オリバー・ストーンが来日して、かれが日本から得たものは多い。

日本もまたオリバー・ストーンから多くのものを得た。

かれは滞在中に、マスメディアを前にして多くの辛口のコメントを発信した。

例によってその多くをマスメディアは隠して伝えなかった。

しかしいくつかの言葉が虐殺を免れてわたしたちの目に触れることになった。

次の言葉は、その生き延びた言葉のひとつである。

「みなさんに聞きたいのは、どうして、ともにひどい経験をしたドイツが今でも平和維持に大きな力を発揮しているのに、日本は、アメリカの衛星国家としてカモにされているのかということだ。

あなた方には強い経済もあり、良質な労働力もある。なのになぜ立ち上がろうとしない?

第二次大戦後、米国はソ連を巨大なモンスターにしたてあげた。中国はいまその途上にある。

つまり米国の「唯一の超大国」の立場を脅かすもうひとつの超大国にしたてあげられようとしている。

今は大変危険な状況にある。

オバマはヘビのような人間だ。ソフトに語りかける。

しかしオバマは無慈悲な人間だ。台湾に120億ドルもの武器を売り、日本にスティルス戦闘機を売る。日本は世界第4位の軍事大国になっている。

それを「自衛隊」と呼ぶのはかまわないが世界4位の軍事大国だ。

日本より軍事費が多いのは米国、英国、中国だけだ。

日本をそういうふうにした共犯者はアメリカにほかならない。

日本は米国の武器の最大の得意客なだけでなく、アメリカの行なったクウェートやイラクでの戦争の戦費の支払をしてくれた。

よく聞いてほしい、アメリカは、こんなことを言いたくはないが、いじめっ子なのだ。

日本が今直面している恐ろしい龍は中国ではなく、アメリカだ。

(中略)

核兵器などは、アメリカが戦争に使う兵器のごく一部でしかない。

米国は世界の歴史上最強最大の軍事国家なのだ。どう思いますか、みなさん。これに対して怒りを感じてほしいです。私が怒っているのと同じように、皆さんにも怒ってほしいのです。

米国は「唯一の大国」であろうとするために脅威を増大させ、世界中にアメをなめさせ、無実の人を刑務所に入れ、消し、ファイルを秘匿し、盗聴し、永遠の監視国家たろうとしている」
(引用終わり)

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かれの言葉は直截だ。それはかれが正直な人であり、信念の人であり、強い人間であるからだ。

かれの言葉の真逆は日本の多くの政治家の言葉だろう。

それは嘘に満ちており、信念などはなく、体制順応の弱い人間の駆使する言葉である。

それからオリバー・ストーンの言葉は、世界と人間を愛する人の言葉だ。だから否定の言葉も強く出てくるのである。

ふにゃふにゃと官僚の言葉遣いを真似しながら、売国にいそしむ日本の政治家とは、まったく違う言葉だ。

日本を愛する故に、かれの言葉は日本に対して厳しいのである。

3.11以後、日本を「我慢強い」と褒めた外国人の言葉が紹介された。ほんとうかどうか知らないが、マスメディアが盛んに情報を流したことは確かだ。

この言葉ほど既得権益支配層に都合がいい言葉はないのである。

失政に文句をいうな、といっているのだ。

お前たちは、永遠に忍従し、権力の失政にも黙って耐え、黙々と働き、おれたちに富をもたらせ。

それが「我慢強い」という「称賛」の言葉が流された意図である。

真に日本を愛する外国人は、「なぜ立ち上がろうとしない?」と問いかける。

日本は、いよいよ最終局面に差し掛かっているのである。

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