福島はどうなっているのだろうか。

大山滋が次のように述べている。

「伊達市も福島市も、放射能のことを言うのは頭のおかしい人になりつつあります。

私以外の人たちは、商売が繁盛することを復興と考えているようで、放射能に関連することは復興の妨げになると考えているようです。だから私は話す人を選ぶようになりつつあります。

私は変人のままですが、このまま行けば、もうすぐ精神的にも安全安心な街にもどり、いずれ一定時間経過後に「静かな死」を安らかに迎えられる街づくりが完成します。

避難している人は援助が止まると、地元に戻ります。したがって、日本国は、汚れた血が国中に蔓延することもなく、放射能事故による日本民族の染色体の変化を最小限に抑えられ終結します」
(引用終わり)

状況を知るには、日本の場合、マスメディアを見ても何もわからない。なまじい隠蔽のトビラをこじあけて調べると、洗脳と誘導の毒蜘蛛の糸に引っかかる。

それでネットか、外国メディアの、原子力村とは利害関係のない、然るべき人物の生の声が重要になってくる。大山滋のような福島の状況論は、ソーシャルメディアで広く伝えられている。

ただ、世界では、大山滋の虚無を越えて事態は進展しているようだ。つまり福島の死を越えて、すでに日本の死、北半球の死が論じられ始めている。

『マスコミに載らない海外記事』(2013年8月14日)に、『Washington’s Blog』の「東京電力に福島原発を“片づけさせる”のは、殺人犯にVIPの脳外科手術をまかせるようなもの」という記事が載った。

「3か月後に、アメリカの“国家安全保障”と、おそらくは北半球における“人類の生存”をこの連中に委ねる気持ちがあるだろうか?

もし、ある無能な医者が、ありふれた手術をして、無数の患者を殺していて、それを偽っていて、隠蔽しようとした場合、その医者に、例えば大統領のようなVIPの脳外科手術をまかせるだろうか?

(中略)

具体的には、2012年に書いた通り、人類に対する最大の短期的脅威は福島原発燃料プールだ。

もしプールの一つが崩壊すれば、あるいは火がつけば、アメリカ合州国に対して深刻な悪影響となりかねない。実際、ある上院議員は、アメリカにとっての国家安全保障の問題と呼んでいる。

次の地震による、使用済み核燃料プール破壊で引き起こされる放射能放出は、数日中にアメリカ西海岸に到達する可能性がある。この使用済み核燃料の安全な封じ込めと保護は、絶対に、アメリカ合州国にとっての安全保障上の問題だ。

(中略)

注1: アメリカ人は日本の内政に何の影響も与えることができないと考えるべきではない。現在日本の原発政策を支配しているのはアメリカ政府であり … 何十年もそうしてきたのだ」
(引用終わり)

http://bit.ly/19IzMd2

「この連中」と侮蔑を含んで呼ばれているのは東京電力である。

お怒りはごもっとも、などと打ちひしがれてはならない。もともと福島の欠陥原発を日本に買わせたのは米国である。福島原発事故が起きてからも、除染などで相当に米国は儲けている。しかも内部被曝患者を見込んでアフラックが乗り込んで荒稼ぎをしようと待ち構えている。

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日本への原発輸出は、米国にとって、歴史上、もっとも儲かった商売のひとつになった。

しかも脱原発を巡って揺れた野田内閣に、原発を維持継続させたのも米国の指示である。今後も廃炉作業、原発から出る高放射性核廃棄物の施設建設・維持管理に米国は介入し続けるだろう。米国の儲けは何十兆円といった天井知らずなものになるだろう。

もっとも宗主国としては、放射能汚染が西海岸まで及ばず、せいぜい中国やロシアに影響を与える程度に留まってくれたら完璧だっただろうが。

消費税増税の押しつけ。TPP参加による売国。日本の平和憲法破壊。米国では飛行訓練さえできなかったオスプレイの強引な日本での飛行訓練と売りつけ。日本の若者の、米軍の傭兵としての使い捨て。日本マスメディアを通じた日本国民の愚民化政策。

まことに米国に「福島原発を“片づけさせる”のは、殺人犯にVIPの脳外科手術をまかせるようなもの」なのである。

アーニー・ガンダーセンの「福島の放射能汚染水が太平洋に流出するのを止める方法はない」と題するインタビューが『ボイス・オブ・ロシア』(2013年8月15日)に載っている。

「ES: 日本国内で、日本の原子力発電所を再稼働決定を遅らせるような、福島に関する最新の開示はあるとお考えですか?

AG: そうあるべきだと思います。大きな問題は、日本政府が、第一原発を除染する為の費用について、国民に正直に言わないことだと思います。原発のサイトを除染する費用は10兆円になると思います。福島県を除染する費用は、更に40兆円です。

日本政府は、50兆円の債務を負っていることを国民に語っていません。もし日本国民が、原発が生み出しかねない損害の規模を理解すれば、どこでも事故は起こり得るのですから、他の原発を再稼働することに、国民は二の足を踏むだろうと思います。

日本は地球上で最も地震が多い場所で、原子力発電所をそういう所に建設するのはかなり愚かなことです」
(引用終わり)

http://bit.ly/19IA4At

福島県だけで50兆円。しかし複数年度にまたがって、森林の除染もやることになるから、結局、最終的には福島の除染費用は400兆円かかるといわれている。

一家族に4,000万円払って移住した場合23兆円ですむという試算がある。除染しても数日後にはまた数値は元に戻っているので、何十年か何百年かの間、福島を放棄した方が県民の健康を考えても善政になる。

バカな政府は、しかし除染を手放さない。既得権益支配層の目先の利権が絡んでいるからだ。

除染は福島県ですむ問題ではなく、東日本全体をやらねばならない。それをやれば国家破綻するのだが、日本政府は、まだ性懲りもなく原発を再稼働し、輸出までしようとしている。

世界でもっとも地震の多い国に54基もの原発を建てた「かなり愚かな」政治は、事故後も除染で続いているのだ。

Stephen Lendmanが「抑えきれない福島原発事故」で次のように述べている。

「日本のアポカリプスは継続中だ。緊急状態が続いている。めどは全くたっていない。福島原発の放射性物質放出は止められない。放出は続いている。抑えきれないのだ。

問題は、史上最悪の環境惨事だ。チェルノブイリの何倍も酷い。空前絶後の大惨事なのだ。これは原子力発電を廃絶するに十分な理由だ。

経済産業省によれば、約300トンの放射性地下水が毎日太平洋に流れ込んでいる。

(中略)

日本の子供達では、衝撃的に、40%も、甲状腺障害が増加している。

専門家達は今後数値はもっと多くなると予想している。福島は継続中の災害だ。ずっと続く。終わらないのだ。何十年間も続くのだ。

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