福島エートスとは何か。
これを考えてゆくと、福島原発事故が日本一国の問題ではなく、まして東電という一民間会社の問題ではないことがわかる。
世界の原発の背後には、巨大で強力な国際原子力ロビーが控えており、3.11以降の日本の首相はほとんどかれらのいうままに動いたことがわかる。
福島エートス・プロジェクトの定義は、反福島エートス・プロジェクトの闘いを闘っている竹野内真理に語らせるのがもっともいいだろう。
彼女は8月25日のツイッターでこのように語っている。
「子供だけは助けて!」と懇願する母親の声を無視し、中国の母子をガス室に入れて観察を続けた731部隊は、福島エートスと重なる。実験が日常生活・環境と融合し時間軸が間延びしていること、毒が化学物質でなく放射性物質であること、それが広範囲に存在しまだ拡散途中であることを除いては」
8月21日のツイート。
「おかしな誹謗中傷をするbuvery氏が福島エートスを主導している。こういう人物が中心になって、福島が安全だから居続けて、除染しなさい、逃げずに福島で健康診断受けなさい、測定して地元のものを食べなさいという子供まで犠牲にするエートスを進行中だ。犯罪者である」
8月20日のツイート。
「今このページが人気No1です!知っていてエートスの伴教授 Open Questions by Mari Takenouchi: 東京医療保健大学へ伴信彦教授(buvery)の素行について公開質問Question to Prof. http://bit.ly/15rabAW 」
8月19日のツイート。
「Save Kids Japan : III チェルノブイリのエートスが福島にDeadly ETHOS Came to Fukushima… http://bit.ly/15rbBvq エートスサイトが人気一位に。必見動画入りです」
特に最後の8月19日のツイートで紹介されているサイトには、複数の動画がある。どれも世界的な学者の意見であり、示唆に富んでいる。
脱原発は、単純に電気や環境の問題ではない。原発には、反動家の核保有の野望が絡み、また国際的な原子力マフィアの利権が絡んでいる。さらに全体に米国が深い影を落としている。
わたしたちの目につきやすい現象としては、金曜日官邸前の抗議活動にも、福島エートスは最初から姿を現していた。反福島エートスを排除する、擬制の抗議行動として。
現代の権力の弾圧は、60年安保や全共闘運動の弾圧のような、機動隊を使ったわかりやすい形はとらない。
むしろ大衆に先回りして擬制の抗議活動を起こす。機動隊とも連携して秩序を守り、政府との擬制の対話で運動を内部から潰す。
日本の脱原発運動を勝ちとるためにも、福島エートス・プロジェクトへの考察は避けて通れないのである。
福島エートス・プロジェクトについて、さらに知りたい人は、『カレイドスコープ』がわかりやすく、丁寧に説明してくれている。 http://bit.ly/17eWnKz
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