自然が地震と地下水とで、人間が生み出した原発の愚かさを露出させている。
この自然との闘いに、既得権益支配層(政治家・官僚・経済人、学者、マスメディア)は勝てないだろう。
その理由は、かれらの無能、無気力、無責任のためである。
海外の批判に慌てて、政治が前面に出る、といっているが、問題は前面に出る政治がどのような政治かということだ。
それはTPPに見られるように、売国の政治なのであり、グローバル企業への巨大な大判振る舞いで亡国を早めるだけだというのが、わたしの見方である。
かれらの描く福島原発の収束とは、ひとつの経済行為なのであり、未来の日本は、核のゴミ捨て場としての日本なのである。
そのような政治が原発を輸出して世界を歩くのは必然であり、商談成立の切り札として核のゴミを引き受けるのも必然である。
「日本なんかどうなっていい。自分さえ良けりゃ」というグローバリズムの究極の結論こそ、経済行為としてのこの核のゴミ捨て場なのだ。
3.11以後、日本で顕在化した棄民政治は、いよいよ本性を現すのである。
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