人といわれる。つまり認定自殺約3万人と推定自殺約7万人合計の、10万人以上が、日本の実質的な自殺者数である。

『自殺白書』によると、日本の自殺者は、30代から歳をとるごとに増加する。つまり歳をとるほどに辛くなる国なのだ。しかも年金を少なくし、支給年齢を繰り下げるから、さらに60代以上の自殺は増えていくだろう。

社会的弱者の状況に、メディアは関心をもたず、ほとんど採り上げない。若い人たちにも、明日はわが身の自覚が少ない。

たまにメディアが採り上げると、それ自体がネットで騒がれるほどだ。

ディアスポラという社会用語は、住んでいた国家や民族の居住地から離散して、別の国家や居住地で永住と定着を目指す、国民や民族の集団・コミュニティのことをいう。ユダヤ民族や在日朝鮮人、それから幅広く米国に迫害されて軍事基地の提供を強いられる沖縄を考えたらわかりやすいだろう。

さらに、広義には、ディアスポラとしての福島があり、ディアスポラとしての下流老人、下流若者がいる。

日本には二種類の難民がいる。日本人の難民と外国人の難民だ。

日本人の難民とは何か。社会的弱者には、障害者・児童・女性・失業者・不熟練労働者・零細な農漁民・少数民族、低所得層(年金生活、生活保護)などがいる。これが国内難民化し、ディアスポラ化してきている。

これら国内難民に対してさえ冷淡だから、国籍のない国外難民に対してはさらに冷たい。

その事件が12月6日、東京高裁で起きた。

『弁護士ドットコムニュース』に「「とても悔しい」日本で生まれ育ったタイ人少年「退去処分」取消し請求、二審も棄却」が載っている。

「不法滞在のタイ人の母親のもと、日本で生まれ育った山梨県甲府市の高校2年生、ウォン・ウティナン君(16)が、入国管理局による退去強制処分の取消しを求めた訴訟の控訴審判決が12月6日、東京高裁であった。
小林昭彦裁判長は原告側の請求を棄却する判決を言い渡した。

判決後、会見を開いた原告代理人は「不当判決」としながらも、「最高裁に上告するかどうか、現時点で結論が出ていない」と述べた。

ウティナン君は2000年、不法滞在のタイ人の母親のもと、甲府市で生まれた。小学校には通わなかったが、外国人支援団体から学習支援を受けて学力が向上。2013年から市立中学校に編入した。努力をつづけて、同級生と良好な関係を保てるようになったという。

その後、出生に関する書類や生活環境などが整ったことから、母親は2013年、東京入国管理局に在留特別許可を申請した。ところが、2014年に退去強制処分を受けたため、2015年に国を相手取り、処分の取消しを求めて東京地裁に提訴した。今年6月の一審判決は原告側の請求を棄却していた。

控訴審で、東京高裁の小林昭彦裁判長は「在留特別許可を与えなかった判断は、社会通念上著しく妥当性が欠くといえず、裁量権の逸脱にあたらない」などと判断した。

●ウティナン君「いまこの状況で考えられない」

判決後、ウティナン君と代理人が東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見を開いた。ウティナン君は「今後については、いまこの状況で考えられません。甲府に帰って少し気持ちを落ち着かせて考えたい。日本にいたいです」「とても悔しいです」と言葉少なく、ショックを受けた様子で話した。

原告代理人をつとめる児玉晃一弁護士は「不当判決というしかありません」としたうえで、「判決直後に、本人と話して、最高裁まで争うかは、現時点で結論が出ていない。裁判は、(ウティナン君が)日本に滞在するための手段なので、本人と支援者と話し合って決めたい」と説明した。強制退去処分について、再審申請することも模索するという。

この日午後に開かれた法廷には、ウティナン君の支援者などが詰めかけて、傍聴席は満席になった。国側の代理人は姿を見せなかった。「原告の請求を棄却する」という短い主文が読み上げられると、「なんで?」「ひどい!」「恥を知れ!」といった声が傍聴席であがっていた」(「「とても悔しい」日本で生まれ育ったタイ人少年「退去処分」取消し請求、二審も棄却」

