民主党政権は、ついにわが国にとってもっとも重要な中・韓両国との関係を壊して終わる。もっともまだTPPに参加表明して終わるという、対米隷属の切り札が残ってはいるが。

民主党が単独で政権をとることは、もう二度とあるまい。この3年間は、民主党に期待した国民にとってはまさに悪夢であった。かくいうわたしもそのひとりである。小沢一郎の力を借りて、政権を運営していたら、今日の選挙におびえる惨状はなかったのである。

民主党が残した悪政のひとつに日本の右傾化がある。

この右傾化を煽っているのは、戦前と同じようにわが国のマスメディアである。

日本人の政治的な民度の低さは、ひとつはマスコミの鵜呑度70%(英国は14%)に表れている。だからマスコミが、鬼畜中・韓と煽れば、すぐに右傾化する。

嘘と裏切りと無責任。この3年間の民主党政権を評価すると、この3つのキーワードで括られる。

たとえば新しくできた原子力規制委員会が、原発再稼働の判断はしない、と明言した。民主党の無責任体質、野田の責任転嫁が、官僚も染め上げた一例である。『野田が自分たちに再稼働の責任を押しつけるのなら、自分らも逃げて、政治家と電力会社に再稼働の責任を押しつけよう』

つまり原子力規制を一元的に担う新組織として期待された原子力規制委員会は、原子力村の中枢にいた田中俊一が仕切ることで、新たな無責任、無駄遣いを増やしただけだったのである。

もっとも田中の言い分には一理あって、原発は、首相が前面に出て、責任をもってやらないと解決はしない。米国との交渉があるからだ。

民主党のその酷い党内状況は、末端の党員の行動が証明している。大分県中津市の民主党中津支部は、支部解散届と支部の党員全約100人の離党届を出した。約100人は、新党の、国民の生活が第一に入党する。嘘と裏切りと無責任が支配する民主党にいては、そもそも政治を志す者としての矜恃がもてないのである。

野田は10月16日、復興推進会議で、東日本大震災の復興予算が被災地以外の事業に支出されている問題について、こう述べた。

「被災地の復旧・復興が最優先という方針の下、緊急性や即効性の観点から真に必要な事業に厳しく絞り込む必要がある。趣旨に沿ってしっかり対応してほしい」

すでに被災地復興以外のものに税金を使ったうえで、何を今更、当たり前のことを、さも素晴らしいことのようにいうのだろう。野田という男は、人間としてのレベルが、市井の庶民より劣っているのだ。

しかも岡田副総理が、10月16日に、復興予算などの検証も含めた新たな事業仕分けをすると発表した。こうなると、もうお笑いである。

仕分けが、民主党の人気取りのパフォーマンスであることは、国民のなかにすでに定着している。被災地以外に使われている不適切なものがまだあるのなら、大臣が精査して、チェックしたらいいだけの話ではないか。

それをわざわざ事業仕分けをやる。11月16日から3日間、パフォーマンスを、より純化するために、国会議員の「仕分け人」や一般の国民は傍聴させずに、岡田と行政刷新担当の政務三役、それに外部の有識者だけで、省庁の担当者と議論する。

その様をテレビとネットに中継させる。誰に邪魔されることもなく、シナリオ通りの猿芝居を国民に見せるのだ。

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