福島原発事故に対応する権力の姿は、太平洋戦争の終末期の権力と酷似している。

日本民族は、合理的論理的な戦略を非常に苦手とする民族である。皆無といった方がいいかもしれない。

先の大戦でも、敗戦が自明だったにもかかわらず、ずるずると決定を先延ばしし、広島・長崎に原爆が投下されても政治はまだずるずると戦争を引きずった。

戦死者はこの終末期に激増している。

福島原発事故でも、同様の民族的体質が見られる。政治も官僚も財界も、責任を取らない。世界的な未曽有の大惨事を前にして、政治が最初にやったことは、東電に責任と収束作業を押し付けることであった。

福島原発直後に菅直人が東電に乗り込んだ動機は、誤解されている。菅直人は、逃げようとする東電を差し止め、自らが逃げるために乗り込んだのである。

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この放射能汚染水の問題もそうである。3.11直後から問題になっていたが、合理的論理的な戦略に沿って根本的な解決策はとられなかった。ずるずると先送りし、隠蔽し、ようやく政治が前面に出てきたのは、2年半もたって、外国が騒ぎ始めたためである。

これでようやく動き始めたと思ったら、とんだ間違いだ。政治も官僚も財界も危機に対して無能無策であるから、根本的な解決策はとれない。

北半球の滅亡につながる危機なのだから、ここは世界に支援を乞い、世界の叡智を集めて解決に走るべきである。

そうすれば合理的論理的な思考が入り、戦略も明確になるだろう。今のままなら、またぞろ膨大な血税が国際的な原子力マフィアの食い物にされるだけだ。

際的な原子力マフィアの食い物にされるだけだ。

さて、福島原発事故と太平洋戦争とは、呆然として無能無策の権力の姿が酷似していると書いた。

ただ、ひとつだけ違うものがある。それは犠牲者の数であって、福島原発がもたらす犠牲者の数は、太平洋戦争の犠牲者を遙かに超えるにちがいない。

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