母親は不法滞在とはいえ、日本で生まれ育った、日本の高校2年生に対して、退去強制処分など、よくも申し渡せるものだ。タイ語も話せないのに、強制送還されたらどうやって生きていったらいいのか。

控訴審で、東京高裁の小林昭彦裁判長は「在留特別許可を与えなかった判断は、社会通念上著しく妥当性が欠くといえず、裁量権の逸脱にあたらない」と述べている。

ここで小林が述べている「社会通念」とは、正確にいうと日本の「社会通念」であり、世界の噴飯ものにすぎない。

法律は、細部まで調べ尽くした後に、判決は、法をいったん忘れて考えるのが大切だ、というのが、民法の大家末川博の信念であった。小林にはこれがない。

2014年、日本政府に5000人が難民申請をしたが、長時間をかけて認定されたのはわずか11人であり、世界から顰蹙を買っている。

日本の場合、難民申請の窓口はあるものの、最初から見せかけのものであり、難民を排除するためのシステムになっている。

判決には支援者などから、「原告の請求を棄却する」という短い主文が読み上げられると、「なんで?」「ひどい!」「恥を知れ!」といった声が傍聴席であがっていた」というが、当然である。

難民や移住の受け入れについては、日本は、もっと積極的にやるべきだ。そのひとつの理由は、これだけ政治が劣化してしまうと、戦争あるいは原発絡みで、いずれ日本からも大量の難民、移住・移民の希望者が出るだろうからである。

ディアスポラとしての日本、ジャパニーズ・ディアスポラは、ほぼ確実なわたしたちの未来である。難民や移住を受け入れてこそ、逆の移住も可能になってくる。

それに、すでに日本には大量の移住者が住んでいる。ある一定の抽象化を加えれば、在日米軍は70年余の移住の存在と考えることができる。

米国の移住者は武装している。そして敗戦後70年近くもこの国に駐屯し続けている。それをジャパンハンドラーや黄色いエージェントたちが支援するという、ディアスポラを形成している。

それなら新しい移民・移住者にも、もっと寛容であるべきだ。

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皆さんの判断の材料に供すべく、次の資料を添付しておきます。 2016年11月13日のメルマガの冒頭に書いたものです。

「初めにご報告と感謝を。

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2016年11月6日、PC用だけでついに3千超えを達成し、「まぐまぐ」の「殿堂入り」を果たしました。

5年ほどかかりました。テレビにでも出ていたら、桁が違っていたでしょうが、出なかったおかげでほんとうのことを書き続けてこれました。

わたしのようにどの組織にも属さず、辛口の政治評論が中心で、どの政党も遠慮せずに批判し、既得権益支配層を批判するばかりか、だらしのない国民をも叱咤し続けて、3千部達成というのは、珍しいのです。

たまにお便りで読者を知ることがあるのですが、わたしの読者は粒よりで、一騎当千のつわものばかりです。これが何よりのわたしの誇りです。

なにぶん歳なので、いつまで書けるかわかりません。それ以上に、狙われているので、ネットから追放される可能性もあります。皆さんのなかにもわたしのツイートをリツイートして、妨害された方がおられるでしょう。共産党からネトウヨまで、幅広い妨害に遭っております。つまり公認左翼と右翼とに怖がられております。

毒にも薬にもならない言葉ではないわけで、妨害はわたしの栄光だと思っております。

いくら妨害に遭っても、明察の支持者がいて、11月8日にはツイッターのフォロワーが3万人を超えました。感謝しております。

PC用だけで「まぐまぐ」の殿堂入りという、ひとつの区切りを迎えました。ご報告と感謝を述べておきます」

以上です。

ご検討のほどよろしくお願いいたします。

過労死という名の殺人

(リオオリンピックの閉会式に安倍マリオが登場。こんなことはプーチンもオバマも習近平もやらない。日本の劇場化し、劣化した政治を世界にさらした。「フクイチを完全にコントロール」もこのお芝居政治だった)

