このページは、2017年6月15日に更新しました。

『兵頭に訊こう』は、現在の国内外の重要問題について、最新の情報と考え方(批評)を、見やすく、わかりやすいことに注力して発信しています。

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漱石漱石

共謀罪が可決成立しましたが、すでに警察国家はできています。裁判所やメディアなどは党派化され、政権に仕えるものに抑え込まれています。権力に近い者は犯罪を犯しても逮捕されません。逆に政権を批判する者は、罪がなくても逮捕されます。これからは反権威主義的な、自由な市民組織・個人が抑え込まれていくでしょうね。

このページの要旨

asuka‏ が、愛想を尽かす気持ちもよくわかる。
日本人でも、もうこの国はダメだと思って、物理的に、あるいは精神的に、この国から去って行った人が少なくないと思う。
ただ、彼女のフォロワーも、もうすぐ3万になる。
なんとか日本人フォロワーの期待に応え続けてほしいものだ。
「記者クラブ」も堕ちたものだ。
権力と一体化しており、現在の悲惨な状況を「記者クラブ」メディアが作ったという認識すらない。
中村格もそうだが、最近は、政権中枢に警察官僚が相当に重要な位置を占めてきた。
民進党は山口敬之のレイプ事件に関して、中村の参考人招致に弱腰だといわれる。

文科省の再調査は、問題の本質から外れて、文書はあるとした情報漏洩の犯人捜し、粛清の問題にすり替わってきている。
しかもそのプロセスで、文科副大臣から、国家公務員法違反(守秘義務違反)で処分する可能性が言及された。
義家弘介文科副大臣は、大臣としての的確性を著しく欠いている。
不信任と問責に値する。

安倍晋三の手法は、周りをオトモダチで固め、反対者は排除し、粛清する。
側近も安倍の手法を知っているので、けっして諫言しない。
その結果、安倍は裸の王様になってしまい、自分の間違いがわからなくなってしまう。
現在の森友・加計学園事件でも、自分は間違った、自分が悪いとは思っていない可能性が高い。

芥川芥川

権力に近い者は、「有罪も無罪に」、権力を批判する者は、「無実も有罪に」といった社会が作られますね。もちろん、現在の権力者たちが、贅沢な生活を永劫に続けるためです。これから日本人のネガティブな民族的特質が露出してくるでしょう。

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1 はじめに

ツイッターのTLを見ていたら、こんなツイートを見つけた。
何度もいうが、状況を知るには、方法としてツイッターが、もっとも優れている。

asuka‏

私も簡単な日本語は話せますが、共謀罪が日本で決まった後は日本語を使ったり、日本人と会話をする事も辞めた方がいいのかな?
日本政府なら国連にもケンカを売るし、外国人にも何をするか分からないからな~。

そのうち日本人も北朝鮮国民と同じ様に亡命したりするのかな。

岩上安身

日刊ゲンダイの2面
呆れた官邸記者クラブの実態が赤裸々に。
東京新聞の社会部記者が、菅官房長官に食い下がって質問したとあるが、これは間違いなく望月衣塑子記者。
この望月記者に不満を抱いて東京新聞に抗議しようとしたは、なんと記者クラブ!

壺井須美子

中村格は、民主党時代から自民党内閣に変わっても、5年間内閣官房長官秘書官を務めた例外的な人物です。
5年間の内閣の秘密を全て知っている男。
自民党には多いに役立ったでしょう。
まして警察官僚上がりです。
鳩山内閣・平野博文、菅直人内閣・仙谷由人と枝野幸男、野田内閣・藤村修、の各秘書官です。

asuka‏ には、今後も英語と日本語の両方でツイートを続けてもらいたいものだ。

彼女が、愛想を尽かす気持ちもよくわかる。
日本人でも、もうこの国はダメだと思って、物理的に、あるいは精神的に、この国から去って行った人が少なくないと思う。

ただ、見捨てないでほしいと願う。
彼女のフォロワーも6月14日時点で2万9600余り、もうすぐ3万になる。
すべてが日本人ではないとしても、多くの日本人が彼女のツイートを見たがっている。
なんとか日本人フォロワーの期待に応え続けてほしいものだ。
いまの日本国民に大切なのは、外国から見た日本状況である。

望月衣塑子なら、この局面も乗り切り、闘っていくだろう。
それにしても「記者クラブ」も堕ちたものだ。
権力と一体化しており、現在の悲惨な状況を「記者クラブ」メディアが作ったという認識すらない。

日本は警察国家に転落したようだ。
中村格もそうだが、最近は、政権中枢に警察官僚が相当に重要な位置を占めてきた。
中村は、民主党時代から5年間も内閣官房長官秘書官を務めたということである。
そこから5年間の内閣の秘密をすべて知っている。
そのため、民進党は山口敬之のレイプ事件に関して、中村の参考人招致に弱腰だといわれる。

