以下に紹介するのは、ドイツの『netzfrauen』に載った日本の、福島第一原発に関する記事である。

ドイツ在住のEmi Kiyomizu の翻訳で紹介する。

Emi Kiyomizu の説明によると、『netzfrauen』は、ドイツの婦人新聞で、人権問題など扱い、非常に高度なレベルの新聞であるとのことだ。

内容からも十分それはうかがわれるが、注目すべきは、欧米のメディアの論調に、最近、日本への苛立ちが見え始めたことである。

わが国のマスメディアが隠蔽するので、わたしたちはこういった形でしか世界のなかの福島第一原発を知り得ないのだ。

この記事のなかでも、「日本政府だけでは、福島第1原発の巨大な問題を解決することはできない」と断言されている。

そして「福島第1原発の問題を解決をするために世界で最高の科学者と技術者からの助言と助けが必要である」と。

わたしはこの考えに賛成である。

昨日(10月1日)にも、福島第1原発でまたぞろ4トンの汚染水が漏れ出る事故が起きた。原因はホースのつなぎ間違いといった初歩的な、あまりに初歩的なミスだった。

このたるみきったミスだらけの連中が北半球の人類の生存をかけて、11月から4号機共用プールの、1535体の燃料集合体の取り出しを始める。

欧米は次第に苛立ちを募らせている。

日本政府だけが他人事のようにふるまい、東電の後ろに隠れ続けているのである。

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(引用開始)

福島第1原発の4号機の使用済み核燃料プール内の核燃料棒の取り出しは人類の歴史の中で最も危険である。

福島第1原発の4号機の使用済み燃料プール内の核燃料棒を安全に取りだすことは、私たちの生存に関係する。

キューバのミサイル以上に、福島第1原発の4号機の核燃料プール内の核燃料の取り出しは危険であり、人類の最大の脅威である。

何も言い訳はできない。今すぐ行動しなくては駄目である。

福島第1原発の4号機の燃料プール内の核燃料棒を安全に取りだすために、すべての力を動員する必要がある。

4号機の使用済み核燃料プールは地面から100フィート(30.5メートル)にある、4号機の使用済み核燃料プールは深刻な被害を受け、漏れており核燃料プールから1,300本以上の使用済み燃料を取りだすため、東電は遅くとも60日後に開始することを通達した。

4号機の大きく損傷した建物は、次の地震で崩壊する恐れがある。

4号機の使用済み核燃料プール内の核燃料は400トンあり、広島の原爆より15,000倍の放射性放射線を放出する。

東京電力はこの危機を克服するための、科学的、技術的、財政的資源を持っていない。

同じことが日本政府にも適用される.(日本政府にも4号機の核燃料棒取り出しの危険を克服できない)

4号機の核燃料プールから1,300本以上の使用済み燃料を取りだす事は非常に危険な試みなので、世界中の最高の科学者とエンジニアの協調的な助けが必要である。

“なぜ状況はとても危険なのか?”

我々はすでに、福島第1原発から高度に汚染された冷却水が数千トンが発生していることを知っているそして太平洋に長い間、有毒な汚染水が放出されている。

福島からの放射性降下物によって汚染された原因でカリフォルニア沖のマグロから放射腺が検出されている。

東電は常に3つの溶解した原子炉を冷却するために新たな水が必要であり、はるかに状態は悪化している。

福島第1原発からの蒸気の雲の流れで、現在も地下で核分裂が継続していることが分かる。

融けた核燃料がどのような状態であるか誰も分からない状態である。

大量の汚染水は、現在では、巨大なタンク約1000個に、収集されているが、次の地震が起きれば、全てのタンクが破れて汚染水が漏れることになる。その後、毒である数千トンの汚染水が太平洋に流れることになる。

4号基から50m離れた場所に大規模な使用済み核燃料の貯蔵プールがあり、そこに6,000本以上の使用済み核燃料が冷却されている。それらには、プルトニウムも含まれている。