(リオオリンピックの閉会式に安倍マリオが登場。こんなことはプーチンもオバマも習近平もやらない。日本の劇場化し、劣化した政治を世界にさらした。「フクイチを完全にコントロール」もこのお芝居政治だった)

ishihara

koike-3

劇場型政治とは、愚民観に基づく、演じるだましの政治である。

今は覚醒した99%の異議申し立てに、劇場型政治を打ち破る一縷の望みがある。豊洲新市場の盛り土問題で、歴代の3知事、石原慎太郎、猪瀬直樹、舛添要一らに対して、工事費返還などを求める住民監査請求があった。

「豊洲市場の主要建物下に盛り土がされなかった問題を巡り、世田谷区の元都議の男性(67)が3日、石原慎太郎、猪瀬直樹、舛添要一の歴代知事3人らに対し、工事金額の返還や市場関係者への損害の補填(ほてん)などを求める住民監査請求を起こした。

監査請求で元都議は「盛り土がないことで豊洲市場建設地の環境アセス評価書の前提が崩れた」と指摘。「石原氏は豊洲市場建設工事を契約した」「猪瀬氏は引き継いだ重要案件を調査しなかった」「舛添氏は豊洲市場のモニタリングが終わらない段階で開場を決めた」ことに、それぞれ責任があるとした」(「豊洲問題:歴代3知事に住民監査請求…工事費返還など」『毎日新聞』」)

小池百合子の「東京大改革」も、真の改革には手を付けないので、せいぜい内田茂(現都議員)の利権を日本財団に移し替えて幕を引くのだと思われる。豊洲はカジノになる可能性がある。都民が怒るのは今しかない。

東京がひどいことになっているが、例の地下空間も、「都の指示で盛り込んだ」という、豊洲市場の建物の基本設計を行った「日建設計」の証言が出てきた。

こういうのは「日建設計」の証言がなくてもわからないといけない。メディアも国民も、証言が出てきて初めて、都にだまされていたと気付く。これではダメなのだ。

力関係を考えただけですぐにわかる。「日建設計」は都から仕事を貰う立場にあり、都の意向にそって喜ばれる設計を書く。当然、事前に要望を訊く。

こういうことが日本人にわからなくなっている。その分、テレビにだまされるわけだ。

いつ、誰が、地下空間を命じたか。この設問自体が、石原慎太郎を逃がすための悪質な仕掛けになっている。「空気のようなもの」と小池にだまされるのだ。

地下空間の責任は誰が負うべきか。こう考えるのが正しいのだ。都庁の役人風情が絶対的権力をふるった石原慎太郎に盾突いて、異なった設計などする筈がない。官僚の世界は、いかにトップにあわせて責任をとらないか、といった世界である。

小池百合子は攻めているように見せて逃げているのだ。わたしたちは、厳しく都政を監視し続けねばならない。

さて、日本の劇場型政治の本丸、電通が批判されている。といってもネットで批判されているのだが。

日本では、第4権力として東京の大手(「記者クラブ」)寿司友メディアが存在している。第5権力として電通・博報堂などの広告代理店が存在する。この第5権力が実質的に第4権力を支配し、現在では政治や軍事、オリンピックといった世界的イベントにまで介入している。いずれ支配するようになるだろう。

ワン・ワールド政府では、単一の通貨制度になり、世界の人口は、管理できる10億人に減らされ、支配者と奴隷だけになる。ID(身分証明)番号が各人の肉体に刻印され、宗教は、悪魔主義、ルシファー崇拝になる。

ワン・ワールド政府では、国民のマインド・コントロールが最重要の政治課題になる。それを実行するのが、米国のタヴィストック洗脳研究所であり、日本では電通になる。だから社員を奴隷化して扱うのは、電通にとっては体質以上の必然であるのだ。