今日のメルマガでは警察国家としての日本を見ていこう。

2 警察・公安としての義家弘介文科副大臣

われらのビンセン義家が、文科省の加計問題の内部告発者に対して、処分の可能性を示唆した。

安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設問題で、「総理のご意向」と書かれた文書の存在などを告発した文部科学省の内部告発者について、義家弘介文科副大臣は13日の参院農林水産委員会で、国家公務員法違反(守秘義務違反)で処分する可能性を示唆した。

自由党の森ゆうこ氏は、「文科省の文書再調査は(文書の存在をあると告発した)犯人捜しのためにやっているという話も出ている。今回告発した人は公益通報者にあたると思うが、権利を守る意識はあるか」と尋ねた。

これに対し、義家氏は「文科省の現職職員が公益通報制度の対象になるには、告発の内容が具体的にどのような法令違反に該当するのか明らかにすることが必要だ」と説明。
さらに森氏が「『(告発者を)守る』と言えないのか。勇気を持って告発した人たちの権利を守ると言って欲しい」と求めると、義家氏は「一般論」と断った上で、「告発内容が法令違反に該当しない場合、非公知の行政運営上のプロセスを上司の許可無く外部に流出されることは、国家公務員法(違反)になる可能性がある」と述べた。

森氏は「残念な発言だ。この件に関して報復の動きがあったら許さない」と述べた。(「加計問題の内部告発者、処分の可能性 義家副大臣が示唆」

呆れた文科副大臣だ。

この再調査は、様々な意味においておかしい。

(1)指示した側の内閣府が調査対象から外されている。

(2)指示されてその通りに動いた文科省のみが再調査の対象に限定されている。

(3)問題の本質から外れて、文書はあるとした情報漏洩の犯人捜し、粛清の問題にすり替わってきている。

(4)しかもそのプロセスで、文科副大臣から、国家公務員法違反(守秘義務違反)で処分する可能性が言及された。

以上であるが、まだ再調査の終わっていない時点で、処分の可能性を示唆するのは、大臣としての的確性を著しく欠いている。

この発言は重大であり、不信任と問責に値する。

森ゆうこが「今回告発した人は公益通報者にあたる」とし、「権利を守る意識はあるか」と尋ねるのは当然である。

さらに森が「『(告発者を)守る』と言えないのか。勇気を持って告発した人たちの権利を守ると言って欲しい」と求めると、ビンセン義家は「告発内容が法令違反に該当しない場合、非公知の行政運営上のプロセスを上司の許可無く外部に流出されることは、国家公務員法(違反)になる可能性がある」と語った。
無自覚だが、ビンセン義家は、警察・公安として語っていたのである。

森ゆうこは「残念な発言だ。この件に関して報復の動きがあったら許さない」と述べているが、国民も許さないだろう。

3 安倍の国家・国政の私物化

『週刊朝日』に「安倍官邸が文科省に命じた3つの“謀略”」が載っている。
現在の安倍政権の、国家・国政の私物化、仲間への利益誘導の手法がよくわかる取材である。

3つの謀略とは何か。

(1) 和泉洋人首相補佐官は、安倍晋三肝いりの、明治日本の産業革命遺産に反対した西村幸夫(文化審議会委員)を「外せ」と文科省に命じた。

(2) 杉田官房副長官は、文化功労者選考分科会から安保法制反対の学者を代えさせた。

(3) 杉田官房副長官は、天下り問題について、外務省、内閣府OBの天下り資料を除外させ、文科省だけに限定させた。

今日は、この3点のうち、時間と紙幅を考えて、(1)についてのみ考えてみる。

前川喜平は、在任中の出来事を次のように語っていた。

和泉氏は文化庁の幹部に対し、文化審議会の委員から日本イコモス委員長(西村幸夫氏)を外せ、と言ってきた。
日本イコモスは産業遺産の推進に消極的だった経緯があり、とにかくけしからんから外せ、と。
結局、西村氏は委員から外れました。

(中略)

産業遺産の旗振り役は、加藤六月氏の長女で安倍首相と親しいと言われる加藤康子(こうこ)さんで、和泉氏もかなり早い時期から一緒に取り組んでいた。
加計学園の理事でもある木曽功氏は、ユネスコ大使の経験を生かして産業遺産を世界遺産に登録するために内閣官房参与になった。

木曽氏と和泉氏はこの件をきっかけに緊密な関係になっていました。

安倍晋三は加藤康子に対して「これは、俺がやらせてあげる」と語ったといわれており、加藤康子は世界遺産登録のために「一般財団法人産業遺産国民会議」を立ち上げている。

安倍は、自分より才能があって、一家言をもっている人士を嫌うようだ。

国のトップは、各界から優れた人材を集めて、自分に足りないところを補うことができる。
とくに重視しなければならないのは、耳に痛いことを直言してくれる側近である。

しかし、安倍晋三の手法はまったく違っている。
周りをオトモダチで固め、反対者は排除し、粛清する。
側近も安倍の手法を知っているので、けっして諫言しない。
その結果、安倍は裸の王様になってしまい、自分の間違いがわからなくなってしまう。

現在の森友・加計学園事件でも、自分は間違った、自分が悪いとは思っていない可能性が高い。

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与謝野晶子与謝野晶子

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