大規模な使用済み核燃料の貯蔵プールには屋根もなく、次の地震や津波で隣接している建物が倒壊するとその影響で核燃料の貯蔵プールが壊れ、全ての冷却水が流出することになる。

福島第1原発には 合計で11,000本以上の核燃料棒がある。

米国エネルギー機関で働いていた長期の経験を持つ著名な核専門家 Robert Alvarezの報告で、チェルノブイリ事故で放出された放射線量の85倍以上の放射腺量が福島第1原発の事故により、放出されたことを我々は知っている。

日本では、多くの地域で高い放射線が検出されている。

特に子供たちに甲状腺疾患が増加しており、苦しんでいる。

当面の重要な対策は、4号基の倒壊の危険性がある使用済み核燃料プールから

使用済核燃料棒をできるだけ速く安全に取りださなければならないことである。

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米国企業ゼネラル·エレクトリックが世界の多くの国で24基の原子炉や核燃料プールは建築している。

使用済核燃料棒は、常に水の中で保管される必要がある。核燃料棒が、核燃料プールの水が一挙に抜けて空気と接触したときに自発的に点火され、ジルコニウム火災が起きることになる。(使用済み核燃料プールの水が一挙に抜けたり、プールが倒壊したりして燃料棒が空気中に露出する事態になったとき、一番に懸念されるのはジルコニウム被覆管の「火災」(zirconium cladding fire) である)ジルコニウムは、以前はカメラ用フラッシュランプで使用されていた非常に明るく、熱い炎を放出する。

燃料棒は被覆されないと放射腺を発し近くにいると誰もが、数分で死亡することになる。

ジルコニウム火災が起きると福島第1原発事故のコントロールのために働いている作業員を強制的に避難させなければならない。核専門家アーニー·ガンダーセンは、4号基にある使用済核燃料棒は、曲がったり破損されており壊れやすく崩れる脅威にあると述べている。

監視カメラで、冷却プールが破損していることがわかる。心配する状態である。

ガンダーセンは4号基の使用済核燃料プールから冷却水が流出すると技術的にも科学的にも解決できなく、解決する為の希望もなく、非常に困難であると述べている。

しかし、この難問題は100パーセント解決しなければならないのである。もし燃料棒が空気と接触して、ジルコニウム火災が起きると大気中に想像できないほどの放射線量が放出することになる。

そして、使用済み核燃料冷却プールも核燃料と一緒に地面に落下することになる。

そして、地面に落ちた放射腺瓦礫も爆発する可能性がある。放射腺は私たちの健康と安全を脅かすことになる。

1986年のチェルノブイリ原発事故で放出した放射線は、10日以内にカリフォルニア州に到達している

2011年の福島第1原発事故で放出した放射腺は一週間以内にカリフォルニア州に到達している。

4号基のメルトダウンが起きれば、地球全体にわたり放射腺が100年間存在し続けることになる。

元スイス大使村田光平は、福島原発事故により放出した放射性降下物の脅威は世界中の環境と私たちの文明を破壊し人類の生存の為には原子力発電は必要でないと述べている。

日本政府だけでは、福島第1原発の巨大な問題を解決することはできない。

福島第1原発の問題を解決をするために世界で最高の科学者と技術者からの助言と助けが必要である。

我々は請願書で呼びかけている。行動する為に 2ヶ月残っている。

我々は、福島第1原発の4号機の使用済み核燃料プールから核燃料棒の取り出しに着手するために世界の科学者やエンジニアを動員することを国連とオバマ大統領に嘆願書で要求する。

この請願書に署名することができる。

http://bit.ly/19aeofM

あなたがさらに良いアイデアを持っている場合は、知らせてください。

時間は刻々と過ぎています。原発事故は私たちの世界を破壊する、原発事故の危険が近付いているのです。
( Emi Kiyomizu 訳)

(原文)

http://bit.ly/18N3NFD

(引用終わり)

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