電通の労働現場は、ブラック企業そのものであり、以前から過労死が心配されてきた。

電通には過労死の恥ずべき過去があったのである。1991年、入社2年目の社員を過労で自殺に追いやっている。

電通は責任を認めなかったが、最高裁判決は会社の責任を認めた。そのため、電通はしぶしぶ責任を認めて遺族と和解している。

電通の新入社員で、昨年12月25日に東京都内の社宅から投身自殺した高橋まつり(自殺当時24)について、残業時間の大幅増加が原因だと、三田労働基準監督署(東京)が労災認定していた。

4月に入社して過労で自殺に追い込むまで約8か月。その早さに驚かされる。電通とはどんな会社かと思う。

母親の幸美が記者会見で「労災認定されても娘は戻ってこない。いのちより大切な仕事はありません。過労死を繰り返さないで」と発言した。いのちより大切な仕事はない。重い言葉なのだが、こういうことが現在の日本人にはわからなくなっている。

月100時間を超える時間外労働。日本は世界でもっとも労働時間の長い奴隷国家である。しかも正規雇用者と非正規雇用者との賃金格差が世界最高レベルに開いている。最低賃金を非正規労働者で見ると、日本は世界ワースト1なのだ。ワン・ワールドが、すでにもっとも達成された国家のひとつになっている。

「KARO-SHI」は今や世界で通じる日本語になっている。

報道によると、高橋まつりは、電通の上司から「君の残業時間は会社にとって無駄」「髪がボサボサ、目が充血したまま出勤するな」「女子力がない」などと注意されていた。これはパワハラであり、セクハラである。

ツイッターには厳しい電通批判が投稿されている。

「伊藤絵美

企業でメンタルヘルスについて講演する際に必ず紹介する1991年の電通事件(2年目の社員が過労自殺。残業140時間超え。上司は不調に気づいていたのに対処せず。安全配慮義務違反。最高裁で和解。1億6800万の和解金)。まさか全く同じことを繰り返すとは。最悪としか言いようがない。

山口一臣

昨年末の自殺直後、電通内の一部の人たちも、おそらく責任逃れや保身のために、あなたと同じ理屈で「失恋説」を流していました。私も最初は信じましたが、すぐに嘘だとわかりました。そして労働基準監督署の調査が入り、過労自殺、つまり「労働災害」が認定されたという経緯です。ご理解ください。

あしうらしほ/C90/3日目ま05b委託

電通女性社員の過労死を受けてツイートがあるから書いておきます。
身近にそんな人がいたら、辞める前に医者に搬送して診断書を貰って休ませて。最低4日。
失業保険より遥かに手厚い傷病手当金は、在職中に4日休まないと出ない。
辞める人より休む人に手厚いんだよ日本は。

おざなり

電通でも東大卒でも美人でもなく、ツイッターになにも残さず過労で死んでいき、特にその現実を報道されることもなかった人もたくさんいるんだろうなと考えると本当に悲しくなるな。

マチ子

「電通」「東大卒」「美人」「新卒」「Twitter公開遺書」「パワハラ」と複数の要素が組み合わさり大々的に報道されてるだけで、同じように苦しんで死んでる社会人は年間1,000人以上いて、今日もどこかで過労が原因で死んでるんだもんな。誰かの言葉が誰かの救いに繋がるといいな。

ザンギ・F・左之字

電通こええな
社員の過労自殺→報道ほとんど皆無同社員のツイッター→いつの間にか鍵どんだけ裏から手ぇまわせるのよ

mSk

電通新入社員過労死被害者のかたのTwitter夜中の時点で見れたアカウントが鍵になってるのは誰が……

菊池雅志

屁みたいなギャラでフリーをコキ使ってる大手マスコミの関係者が、電通の過労死問題で正義ヅラしたツイートしてっとぶっ飛ばすぞ」

電通は過労死を繰り返す。わたしはまたぞろやるのだと思う。それはその存在理由からくる企業体質が、奴隷を必然的に生むからだ。

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豊洲新市場と大口病院に見えるもの

豊洲地下水から基準を超すベンゼン(無色透明な液体で発がん性物質)、ヒ素(無味無臭。体内に入ると、胃痛、嘔吐などを起こす)が検出された。

koike

9月29日、東京都は、豊洲市場の地下水調査で、青果棟敷地の3地点から、環境基準の1.4倍のベンゼン、1.9倍のヒ素が検出されたと発表した。

2014年に土壌汚染対策工事が完了したあと、全部で10回やる検査のうち、これまでの7回は「安全」だったのである。それが小池百合子が知事になった。豊洲新市場の盛り土問題をようやくメディアが採り上げ始めた。それで厳密に検査をやり、正直な数値を報告せざるを得なくなった。真相はそういうことだろう。

