福島第1原発については、終わり(「収束」、「ブロック」、「コントロール」)を語ること自体が、ある種の厚顔無恥である。安倍晋三が困るのは、外国に行って、この福島第1原発の「終わり」を語り続けることだ。

安倍晋三はIOC総会で、「福島原発コントロール」 、「汚染水ブロック」の真っ赤な嘘をついて、オリンピック開催をだまし取った。

安倍晋三は、外人は日本のことをまったく知らないと思っているふしがある。世界経済フォーラム(WEF)のシュワブ会長に「安倍首相はなぜ靖国参拝をするのか」と訊かれて、安倍は「靖国参拝は世界のすべての国を含む戦没兵のために祈るものだ」と答えた。「ブロック&コントロール」と同質の嘘だ。

行った先の外国に合わせて嘘をつく。ここに紹介するドイツ訪問でも、「東アジアの平和と安定は危険な状態になっており、世界に対して重大な影響を与える」、「アジアの経済成長のために、軍備に、金を浪費すべきでない」と、まるで自分が平和主義者のような嘘をついている。

総理が嘘をつけば、マスメディアがそれを真実として広告してくれ、国民もほぼだまされてくれる日本と、外国とを同一視しているのだ。

今や日本のトップは嘘吐きであるから、適当にあしらい、金だけ出させる、これが世界の常識になってきている。

ここに紹介するのは、 Emi Kiyomizu によるドイツ新聞FAZ紙の和訳である。安倍晋三がドイツ向きにどんな嘘をついているかを見るのも、一興である。

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(和訳開始)

「日本の安倍首相はヨーロッパの訪問旅行の初めにドイツ新聞FAZ紙のインタビューで、東アジアでの再軍備が拡大しているため、日本は原発が必要であり、原発を推進していくと述べた」

ドイツ新聞FAZ紙。(2014年4月29の記事)

「ヨーロッパで日本の安倍首相は、原発は必要であり、日本は原発を推進していく、と述べた。

日本の安倍首相はヨーロッパの訪問旅行の初めにドイツ新聞FAZ紙のインタビューで、東アジアでの再軍備が拡大しているため、原発は必要であり、原発を推進していく、と述べた。

日本の安倍首相は、日本と、中国・韓国との関係が悪化し、非常に多くの困難な課題があるが、わたしは常に対話によって解決していきたいと思う、と述べた。

日本は、韓国で第二次世界大戦中に起こした慰安婦の問題で、韓国から強い批判を受けている。また、無人島である尖閣諸島の領土紛争で日本と中国との関係が非常に緊迫してきた。

安倍首相は、「中国と韓国との緊迫状態を減らすために、前提の条件なしでお互いに話をしていかなければならないと思う」と、10日間のヨーロッパ旅行の初めに、ドイツFAZ紙のインタビューに答えて述べた。

東アジアの平和と安定は危険な状態になっており、世界に対して重大な影響を与える、と安倍は警告した。

安倍首相は、「アジアの経済成長のために、軍備に、金を浪費すべきでない」と述べた。

とくに中国の名前を出さないで、安倍首相は人民共和国の軍備拡大を批判し、国際秩序を尊重しないで人民共和国は圧力によって一方的に現状を変えようとしている、と批判した。

日本の安倍首相は、「ドイツの第二次世界大戦後の政治政策や経済政策は、わたしのお手本であるが、第二次世界大戦後の東アジアの状況はまったく違っている状況であった」と述べた。

「ヨーロッパでは、ドイツが、ヨーロッパの国と和解を求め、欧州統合をするための大きな目標のために努力をして貢献したが、東アジアの国の状況は、第二次世界大戦終了後は、完全に違った歩み方をしている」と安倍首相は述べた。

安倍首相は、ヨーロッパ訪問の旅で、火曜日にベルリンでドイツのアンゲラ・メルケル首相と会談を行い、かれはドイツ企業が日本の中小企業とより協力して連携していくことをメルケル首相に要請した。

安倍首相は、日本企業とドイツ企業の橋を渡す役割をしていきたいと述べた。

日本政府は 英国とフランスと一緒に協力して安全な原発の開発を進めていく、と安倍首相は述べた。

安倍首相は、日本は石油・ガスの90パーセントは輸入によって依存している、と述べた。福島第1原発事故が起きたにもかかわらず、日本国民の民意を無視して、日本政府は原発推進を続けようとしている。

安倍首相は、「ドイツが原発を段階的に廃止することを決定したことを知っているが、ドイツとは異なり日本は石炭の採掘も限られており、島国であるため、近隣諸国から電力輸入が非常に困難であり、日本が簡単に原発を廃止することは非常に困難である」と述べたのである。(和訳終わり)
(EMI.KIYOMIZU訳)

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