この国にいるとほんとうに疲れる。正しい判断を下す前に、出されたデータの真偽を検証しなければならないからだ。1%は自分の既得権益のことしか考えない。それも今だけ儲かればいいのだ。5年10年後といった近い将来のことでもまったく考えない。

1%の「今だけ、金だけ、自分だけ」の政治、生き様が貫かれており、大手メディアがその仲間になっている。

小池百合子は、来年1月に最終調査結果が出るまで、11月7日の予定だった移転の延期を決めていた。しかし、これもどうなるか。最近、テレビの動きが怪しい。東京の大手(「記者クラブ」)陰謀メディアは米国のメディアである。自民党・官僚と同じく対米隷属を既得権益維持の戦略にしている。そろそろ小池劇場の席から立ち上がり、出口に向かいそうだ。

いや、その前に小池百合子が豊洲新市場の盛り土問題に幕を引きそうである。続いて東京オリンピックの経費問題にテーマを変えそうだ。

オリンピック施設建設費の削減についても、原点に戻って削減に切り込む小池の姿勢は正しい。しかし、最近、メディアは、経費削減に反対し、ゼネコンを中心とする既得権益支配層のメッセンジャー森喜朗を、以前とは違って小池と対等に扱い始めた。

オリンピックは、もともとシロアリのために開催されるのである。3兆円が懐に舞い込む利権と金儲けのための祭典である。かれらにはスポーツなど何の関係もないのだ。金メダルの数など国民を欺くための仕掛けにすぎない。

小池も基本的には1%側の政治家である。どこかで妥協するのだろう。しかし、豊洲新市場が悩ましいのは、都民の食の安全に直結していることだ。

早速、こんなツイートが出てきた。

「きっこ

豊洲の地下水は「飲んでも大丈夫」と言ってた皆さん、東京都の調査で環境基準を上回るベンゼンとヒ素が検出されましたよ~。発言を撤回して謝罪するなら今のうちですよ~。早く謝罪しないと「じゃあお前が飲んで見せろ!」ということになっちゃいますよ~。

金子勝

【危険】豊洲市場の地下水調査で、最大でベンゼンは環境基準の1・4倍、ヒ素が1・9倍であった。中長期で考えると危険性は否定できない。もはや石原元都知事の独裁体制の意志決定問題、ゼネコンの談合疑惑、移転の是非を問うことは避けられない。

masato 原発避難農民

基準値以下の鉛やベンゼンで大騒ぎできて羨ましいぞ豊洲。
福島では20mSv/年でも安全レベルにされてしまったんだぞ~。その上双葉、大熊町では核燃料が裸でしずんで核分裂してるんだぞ~。避難民がいるのは中東だけではありません。悔しいぞ~。・・・福島から。

myline1919

昨今の豊洲問題。
盛り土がどーした、ベンゼンがどーした、石原がどーしたと騒いでいるが、この問題こそ記者クラブで報道前に擦り合わせ調整したネタである。
元々は、2020五輪のための環状2号線ありきで、土建屋に金が流れる仕組みの存在こそが問題のはず。相変わらずいい加減なマスコミ

小池百合子が、どの時点で、どんな妥協をして幕引きを図るか。問題はそこに移ってきたようだ。豊洲の地下空間建設を指示したのは、当時の知事である石原慎太郎であるのに、それを特定しなかったのだから、すっかり都政改革のメッキが剥げてきた。

ただ、かりに移転させるとしても、都民が豊洲の食材を食べるかどうか。移転したところが、売り上げが激減したということになるかもしれない。ここでも隠れている石原慎太郎と、かれを正面から持続的に批判してこなかったメディアの罪は非常に重いことになる。

さて、日本は(1)廃棄の欧米医薬品、(2)核のゴミ、(3)米国製欠陥兵器、(4)有害食品、の在庫一掃、最終処分場になっている。それに(5)社会的弱者、を加える必要が出てきた。

2016年7月26日未明に相模原市「津久井やまゆり園」で起きた、植松聖による障害者大量殺害事件。19人が殺害され、26人が重軽傷を負った。今度も神奈川県である。

大口病院での殺人事件が発覚したのは2016年9月20日の早朝4時ごろだ。点滴に異物を混入されて殺された大口病院で、実は過去の2か月で48人が亡くなっていた。事件が発覚してからはひとりも死者が出ていない。ということは、病院関係者の犯行という可能性が高い。恐ろしい時代になったものだ。

この病院では、4月にはナースの服が切り刻まれ、6月にはカルテが抜き取られていた。8月にはペットボトルに漂白剤が混入される事件も起きている。

大口病院では「4階は呪われている」と関係者が話していたという。院長が報道陣に対して、「高齢者の終末期医療については最近も施設での事件が取り沙汰されている。携わっている特に若い方々がどう感じているか、高齢者の対応にどういう考えを持っているのか。ちょっと信じられないようなこともあるので、そういうものが関与していなければいいなと思っている」とコメントしている。

それで、ひそひそと話すだけで、内部で問題にしなかったというから驚きだ。

神奈川には日本の米軍基地が集中している。

(1)横須賀海軍施設(第七艦隊空母ロナルド・レーガン母港)

(2)厚木航空施設(空母艦載機本拠)

(3)陸軍キャンプ座間

沖縄を除けば複数の米軍基地があるのは日本で神奈川県だけである。こういった特殊な環境は、事件と関係していないだろうか。

神奈川で奇怪な事件が起き、謀ったように小さく括られ、雲散霧消していく。大口病院も、うやむやにされる可能性がある。

人口の削減はフリーメイソン(イルミナティ)の重要な戦略のひとつである。安倍晋三は、弱肉強食、優勝劣敗、優生学思想の持ち主である。それが99%にはけっして滴り落ちてこないトリクルダウンの経済や、社会的弱者への、死ねといわんばかりの年金削減、保険料増額、消費税増税になって現れている。

それが「津久井やまゆり園」や大口病院での、大量殺人を、そして長谷川豊の「人工透析患者は実費負担にさせよ。無理だと泣くなら殺せ」発言を引き出している。長谷川豊はテレビのニュースキャスターである。言葉を大切にしなければならない人気商売でありながら、この暴言をブログに書き込む。驚きだ。

わたしたちは1%の利権を守る政府から、ジェノサイドが仕掛けられているのであり、社会的弱者は金がかかるばかりだから、早く死ね、黙って殺されろ、と宣告されているのである。

ロシアでは住んではいけないとされる放射能汚染地域に、日本政府は福島県民を帰村させている。ロシアでは食べてはいけないとされる放射能汚染食材を、日本では給食に出し続けている。

日本で恐ろしいのはカルトが政権をジェノサイドに向かわせていることだ。目的は、企業の内部保留と同じだ。1%は99%に富を分配したくないのだ。1%の失敗で起こした人災としての福島第1原発事件で、99%の被曝者への賠償をしたくないのである。

国民すべてを被曝させ、被曝疾患を全国的に発症させれば、福島第1原発事件由来の発症が特定できなくなる。それで汚染したがれきを全国に拡散させ、焼却し、被曝を拡散させた。

そのあとに、「津久井やまゆり園」や大口病院での、大量殺人を引き出している。大口病院のような殺人が、他府県でも起きていることは間違いない。

この自国民へのジェノサイドのあと、日本は戦争へと向かう。戦争ほど人口削減に寄与するものはない。それで国会での、起立・拍手のパフォーマンスはされたのである。

しかしながら、ジェノサイドは、1%だけによって起こされるわけではない。真のジェノサイドは、第二のフクシマ事件によって起こされるだろう。

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